ガンダムスローネアイン

ガンダムスローネアイン
GUNDAM THRONE EINS
登場作品 機動戦士ガンダム00
型式番号 GNW-001
全高 18.6m
重量 67.1t
所属 ソレスタルビーイング
搭乗者 ヨハン・トリニティ
武装 GNビームサーベル
GNビームライフル
GNランチャー
GNシールド
特殊装備 GNドライヴ[Τ]


【設定】

アレハンドロ・コーナーがヴェーダから入手したデータを元に開発したガンダムスローネシリーズの1機。
超長距離からの狙撃に特化しておりガンダムデュナメスに似たコンセプトを持っているが、デュナメスが精密狙撃を得意とするのに対して、本機は兄弟機達との連結による大出力ビーム砲も発射可能となっている等ガンダムヴァーチェのような殲滅戦用機としての運用も考慮された設計となっている。
砲撃機だが、少数で武力介入を行うソレスタルビーイングの立場上、接近戦も考慮されておりGNビームサーベルと左腕に装着型のGNビームライフルを装備している。

基本、単独行動も考慮されているトレミーチームのガンダムと違い、狙撃・砲撃のアイン、中~接近戦用のガンダムスローネツヴァイ、GNステルスフィールドによる支援戦闘用のガンダムスローネドライとの連携戦闘に重点を置いている等設計思想に違いが見える。
また、スローネのメインフレームはすべて共通しており、チームトリニティのガンダム3機は正確には「ガンダムスローネ」という機体の「アイン(1号機)仕様」という形になっている。
また、スローネから得られたデータはジンクスの開発に多大な影響をあたえることとなった。


【武装】

GNビームサーベル

両肩に1本ずつマウントされている近接戦用のビーム兵器。
構造はガンダムエクシア等の物とほぼ同じだが、より高出力のビーム刃を形成できる。
またGNコンデンサーを内蔵しており、本体からのGN粒子供給なしでも短時間ならばビーム刃を形成・維持する事が可能。
しかし、これが仇となりグラハム専用ユニオンフラッグカスタムに奪われ腕を切り落とされたことも。

GNビームライフル

ボウガンのような形をした本機の携行ビーム兵器。
GNランチャーによる長距離狙撃時にはドッキングするようになっている。
また、ライフルの銃身下部にはスモークディスチャージャーが搭載されている。

GNランチャー

背部バックパック右側に設置されたビーム砲。
スローネツヴァイやスローネドライと連結することによってGNメガランチャーおよびGNハイメガランチャーと呼ばれる形態をとることもできる。

GNメガランチャー

スローネツヴァイもしくはスローネドライのどちらかと連結、エネルギー供給を受ける事で威力を高めたGNランチャー。

GNハイメガランチャー

スローネツヴァイとスローネドライの両機と連結する事で使用可能となる。


【原作における活躍】

ユニオン・AEU・人革連の合同作戦によって窮地に陥ったソレスタルビーイングのガンダムを救っている。
しかしその後はプトレマイオスとは別行動を取り、チームトリニティの機体として世界各地で凄惨な武力介入を敢行。
後にプトレマイオスチームとも敵対してしまう。
アイリス社の兵器工場を襲撃した際に単機で襲いかかって来るグラハム専用ユニオンフラッグカスタムと交戦するも、GNビームサーベルを奪われ、そのサーベルで右腕を破損されるという大失態を犯す。
物語終盤、ジンクスの譲渡に成功した事によりアレハンドロ・コーナーから用済みとして始末のために差し向けられたアリー・アル・サーシェスに奪取されたスローネツヴァイと一騎打ちを行うも完敗、最後はGNビームガンの直撃弾を雨霰と浴びて爆散した。


【搭乗者】

ヨハン・トリニティ

CV:小西 克幸

ソレスタルビーイングのチームトリニティの一人で、トリニティ兄妹の長男。
イケメンであり、クリスティナ・シエラは彼に対して好感を抱き、一緒に写真も撮っていた。
チームのリーダーで好き勝手に動きがちな弟妹を諌める立場でもある。
冷静沈着な紳士で武力介入を愉しみや遊び感覚で行っている弟妹とは異なり、自身の生まれた境遇や表向きの存在意義もちゃんと把握していた。
トリニティの武力介入が些か過激である事も(少なくともヨハンは)承知の上であり、それでも「世界を変える」という目標のためと考えるなどガンダムマイスターとしての自覚もあり、その過激な武力介入であっても彼は無益な殺生は行わず、自らの過信による失態に対しても素直に反省するし、中盤には自分達を排除対象として襲いかかるプトレマイオスのマイスター達にまずは理由の説明を求め会話を試みたりもした。
しかし、任務外のことに関しては冷淡であまり興味を示さない、やはりどこかしら問題ある人物といえる。
サーシェスに奪取されたツヴァイとの戦闘では完全に腕の差が響いて完敗し機体は爆散、自分の信念と存在意義を木っ端微塵に砕かれた事により後述の台詞と共に涙を浮かべながら散っていった。
サーシェスにミハエルが殺され、自身も窮地に陥った際には混乱するネーナへ逃げるように真っ先に促すなど兄弟の絆がうかがえるシーンもあった。

上記の通りトリニティというかプトレマイオス組を含めたマイスター達を含めても社交性も込みでかなりまともな性格をしており、プトレマイオスに襲われたのも弟や妹が暴走した結果とも言えるのでもし単独であればまた違った未来があったのかもしれない。

【原作名台詞】

  • 「この世界を変えるために!」
    • トリニティ兄弟もといヨハンの信条とする言葉。

  • スメラギ「あのガンダムで何をするつもり?」
    ヨハン「もちろん、戦争根絶です」
    • スメラギの問いへの回答。嘘偽りのない本心であり、彼のガンダムマイスターとしての誇りがうかがえる。

  • 「錯乱したか、エクシア…!」
    • 過度な武力介入を行うチームトリニティに業を煮やした刹那がエクシアでトリニティ達に襲い掛かり、「その機体がガンダムであるものか!」「違う、貴様はガンダムではない!」と言う刹那に対しての台詞。

  • 「バカな…私たちは、マイスターとなるために生み出され、そのために…生きて…!!」
    • 散り際の台詞。自分達が使い捨ての道具であることも知らず、自分の出生の理由を口走り最期を迎えてしまった。
      己の生み出された目的に殉じた男の誇りが崩壊した瞬間でもある。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.FB

ガンダムスローネドライの武装アシストとしてガンダムスローネツヴァイと共に登場。

GUNDAM VERSUS

ミハエルのスローネツヴァィに続く形で参戦が決定。
後にネーナのスローネドライも継続参戦する事が報じられ、トリニティ全員がプレイアブル化する運びとなった。
見た目通りの射撃寄り万能機で、サブ、特射がGNランチャー(単発ダウンとゲロビ)特殊格闘でツヴァイとドッキングし一定時間射撃性能が向上する。特にファングを飛ばしたりするわけではなく、ただ立っているだけ。
兄弟同様GVSの象徴ともいえるサーベル投げも完備。ちなみに射程無限。
覚醒技はGNハイメガランチャー。強化中特射ゲロビほど曲げられないし爆風もないのでロマン技。
格闘は発生は遅く判定も伸びも優れているわけではないが格闘の振りが速いという個性がある。

原作視聴者からは「ただドッキングするならツヴァイじゃなくてドライのほうが適任じゃないか」との声も上がった。

本作では3on3があるのでトレミー組との決戦も再現可能。ただしヴァーチェはDLCだが。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

  • 通常時:GNビームライフルをGNランチャーに接続して構える
  • 特格、覚醒技使用時:ツヴァイ、ドライと共に並び立つ。1stシーズン後期OPの再現

敗北ポーズ

右腕を喪い、左手にGNビームサーベルを持っている状態で漂った後、爆散
原作最後のシーンの再現


【その他活躍】

スーパーロボット大戦

「第2次Z破界篇」で初登場。トレミー組対トリニティがルート分岐なため1度も戦わずに退場することもある上、グラハムのカスタムフラッグとの交戦もカットされているなど地味。
「X-Ω」ではネーナが主役のイベントではサーシェスに撃墜されるところから物語が始まるため出オチとなり、「クロスアンジュ」のエンブリヲによってミハエル共々そっくりなホムンクルスが造られるもネーナへの精神攻撃として破壊される。
「DD」では登場こそするも戦闘する機会もなくサーシェスに撃墜される。
全体的に不憫ではあるが、「第2次Z」では同じ小西氏が声を担当した「グレンラガン」のカミナ、「マクロスF」のオズマと弟(分)自慢合戦を行う中断メッセージが用意されている。

ガンダムトライエイジ

スローネツヴァイとミハエル(サーシェスのおまけでプロモカードになっていた)に遅れていたがネーナと共にトリニティ3兄弟でようやく参戦。ミハエルも通常段デビューとなった。全員高レア。
スローネアインにはツヴァイ、ドライとの合体技持ちもある。

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最終更新:2023年08月08日 14:41
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