∀ガンダム

∀ガンダム
∀ GUNDAM
登場作品 ∀ガンダム
型式番号 System-∀99
全高 20.0m
重量 28.6t
所属 ミリシャ
武装 ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ガンダム・ハンマー
ビーム・ドライブ・ユニット
月光蝶
核ミサイル
シールド
特殊装備 胸部マルチパーパスサイロ
Iフィールド
システム∀
空間転移システム
追加武装ユニットオペレーションシステム
搭乗者 ロラン・セアック


【設定】

ビシニティ地方の遺跡にある神像から出現したモビルスーツ。
∀は「ターンエー」と読み、一応MSの体を成してはいるが、ターンタイプという独自のカテゴリーに含まれる。
周囲の人間からはヒゲの機械人形、あるいはホワイトドールと呼ばれている。
劇中で「ガンダム」と呼んだ人間は限られているうえ、「ガンダムにはお髭がありますか?ありません!」とも言われたりと散々。

この機体が製造されたのは宇宙世紀7800年頃ではないかといわれている。
単機での作戦行動をコンセプトとする超兵器であり、異常に高い機動性、動力源は縮退炉(=ブラックホールエンジン)、自己修復機能を持つナノスキン、ビームのみならず実体弾すら跳ね返すIフィールド*1、ビーム・ライフル、Iフィールドでも打ち消されないビーム・ドライブ・ユニット、そして月光蝶システム等々破格のスペックを有する。(よくビームライフルがコロニーレーザー並の凄まじい威力を持つなどというガセネタが信じられてるがそんな設定は存在しないため注意。空間転移も公式設定ではない小説だけでしか名言されていない。)
更にそもそも機体自体がIフィールドで動いているため常にバリアに覆われているようなものであるという。
その上設計段階では「ミノフスキー粒子を無力化する装置」まで搭載する計画があったらしい*2
実際には搭載されなかったが、搭載されていたらV2ガンダム涙目である。
言わずもがなだが、歴代ガンダム主人公機史上最強の機体の候補、というよりも黒歴史の事も考えるとターンX同様、これから先のガンダムシリーズに登場する全てのMSすら超えている事が前提の機体である。

尚、上記の「機体自体がIフィールドで動いている」というのは、Iフィールドビーム駆動、またはIフィールド・ビーム・ドライブと呼ばれ、∀だけで無くターンXやスモー等にも採用されている、この時代では広く一般化され始めた駆動形式である。
これは従来の腕部や脚部等に機械構造を組み込んで動かすものではなく、機体表面にIフィールドで立方格子の梁を作って関節を動かすものであり、いわば外から操り人形の様に動かす仕組みになっている。
よってこれが採用されている機体の腕部や脚部等は内部に機械構造を持たない単純な金属の塊でしか無く、従来のMSと違い空洞に近いものとなっている。
劇中でターンタイプの頭同士やMSの破片がぶつかった時に軽い音がしたり、∀が劇中で胸部のサイロに牛や核ミサイルを積載出来たのもこれが理由であり、∀の上半身は何とがらんどうなのである。

劇中でも終盤圧倒的な能力を見せ付けているが、設定上はそれでもフルスペックというわけではなかったようで、劇中での超性能でもターンX同様全性能の20%程度しか発揮していない。

月光蝶で過去の地球文明を砂に帰した後、マウンテンサイクルにホワイトドールとして長期間埋葬されていたがディアナ・カウンターの地球帰還作戦の際に復活。
たまたま居合わせたロランが乗り込み、以後ミリシャの主戦力として活躍する。


【武装】

基本武装はガンダムに範を取り、シンプルな構成。
シリーズでも屈指の機動力を誇り、動きが大変カッコイイ。

手刀

発掘品である∀ガンダムは、初期は武装が満足に揃わず、徒手空拳での格闘戦を挑むことも多かった。
望まれた結果かはさておき、∀ガンダムはこうしてアクション派俳優としてのキャリアも着実に積みあげていった。

ビーム・ライフル

∀ガンダムのメインウェポンの一つ。
金属粒子を固有振動によって収束させ発射する、リフェーザー(共振粒子)砲という設定。
出力調整が可能。
最初に使用したものは前述のとおり経年劣化等に伴い、すぐに融解した。
その後しばらくして新たに発掘されたものを装備している。
VSシリーズではサブウェポンに甘んじているが、原作では中盤以降のメインウェポンとして立派に活躍している。

ビーム・サーベル

アクション俳優たる∀ガンダムのメインウェポンの一つ。
プラズマで敵を焼き切るビーム兵装。
長さを調整することができるほか、手を回転させることでビーム・シールドのような運用も可能。
特に前期は刀身が細く描写されることが多く、その動きと合わせ非常に殺陣が映える。

ガンダム・ハンマー

オリジナルのガンダムより受け継いだ、トゲ付き鎖鉄球。
見た目どおり攻撃力は抜群で、しかも質量兵器なので省エネ。更にトゲが爆発したり、Iフィールドの展開機能もあるすぐれもの。
鉄球部分だけでなく鎖までもが異常な強度を持ち、グルグル回転させてミサイルを受け止めても破断しなかった。
そのシンプルかつ頑強な構造故にか、マウンテンサイクルに隠されていた武器庫の武器がことごとく使い物にならなかった(触れた途端砂になって崩壊した)中で唯一機能を保っており、ロランに「残ったのはこれだけか」と、対峙したフィルに「いかにも蛮族がやりそうなことを!」とクソミソに言われつつも大型モビルスーツ・ウォドムを撃退する活躍を見せつけた。
実は使用回数自体は片手で数えられる位(しかも一度は壊れた)だが、ロマンとカッコよさに満ち溢れたその佇まいが全てを肯定するのだ。

スーパーロボット大戦シリーズにおいてアルファ外伝での初登板時、長射程大威力移動後使用可能という超優遇措置を受けて作中のメインウェポンと化していたため、気合入りまくりの攻撃アニメーションと相まってスパロボユーザーにもターンAといえばハンマーというイメージがある人は多いのではなかろうか。

ビーム・ドライブ・ユニット

鹵獲された際ムーンレイスの解析で復活した、腰部に付く拡散ビーム砲。
Iフィールドで相殺できないビーム兵器という特性を持つ。
使用した際に乗っていたジョセフの台詞から、「やったぜフラン砲」とも呼ばれる。

月光蝶

文明の産物を壌に帰してしまうナノマシンを散布する装備及びシステム。
散布されたナノマシンは青味を帯びたオーロラの様に輝く蝶の羽に見える。
∀ガンダムはかつてこれを使って、それまでの文明(黒歴史)を埋葬したという過去を持つ。

核ミサイル

胸部マルチパーパスサイロに格納していた、発掘品の核ミサイル。
劇中ではミリシャ・ムーンレイスのどちらの陣営にも渡らないようにロランが保管していたもの。
「人を救う」ための使い道として、月面都市に墜落しようとしている隕石の破壊に使用し、「道具は使う人次第」という∀ガンダムらしいテーマを垣間見せた。
ゲーム中で人間相手に気軽に投擲しているのは、そういった劇中描写から考えるとかなりアレな姿ではある。


【原作の活躍】

物語開始直後はホワイトドールの神像として休眠状態だったが、成人の儀の日に開始されたディアナ・カウンターの地球帰還作戦の際にポゥ・エイジが搭乗するウォドムが放ったメガ粒子砲により自己防衛システムが起動、手持ちのビーム・ライフルを発射した*3
その時に、その場に居合わせたロラン(とソシエ)が搭乗、以後主にミリシャの主戦力として各地を転戦した。
序盤はビーム・サーベル以外に装備も無く、さらにスラスターや胸部マルチバーパスサイロにナノスキンのカスが詰まっていて飛行が出来なかったが、ディアナ・カウンターから亡命した技術者達の尽力や戦闘中にナノスキンのカスが除去されたこと、さらに固有の武装がいくつか発掘されたことで徐々に本来の性能を取り戻していった。

本来は文明まるごと消滅させる脅威かつ危険な超兵器なのだが、モノは使いようということで洗濯や牛の運搬などの元々の(作業機械としての)MSの使い方でも活躍した。
ビーム・サーベルや手刀による格闘戦も得意で、ロランの性格もあって脚部などパイロットが死なずに戦闘能力を奪える部分を狙っていた。
月の冬の宮殿付近で戦艦を押し戻す際に若干だが月光蝶に似た現象を発現、この時はカメラアイの色も若干変わっていた。
最終決戦では、ターンXとの一騎打ちで両機とも月光蝶を発動、激戦の末お互いサーベルが胸部を貫通、相打ちとなり最後はギム・ギンガナムやターンX諸共ナノマシンの繭に包まれた。


【搭乗者】

ロラン・セアック

CV:朴 璐美

ムーンレィス(月面居住者)の少年。
但し冷凍睡眠から覚醒させられた人間の為、両親の身元を含め出自は明らかでは無い。
中性的な声と容姿、セミロングの銀髪、エメラルドの瞳、浅黒い肌が特徴で、月の女王ディアナを敬愛する。
遺伝的に体が弱く、身体的特徴はその表れであるらしいが、地球で生活する内にかなり体力が付いた模様*4
性格は優しく穏やかで、他人に使われることも苦に感じず、本国と比べて文明の遅れている地球人に対しても特に軽蔑はしていない。
童謡「メリーさんの羊」をよく口ずさみ、唯一の親との接点であるらしい某農協系金融機関のグッズによく似たブリキの金魚を宝物としている。
原作では本格的な地球帰還の前に事前に月から送り込まれた入植者で、地球に降下したはいいが川で溺れてしまい、ハイム家姉妹に助けられたことが縁でムーンレィスであることを隠しつつ使用人兼運転手として働くようになる。
このことなどから、ロランも次第に地球やそこに住む人たちに強い愛着を覚えるようになる。

成人の儀の最中、突如として侵攻を開始したウォドムに反応して目覚めた∀ガンダムに乗り込み撃退することに成功。
前述の通りムーンレィスではあるが、プロペラ戦闘機が最新鋭のミリシャに対し、MSを初めとした圧倒的な武力で恫喝するフィルをはじめとする強硬派に反感を覚え、一方的な戦争だけは避けれるようにと地球側についた。
しかし当然ながら月の人間とはあまり積極的に戦おうとしないため、優柔不断と評されることもあったが、本人が語った「人の命を大事にしない人とは誰とでも戦う」という信念を貫き通す芯の強さを秘める。
またズサンのパイロットを撃墜する時に「人が乗っているのに…やる!!」と思い切りの良い決断を下している事からも分かる通り、歴代ガンダム主人公の中でも特に覚悟が強く、戦争や戦いに対し現実を見据える事が出来ていたりする。

公の場ではグエン・サード・ラインフォードの指示で「ローラ・ローラ」の名で女装、プロパガンダとして利用されたことも。
ちなみにロランにとってこれは黒歴史であり*5メリーベルにローラ・ローラと呼ばれた時は「この女もローラ・ローラと言う」と怒りを滲ませていた。
これは自分の事で怒る珍しいシーンでもある。

戦闘は基本的にサーベルでの脚部など部分的な破壊や武器を使わない格闘戦(手刀など)、狙撃などでパイロットは殺さない戦い方をする。
これは、戦争の規模がそれほど大きくなく、小競り合いが大半だった事と、パイロットを殺害してしまうとそれによって口実を与え戦線の拡大を招くという事態も考えられるため、戦力で劣るミリシャとして最小限の防衛に徹し、抑制的にするのは定石とも言える。
彼が殺したと確認できるのはズサンのパイロット1人であるが、この時は相手はこちらの意思を問わず攻めかかってきたため、ロランとしても元より手加減せず、確実に相手を仕留めるつもりで攻撃していた。

操縦技術、センスも有り、ソシエから引き継いでイーゲルと戦闘した時はパイロットのコレンが突如挙動が良くなった事に驚き、レット隊とのフラット戦では機動特性を把握していた事から戦闘を有利に進めていた。

最終決戦後はソシエとの愛を振り切って隠棲するディアナのお付きとして共に過ごす事になる。

【原作名台詞】

  • 「地球はいいところだぞ! みんな、早く戻ってこぉぉぉい!!」
    • 成人式の前日の夜、月に向かって叫ぶ。

  • 「僕はね…僕はムーンレィスなんです…ムーンレィスなんですよぉぉ!!」
    「僕は二年前に月から来ました。けど、月の人と戦います。だけども、地球の人とも戦います!」
    人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも、戦います!
    • 地球とムーンレィスが争い合う状況に耐えられなくなったロランはとうとう自身の正体を明かすと同時に戦うことへの迷いを捨てる。命は大切で平等という考えを持つロランらしい台詞。

  • 「地球は戦争する所じゃないでしょーっ!」
    • 正論であるが、地球人類の歴史には必ず戦争があったのもまた事実ではある。

  • 「人が乗っているのに…やる!!」
    • ロランの覚悟の強さを最も表している台詞。ロランは優しいだけの男では無いのだ。

  • 「人の英知が生み出したものなら、人を救ってみせろぉぉ!」
    • 月に向かって移動するコロニーの残骸を破壊するために、核ミサイルを使った時の一言。

  • 「戦いの歴史は…繰り返させませんッ!!」
    「人が、安心して眠る為には!」
    「倒す…倒します!」
    「自分を捨てて戦える者には!」
    • ロランは人の為に戦っているというのが分かる台詞群。

  • 「ディアナ様、また明日…」
    • ラストシーン。ディアナの就寝を確認してドアを閉める場面で物語は幕を下ろす。

  • 「ユニバース!ユニバァァース!」
    • 劇場版『地球光』にて。ムーンレィス共通の感嘆符。ハリー・オードも言っている。本作の勝利リザルト時のセリフの一つでもある。


【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVS.ガンダム

無印より「∀ガンダム」主役枠で3000GP機として登場。
泣く子も黙る漢のガンダム・ハンマー使いとしての登場。
近距離戦で誘いうけをしつつ、効率よくダメージをもぎ取っていくのが主な仕事。
劇中では別にハンマーばかりで戦っていたわけでもないのだが…。
ビーム・ライフルなどの装備も再現されており、刀身の細いビーム・サーベルがこだわりポイント。
劇中イメージもあってか、頭を回転させたりとコミカルな仕草も持つおちゃめさん。
アシストはカプルと同じヒップヘビー、ただしこちらは機関銃を撃つ。

ガンダムVS.ガンダムNEXT

基本は前作と同じだが、明鏡止水と似たシステムである月光蝶が追加された。
横格の判定強化やNDによる隙消し、さらにステサブによる擬似ステキャンにより、機体サイズに似合わず回避能力は高い。
ハンマーよりもステサブで回避をしつつ間合いをつめて着地や射撃の隙に格闘を叩き込むのが主な戦い方になった。

またアシストがフラットに変更され、細いビームを2回発射する。

体力200以下になると月光蝶が発動する。
発動したらカメラアイが赤色に変化、背中から蝶のような翅が出現し、その際背中のシールドが吹き飛びシールドガード不可能となる、あと翅のせいで若干画面が見辛くなる…。
その代わり攻撃力が一気に上がり、コストオーバーで復帰した2000や3000ならワンコンボで撃破することも容易い。

EXVS.

ビーム・ライフルがCS、核攻撃が格闘CSなどシステムが変更された。
武装アシストにカプルを呼び出す。
体力200以下の月光蝶によるパワーアップは廃止されたが、月光蝶自体は覚醒技になった。

武装の劇中での活躍は以下の通り。
射CS=第2話の照射ビーム
格CS=第39話のミスルトゥ破壊
N格=第45話でターンXに仕掛けるが分離で回避される
横格=劇場版のウィルゲム離陸にて
前格初段=第4話でウォドムの手首を落とした手刀
前格二段目=第20話のフラット蹴り
下格=第6話のハンマーによるミサイル防御
N格前派生or前格後派生=第31話のアルマイヤー斬り
特格=第28話の突撃モーションから第41話のマヒロー投げ

ちなみにパイロットのロランは、何故か原作2話の成人式の衣装(全裸)になっている。可愛い娘なら…
DLCで参戦したサーシェスの台詞からすると本当に全裸で乗っているようだ。

EXVS.FB

前作と同じコストで登場。
特格に新しい択が追加され、近距離の選択肢が豊富になった。
特に今回の目玉である後特格のジャンプ斬り(通称:田植え)は単体の格闘としても移動技としても優秀で、
BD性能の強化とあわせて、敵機に接近して殴り倒す性能が格段に上がっている。

また、今作では何故か常時ビーム・サーベルを抜刀している。
さらに、モバイル限定だがパイロット衣装の機能が追加された為、ノーマルスーツとローラ・ローラ(女装)に変更が可能。

EXVS.MB

NEXTのミサイルが復活し、更にガンダム・ハンマーが遂に足を止めなくなるという嬉しい強化がなされた。
しかし射撃武装が増えたことで格闘の種類の減少や一部格闘の性能下方修正がされており、耐久力は相対的に減少。
基本的な戦法は変わらないが、FBと比較して射撃寄りな調整をされたといえるだろう。

またパイロットの声優さんが同じためか、ブリッツガンダムが僚機だと専用の会話が発生する。
何故かロランはニコルに対してライバル心を抱いているようである。

EXVS.FORCE

プレイアブル機としてコスト3000のまま続投。
アシストが消滅したくらいで他はFBのまま。
ロランはデフォルトでノーマルスーツ姿となっている。

EXVS.2XB

コマンド配置がメインがビーム・ライフル、特射にアシスト、格闘CSにハンマー、後覚醒技に核と大きくコマンドが変更。
性能もメインはダブルオーライザー並みの太さ、アシストは弾切れ時のアラート鳴らしくらいの性能だった前作から回避を強要させる武装にランクアップしハンマーは落下テクになるなど大きく強化された。
一番やばいのは機動力で、連打BD回数が11回という時限強化機体と並ぶほどであった。
膨大な行動回数に寄り稼働初期は尋常ならざる戦績を記録し、緊急アップデートにて9回と他の3000より少し多い程度に落ち着いた。

が、やはり変則的なムーブ武装と行動回数、およびそれらに振り回されない優秀な射撃群とが高いレベルで噛み合わさり、2度に渡る全国大会まで環境を席巻し続けた。その間も何度も下方されたが、いずれも誤差範囲の内容であることが拍車をかけたと思われる。
結局、同作のお供と共に通算5回の下方修正を受ける次第となった。ストフリ等と同等の紙耐久レベルまで下げられ、ハンマーの射撃破壊効果も没収されたことでようやく平均レベルまで落ち着いた。

EXVS2OB

XB最終版をベースに、前射撃CSにフラン砲が移行。NCSのゲロビ共々ボタンを離した瞬間にチャージを消費するようになり、フェイントは出来なくなった。
また、共通修正でピョン格の接地ズサが没収された。


【勝利・敗北ポーズ】(ガンVSガン、NEXT)

勝利ポーズ

ビーム・ライフル以外の物を携帯時:何も持たずに両手を広げ、天を仰ぐ。「地球はいい所だぞー!みんなー、早く帰ってこーい!」
ビーム・ライフル携帯時:ガンダム・ハンマーに右足を乗せて、ビーム・ライフルを斜め上に向けながら天を仰ぐ。

NEXTのみ月光蝶が発動していた場合、上記のポーズ時に月光蝶が発動している。

敗北ポーズ

棒立ち。頭が回っている。ちなみに戦闘中でも敵に背を向けて棒立ちしても頭を回す。


【勝利・敗北ポーズ】(EXVS)

勝利ポーズ

通常時:カプルと手をつないでほのぼのとした棒立ち 
覚醒技時:月光蝶を展開し、万歳。目が赤色になっている

敗北ポーズ

尻餅を付く
対スモー戦でチークガードを折られた際の機能停止状態だと思われる

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)

勝利ポーズ

通常時:両手のビーム・サーベルを回し、ニュートラルポーズを取る
カプル呼出し中:カプルと手をつないでほのぼのとした棒立ち
覚醒技時:前作と同じだが、目が赤くなっていない

敗北ポーズ

前作と同じ


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズトライ

第10話のガンプラコレクションのガンプララリーでTAKUが使用するガンプラとして黒に塗装された機体が登場。
機体色が黒なのはTAKUが肌を焼いていたのを機体にイメージとして反映させた結果なのだろうか。
カミキ・ミライの美貌に目を付け食事をする権利を得るためにガンプララリーに参加し、シールドでの見事なサーフィンや、勝利を確実にする妨害のためにミライにバトルを仕掛けて(ミライが素人同然とはいえ)コウサカ・ユウマ製作のママッガイを圧倒する実力を披露したが、最期はプチッガイを見失い蒼天紅蓮拳で股間のコックピットを粉砕されて敗北。それを見ていたギャラリーの男性陣も戦慄を覚えるのだった…

+ TAKU

TAKU

CV:野島裕史

アイドルユニット「三代目スゴック」リーダー。
「色恋は芸の肥やし」を座右の銘に女性を節操もなく口説いており、有名人なら何をしても許されると思っている。

SDガンダム GGENERATION

月光蝶が使えない初期状態と月光蝶が使えるようになる能力解放版とで別ユニット扱いなっている。
初期状態では平凡なユニットだが、開発して能力解放版になれば空を飛べるようになり、月光蝶をはじめとする武装が増えるなど最強クラスのユニットとなる。

『SPIRITS』では黒歴史時代(フルスペック状態)の本機が隠しラスボスとして登場するが、こちらはガンダム史上最強機体の名に恥じない超絶的なスペックを持つ。
ただし本編の∀と同一機体とは明言されておらず、作品上もオリジナルに属する。

なお、黒歴史には非宇宙世紀のガンダムも含まれる事や自己修復機能に加え月光蝶システムに使用されているナノマシンがDG細胞の改良型であるという説もある事から、本機はデビルガンダムの成れの果てだとする説もある。
Gジェネオリジナルの機体として「デビルガンダムJr.」という、上半身がターンXと酷似した機体が存在する。
あくまでGジェネの話とはいえ、このJr.はターンXと関係があるという説もある為、デビルガンダムの成れの果てがターンタイプであるというのもあながち間違いではないのかもしれない。

『DS』ではターンタイプのデータを元にしたとされる量産型∀ガンダムともいうべきMS「センチュリオ」が登場。
トリエ、ノーマ・レギオをはじめとした強化人間「レギオン」達が搭乗した。
バリエーションも複数存在し、トリエ搭乗の試作型は「トライア」、ノーマ搭乗の指令官機は「インペラトール」名義となっている。
最終話では多数のセンチュリオが現れ、全員がエース級の能力な上にダメージを受けるとすぐにパワーアップする、センチュリオの数が多い程能力が更に上昇、大抵のバリアを無効にする攻撃や月光蝶と同等のMAP兵器を使用する、バリアでただでさえ固いのに一定確率で完全回避まで発動するなど、ラスボスに相応しい強敵として立ちはだかり、専用BGM「無数なる一」と相まって多くのプレイヤーを戦慄させた。

スーパーロボット大戦

参戦回数は少ないものの、黒歴史が世界観の根幹を成している事が多くかなり目立つ。また、共演している「ガンダムX」とはよく絡み、ロランとガロードが仲良しである事が多い。

∀ガンダムは序盤は武器は少ないものの、徐々に武器が解禁されていき最終的には月光蝶の追加などで自軍最強クラスのユニットとなる。
また、ロラン以外にもアムロやカミーユ、クワトロなども搭乗可能で、専用の月光蝶使用時のボイスも収録されている。

初登場の『α外伝』では主要なシナリオはほとんど再現され、DVEも豊富、エンディングでは未来世界に残されたアーガマが地球と月の融和の象徴として、ロランとガロードの名前にちなんだ「ローラ・ラン号」として就役するなど、初参戦である事を差し引いても破格の待遇だった。

『Z』シリーズではエンディングの度に埋められて封印されるのだが、毎回勝手に復活して異世界だろうと別の星からでもロランの下に駆けつけてくる。
Zシリーズ最終作の『第三次Z天獄篇』では通常兵器ともMAP兵器とも違う特殊コマンド版が登場。自分を中心とした広範囲の敵のエネルギーを吸収する技となっており、エネルギー使用技に依存しがちな相手ならボスだろうが封殺できる。
ちなみにネオ・ジオングにとっては天敵ともいえる仕様なのだが、OVAでバナージに刻の果てを見せた機体の天敵が∀というのは面白い偶然である。

『X-Ω』では復活したギンガナムとの共闘をし、合体攻撃も実装された。
その合体攻撃、演出としてはどう見ても∀とターンXの戦闘に相手が巻き込まれるというものになっている。


【余談】

お髭がチャーミングな「∀ガンダム」の主役機である本機だが、ガンダムシリーズには珍しく最後まで交代をすることなく主役を務めた。
これまでのガンダム機体とは一線を画する独特の雰囲気をたたえているが(主にヒゲ)、機体のパーツ構成自体はかなり初代ガンダムに忠実なデザイン。
それでも∀ガンダムの監督である富野御大自身も最初はこのフォルムに戸惑ったとか。
ちなみに噂では特徴的な髭、あれはデザイナーのシド・ミード氏はウイングガンダムゼロの「耳」部分のつもりでデザインしたらしい。
実際、ウイングの耳と同様ヒゲはチークガードの役割をしている。
ちなみに現在の∀以上に異彩を放っていた初期∀ガンダムデザインは「スモー」として転用された。
余談だが、本機のデザインは当時の漫画家の皆様に多大な影響を与えたらしく、それぞれの連載作品中で本機のヒゲをデザインに取り入れたと思われるキャラが登場しており、有名どころでは『シャーマンキング』の道円*6、『封神演義』の紂王が乗っていた象などが存在する。
また、「機動戦士ガンダムSEED」ではラクス・クラインが所有するハロの一体に本機を思わせる白いヒゲのマーキングを施していた。

ロランは男役として女性声優が起用された初のガンダム主人公である。
その後も「機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」のプレア・レヴェリー、「ガンダムビルドファイターズ」のイオリ・セイ&レイジ、「ガンダムビルドファイターズトライ」のカミキ・セカイ、「SDガンダムワールド ヒーローズ」の悟空インパルスガンダム、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」のウィスタリオ・アファムにも女性声優が起用されている。
さらに余談になるが、担当声優の朴氏は富野監督の前作に当たる「ブレンパワード」で声優としてデビューし、その際に富野監督に見出されロラン役に抜擢された逸話を持つ。

ちなみに「ターンエー」読みはガンダムシリーズ独自のものである。
「∀」の文字をパソコンやスマホで入力したい場合は「きごう」「すうがく」を変換すると出てくる。


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最終更新:2023年10月14日 18:11
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ヘルプ / FAQ もご覧ください。

*1 実体弾を実戦レベルで跳ね返せるIフィールドはνガンダムのフィン・ファンネル・フィールドが初らしい

*2 U.C.7800年代では量産機レベルの機体にまでミノフスキー・ドライブが搭載されるほど、MSがミノフスキー粒子関連の技術に依存していたため、それらの機体に対する圧倒的なアドバンテージになる兵器である。予定ではビーム・サーベルの位置に取り付け予定だったとか

*3 (ライフルは長年地面に埋もれていたためか、射撃の反動と粒子の熱に耐え切れず溶解した

*4 見た目は変わらなかった様だが。脱げば分かるかも

*5 大抵の男なら誰でもそうなるだろうが

*6 さらに余談となるが、この人物はロランの中の人が担当している人物の父親である。