機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム 原作ネタ用Wiki

フリーダムガンダム

登場作品 機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED DESTINY
形式番号 ZGMF-X10A
所属 ザフト軍→三隻同盟(SEED)、オーブ軍(SEED DESTINY)
主なパイロット キラ・ヤマト
主な装備 ルプスビームライフル、バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2、クスィフィアスレールガン×2、ラケルタビームサーベル×2、 ピクウス76mm近接防御用機関砲×2
追加装備 武装モジュールミーティア(01号機)
その他の装備 ニュートロンジャマーキャンセラー、フェイズシフト装甲、マルチロックオンシステム

【設定】

ザフトが地球連合より奪取した4機のGAT-Xシリーズを参考にして開発された試作型MS。
機体の特徴は核エンジンのパワーを最大限利用した高機動と大火力の両立、コンセプトは圧倒的な性能(火力)による単騎で多数のMSの殲滅。
この機体と同様のZGMF-X○○Aの形式番号を持つ機体は、対連合の切札として開発されたものであり、国力、物量に劣るザフトが、持てる技術とノウハウを全てつぎ込んで2ヶ月というもの短時間でで完成させた機体(νガンダムでも3ヶ月)。このため費用などは一切考えずワンオフ機前提で開発された機体であり、実際初期型のドレッドノートから戦中最終型のプロヴィデンスまで核エンジン搭載型の機体は盗まれたフリーダムや持ち逃げされたジャスティス含めて一機ずつしか製造されていない(膨大な開発費用のせいで出来ないのかもしれないが…ちなみにテスタメントは予備パーツがジャンク屋の手に渡っている他、ドレッドノートも改修機が紆余曲折を経て傭兵の手に渡っている)。
プラント最高評議会前議長シーゲル・クラインの娘ラクス・クラインの手によってキラ・ヤマトの手に渡り、以後、歌姫の騎士団(三隻同盟)の中核戦力として活躍することとなる。
動力源として核分裂エンジン(とその稼動を実現するニュートロンジャマーキャンセラー)を搭載しており、18m級の機動兵器としてはありえないほどのジェネレーター出力と、それに伴う大火力と耐久力(大気圏突入用装備なしで無事に突破するほど)、さらには稼働時間をもっている。
背部のメインスラスターには、その推力のみで大気圏内での高速、長距離移動が可能なほど大推力のもので、計10枚のウィングを広角展開させることで「ハイマット(High Maneuver Aerial Tactical)モード」と呼ばれる高機動空戦形態を取る。この形態ではプラントのコロニー(ラグランジュポイント)から地球までひとっとび(約30万km)で行けるほど。

「フリーダム」は「自由」の意で「プラントに自由を勝ち取る」の意味合いで名付けられた。
同時期に開発されたジャスティスガンダムは「正義」の意で「ナチュラルに正義の楔を打つ」の意味合いで名付けられ、両機の意味をあわせて「プラントに正義と自由を」という一種の戦意高揚効果を持たせたものと思われる。

「機動戦士ガンダムSEED」後期主役機にして、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」前期ライバル機。
ガンダムのSEED版と言えるストライクと違い、青い翼とハイマットモード時の余剰粒子による光条が眩しい、今時の主流であるリアル・渋さ排除のファンタジー・派手さ重視という、所謂イケイケガンダム。
SEEDシリーズを象徴する機体で、「DESTINY」前半でも主役を喰う程の活躍を見せた。

【武装解説】

ハイマット・フルバースト

頭部バルカンを除く全射撃兵装を展開しての一斉射撃で、フリーダムを象徴する攻撃となっている。ガンダムVS.シリーズでは基本的に単体の目標に攻撃を集中させているが、本来はマルチロックオンシステムを使用して複数の敵機を同時に攻撃するものである。

伝家の宝刀キラキック(前格…連ザ、ステ格…ガンガン、後格…ガンネク)とすれ違い居合い斬り(BD格闘)、プロヴィデンスにトドメを刺した二刀ラケルタ吶喊(特殊格闘)とあわせてフリーダムを代表する武装である。


なお、この名前は劇中では使われておらず(それ以前に、ハイマット・モードの呼称も使われていない)、ゲームなどの媒体で名付けられたものである(初出は「第3次スーパーロボット大戦α」だと思われる)。
そもそも、設定上存在しなかった筈の攻撃方法である。にも拘らず原作では登場直後に使用していた。

というのも、本来フリーダムは高機動形態である「ハイマット・モード」と、バラエーナ・レールガンを展開した「フルバースト・モード」の2形態を使い分け、ヒットアンドウェイを基本戦法とする機体としてデザインされていたのである。
が、本編では見た目、所謂「画」を重視するために羽根を広げた状態で武装を展開する「ハイマット・フルバースト」が採用されたという経緯がある。
漫画版ではこの設定が採用されており、HGフリーダムや1/100フリーダムのプラモがハイマットフルバーストに対応していないのもこの名残という話。
もっとも、プラモでの再現は技術的に無理であった可能性も高いが…。
ちなみに、2011年に発売された「RG フリーダムガンダム」では羽根のデザイン変更などとともに、ハイマットフルバーストの再現も可能になっている。技術革新万歳。

ラケルタ・ビームサーベル(格闘全般)

フリーダム・ジャスティスに搭載された新型ビームサーベルで腰に設置されている、連結させることで「アンビデクストラス・ハルバードモード(ゲルググのビームナギナタの刃をまっすぐにしたようなもの)」となる(ジャスティスはこっちのモードメインで運用してきた)。
射撃兵装に目が行くフリーダムだが、核エンジンによる絶大なパワーと機動力で格闘戦も高いレベルでこなす事が出来る。
劇中でも居合い斬り(BD格闘)でジン2機の腕と頭を同時に破壊したりプロヴィデンスを撃破したアンビデクストラス・ハルバードモードでの突撃(特格)、イザークやシンに使ったバック宙から逆手持ちでの斬り付け(後派生)、セイバーを達磨の刑にした2刀滅多切り(N格前派生)など印象的な攻撃方法があった。

【原作での活躍】

「SEED」後期よりラクスの手引きによりキラ・ヤマトの乗機となり、文字通り一騎当千の大活躍を見せる。「SEED」最終話にてプロヴィデンスと交戦し、激戦の末相打ちも同然とは言え撃破に成功。
ちなみにプラント脱出直後(恐らく)試運転無しの戦闘機動でジン2機を居合い斬り1発で撃破、そのままプラントから地球まで休み無しで飛んでぶっつけ本番の大気圏突入、アークエンジェルの絶体絶命の危機を救い、そのままハイマット・フルバーストを使用して戦場を単騎で制圧と圧倒的(すぎる+キラのパイロット)性能を連合ザフト両軍に見せ付けた。
最終決戦はオプション兵装のミーティアを装備し、その圧倒的な火力でジャスティスと共にすべての核ミサイルを撃墜するが、本来は対艦・対要塞装備のためフリーダム用のミーティアはプロヴィデンスに破壊されてしまった。
この経験からか、DESTINYでは敵エースを確認した段階でミーティアを分離させている。

余談だが、当機が強奪されなかったらアスランと共にザフトのエースであるイザーク・ジュールに授与させている可能性があった。

その後修復され地下シェルターに封印されて、続編の「SEED DESTINY」序盤でも同じくキラ・ヤマトの乗機として登場。
アスハ家別邸にてザフトの特殊部隊に襲撃された際に封印を解き再びキラと共に戦場に舞い戻り、カガリを誘拐した後はアークエンジェルの主戦力として奮闘、Z.A.F.T.と連合の両勢力をかき回した。
「DESTINY」主人公シン・アスカの(多分に心情的な)仇敵としての位置づけも与えられており、シンとは戦場で幾度となく邂逅。34話にてシンの駆るインパルスガンダムの猛攻により撃破された。その時キラは核エンジンを停止させていたため、インパルスが半壊するほどの大爆発は起こしたが大怪我を負わず(複数個所怪我をしてしばらく寝込んだがすぐに回復)にすんだ上、放射能汚染もない。

【パイロット説明】

キラ・ヤマト

以前の経歴はこちらを参照。

アスランとの死闘の後、プラントにあるラクス・クラインの邸宅に運ばれたキラは、しばらくの間、傷を癒しながら闘う意味などを自問する日々を過ごす。ラクスとの会話などを経て一つの答えのようなものを見つけたキラは、その決意を聞かされたラクスの手引きによりフリーダムを託され、再び戦場に舞い戻る。以後は地球連合・プラントの2大勢力のどちらにも属さず、地球連合を出奔する形となったアークエンジェルと合流し、第3勢力(三隻同盟)として戦争を止めるために尽力することとなる。
この頃から戦闘スタイルが「(基本的に)人を殺さない」方向に大きく変わっており、フリーダムのマルチロック機能と自身の能力を最大限に生かした「複数体の敵への一斉射撃で、敵パイロットを殺さず戦闘力のみを奪う」離れ業などを駆使して闘うようになっている。主に頭部や腕、脚部である。
もしリック・ディアス(コクピットの一部が頭部に入っていて、パイロットは頭部から操る。)のことを知らなければ・・・。


「DESTINY」では知人の経営する孤児院に身を寄せており、半ば隠棲状態にあったが、地球連合・プラント間での戦争の再発、及びラクス・クライン暗殺を目的とするザフト軍特殊部隊の襲撃を受けたことをきっかけに再びフリーダムに搭乗。ヤキン・ドゥーエ以降一度もMSに乗ってなかったが腕は腐ってなく特殊部隊の駆るアッシュを全機戦闘不能にした。
そしてオーブが連合と同盟を結び、さらに政略結婚をさせられかけたカガリを救う(?)ために誘拐、その後はアークエンジェルと共に戦争を止めるための道を模索すべく戦場に現れるようになる。
ちなみにアスランに「お前の力はただ戦場を混乱させるだけだ!」と言われるなど、相変わらず戦場では圧倒的強さを誇っていた(高空からターンホイザーやムラサメのBRをピンポイント狙撃、シンやハイネ相手にすれ違い様に居合い斬りで腕を破壊、レールガンで水中にいるアビスのバラエーナ改の連結部分をピンポイント狙撃、ステラの突撃を蹴り飛ばして追い返す、アスランのセイバーを達磨の刑にする等)。
が、デストロイガンダムとの戦闘の時にパイロットのステラを殺してしまったことで、それ以前にも敵対的な感情を向けられていたシン・アスカから完全に憎まれるようになってしまう(ちなみにフリーダム登場直前でシンはステラの説得に成功していた。そこにフリーダムが現れた事によりステラのトラウマが発動。再度暴走した為、周辺地域の被害を抑える為に止む無くトドメを刺した。要するに「知らなかったとは言え、キラが出て来なければ要らぬ被害は生まれなかった」という事である。知らなかっただけあって仕方が無いと言えば仕方が無いのだが)。そして後にザフト軍からの攻撃を受けた際、復讐に燃えるシンの頭脳戦により完全敗北し、フリーダムを破壊されてしまう(キラ自身は咄嗟に核エンジンを停止させたため、辛うじて生きている)。

ちなみにカガリ誘拐の際本編では追撃してきたのはムラサメ第一陣だけだったが、⊿ASTRAYではその後ムラサメの第二陣とデルタアストレイにも追撃されたがやはり圧倒していた。デルタアストレイに関してはゴールドフレームに追撃を止められていたので何とも言えないが・・・

以後の経歴はこちらを参照。

【原作名言集】

  • 想いだけでも…力だけでも…
  • 僕は…それでも僕は…! 力だけが僕の全てじゃないッ
  • あなたは…あなただけは!
  • 違うっ! 人は、人は、そんなものじゃない
  • それでも!守りたい世界があるんだぁ!
  • 僕たちは…どうして… こんなところへ 来てしまったんだろう…


【ゲーム内での活躍】

連合 VS. Z.A.F.T.シリーズ

コスト560の射撃寄り高機動万能機。
連ザ最強の組み合わせである560+420が可能で、射撃格闘機動力がバランスよく高レベルでまとまっており、それでいて癖もないため、初心者から上級者までお勧めできる安定した機体。
対抗馬となるオオワシとの一番の違いはフワステの挙動であり、オオワシに比べると滞空時間で勝っている。好みによって使い分けるとよい。
弱点としては、サブ、CS等がほぼ死に武装となっているため実はそれほど射撃面で優れているというわけではない点。
しかし、全体的に高性能であることには変わりないためそれほど問題ではない。

ガンダム VS. ガンダム

「DESTINY」の枠で登場。機動力特化の3000GP機体。攻撃兵器の性格は連ザ時代と変わらないが、火力と耐久力が2000GP級にまで低下。しかしその代償に得たあらゆる行動をキャンセルする特殊射撃の移動技「キャンセル覚醒」の活用により、弱点を補って余りある強さを獲得。ある程度セオリーを知るプレイヤーが使用する事で、ゲームバランスを完全に崩壊させる事が出来る。全国大会ではそれによる悲劇と呼ぶべき事態が起こった。

NEXT

「SEED」の枠で登場、相変わらず優秀な足回りにシンプルな武装とよく動きコンボを完走すれば240近く出せる格闘とブースト全回復+一定時間ブースト消費量減少効果がある特殊技のS.E.E.D.を持つ高機動型万能機。
全機体が「覚醒キャンセル」に類似した仕様(NEXTダッシュ)を標準装備するのに伴い、「キャンセル覚醒」が撤廃。代わりに消費ブースト量が一定時間軽減する「S.E.E.D.」という武装になった。
また、NDによりバラエーナやフルバーストの隙消しが可能になった事は大きな追い風である。
ブースト量がモノをいう「NEXT」では依然として有効な機能ではあるものの、チャージ時間が60秒と非常に長く低耐久も災いして、下手したらゲージが貯まる前に撃墜されてしまう等、相対的には大幅な弱体化を受けることとなった。
撃たれ弱さと単発火力の低さは相変わらずで更にガンガンや連ザ時代よりロック距離が短くなって必然的に前線に立つ必要があるため、素直な挙動とは逆に使いこなすには多少の慣れとプレイヤースキルを要する機体で近距離用万能機としての性格が強くなっている。
また、大半の行動にBRが絡むためBRの弾数消費も激しい。そのためバラエーナやフルバーストも効果的に使って行かないと弾切れを引き起こしてしまう。
ちなみに格闘に関しては派生はガンガンから受け継ぎ、前格闘撤廃と地上・空中格闘の統合によりキラキックを後格闘に、その他の配置は連ザ時代のものに戻った。

EXVS.(FB)

家庭版DLCにて「SEED」の枠で登場した高機動万能機、次作FULL BOOSTにも参戦が決定している。EXバーストの追加(≒覚醒の復活)により武装としてのS.E.E.D.は消失。
今作はアシスト武装としてCSにジャスティスが追加、レコアと同じく突撃して斬り抜けるが、スタンではなく復帰不可の特殊打ち上げ、コンボの〆で長時間ダウンを奪えるがチャージが3秒と若干長いのが弱点。
バラエーナと共にVS.シリーズでは初めてクスィフィアス・レール砲が実装されたほか、ストライクフリーダムに似た特殊移動も搭載されており、各種行動からキャンセル可能、更に射撃を交互に連射が可能となる(ストフリが本編で使用していたバック宙で本機が横回転なので、恐らくこちらも原作で多用していた側転での回避行動の再現と思われる、本編では側転→バラエーナorフルバーストの流れだった)。
また、BD格闘と同じ挙動の斬り抜けに派生可能、BD格闘寄りダメージが高いので格闘コンボのダメージ底上げに繋がる。
格闘はよく動き、一般的な万能機としては攻撃時間も短めで高性能、なので近距離から中距離では高い制圧力を誇る。

余談だが、本作でついにフリーダムからキックが撤廃された(前格はデストロイ撃破時の突き刺し)他、前派生だったクロス斬りも無くなる等格闘モーションが大幅に変更された。このためコンボルートがNEXTからだいぶ変わっている。

勝利・敗北ポーズ

NEXT

勝利時

羽根を広げてビームライフルを真正面に構える。
SEED後期や連ザ(無印)のタイトルバックのポーズ、連ザ時代からのプレイヤーはよく見たことあるポーズ。

敗北時

がっくりと下を向く。

EXVS.

勝利時

通常時:翼を展開してハイマットモードとなる、この際展開した翼から余剰粒子が放出されている。(アラスカでアークエンジェルの危機を救った時のポーズ)
アシスト射出時:ジャスティスと並んでポーズを取る。後期OP終了間際のアレ。(アシストを出していればトドメが相方でもこちらになる)

敗北時

大破した状態で浮かんでいる。本編最終話でプロヴィデンス撃破後、アスランとカガリに発見された時の状態。
「僕達はどうして…こんなところまで…来てしまったんだろう…」