Rockbox

Rockbox化

RockboxはCOWON D2を全く別のメディアプレーヤーにします。
まだ不安定でデメリットもありますが、
(ファームウェア更新に失敗しなければ)簡単に戻せるし
起動時にどちらを起動するか選べるので割と気軽に試せます。

メリット

  • オーディオ再生に関する設定が細かい
  • テーマをカスタマイズできる
  • ファイル数制限が緩和される
  • プレイリストが柔軟
  • クロスフェード/リプレイゲインが設定可能
  • spcやnsfの再生に対応 再生可能形式一覧
  • flac+cue、tta+cueに対応
  • last.fmログ対応
  • ミニゲームが増える

デメリット

  • SDHCカードに本体が入っているのでカードの交換が面倒
  • 録音機能なし
  • BBEとかMPエンハンスとかが無い(代わりにイコライザは豊富)
  • ape形式非対応
  • 動画非対応(かろうじてMPEG1は再生可能)
  • TV出力非対応
  • ワンセグ非対応
  • ライン出力非対応
  • USBまわりが不安定
  • 操作を覚えるのに慣れが必要


導入

  • RockboxUtility を利用した自動インストールも可能ですが挙動が不安定なためマニュアルインストールを推奨します。
    RockboxUtilityは導入後のフォント・テーマの追加やDoomのセットアップには便利かもしれません。
  • SDHCカードではなく内蔵ストレージへのインストールも可能ですが設定が保存されません。

導入方法(マニュアルインストール)


1. ここ から改造ファームウェアをダウンロードして適用
 D2は2.59、D2TVは5.57が標準です。最初はCassiniじゃないほうを選んだほうがいいかも。
 7zの解凍方法がわからない人はググって下さい。
 ファームウェアはオリジナルと同じやり方で更新します。D2の場合 / D2TVの場合
 D2TVは1度で済むので簡単ですがD2はちょっと面倒です。

2. rockbox-cowond2.zipをダウンロードしてSDHCカードに解凍
 SDHCカードのルートに「.rockbox」というフォルダが出来ればOKです。
 ドットで始まるフォルダはエクスプローラでは作れないので注意しましょう。
 解凍ソフトに任せれば問題ないはず。

3.フォントを追加する
 Takka氏のページ から rockbox-font をダウンロードしてSDHCカードに解凍。
 .rockbox\fonts\ フォルダが更新されます。同名ファイルは上書きして下さい。

4. 起動する。
 電源を入れる際、普通に電源を入れるか、電源スイッチをスライドした後すぐHOLDにするかで標準プレーヤーとRockboxプレーヤーを選択して起動できます。
 どっちが標準プレーヤーでどっちがRockboxかはバージョンによって異なるようなのでやってみて下さい。
 「not found」と出る場合はSDHCカードの.rockboxフォルダがちゃんと認識されていません。カードを確認して下さい。

操作方法

現時点では画面をクリックする場所を
左上  上 右上
センター
左下  下 右下
このように大雑把に分割した感じで機能が割り当ててあります。

メニュー/ファイルブラウズ時
メインメニューへ 上へ(-) 再生中画面に戻る
1つ上の階層へ 選択(M)
長押しでコンテキストメニュー
選択
長押しでコンテキストメニュー
表示モード変更
(QUICKスクリーン)
下へ(+) 曲停止

再生中画面(WPS)
メインメニューへ(M) 音量大(+) ファイルブラウザ/DBに戻る
長押しでコンテキストメニュー
(M長押し)
曲頭に戻る/前の曲
長押しで巻き戻し
Wクリックで前のフォルダ
再生/一時停止
長押しで停止
次の曲
長押しで早送り
Wクリックで次のフォルダ
リピートモード変更
(QUICKスクリーン)
音量小(-) プレイリスト
(HOTKEYで変更可)

文字入力画面
上へ
左へ 入力
下画面では1文字消去
長押しで保存して終了
右へ
1文字消去 下へ 保存しないで終了

ブックマーク画面
前のブックマーク(-)
ブックマーク画面から抜ける 選択(M)
長押しでコンテキストメニュー
選択
長押しでコンテキストメニュー
次のブックマーク(+) 削除

複数キー同時押しや電源ボタンとの組み合わせもあります。詳細はマニュアル / PDF版(英語)を参照。
設定で直接ポイントモードにも出来ますが文字の大きさが小さいとかなり厳しい感じです。スタイラスを使わないと無理です。
また、HOLD状態や複数キー同時押し時に別の機能を割り当てるカスタムパッチなんかもあります。
どうにもならなくなったら電源切りましょう。電源を切るのは通常通り電源左長スライドです(画面にシャットダウンの文字が出ます)。

まずやること

メニューで下側をクリックして行き「Settings」でセンタークリックで選択、間違えたら左側クリックで戻る。「General Settings」→「Language」→「Japanese」で日本語になります。
「一般設定」→「表示設定」→「既定のコードページ」→「日本語(SJIS)」も選択しておきましょう。
あとはいろいろ弄ってみてください。
ただし迂闊にテーマを弄ると日本語非対応のフォントが使われて日本語が表示されなくなったりするので注意。

FMラジオの注意

初期設定では地域がヨーロッパになっているのでほとんど入りません。コンテキストメニュー(センター長押し)から設定で地域を日本にしましょう。

FMラジオ操作
再生したままメニューへ 音量大(+) ミュート
周波数-
前の局
長押しで局サーチ
プリセットを開く/選択(M長押し)
長押しでコンテキストメニュー(M)
周波数+
次の局
長押しで局サーチ
プリセットモードのON/OFF 音量小(-) 停止してメニューへ

Rockboxを削除したい時は

オリジナルのファームウェアに戻せばOKです。
D2の場合 / D2TVの場合
SDHCカードの.rockboxフォルダもフォルダごと消すだけです。

バージョンアップする時は

基本的に.rockboxフォルダを全て上書きすればOKです。


Tips

◆テーマを変える

テーマは ここ にアップされています。
基本的に.rockboxフォルダの状態でアーカイブされているのでそのままSDHCカードに解凍するだけですが、
せっかく日本語を表示出来るようにしたフォントが上書きされてしまうことがあるので注意して下さい。(導入時のフォントファイルを再度上書きする癖がつくかも)

[設定]→[テーマ設定]→[テーマの参照]からcfgファイルを読み込むことで適用されます。

なお日本語が表示出来ないフォントが指定されているものは設定を書き換える(か日本語を諦めるかフォント自体を加工する)必要があります。
(.rockbox\themes\~.cfg 及び .rockbox\wps\~.sbs、~.wps をメモ帳などで開いて~.fntの指定を書き換え)

◆アルバムアートの優先順位

  1. ID3v2タグに埋め込まれたJPEG
  2. ./[filename].{jpeg,jpg,bmp}
  3. ./[albumtitle].{jpeg,jpg,bmp}
  4. ./cover.{jpeg,jpg,bmp}
  5. ./folder.jpg
  6. /.rockbox/albumart/[albumartist]-[albumtitle].{jpeg,jpg,bmp}
  7. ../[albumtitle].{jpeg,jpg,bmp}
  8. ../cover.{jpeg,jpg,bmp}
ただしピクチャーフローは埋め込み画像には非対応

ピクチャーフロー時
メニュー(M) 前のトラック(-)
前のアルバム トラック一覧へ
/選択トラックから再生
次のアルバム
次のトラック(+) 戻る(電源)

◆歌詞ファイルの優先順位

対応拡張子
  1. .lrc
  2. .lrc8
  3. .snc
  4. .txt
  5. ID3v2タグ(SYLT, USLT)埋め込み
/Music/Artist/Album/Title.mp3を再生している場合、
  1. /Music/Artist/Album/Title.ext
  2. /Music/Artist/Title.ext
  3. /Music/Title.ext
  4. /Title.ext
  5. /Music/Artist/Album/Lyrics/Title.ext
  6. /Music/Artist/Lyrics/Title.ext
  7. /Music/Lyrics/Title.ext
  8. /Lyrics/Title.ext
  9. /Lyrics/Musics/Artist/Album/Title.ext
  10. /Lyrics/Musics/Artist/Title.ext
  11. /Lyrics/Musics/Title.ext
  12. /Lyrics/Title.ext

歌詞表示中
メニュー(M) 音量大(+) 戻る
長押しで編集画面(M長押し)
曲頭に戻る/前の曲
長押しで巻き戻し
再生/一時停止
長押しで戻る
次の曲
長押しで早送り
音量小(-)

◆MIDIの再生方法

ここ から sample patchset (patchset.tbz2 / tar.bz2形式)をダウンロードして.rockboxフォルダの下に解凍
(.rockbox\patchset\~.pat、~.cfg)

MIDI再生中
音量大
3秒戻る 再生/一時停止 3秒進む
音量小
電源で戻る

Last.fmへ再生履歴を送る方法

Last.fmのアカウントはあるものとします。
あらかじめ時計を合わせておきます。([システム設定]→[日付と時刻]→[日付と時刻の設定])
設定でLast.fmログを有効にしておきます。([設定]→[再生設定]→[Last.fmログ]→[はい] ※要再起動)
SDHCカードのルートに再生履歴ファイル「.scrobbler.log」が出来ているのでPCと繋いだ時にツールでアップロードします。
アップロードする都度「.scrobbler.log」は削除して下さい。(ツール側で削除してくれるものもあります)
参照:http://www.rockbox.org/wiki/LastFMLog

◆その他

  • 日本語対応FONTは ここ に揃っています。
  • 音声ガイドはここからDLできます。もちろん英語だけですが。
  • ミニゲームから抜けるのは電源(長スライドではなく短スライド)が多いです。
  • PC上で動作を確認できるシミュレーターが ここ でダウンロードできます。.rockboxフォルダは既にあるのでフォントを追加するだけで試せます。音は出ません。
  • [システム設定]→[デバッグ情報]→[Screendump] を enabled にすると、USBケーブルを繋ぐ操作でスクリーンショットが保存できるようになります。disabledにするまでUSB接続は機能しなくなるので注意。PC側が壊れないかちょっと不安です。
  • 文字化けしてどうにもならなくなった時は .rockbox\config.cfg をPCのメモ帳などで開いて「lang:」で始まる行を消せば英語表示に戻ります。



  • ありがとほんとありがとう -- 名無しさん (2011-05-03 15:35:46)
  • 参考になります!かんしゃ -- 名無しさん (2011-05-20 00:31:19)
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