機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY Mobile Suit Gundam Side Story The Blue Destiny |
媒体 |
セガサターン(ゲーム) |
話数 |
全3部作 |
メディア展開 |
小説 コミック |
VSシリーズ初参戦作 |
機動戦士ガンダム EXTREME VS. |
登場勢力 |
地球連邦軍(モルモット隊) ジオン公国軍 |
VSシリーズ登場人物 |
ユウ・カジマ モーリン・キタムラ マリオン・ウェルチ ニムバス・シュターゼン |
VSシリーズ登場機体 |
ブルーディスティニー1号機 ジム イフリート改 |
VSシリーズ使用BGM |
戦慄のブルー(THUNDER CLAP) THE FRONT |
VSシリーズ関連ステージ |
現在なし |
【あらすじ】
地球連邦軍にとっての新兵器であるモビルスーツの運用試験をするための小隊・地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(通称モルモット隊)に配属になったユウ・カジマは、ある作戦で異常なまでの機動力と攻撃力を持つモビルスーツの襲撃を受ける。全身を蒼く塗られたその機体は、味方であるはずのジムだった…。
何とか撃退することに成功するが、この事件をきっかけにユウ達は「EXAM」と呼ばれるシステムをめぐる戦いに巻き込まれていく。
【作品解説】
セガサターンで発売されたサイドストーリーの一つであり、ゲームとしては最初に発売された外伝作品である。外伝と言うことで「機動戦士ガンダム」と世界観を共有しつつもオリジナルの機体やキャラクターをメインとしており、アニメのキャラクターは登場しない。
全5ステージ×3作と今でいう分割商法に近い構成であったが、当時は特に批判は起きなかった。
セーブデータは引継ぎ可能で、IIIクリア時のスコアとIからの引継ぎの有無で5種類に分岐するマルチエンディングとなっている。
外伝作品の中でも知名度が高く、一年戦争を扱う大抵の作品に出演している。また、「Gジェネレーション」シリーズでは第1作からシナリオが再現されている。
そのハードなストーリーや機体のデザインからファンの人気も高く、VS.シリーズでは初となるゲームからの参戦作品となった。
残念なことにハードがセガサターンのみで'13年までリメイク・配信がされてない為人気・知名度の割にプレイ経験のあるガンダムファンは多くない。
が、'14年遂にPS3で、ミッシングリンクの一作品としてフルリメイクされた(さすがにFPSとはいかなかったが)。
余談だが企画の初期段階ではプレイヤーはジオン側だったが、「画面に映るのがジムばかりでつまらない」という理由で連邦側になった。
なお、本作のジャンルはアクションではなくシューティング(現在で言うところのFPSに近い)である。
ちなみに、本作のタイトルおよび機体名の「DESTINY」の読みは「デスティニー」ではなく「ディスティニー」なので間違えないように。
1号機がEXVSの家庭版DLCで追加され、その後FBでイフリート改が追加されてからは新規のプレイアブル機は来てはいない。
【VSシリーズ登場勢力】
地球連邦軍(モルモット隊)
- 正式名称は「第11独立機械化混成部隊」。戦場を渡り歩きMSの運用データ収集を主たる任務とするため「モルモット(実験動物)隊」というあだ名がつけられている。
- やっかみや嫉妬の目を向けられることも多く他の部隊との関係は良好と言えず、また激戦区に送られることもあり消耗も大きく一概に良い部隊とは言えないようである。
ジオン公国軍
- 今作のジオン公国(ニムバス)は連邦に亡命したクルスト博士の抹殺を任務としており、そのために使われたMSはクルスト博士が残していったイフリート改であった。
【ガンダムVS.シリーズにおけるステージタイトルとの関連】
この作品はEXVS.からの参戦であるので無い。
ここでは、本作品に関連するEXVS以降のミッションモードに付いているタイトルを記載する。
- 戦慄のブルー(トライアルミッション)…ガンダム外伝1作目タイトル
- 蒼き絆(トライアルミッション)
- タイムリミット(トライアルミッション)
- MSシミュレータVS.RX&MSZ(トライアルミッション)
- EXAMシステム発動(フルブーストミッション)
最終更新:2023年12月08日 08:58