メッサーラ

メッサーラ
MESSALA
登場作品 機動戦士Zガンダム
型式番号 PMX-000
全高 30.3m
重量 37.3t
所属 ティターンズ
武装 9連装ミサイル・ポッド
クロー・アーム
メガ粒子砲
搭乗者 パプテマス・シロッコ
レコア・ロンド
サラ・ザビアロフ


【設定】

パプテマス・シロッコが木星資源採掘船ジュピトリスにて開発した試作型可変モビルアーマー。
木星での高重力下での運用を想定して設計されており、そのために大型スラスター・ユニットを装備し、フレームの強度もかなり高めになっている。
可変「MA」の中では最初期にムーバブル・フレームを採用しており、約0.5秒で変形できる。
このムーバブル・フレームは連邦・グリプス系の物でもなければアクシズ経由AE開発のブロックビルドアップ系でもなくシロッコが独自に開発した同等品の類であるとの事。
装甲材も、リック・ディアスZガンダムに採用されているガンダリウムγと同水準の独自開発のガンダリウム系合金類が使われている。


【武装】

9連装ミサイル・ポッド

両肩に装備されたミサイル・ランチャー。
ミサイルには光学シーカーが搭載されある程度の誘導が可能。

クロー・アーム

両前腕に備え付けられた大型クロー付きのパーツ。
格闘戦などに用いる。

バルカン砲

クロー・アームの左右に小さく空いている砲口は一部設定書籍で「バルカン砲×2」とされている。
劇中未使用武装の為か一部の設定資料ではなかった事にされるケースも有る。

グレネード・ランチャー

クロー・アーム内側にある擲弾発射機で発射時は蓋になっているクローを展開する必要が有る。
発射するグレネードは二発ずつ装填されており大型である。

ビーム・サーベル

クロー・アームと前腕の間の空間に収納されているビーム近接白兵武装。

メガ粒子砲

背部のスラスター・ユニットに同軸直結する形で搭載されている左右一対二門の高出力ビーム砲。


【原作の活躍】

ガンダムシリーズ史上初の変形シーンを披露した機体。
ジャブロー降下作戦中のエゥーゴを単機で奇襲。
ジムII部隊を一蹴、サラミス改級巡洋艦シチリアを撃沈、エマ・シーンのリック・ディアスを小破させ大気圏突入不可にさせるなどパプテマス・シロッコの技量と相まって高い戦果を叩き出した。
舞台が再び宇宙に戻ってきてからは、レコア・ロンドやサラ・ザビアロフがパイロットとなりエゥーゴと何度か交戦しているが、この二人が別の機体に乗り換えて以降は登場していない。


【搭乗者】

パプテマス・シロッコ

CV:島田 敏

地球連邦軍に所属する大尉(劇場版では大佐)で、いわゆる木星帰りの男である。
自他共に認める天才であり、その素晴らしい才能はパイロットのみならず艦隊指揮、政治、そしてMS開発などにも生かされている。
また、非常に強力なNT能力の所持者であり、ハマーンとプレッシャーの掛け合いで一歩も引く事もなく、キュベレイのファンネルを初見で撃ち落して見せたりもしていた。

自分を「傍観者」、「歴史の立会人」として見ており、権力に特に興味は無いらしい。ティターンズの力をその手におさめようと暗躍していたが、戦争終結後にはそれだけでは統治できないと考え、「世界は女性によって統治されるべき」という世界統治思想を持っているが、その詳細は結局語られなかった。

グリプス戦役後期には自身の専用機として開発したジ・Oを駆る。

【原作名台詞】

  • 「落ちろ、カトンボ」
    • 名言かつ迷言な代表的冨野節。ゲーム作品ではよく叫んでいるが、原作では不敵に呟くものだった。まあゲーム作品になると誇張されるのは御大将のようによくある事である。

  • 「フフフフフ…ハハハハハ…! 落ちろ!!」
    • ガンダムシリーズ史上初の可変機の変形シーン。「この機体はお前たちの機体とは格が違う」とばかりに高笑いし、カミーユとエマを圧倒する。


【VS.シリーズの活躍】

エゥーゴVS.ティターンズ

コスト275の可変機。リロードが早く2本同時に撃つビーム、高威力のミサイルを持ち射撃能力が高い。
しかし、機体サイズが大きいため被弾しやすい、格闘性能が今ひとつ、MS時がかなり重いと近距離戦に弱い。
非常に癖が強く、他の275機(ギャプラン、アッシマー)があまりにも優秀だったため、対戦で目にする機会は少なかった。

EXVS.

8/23に追加配信された。
メガ粒子砲やミサイルを備えた、コスト2000の射撃援護機となっている。
また、他の変形機よりも変形中の機動性や武装の性能が良く、誘導を切れる急速変形を絡めて戦うトリッキーな機体に仕上がっている。
特に変形中のサブ射撃は全機体のゲロビの中でも威力が低い以外は凶悪な性能を誇る。
アシストとして、ガブスレイが控えている。
覚醒技はプレッシャーだが、覚醒技の例に漏れず使うと覚醒やブーストゲージが0になるので、本当に最後の迎撃手段である。

余談だが、カミーユはΖで参戦しているのに、何故か彼はジ・Oではなくメッサーラに乗っているという妙なことになっている。
また、可変MAという分類上、この時点ではガンダムvsシリーズ唯一操作できるMAでもある。
しかし、EXVSMB-ONでは2017年1月に同じく可変MAであるバウンド・ドックが参戦する為、唯一ではなくなった。

EXVS.FB

アシストの弾数が増え、覚醒中はサブが二発になるなど、うれしい強化がなされている。
特に覚醒中は、援護機不相応な高威力の格闘コンボを繰り出せる。

EXVS.MB

アシストのガブスレイがリロードされるようになった。
更に覚醒の仕様変更でプレッシャーの使い勝手が大きく向上しており、Fドライブと併せて大逆転が狙える。
しかし、それ以上にSドライブとの相性が良いのは言うまでもない。

EXVS.MBON

稼働直後は特に大きな変更点が無く、アップデートによりアシストのリロード時間短縮や変形周りのブースト燃費改善等が行われた。

GVS

全機体共通のストライカーがシステムとして実装されたため、アシストが消滅。
その代わり、MS時特射にグレネードランチャーと変形時特射に高速移動が追加された。
MS時特射のグレネードランチャーは発生・弾速・誘導全てがハイレベルでまとまっており、ステダイブが蔓延している環境でも結構刺さってくれる。
変形時特射の高速移動は、誘導切りが無いがとにかく加速が大きく、慣性を乗せながら変形解除が出来る。さらにリロードが7秒とかなり早いので困ったらこれで戦線離脱も容易い。

EXVS.2

GVSを基準とした性能になり、通常時特射がマラサイがゲロビを撃ってくれるアシストとなった。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:左腕を高く上げてモノアイ発光
格闘で勝利時(FBで追加):画面外からMA形態で現れ、変形を解除してサーベル一閃→モノアイ発光
覚醒時:青いオーラを纏いながら通常時のポーズ

敗北ポーズ

ショートしながら爆発する。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

第1話の第7回ガンプラバトル選手権のCMに登場。
グレネード・ランチャーで姿勢を崩した所へのメガ粒子砲でリグ・シャッコーを撃破した。

第10話の世界大会予選第1ピリオドの勝ち抜き戦第3試合では、アビゴルバインに破壊されたのか胸部から煙を吹く残骸として登場した。

機動戦士ガンダム ヴァルプルギス

Ζガンダム本編の同一機体と思われる機体が登場。コンチェッタ・フィリー曰く「無色のグリモア」「ゼロ」。
主人公でありながらラスボスであるマシロ・オークスの搭乗するオーヴェロンに対抗できる機体として封印されていた。シロッコの人格に覚醒して危険な存在と化したマシロとオーヴェロンを消すため、コンチェッタとフィオリーナの両名の承認で封印されていたコンテナを開放してコンチェッタが搭乗。
オーヴェロンから発するマシロのニュータイプの波動の干渉(ディマーテル、ファーヴニルなどは行動不能と化した)を受け付けず、カミーユとシロッコの最終決戦時の思念波が再生されると同時にオーヴェロンを行動不能にさせ、Ζガンダムと同様にMA形態でスイカバーしてオーヴェロンのコクピットを貫いた
他には本機の発展機でMA形態固定&オーヴェロンの強化パーツとなるメッサーラ・グラシュティンも登場。


【余談】

元中日ドラゴンズ監督・落合博満氏のお気に入りがウイングガンダムゼロ(EW版)なのは割と有名だが、一方でこの機体はあまり好きではないらしい。曰く「変にゴツゴツしている」のがお気に召さないようだ。


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最終更新:2023年08月26日 12:10
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