V2ガンダム

V2ガンダム
V2 GUNDAM
登場作品 機動戦士Vガンダム
型式番号 LM314V21
全高 15.5m
重量 11.5t
所属 リガ・ミリティア
武装 バルカン砲
小型機雷
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ビーム・シールド
特殊装備 ロング・レンジ・アダプター
ミノフスキー・ドライブ
搭乗者 ウッソ・エヴィン

V2アサルトガンダム
V2-ASSAULT GUNDAM
登場作品 機動戦士Vガンダム
型式番号 LM314V24
全高 15.5m
重量 12.3t
所属 リガ・ミリティア
武装 バルカン砲
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
メガ・ビーム・ライフル
V.S.B.R.
メガ・ビーム・シールド
特殊装備 ロング・レンジ・アダプター
ミノフスキー・ドライブ
リアクティブ・アーマー
Iフィールド発生器
搭乗者 ウッソ・エヴィン

V2バスターガンダム
V2-BUSTER GUNDAM
登場作品 機動戦士Vガンダム
型式番号 LM314V23
全高 15.5m
重量 13.8t
所属 リガ・ミリティア
武装 バルカン砲
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
マイクロ・ミサイル・ポッド
スプレー・ビーム・ポッド
メガ・ビーム・キャノン
ビーム・シールド
特殊装備 ロング・レンジ・アダプター
ミノフスキー・ドライブ
搭乗者 ウッソ・エヴィン

V2アサルトバスターガンダム
V2-ASSAULT-BUSTER GUNDAM
登場作品 機動戦士Vガンダム
型式番号 LM314V23/24
全高 15.5m
重量 13.8t
所属 リガ・ミリティア
武装 バルカン砲
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
メガ・ビーム・ライフル
V.S.B.R.
マイクロ・ミサイル・ポッド
スプレー・ビーム・ポッド
メガ・ビーム・キャノン
ビーム・シールド
メガ・ビーム・シールド
特殊装備 ロング・レンジ・アダプター
ミノフスキー・ドライブ
リアクティブ・アーマー
Iフィールド発生器
搭乗者 ウッソ・エヴィン


【設定】

リガ・ミリティアの試作型可変モビルスーツ。
開発にはウッソ・エヴィンの母ミューラ・ミゲルが関わっており、小型高出力の強力なジェネレーターとエネルギーを直接推進力に変換する革新的な推進装置「ミノフスキー・ドライブ」を搭載した機体。
ヴィクトリーガンダムと同じように分離合体・変形可能な量産タイプとして開発されており、予備のハンガーとブーツも用意されている。
劇中でヴィクトリーのようにパーツ・アタックを敢行することはなかったが、ザンネック戦では予備のボトムパーツを大量に射出、それを囮に使ったかく乱戦法でザンネックを撃墜している。
またヴィクトリーのパーツも制御可能で、ゲンガオゾ戦やボンボン漫画版などで印象的な活用をしている。
なお変形することでさらに機動性がアップするが、MS形態で十分すぎる機動性があったので積極的な変形は行われていない。

ヴィクトリーと同じく多数のハードポイントを持っており、ヴィクトリーのオプション兵装も使用可能なほか、本機専用の強化パーツとして「アサルトパーツ」と「バスターパーツ」が存在する。
アサルトパーツとバスターパーツは最初から干渉しないように設計されており、同時に装備する事が可能。
どちらの装備もミノフスキー・ドライブのおかげで出力に関してかなり余裕のあるこの機体だからこそ装備できる*1
多くの仲間たちが戦死することになる激戦エンジェル・ハイロゥ攻防戦においても、リグ・コンティオゴトラタンといった強敵を撃破し、無事帰還している。
戦後は「カサレリアに平和を手に入れた象徴」としてマーベットのVガンダムと共に放棄され、森の一部となった。


【武装・装備】

バルカン砲

頭部に2門を内蔵している機関砲。

小型機雷

投網型機雷、腰部フロントアーマー内機雷とも。
V2本機のフロントアーマーに内蔵されている機雷。
バスター仕様では内蔵部にマイクロ・ミサイル・ポッドが追加装着される為使用不能。
原作ではV2初登場回の次の回で使用された。
あまりにマイナー過ぎてゲームでは再現されていない。

ビーム・ライフル

V2用の新型ビーム・ライフル。
アインラッドを対ビームコーティングごと一撃で貫通する程の威力を秘めている。
銃身下部にはマルチプル・ランチャーが装着されている。

マルチプル・ランチャー

V2のビーム・ライフルに付属されている小型の対MS用グレネード弾。
V2の標準仕様では単発式だがバスター仕様では大型弾倉の付いたタイプに換装される。
ルペ・シノとの戦いで動きを拘束された時に使用し、窮地を脱した事がある。
マイナーな装備だがゲームではバズーカ系として扱われることもあり、ビーム兵器の多いV2にとっては数少ない実弾兵器である。
VSシリーズでは通常形態のサブ射撃として登場。ガンネク以降ではメインとのコンボで活躍している。
V2の脱ダウン力の高さに一役買っている武装の一つともいえるだろう。

ビーム・サーベル

近接戦闘用ビーム兵器。
規格はヴィクトリーと共通で、刀身を扇状に広げる事が出来る。
実は名有りの敵エースパイロットの多くを屠った武装で、作中で強敵だったファラもルペもこの武器でやられている。
特にリグ・コンティオ撃破の際にサーベル二基を合わせて長大化させた攻撃を再現して欲しいと望む声も少なくない。
この様に実はV2は格闘戦もめっぽう強いのだが、VSシリーズでは一貫して「格闘はあまり強くない射撃寄りの時限強化機」のコンセプトで通っている。

ビーム・シールド

光学式防御兵装。
両肘に発生器を内蔵している。

ロング・レンジ・アダプター

アイパッチ状のセンサー。左のカメラアイに被さる形で装備される。
VSシリーズでは再現されていないが、本機の赤ロック距離が平均以上に長めだったり射撃に長けたイメージが持たれるのは、案外コイツの影響かもしれない。

ミノフスキー・ドライブ

ユニット内部でエネルギー・フィールドを発生させ、それによって生じる反発力を推進力として用いる技術。
従来のロケットエンジンと異なり加速の際に推進剤がいらないため、推進剤による重量増加や推進剤切れによる加速時間の制限がなく、機体のエネルギーが続く限り無制限に加速が出来、理論上は亜光速まで出る模様*2
だが、V2ガンダムに搭載されたのは、未完成で供給されたエネルギーを全部推進力に変換できず、欠陥として「光の翼」が発生する。
この翼の性質は一応ビーム・サーベルとほぼおなじで、武器としても使える。
また、V2ガンダムは盾としても利用している事がある。
最終話でゴトラタンのメガ・ビーム・キャノンを防いだ防御モーションは、EXVSで覚醒技として採用された。
余談だがこの光の翼の防御形態は、別ゲームの「SDガンダムGジェネレーションNEO」で、
ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイクのトリプルメガソニック砲(威力はサテライトキャノンに匹敵)をも防いでしまっている。
更に余談になるが漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム」では「余剰エネルギーで副産物的に発生するのが光の翼」というミノフスキー・ドライブの設定が「推力を持った光の翼を発生させる為」の装置に変わってしまっている。まあ…ガンダムの設定は変換の歴史ではあるのだが…。


【武装(アサルトパーツ)】

強襲能力を重視し対ビーム・コーティングのリアクティブ・アーマー、Iフィールド発生器、メガ・ビーム・シールドと特にビームに対して滅法強くなり、攻撃面でもメガ・ビーム・ライフルやV.S.B.R.(ヴェスバー)が追加され火力が向上している。アサルトパーツのみが全てそろった状態で出撃したのはアサルトバスターよりも後である。

メガ・ビーム・ライフル

ハイランドで手に入れた「ビーム・スマートガン」を元に開発されたビーム兵器。
バレル部とコントロール部の二つで構成されており、ビーム・スマートガンの倍以上の出力を持っている。
出力調整で連射も可能。ほとんどのゲーム媒体ではアサルトおよびアサルトバスター形態専用武装として設定されているが、劇中ではV2時に使用することのほうが多かった*3

V.S.B.R.

腰部サイドアーマーの追加兵器。
ガンダムF91に装備されてあった物とはタイプが異なり、開放バレル式。
デザイン段階ではインコムの様な有線式のオールレンジ兵器にする案もあったという。
この案はPCゲーム『SDガンダムウォーズ』に登場するオリジナルMS「V3ガンダム」に採用されている。
ガンネクまでは格闘派生射撃、EXVSでアサルト時の射撃CSとして使用可能。

メガ・ビーム・シールド(アサルトパーツ)

実体盾の表面にシールド・ビットを装備した攻防一体の兵器。
書籍媒体によっては盾本体にはIフィールドが内蔵されているという説あり。
バリア・ビットを展開する事で広範囲シールドビームで防御できるほか、盾本体と1基のビットの間を紐状のビームで繋げて、それで敵機を切り裂くという攻撃にも使用できる。また表面からVの字のビームも射出でき、攻撃以外に敵を幻惑する用途でも用いられた。
当初はV2専用武装というわけではなかったが、リーンホースJr内に搬入されていた本武装をVガンダムが持ち出した際、その凄まじい負荷によりVビームを1発撃っただけで機体が故障してしまいパイロットが死に掛けるという事態が発生して以降はV2ガンダム専用となった。
マンガでは盾とビット3基で構成されたメガ粒子の閉鎖空間にドッゴーラ改を閉じ込めて、そこにメガ・ビーム・ライフルを叩き込むという戦法を取っている。

無印ガンガン、ガンネクでは見た目とは裏腹にあまり目立つ武装ではなかったが、EXVS以降は強力な防御武装として脚光を浴びる事に。
当たり判定の大きいシールド面積と、ぶつかると小ダメージ+よろけによって格闘機にとっては天敵ともいえる武装になり、デコイ属性も含まれている為か、アシスト系の攻撃が全て盾の方に向かっていくという効果が特徴。
多くの作品で非AB時の生命線として、ある時は格闘殺し、ある時はアシスト武装吸引装置として大活躍する。無論、AB時に絡めても使っても良い。
ただし、これをすりぬける武装も割と多いので、それらの武装はしっかり頭に叩き込んでから使う様にしよう。

リアクティブ・アーマー

リアクティブ・アーマー(反応装甲)とは現実の戦車にもある装備で、装甲自体が敵弾の攻撃で損壊する事で戦車本体の損傷を防ぐといった物。
本機ではアサルトパーツの各部の金色の追加装甲がそれにあたり直撃したビームを蒸発させる事で相殺する。
クロスボーン・ガンダムX1?に装備されたABCマントも同様の理屈だが、これを発展改修したのがフルクロスである事を考えるとその完成系が本機のリアクティブ・アーマーなのかもしれない。


【武装(バスターパーツ)】

長距離砲撃能力を大幅に強化した武装。
戦艦級ビーム・シールドを貫きつつ戦艦を仕留める高威力・長射程のメガ・ビーム・キャノン、拡散ビームを射出するスプレー・ビーム・ポッド、複数のマイクロ・ミサイル・ポッドなど、本体に欠けていた火力を大きく上昇させている。
接近戦は機体の重量増加とメガ・ビーム・キャノンの砲身が邪魔になるため、出来なくはないがあまり得意ではない。

マイクロ・ミサイル・ポッド

下半身各部*4に装備された実弾装備。
本体に溶け込んでるデザインと配色の為、パッと見気づきにくい。
ゲンガオゾ戦でパージして機雷代わりに用いた戦術が印象深かった。
バスターの装備だが、アサルトバスターではこれが装備されたデザインとそうでないデザインの2種が存在する。
VSシリーズではガンガン、ガンネクでは後者のデザインの為登場していないが、EXVS以降は前者のデザインが採用されたので使用できる様になった。
ちなみに原作とGジェネでも後者のデザインの方で登場している。
何故かV2Aの時に前腰部の左右フロント・アーマーのみに付着してるのは後述の通り開発側のミスである。

スプレー・ビーム・ポッド

別名「スプレー・ガン」。
メガ・ビーム・キャノンとは対照的に近・中距離の敵をまとめて殲滅するのに威力を発揮する拡散ビーム。
ロング・レンジ・アダプターと連動し、複数の敵を同時にロックオンして攻撃可能。
メガ・ビーム・キャノンよりも多く使われていた。
大型火器による力押しよりも柔軟かつ奇抜な戦法を好むウッソにとっては、ビーム拡散を利用してバリアにも応用できるこちらのほうが使い勝手が良かったのかもしれない。

メガ・ビーム・キャノン

スプレー・ビーム・ポッドと共にV2の背中に装備される長砲身ビーム兵器。
戦艦のビーム・シールドを容易く貫きそのまま撃沈するという驚異的な威力を持つが、その長い砲身が邪魔になり敵エースと接近戦に突入した際には速攻で切り落とされていた。
マーベットが「スペックばかり気にして現場での使いやすさを全然考えていない!」と愚痴っていた。


【武装(アサルトバスター)】

V2ガンダムにバスターとアサルトの2種類のオプションパーツを全て装備した形態。
アサルトバスターはエンジェル・ハイロゥにおける最終決戦で、一度のみ戦闘に投入された。
V2ガンダムの高機動性、アサルトのIフィールドによる堅牢な防御力、バスターの重火力の武装を全て兼ね備えた強力な機体になる事を期待されたが、重量増加による機動力の低下、出撃中の野戦換装のため調整不足で出力が全体に十分行き渡らなかったらしく、結構苦戦していた。
特にメガ・ビーム・キャノンはゴトラタンのキャノンに押し負けたり、出撃間もなくあっという間に破壊されたりと散々である。
また劇中ではメガ・ビーム・ライフルやミサイル・ポッドが装備されておらずゲーム中のようなフル装備形態ではなかった。
またアサルト形態を含め劇中でIフィールドが作動したような描写はみられない。アサルトパーツは上述したアサルトバスターへの野戦換装時に初めて装備されたのだが、この時ウッソにパーツに関する情報がちゃんと伝わっていなかった可能性がある。

一斉射撃

最初に言っておくと、原作公式の武装ではなくゲームオリジナルの攻撃であり、劇中ではこんな攻撃は一度もしていない。
メガ・ビーム・キャノン、スプレー・ビーム・ポッド、V.S.B.R.、メガ・ビーム・ライフル、ビーム・ライフルを一斉に発射させるという
所謂、後のフリーダムガンダムの「フルバースト」である。
武装の配置が自由のバラエーナ、クスィフィアスと似ており、かつビーム・ライフル以外は全部「照射系ビーム」であることから、ファンの間で「V2ABも自由みたいにフルバできるんじゃね?」とか「V2ABのフルバ見てみたい」などの意見が少なからずあった。

Gジェネ魂のPVやEXVSのVガンの出撃ムービーでもこの攻撃が演出される事になったり、アサルトサヴァイヴやガンダム無双シリーズではゲーム中でこの攻撃が使えたりし、次第に露出していく事になる。
…のだが、実はこの攻撃は「機動戦士ガンダムSEED」が放送され始めた時期(凡そ1クール)に発売された、
「SDガンダムGジェネレーションNEO」でV2ABのスペシャルアタックとして既に登場している。流れはVビームとバルカン以外の全武装(左手でビームライフルも撃っている)を連射→接近してからサーベルで横斬り→返す刀で斬り返しの流れ。
ただし、こちらは全ビーム兵器を照射ではなく連射という明確な違いがあるのだが、フリーダムガンダムが世に出る前からV2ABの一斉射撃は登場していたという事になる。

VSシリーズではこの攻撃がゲーム中で使える様になったのは、EXVSFBから。
その強さは良く言えば「シリーズ屈指の高性能のゲロビ」、悪く言えば「キチガイビーム」。
本家の自由・ストフリのそれよりも明らかに強く、AB形態の強さを支え、そして恐れられている理由の一つと言っても過言ではない。あまり気づかれていないが、こちらのゲーム中の一斉射撃は、実はスプレー・ビーム・ポッドからビームを出していない。


【原作での活躍】

ウッソの愛機として中盤から活躍。
ゲドラフ、ドッゴーラ、ザンネック、ゲンガオゾ、リグコンティオ等後半の強敵はほぼV2のみで退けている。
光の翼はあらゆる人物の目を引き、またウッソは持ち前の発想とセンスで本来ならば欠陥ともいえるその能力を最大限に活用していた。
攻撃、防御、更には翼の間に敵機を引き入れて粒子の力でMSのコントロールを奪う等、V2の活躍は光の翼の活用があればこそである
特にカテジナの駆るゴトラタンとの最終決戦、光の翼をビーム・シールドのジェネレーターに取り込んだ防御態勢からの攻撃は機体スペック以上の性能をウッソが引き出せたからこそ出来た技であった。
終戦後は、カサレリアに平和を手に入れた象徴としてマーベットのVガンダムと共にうち捨てられている。


【搭乗者】

ウッソ・エヴィン

CV:阪口 大助

リガ・ミリティアのパイロット。
ルペ・シノからの恐ろしい拷問を切り抜けた後にV2ガンダムを受領、初搭乗にもかかわらずV2の性能を十分に発揮してカテジナとルペ・シノの追撃を切り抜けた。
その後リガ・ミリティアは「地上クリーン作戦」を行なおうとするモトラッド艦隊を追撃するが月でオリファーが、地球で母が目の前で死亡するなどウッソにとって試練となる出来事が続く。
さらに最終決戦ではカテジナによってシュラク隊を全滅させられた上にオデロまで落とされ、挙句自身も騙されてわき腹を刺されるなど散々な目にあいながらもカテジナを撃破。
生き残った仲間たちの元に帰っていき、戦後は仲間たちと共にカサレリアで暮らしている。

【原作名台詞】

  • 「よく、わかりません…母さんです……」
    • モトラッド艦隊との戦闘後、回収したヘルメットをマーベットに渡して呟く。マーベットは中にウッソの母親ミューラの生首が入っている事を察し絶句する。Vガンダム作中でも屈指のトラウマシーン。
    • そんな場面だが、『いけ! いけ! ぼくらのVガンダム!!』ではマーベット達がそのヘルメットをたらい回しにした挙句次々に嘔吐するというギャグとはいえ常識を疑うとんでもない場面になっている。

  • 「貴方は、女性でありすぎたんです!」
    • ファラ撃墜の際に。この時のファラはマーベットに対して二つの生命を感じ取った(マーベットが妊娠していた)事で混乱していた。
    • 余談だが『機動戦士Zガンダム』でもエマレコアに対して同様の発言をしている。

  • 「泣いてなんかいません…泣いて大人になるなんて、悲しすぎるじゃないですか…」
    • ファラを撃墜した後の台詞。敵でありながらも交流もあった彼女を倒したという事実にウッソは傷ついていた。

  • 「現実だ! これは夢なんかじゃない! 痛かったらごめんなさい!」
    • エンジェル・ハイロウ戦にて、カテジナの策で生身の水着姿で襲って来るネネカ隊に対して。動揺しながらも体当たりやビーム・サーベルなどで応戦した結果、彼女達は痛いでは済まない末路を辿った…

  • 「荒んだ心に武器は危険なんです! クロノクルさん!!」
    • クロノクルにトドメを刺した際に。ウッソなりにクロノクルの心の止む得ない乱れを見抜いていた模様。

  • 「ガンダムーーッッ!!」
    • カテジナを倒した際のウッソの叫び。

  • 「ガンダムよ、天に昇れ…」
    • エンジェル・ハイロゥを破壊し、パワーダウンして降下していくV2に対して。
    • EXVSシリーズでは勇ましく叫んでいるが、アニメでは叫びというより独り言に近い。

【ボンボン版名台詞】

ファンの間でガンダム史上最もカオスとされる「ボンボン版」
光の翼を全く使わなかったり、搭乗時のウッソの気分の昂ぶりによって彼の目の中に「V2」と浮かび上がったりするなどといった要素もある。地上格闘である「V字斬」も同作品が元ネタである。父さんはモビルスーツ格闘王だからな。
もっとも、仲間達の死に嘆き激昂するなどシビアな場面も度々見られるのだが。

  • 「よォ! オレ ウッソ・エヴィンってゆーーんだ!! ヨロシクな!!」
    • コミックボンボン版での初登場時。少年漫画らしい明るいノリで自己紹介する。

  • 「まだだ!! まだだぜ! ザンスカール かあさんの作戦は‥‥おわっちゃいねえーー!!」
    • ボンボン版。アドラステアにビーム・ライフルを放った際に。この時のウッソの瞳にはV2の文字が浮かんでいた。一応シリアスな場面ではある。

  • きさまは電子レンジに入れられたダイナマイトだ
    メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい
    • メガ・ビーム・シールドを利用してクロノクルのドッゴーラ改にトドメを刺す際に。しかし、姉を殺された復讐に燃えるクロノクルはこれでもなお倒れず…
    • その表現、言い回しからファンの間でボンボン版のはっちゃけ振りの象徴として「ゲームオーバーだド外道ーッ!!!」と共に語り草となっている。

【その他名台詞】

  • 「うわっちゃべーッ!! は、裸のお姉さんだぁ~~~!! はっはっ恥かしい~~
    そうか!! きっとこれも幻覚だな!? もう騙されないぞォ!! これでも喰らえ!!」
    • ことぶきつかさ氏の『いけ! いけ! ぼくらのVガンダム!!』より。上述のネネカ隊の場面での発言だが、こちらでは殺る気満々で反撃している。これには差し向けたカテジナも流石に唖然としていた。
      ギャグ漫画なので幾分かマイルドになっているが、それでもアニメ版も真っ青なスプラッタな場面になってしまっている。


ハロ

CV:松本 梨香

V2のサポート役で、専用の台座にすっぽり入っている。
一度壊れて、修復されたがその修復が完璧でなく、言語に関係する部分がおかしくなっており、へんな言葉使いをする。(スゲーゼアニキなど)。
わき腹を刺されて落ちそうになったウッソを助けるなど活躍の場面は少なくない。
ロックオン・ストラトスのハロがサポートで活躍しているが、こちらは実際の行動にて活躍している場面が目立つ。
またアイキャッチでは、進んでいくにつれかなり大きくなっていく。


【ゲーム内での活躍】

ガンダムVS.ガンダム

コスト3000GPの万能機として登場。
ヴィクトリーガンダムと違いメイン連動シールドや変形、パーツアタック等は無いものの、シンプル過ぎるが故の扱い易さとかなりの高機動を誇る。
最大の特長はアサルトバスター(AB)への換装で、時間制限付きだか射撃性能が大幅に強化され、終了時には通常時の射撃武装が全回復する。
特に強制ダウン属性であるメインのメガ・ビーム・ライフルと、CSのメガ・ビーム・キャノンによる照射が強力。
通常時の射撃は威力の低いビーム・ライフルとBZ的な運用をするサブのマルチプル・ランチャーのみと、(3000としては)特長が無さ過ぎで、同コストのνガンダムウイングガンダムゼロと比べ貧弱、更に格闘能力(特に地上)は3000としては底辺レベルなので、AB形態への換装タイミングが重要となる。
ただし格闘は底辺レベルといっても、本機の象徴とも云える特殊格闘『光の翼』は、範囲、突進速度、カット耐性に優れた格闘武装である。
本機の格闘の中でも特に優秀であることから、これを多用してビュンビュン飛び回るV2がよく見られ、『ゆとりの翼』と揶揄された。

本作とNEXTではV2のサブパイロットとしてハロの音声が収録されており、アムロ、カミーユ、アスランといったハロと縁があるキャラとは掛け合い台詞もあった。

ガンダムVS.ガンダムNEXT

大きな変更はなく、前作からほぼ据え置き。
NDシステムの恩恵により、前作ではあまり使われなかった通常時のサブが活用され始め(主にメインからのコンボとして)、
AB時にメインを連射して追い回し、息切れしたところにCSを刺す、といった戦い方が可能になった。
その代わりに特殊格闘は威力の低下とNDの相性の悪さが災いし、実用性が大きく低下された。
前作でビュンビュン飛び回っていたV2は『ゆとりの翼』という言葉と共に次第に姿を消していった・・・。
また、ABから通常時に戻るとメインとサブの残弾数が全快する為、所謂『換装リロード』という戦術を多用するユーザーが続出していた。
が、この戦術に頼りすぎるということは専ら通常時で戦うことになる為、3000機体としての火力の低さを大きく露呈してしまう事になる。CPU戦ならともかく、対人戦においてこの戦法で良い戦績を残すのは難しい。
やはり、通常時とAB時を巧く絡めて戦うのがこの機体の正しい使い方なのだろう。

EXVS.

通常時と自由に換装できるアサルト(A)形態が追加された。
AはABの下位互換といった性能であり、非強制ダウンのメインや照射のサブを備える。
(性能はともかく)通常時とAB時の武装に変わりはなく、AB時のサブがスプレー・ビーム・ポッドからマイクロ・ミサイル・ポッドに変更されたくらいである。
また、前作までは各形態の機動力は 通常時>AB だったが、今作では A<通常時<AB と逆転している。
ABの強さは相変わらずだが、メインの威力が低下(120→100)し、火力不足が目立つように。
代わりに後格闘のメガ・ビーム・シールド(MBS)が強化され、生存力が向上した。
覚醒技は【光の翼最大パワー】。アニメ最終回でエンジェル・ハイロゥを吹き飛ばしたシーンを再現した技で、突進時に射撃シールド判定があり当てやすい。
余談だが、新規追加のV2アサルトだが、股間部分の金パーツの左右(フロント・アーマー)に青いパーツが付いている。
これはマイクロ・ミサイル・ポッドで、バスターパーツの一つであり、本来ならアサルト単体の形態にこれが付属している事はありえない。
開発側のモデリングミスである。残念ながら最新作のEXVS.2でもこのモデリングミスは修正されていない。シャイニングといい修正してほしいものだ。
他にも「ミノフスキー・クラフトが光の翼に!」などの台詞も修正されておらず一部のファンの反感を買うばかりか、
ピクシブ百科事典でも光の翼のページで「ミノフスキークラフトの余剰エネルギーが~」と、当ゲームの台詞のみを鵜呑みにしたまま間違った記述を書く者まで輩出する結果ももたらした(この記事は現在では修正されている)。

EXVS以降では基本的にハッキリ言って全機体でもトップクラスの性能を誇る凶悪形態として君臨している。
作中は調整不十分な現場換装であったのに対し、十分な整備と装備を元に換装を施した、本来予定されていたアサルトバスターの姿と言えるかも知れない(実際、原作劇中は持っていなかったメガ・ビーム・ライフルなどを装備している)。
屈指の高機動、高火力、脱ダウン力、そして最高クラスの自衛力を持ち、単機でABに勝てる機体は存在しないとまで言われている。
その代わり、00ライザーやフルクロス両開放よりはABでいられる時間はそんなに長くないので、この機体と対戦する時はAB状態にまともにやり合うのは避けるのが基本。
くれぐれもどっかのお姉さんみたいに「重い武器は、接近戦には邪魔なんだという事を教えてやる!」とか言って無闇に真正面から突っ込んで行くのは、地面にキスするハメになるか機体ごと爆散させられるのがオチなので止めておこう。

EXVS.FB

AB時のCSが前作サブに差し替えられ、サブにはメガ・ビーム・キャノンとメガ・ビーム・ライフルを一気に放つ新武装「一斉射撃」が割り当てられた。
このサブは前作CSに変わる照射武装であり、銃口補正こそ前作CSに劣るが発生・範囲・威力・時間対ダメージ効率・リロード速度の全てに優れ、まさしく必殺の武装といえる。
他にはAB時のメインの威力が120に戻ったり、通常時の機動力がコスト3000下位から上位クラスに強化されたりと、痒いところに手が届く調整がなされた。
これにより弱点であった通常時の自衛力が改善され、ABでダメを取り通常時に逃げる戦法が非常にやりやすくなり、ワンチャンス特化型機体として戦場を荒らしまくった。・・・のは今は昔。
全国大会後の大型アップデートで要のABサブ、通常時の機動力が弱体化し、一線を退くことに。

前作で自衛の要であったMBSの発生が鈍化しており、格闘拒否などにはある程度先読みして出すことが必要である。
AB時の覚醒技は変更され、新規追加された光の翼による連続攻撃となった。
これに伴い、通常時・Aの覚醒技の名称が【光の翼】、ABが【光の翼最大パワー】に変更された。

今作では2500コスト以下に前衛能力のある機体が増えており、通常時の自衛が楽になったためV2の後落ち戦術が成り立ちやすくなっている。

余談ではあるが、前作から「通常時よりも重武装のAB時の方が速いのはおかしい」という意見は散見されていた(少なくともガンガン、ガンネク時代は通常時の方が速かった)。
その意見を開発が汲んでくれたのか否かまでは分からないが、上述の様に一時期は通常時の機動力が上位クラスに底上げされていたのだが、全国大会後の大型アップデート以降で通常時の機動力が下位クラスに戻されてしまった。
これは当時の事情を顧みると仕方のない事なのだが、原作を知るユーザーにとっては未だに納得がいかないらしく、本機のコンセプトを疑問視する声も挙がったとか。

EXVS.MB

稼働当初はサブに新たなアシスト兵装が新設されたが、主力の一つであるマルチプル・ランチャーが射撃CSになって批難を受けていたが、後のアップデートでマルチプル・ランチャーはサブに戻され、アシストは格闘CSに配置替えされ、非AB状態で戦う為の要であったAのメガ・ビーム・シールドの発生が(エクバ時代程ではなくても)早くなった。
また、通常時とAB時のメインから特格へのキャンセルルートも追加された。
他には更なるアップデートでABの換装時間が延長、格闘の発生速度の上昇、BDやステップ、特殊格闘のブースト消費量の低下、そして格闘CSとA・ABそれぞれの射撃CSの上方修正等がなされた。
「生サブやABサブに限って足が止まる武装である」というネックを抱えたままである事と、他の3000機体の上方修正も相まって、ランクスレでのランクはBトップに落ち着いた。

それでも充分戦って行ける性能であり、丁寧な調整であった事は間違いない(寧ろ前作がいい加減すぎた)。

EXVS.FORCE

機動戦士Vガンダム枠から唯一の参戦。コストは3000.コンセプトはそのままなのだがFORCE特有の武装削除の煽りを受け、素のV2のマルチプル・ランチャーが射撃CSに、アサルトバスターの一斉射撃が射撃CSに移行した。
どちらもチャージ速度がお世辞にも早いとはいえないため、手数が減ったのが痛い。
ただしアサルト形態では照射メガ・ビーム・キャノンと単発ダウンの射撃がそのまま使えるので、アサルト形態だけは弱体化していない。
火力があり単発ダウンの射撃を持つアサルトとアサルトバスターをループさせることにより、ダウンを奪う→次の敵をロックしてまたダウンさせることができるので、1対多の乱戦になりやすいFORCEのシステムの中では比較的有利に立ちまわれる利点はある。

EXVS.MBON

コンセプトは基本的にそのままだが、格闘の配置が変更され、全形態に光の翼がN格で使用可能となった。
生サブも移動撃ち可能となり、生形態で単発ダウンの射撃CSを手に入れ、更にはファン待望の「バスター」形態が追加された。ストライクのように現在使用していない形態もリロードされるようになったのもおいしい。
バスター形態は射撃の発生が遅い代わりに高威力だったり他の形態にはない面白い武装がある。
さらに覚醒時にABのメインが一発でダウンしなくなったためS覚醒時は連続ヒットを見込める上、元々単発強制ダウンなので抜け覚できるE覚醒にも強い。そしてAB+S覚醒の組み合わせがゲームをぶっ壊すほど強力。元々ゲーム全体を通して最強レベルのAB形態の射撃が更に強くなるといえば解るだろうか。爆速機動で飛び回りながら高速連射によるABメインの嵐はまさに圧巻。
S覚醒中のV2ABの時は、原作の資料や他ゲームのプロフにあった「最速のMSに最強の火力と防御力を兼ね備えた究極の機動兵器」という設定をある意味体現していると言っても過言ではない。

全体的に性能が上がり、相変わらず強力なABと覚醒の組み合わせはゲームをぶっ壊す程の力を持っているため、ちょっとやそっとの逆境はあっという間にひっくり返せる機体として、乗り手の人気を博し、対戦相手から大いに恐れられている。

ただし、従来とはコマンド配置が大幅に変更された事と特射の入力(換装の仕方)を間違えて隙を晒すという事故が起こりうる様になったりと操作感覚がかなり変わっているとの報告がある。
特にMBまでV2に乗り慣れてきた人やランダムセレクトで引いたときは注意が必要。

EXVS.2

前作で大暴れしたためかABのメインサブが弱体化。
一方他の機体は無茶苦茶インフレしたので置いて行かれることになった。
前作で大暴れした筆頭のリボーンズとかは許された(強化修正を受けた)のでそろそろ許してほしいところ。

……そう思われ続けて放置され続けたが稼働末期の2020年11月のアップデートにてようやく修正されたのだが、その内容の中には
  • A、ABのメインが通常のBRと同じダウン値になり1ヒットだとただのよろけ、威力も相応に低下
  • ノーマル時にアシストからサブキャン出来るようにったが代わりにサブの空撃ち落下が出来なくなり落下タイミングの減少
という特に長年ABの象徴でもあった単発ダウンが没収され、「FXやルプスレクスとか目じゃない弱体化だ」と話題になった。
最も、ABによくある単発ダウンのまま寝っぱなしで時間を稼ぐというのを封じ、サブや特格による追撃で安定したダメージを取れるようになり使用者からの評価は中々のようだが、長らくV2ABの象徴ともいえる仕様だったため「没個性化した」との声も散見される。

EXVS.2 XB

前作の没個性な要素はそのままどころか開幕ABさえ没収されるという酷い目に。V2が何をした。
ただしAの自衛力がやや強化された他、Bのメインが移動撃ち対応となったことで後衛力はまずまず悪くないレベルになった。覚醒技空振りでABのゲージが回復するようになったのも悪くない追い風である。
今作の調整でよく見られる「戦況に合わせつつ各形態を回していく」戦い方が求められる。

その後アプデでBおよびABの散弾ビームにメイン降りが追加され、ABでの足回りがさらに強化された。
ただ、その結果自分のミサイルを自分で起爆してダウン寝っぱするというテクニックが開発された。
強力な時限強化機が寝っぱで時間稼ぎ出来るとなれば当然ABの回転率が向上することになり、使用率/勝率ともに異様な伸びを見せた。
マイルド下方が悪い意味で流行ったクロブとしては珍しく早い時期で耐久大幅減となり、自爆した時の被害が大きくなる修正を受けた。

EXVS2OB

各形態で細々とコマンド変更。前作のクソテクセルフ寝っぱは出来なくなった代わりに耐久は平均レベルに整えられた。
目新しい新技として、BD格闘に地面に叩きつけて連続頭突きというエキセントリックな絵面の高火力格闘を入手。原作でドッゴーラに対して行った攻撃の再現で、カット耐性ゼロの武装らしく火力は出せるが、射撃寄りの時限強化機としてはイマイチ出番がないのが悲しい。

【勝利・敗北ポーズ(NEXT)】

勝利ポーズ

V2時:左腕は横に伸ばし、右手に持ったビーム・ライフルを小脇に構える。
AB時:ビーム・シールドを展開し構える。シールドにはVの字が浮かび上がる。
ビーム・シールドを設置した場合は左腕にシールドが無いが、それでも何故かVの字が浮かび上がる。あとどっからどう見てもメガ・ビーム・キャノンの砲身をシールドがぶった切っている。

敗北ポーズ

V2時:呆然と立ち尽くしサーベルを地面に突き立てている
AB時:V2と同じだが、自機が撃破されずに負ければAB状態で立ち尽くす。メガ・ビーム・シールドが脇に落ちている


【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)

勝利ポーズ

  • 通常時:光の翼を発動している。
  • A時:体を少し広げ、天を仰ぐ
  • B時:ビーム・ライフルを持って立ちポーズ(EXVSMBONで追加)
  • AB時:ビーム・シールドを展開する。横視点で映すこともある。
  • 特格、後格(MBS)以外の格闘でトドメ:ビーム・サーベルを横に振り抜いて見栄を切る(全形態共通。EXVSFBで追加)。

敗北ポーズ

  • 機能停止し、体が埋まっている
原作のラストシーンの再現


【その他の活躍】

機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス(機動戦士Vガンダム外伝)

非公式作品ではあるが、グレイ・ストークが所有していた機体として青いV2ガンダムが登場。試作機でミノフスキー・ドライブは搭載されていないが、MSとしては充分な性能を備えていた。
カムイ・ギアンというシャクティにそっくりな少女が搭乗し、最後まで戦い抜いた。
当初はコミックスの解説でも「青いV2ガンダム」表記だったが、これまた非公式ながら執筆した長谷川裕一氏のアシスタントの同人誌にて「プロトV2ガンダム」の名称が明かされ、コミックスの解説で軽く触れられていた程度だった設定の「ハリソン・マディンが関わっていた」事が明確化された。

ガンダムビルドファイターズ

第14話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第6ピリオドの3on3バトルでザンスパイン*5風に塗装した機体が登場。使用者はモブ扱いながらフォンセ・カガチのそっくりさん。
ジンボリノーク・サマーンとのチームでビルドガンダムMk-II、ガンダムX魔王メリクリウスのチームと対戦。他2機と違ってGX魔王のサテライトキャノンをシールドで受けて耐えるも、倒壊したビルの下敷きとなって敗北した。

第21話のアイラ・ユルキアイネンの回想では通常カラーのV2バスターが登場した。

ガンダムビルドダイバーズ

SDガンダム使いのフォース「le chat noir(ル・シャ・ノワール)」のリーダーであるコージーが傭兵として雇っていたシバ・ツカサから絆ガンダムと引き換えにリアルタイプのV2ガンダムアサルトバスターを入手した。
連敗続きのフォースはSDを捨ててまでリアルタイプを導入する事により起死回生を図ろうとしたが、それでも勝てずに人間関係が更に悪化、フォースも解散してしまった。

スーパーロボット大戦

『D』での参戦から18年振りに『30』にて参戦。
今回はウッソ機とは別に二機目を隠し機体として入手できるが、アサルトバスターに換装できるのはウッソ機のみ。
相変わらず光の翼が強力だが今回は燃費が悪くなっているので注意。
ちなみに発売当初、アサルトバスターの股間部のアサルトパーツが付いておらず、ファンから盛大に突っ込まれており、プロデューサーも遠回しに謝罪していた。
アップデートで改善されたものの、今度は他作品の主人公機が消滅するバグが発生した事で「その機体を解体してパーツを作ったのか?」とまたしてもネタにされてしまった。

V2からはこれまで存在していた一定確率で命中率を無視して攻撃を回避する能力「分身」がなくなったが、代わりにウッソが分身に相当するエースボーナスを習得する。
ウッソは今作では事情があって風当たりが非常に強いクワトロに対して、偏見を抱かず交友を深めようとする様子が見受けられる。

ガンダム無双シリーズ

『2』から参戦。
通常攻撃の動作が遅めかつ小型機故かリーチも短めとクセがあり、何も考えずに敵エースに突っ込むとひどい目にあうが、それを補って各種SP攻撃が非常に強力。特に広範囲にスプレービームポッド照射後アサルトバスターに換装してフルバーストするCSPは高難易度でエース機が複数襲ってきてもまとめて始末することが出来る。
CSPの使用を後押しするスキルと通常攻撃の遅さを補うスキルを装備し、丁寧に立ち回れば最高難易度も意外と楽にクリアできる機体。


【余談】

本機の正式名称は「ヴィクトリー2ガンダム」だが、アニメでは「新ガンダム」、「ヴィクトリーMk-IIタイプ」などと呼ばれていた他、単にガンダムとも呼ばれた。

多くのガンダムは小説版でも登場しているのだが、本機は残念ながら登場していない*6
代わりにVガンダムをベースにミノフスキー・ドライブやアサルトとバスターの武装の一部を搭載した「セカンドVガンダム」が登場している。

ちなみに、ウッソ機を含め2機製造されていたがその2機目はオリファーがバイク戦艦に特攻して破壊している。
NEXTPLUSの追加ルートでV2が2機同時に出てくるステージはファンサービス的なステージなのかもしれない。

長らくMG化されていなかったが、2015年12月にVer.Kaとして販売された。
翌年にはプレミアムバンダイで光の翼もキット化された他、後にアサルトバスターも発売された。
新HGでも発売されたが、本機の特徴的な光の翼はMG同様プレバン限定だった。
デスティニーガンダムの光の翼は旧HGでも2020年の新HGでも普通に同梱されているのだが…

ウッソ役を演じた阪口大助氏はデビュー作&初主演。
当時新人声優だったので演技力にまだ未熟さがあり、収録の時は富野監督に怒られていた。
その演技指導により演技力が付いたのは有名な話。


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最終更新:2023年11月11日 18:49
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*1 プラモデルでも1/100サイズのV2アサルト、V2バスターを揃えれば再現できる。

*2 (機体とパイロットが耐えられればの話だが

*3 そもそもアサルトもアサルトバスターも劇中一回しか登場してないので当然か

*4 左右フロント・アーマー、リア・アーマー、脚部の脹脛部分

*5 「SDガンダム G GENERAITON」に登場するオリジナル機体。ザンスカール帝国がリガ・ミリティアから奪取したミノフスキー・ドライブの技術を組み込んで製作したが、完成直後に戦争が終結した事により実戦投入される事はなかった。

*6 監督がデザイン(胸のVの字ラインやアサルトバスター形態の着膨れと最強状態な設定を気に入らなかったからと言われている