EV171 ”勝てない敵との戦い” 結果
#以下、この記事はアイドレス世界とのリンクを切り離して掲示する。
----------<目次>----------
●ゲーム開始までの情勢
○魔法熱の発生経緯
○対応策の模索
●ゲームログ
○ゲーム開始〜チーム分け
○窓A - Part I -
○窓B - Part I -
○窓A - Part II -
○窓B - 幕間 -
○窓B - Part II -
○合流後
○感想戦
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●ゲーム開始までの情勢
○魔法熱の発生経緯
2011年1月下旬から、共和国ではインフレの兆候がありました。これはEV165 ”産業育成準備”を受けて各国の経済が急成長を遂げていたことが下地にあります。
ここで、T16末からT17初頭にかけて大統領府を中心に多額の資金移動がありました。各国からの支援金返済で500億近く、また続くT17の聨合資金援助等で800億程のお金が一挙に動いていたのです。これがスーパーインフレを引き起こしました。
間にバレンタインによるゲーム休止期間を挟みながら、共和国はこのインフレへの対策に追われることになります。
やがてこのインフレの陰で「魔法熱」と呼ばれる病が大流行してしまいます。
体内に魔力が蓄積されすぎてしまった結果、咳などの風邪の症状が表れ、酷い時は死に至ります。これが、魔法熱です。
魔法熱が流行した原因には
1.世界が終末に近づいていたこと
2.かのものを呼んだこと
3.インフレによる食糧不足から、植物の乱獲が行われたこと
4.インフレで政府機能が円滑でなかったこと
などがありました。
▽1.世界が終末に近づいていたこと
終末を迎えつつある世界には、ターン9のアイドレス同様リューンの青い雪が降ります。
リューンと魔力は同じものではありませんが、「リューンから精製されるものが魔力」といった解釈で概ねあっているようです。
つまり、世界が終末に近づくと世界に魔力が溢れやすい、ということになります。
▽2.かのものを呼んだこと
「世界がかのものに近付くこと」と「世界が終末に近付くこと」はほぼ同義だと言われています。
かのものは、それについて語るほど近づいてきます。そのため元々の名称がタブー視され「かのもの」という表記が使われるようになり、その「かのもの」すら危うくなって「○○○○」等が使われていました。
ですが問題の本質は呼び名ではなく、話題にすることそのものです。終わりに近づいた今のアイドレス世界では、伏字であろうとこれを示唆する発言だけで大変危険になってしまいました。
質疑等で呼び寄せてしまった結果、世界は加速度的に終わりに近づき、魔法熱も急速に悪化しました。
#補足:
# 現在芝村さんは、「を呼び寄せる」等の空白で暗喩しています。
# ですがこれは、状況説明等で言及が必要不可欠なためであり、空白なら安全というわけではありません。
# 話題に出すことそのものがコメントアウトの有無に関わらず危険な情勢ですので、ご注意ください。
▽3.インフレによる食糧不足から、植物の乱獲が行われたこと
インフレとそれに続くデノミは流通麻痺を引き起こし、食料自給率の低い国を中心に深刻な食糧不足になりました。結果、食糧確保を目的として大規模な植物の伐採・採集が行われます。
ですが、植物には、かつてかのものの遺跡の封印に使われたように、魔力を吸収する性質があることが知られています。
この植物の乱獲によって、世界は魔力に対する抵抗力を弱めていくと同時に、人は伐採した植物を口にすることで濃縮された魔力を摂取することになり、魔法熱は二重の意味で悪化を遂げます。
▽4.インフレで政府機能が円滑でなかったこと
物流や情報網の麻痺に加え、インフレ対策に人手が取られたこともあり、魔法熱の発覚は非常に遅れました。
その結果、事態は深刻化していきます。
○対応策の模索
魔法熱の話は5月に入ってから、生活ゲーム・質疑等で出始めました。
初期の段階では、アンチマジックベリーと呼ばれる魔力を吸い取るヘビイチゴのジャムを配布する、世界樹を植える等の対策が多くの人によって行われました。
ですがアンチマジックベリーはすぐに不足し始めました。また世界樹が育つ気候にも制限があります。急速に悪化していく情勢に、第5世界等へ一時避難する国も出ました。特に被害の酷かった鍋の国では、高原雷鋼さんと翠蓮さんが国民を植物で包み込むことで被害を抑えていました。
そんな情勢の中、竜や神々はかのものの顕在化を少しでも止めるべく、NWを滅ぼすことの検討を始めます。
是空大統領はドラゴンと交渉を行い(⇒是空の特別ゲーム0512)、人が対処法を見つけ出すまで30時間の猶予を得ます。
対応策の検討が行われ(⇒星見からの緊急情報0512)、コゼット(=海法紀子=七城メイ=東原希望)を探して周囲のリューンや魔力を吸収する絶技「シオネの円環」を使ってもらう方向でまとまります。
行方不明となっているコゼットさんについては鷺坂さんが生活ゲーム(⇒散歩の道)で調査した結果を踏まえ、追跡者のみなしを持つアキリーズ・ヒガ・ボーランドウッドさんに捜索が依頼されます。
EV171では、これらの情報を踏まえてのコゼットさんの捜索と、ドラゴンの説得という二つの課題に対処することになりました。
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●ゲームログ
○ゲーム開始〜チーム分け
芝村: では171開始の前に、作戦の確認などあればやってよし。
2230には開始する。あと5分。
海法: 基本的には、世界樹の成長による時間稼ぎとコゼット捜索。その件についての説明で行う予定です。
是空: では、基本は海法さんほか、メンバーが前線で。
万が一開始場所が違う場合はコゼット捜索を俺とアキで決着つけて合流します。
ほかのメンバーはアイディアだしながら時間かせぎ。>海法さんのでOK
師匠は海法さんと? かな???
是空: 上記プランは、万が一「開始場所がバラバラ」の場合の対応案です。
是空: コゼットがすでにいるなら、全員合流開始を希望します。
海法: ゲームが始まった時点の状況次第で柔軟対応しつつ、そんな感じということですね。
芝村: では。処理はこのようにします。
芝村: A班:コゼット捜索グループ
B班:竜との交渉グループ
チーム分けを2分で行ってください。2230より開始します。
ペンギン、来須A はどちらについてもいいよ。アキはA固定です
是空: 芝村さん、この場合、オーマと竜の仲の悪さを考慮しますか???
俺や師匠もオーマですが。会えてるので、大丈夫かと思いますが。
芝村: オーマは本来仲が悪いが、竜は青オーマのグループに入る
ほんとの意味で仲が悪いのは神々とオーマだ
高原: なるほど
(そーいやガンプオーマの守護獣であった>ウォータードラゴン)
芝村: 神々は今のところ、交渉成功率では風野、はっきーだけしか成功事例がなく、藻女は大量殺人で逮捕された
さて。時間だ。
高原: ですねー
海法: A:是空、風杜、来須
B:海法、高原、ペンギン、しらいし
で、ひとまずお願いします。
芝村: OK
是空: あと、Bにもういっこ。
海法: あと、風野先生頼りにしてゆきます
是空: AIあかりんを。追加で。
芝村: OK 処理は同時に行います。
A窓をこちらにしましょうか。 B窓作って
高原: 了解です。
芝村: くくく。
弓下: って、え? な、なにが…
是空: きにするな。いつものことだ>あさぎ
是空: プレイでなんとでも変わる。
芝村: 実は神々と相性悪いのは海法
海法: まぁそうなんですが。
是空: うん。そのための師匠です。
芝村: では開始します
/*/
○窓A - Part I -
芝村: ここは、宰相府だ。とんでもない人の量で、歩くのもままならない。
目の前、300m先で大きな水柱があがっている。
芝村: そして是空は人の波に呑まれていった……
是空: 「まーかーせーたー」
風杜: 「いや、ちょっと待ってください!」
芝村: 風杜が引き戻した。
風杜: 「……ふー」
芝村: 今頃会談ははじまっているであろう。
さてコゼットはどこにいるのやら
是空: 「ぬ?」
「いや、風杜君が居れば捜索もだいじょぶでしょ。
とりあえずアキと連絡か、キミの絶技以外の能力でうまいことゴールを目指そう」
風杜: 「……ん、了解です。まず、アキさんに連絡するところから始めましょうか。」
是空: 龍樹さんからアキを紹介されてるということは、連絡方法を知ってると思います。
つーことで、アキと連絡取ります。
芝村: アキは携帯とかもってないよ。
風杜: じゃあ、掲示板に書いたりして連絡してたりするんでしょうか?
是空: 龍樹はどう連絡とるんだろ?
龍樹には連絡取れると思うので、聞いてみます。
芝村: いや。連絡しない>龍樹には
是空: なるほど。
芝村: あいつが戻ってくるというのがパターンだね。だいたい。
だが今回はその時間もないという
風杜: なるほど。たしかにそんな感じですね。
芝村: 前代未聞の探し人を捜す探偵を捜すという展開
是空: では、宰相府の能力を借りよう。時間が惜しい。
鏡とかあるでしょ。あそこには>宰相府
風杜: 鏡はつかったことありますよ。一度お仕事にしようとしましたし。凄い古い話ですがw
是空: または、温泉とかほってるだろうから。その辺ですでに仕事追えたアキがいるでしょ(笑)。
芝村: たしかに、水柱が500m先であがってる
是空: 水柱のとこ行ったら。いたりしてね。
風杜: ですね。いってみましょうか。
是空: あいよー。いってみます。
芝村: かき分けるには、評価20がいる。
風杜: 何で20でしょうか?
芝村: 敏捷や幸運ではなく、筋力だね
是空: ダガー無しで50です。
54か。
風杜: 筋力で32です
あ、すみません28です
芝村: 成功した。やすやすとかきわけた。
皆、にげまどっている。
水のたもとは静かだ。
アキが温泉に入っている。貴方がたに手を振ってる。
是空: 「やぁ!」
芝村: アキ:「よお」
#お前ら兄弟か
風杜: 「……えーと」
是空: もともと裸なので、温泉にタイツマンで入りつつ。
「で、どうよ?」
芝村: アキ:「上々」
アキはワイルドに笑った。
是空: 「依頼主への報告がないよ?」
芝村: 手を伸ばした。
アキ:「そんな時間もないんじゃないか」
是空: 握手かその手にあるなにかを確認します。
芝村: アキ:「急いでると思ってね。電話よりはやいとなるとこれ」
手の先には水柱
是空: 「いいから情報よこせ」
風杜: #眼のやり場に困ってます
芝村: アキ:「温泉を作った。10kmさき」
是空: 「そこにいるのか?」
「全裸の我が娘が」
芝村: アキ:「無人の砂漠のどまんなかだ。もしご婦人が旅してたら、俺なら温泉にはいるね。
まあ、こんなところに温泉がって」
「完璧な作戦だろ。へへ」
是空: 「いそぐぞ!! 風杜!!!!!!!!!!」
風杜: 「えー」
風杜: 「わ、わかりました(気圧されています)」
是空: 「アキ、遠巻きならついてきてOK!!]
是空: れっつごー。
芝村: アキは酒のんだあとについていくようだ
/*/
○窓B - Part I -
Aチーム(というか是空さん)が盛り上がっているその頃、一方Bチームは。
芝村: ここは、秋の園、龍神池の前だ。
皆は立っている。
ペンギンは煙草を吸おうとしてやめた
白石: (心落ち着けて深呼吸)
海法: 「今日はよろしくです。師匠」
芝村: ペンギン:「いくぞ」
海法: 「いきましょう」
白石: 「はい」
高原: 無言で頷きます
芝村: ペンギン:「前回は最初に入った奴だけだった。どう入る?」
海法: 「ロッシさんに最初にいってもらうのがいいですかね」
芝村: ロッシ:「うん。いってくる。海法さんよりましだ(ぼそ)」
ロッシはペンギンつかんで落ちた。
海法: 紹介してくれるだろうから、しばらく待って飛び込みましょうか?>皆の衆
芝村: 何時飛び込んでもいい。
高原: 時間の流れ違うから、どうなるかわかんないっすよ>あっちとのあれ
海法: 「それもそうか」
10数えて飛び込みます。
白石: 念のため周囲を警戒しつつ 特に問題なさそうなら続きます
高原: じゃあ、殿で。
芝村: 飛び込んだ。
真っ赤な夕焼けの中にいる。
巨大な竜が、ゆっくり姿を見せた。
海法: 頭を下げます
白石: 礼をします 「はじめまして」
芝村: ロッシ:「これで、全員です」
皇帝竜は少しうなずいた
高原: 「どうも、初めまして」
一礼
海法: 「お邪魔します」
芝村: 皇帝竜:「さて。是空がいないようだが、君たちが代表かね?」
海法: 「はい」
芝村: 皇帝竜:「話をきかせてもらうか」
海法: (ロッシさんのほうを見る)
芝村: ロッシ:「はい。どこから説明をしましょうか」
皇帝竜:「時間を延ばす方法が、いくつもあると思えないが」
同時刻、NWCでは。
芝村 > 迅雷と呼ばれる真っ白なドラゴンが共和国を旋回している。
芝村: ロッシ:「シオネの円環というものを、ご存じでしょうか」
皇帝竜:「その絶技はよく知っている」
皇帝竜:「だが、その絶技は途絶えた。使い手はもはやいない」
ロッシは海法を見た。
海法: 「一人おります」
芝村: 皇帝竜:「シオネの血脈は耐えた」
海法: 「私と、昨日参った是空とおるを父と仰いでくれる子で、
今、それを是空とおるが探しにいってまいります」
「コゼットあるいは海法紀子と名乗っています。青にして竜胆といったほうがよいのでしょうか」
芝村: 皇帝竜:「青ではシオネの円環は使えない」
皇帝竜は困った感じだ。
皇帝竜:「残念だった」
皇帝竜は消えた。
ペンギン:「まて」
ペンギン:「最期まで説明をきいてやれ。そう長くはない」
ペンギンは海法を見た。
海法: 「ありがとうございます」
「青で絶技が使えない理屈はよく知りませんが、私が見た時は、使っていました。その時は」
「「万物の調停者のまたものたる 竜胆の我は」と言っておりました。
芝村: 皇帝竜:「青が使える絶技は少ない。その報告は嘘だろう」
ロッシ:「嘘ではありません」
ロッシ:「海法さん、なんか、竜が分かる説明ない?」
海法: (むちゃぶられた!)
「シオネの円環は、シオネ自身か、それに連なるものではないと使えないという理解でよいでしょうか?」
芝村: 皇帝竜はうなずいた
海法: 「竜胆は、今代のシオネである青の青、青の厚志に仕えるものです」
「その許可を持って使えるのではないかと思っております」
芝村: 皇帝竜:「それはない」
皇帝竜:「もう少し、ましな嘘であればと思う」
高原: 「ペンギン、円環ってリンの絶技なんで?」
海法: (師匠のほうを見ます)
芝村: ペンギン:「そうだ」
海法: (どこが嘘と思われたんだろう)
高原: 「つまり、リンの血を引いて後、ガンプとなったなら使えたりします?」
(ありえないルートじゃねえかなーと)
芝村: 皇帝竜:「それはない」
高原: 「ふむ」
芝村: ペンギンは難しい顔をしている。
皇帝竜は消えた。
白石: 「シオネの血を ひいていればよいのですよね」
芝村: /*/
海法: 「先ほどの件について、私は嘘を言ったつもりはありませんが、
自分でもよく知らないことを言っているために、間違いがあったかもしれません。
それはないということを教えてはいただけませんでしょうか」
「今、是空が、彼女を連れてまいりますので、それをもってお話を聞いてはいただけませんでしょうか」
芝村: 周囲の映像が切り替わった。
芝村: 真っ赤に燃える大地が見える。
海法: 「待ってください」
ここで、それまでAI操作だった緋璃・ロッシの中の人がメッセにログイン。
ゲームが一端中断します。
/*/
○窓A - Part II -
交渉が難航する中、温泉にたどり着いたAチーム。
是空: 「クリス! はーやーくー!」
芝村: もわもわ湯気があがっている。
来須はあきれながら突いてきている。表情は帽子で隠した。
ここは10km離れた温泉だ。
是空: 匍匐前進。
風杜: 「ほ、ほんとに温泉ですねえ……」
是空: 周囲に人影いれば倒し。ただ目的に向かって忠実に真っ直ぐ。
「風杜……お前は先行しても良い」性別的に。
芝村: 是空は温泉に落ちた。
風杜: 「あ」
是空: 「なーん」
芝村: 湯気から人影が見える。
立ち上がったようだ。
ああ、コゼットだ。
日差しのせいか、少しそばかすができてる。
是空: がんみ。
超見る。
風杜: 「だめですっ」蹴ります
芝村: タオル装備してるぞ。
是空: 「コゼット……」「OUTI!!」
この暴挙に、盛り上がりを見せるNWC。
鈴藤 瑞樹 > さすがぜくうさんおれたちにできないことをへいぜんと(ry
猫野和錆 > 是空さん迷いないな・・・本気で尊敬する・・・
鈴藤 瑞樹 > ぜくうさんが最高にかっこよくてリスペクトせざるをえない・・・! 俺もがんみしたい
武田”大納言”義久 > 是空さんすげぇ
芝村: まあ、いずれにせよ、蹴られた
コゼット:「ど、どなたですか……」
是空: 「コゼット……風呂にタオルはあれほど……」>会話、風杜に任す。
風杜: 「お騒がせしてすみません、私は風杜と申します」
「って、是空さんはいくら娘さんだからって見ちゃだめですよ!」
是空: 「親として娘の成長は確認する責務がある……」
「……まぁもちろん……まだ親と思ってくれてるかどうか……だけどね」
コゼットを見ます。
風杜: 「今日はコゼットさんにお願いしたいことがあって来たんです。」
芝村: コゼット:「……し、しりません」
コゼットは肩までつかった
ぶくぶくいってる
是空: 「コゼ。俺は運命を変えたからお前に会いに来た」
「運命が変わったから会えたといってもいい」
「帝國の民と手を結んで、ここに来たんだ」風杜を見ながら。
風杜: 「はい、私は帝國領白石藩王が治める暁の円卓藩国の摂政です。
芝村: コゼット:「私には、昔父がいました」
コゼット:「……ただの人間の父です」
コゼット:「オーマではありません」
是空: 「ころころ変わるオーマなんて服装みたいなもんだ。服着て風呂はいるヤツはいない」
「俺もお前も、いまはただの人間だ」
芝村: コゼット:「うまい説明をしても無理です」
是空: 「オーマの是空は石化した。今の俺は人間として会いに来た」
「お前がなんと言おうと、俺は俺の運命を変えるためにお前を連れにきた」
観戦席は、是空さんへの声援で埋まる。
岩崎経 > がんばれーがんばれー!!
来須・A・鷹臣 > うわあああん!是空さん頑張ってええええ!!!
猫野和錆 > あ、是空さんがほんとになにかこう、泣ける・・・
山吹弓美 > がーんーばーれー!
芝村: コゼットは下を向いている。
コゼット:「運命から逃れる事はどんなオーマにもできません。」
是空: 「お前だって運命を変えるために外の世界に出たんだろ?」
「お前にできることは俺にだってできる」
「なぜ、お前の父を信じない!?」
芝村: コゼット:「私はとめたのに!」
コゼットは是空をにらんだ。
コゼット:「私を信じなかったのは、貴方です!」
アキ:「……終わりだな」
風杜: 「コゼットさん……是空さんをもう一度信じてあげることはできないでしょうか。」
是空: 「過ちを謝りに来たのは本心だ」
「今なら胸を張って言えるぞ」
「俺は間違ってた」
「俺はお前もタイフーンも素子も好きだから、進めて来れたんだ」
芝村: コゼット:「……」
コゼットは手を光らせた。
コゼット:「この光に触れれば、貴方は全ての絶技を失います」
是空: 「なんならここで首をかっきってもいい」
「でも俺は死なないぞ」
「皆の加護で生きてるからな」
芝村: コゼットは手を伸ばして是空を見ている
是空: 手を取ります。
「で?」
「俺は俺だ」
「迷ってただけだ。根底はなんも変わらないよ」
風杜: 見守ります
芝村: コゼットは是空を見た。
是空: 「帰ってこい」
「コゼット」
芝村: コゼットは悲しそうに笑った。
コゼット:「今のは嘘です。私にはそんな力はありません。お父さん」
是空: 「仇の男を倒すまでは絶技を捨てる気はなかったが……」
「へ?」
芝村: コゼット:「着替えます。どうせ何か、私でないといけないことがあったんでしょう」
コゼット:「はなれてください。みんな」
是空: 「すまん。着替えくらいは手伝うよ」
風杜: 蹴ります
是空: 「ほげぇ!!」
風杜: 「じゃあ、責任持って見張っておきますね」
芝村: /*/
はい。こちらの窓は終了です。
風杜: お疲れさまでした〜
是空: 捨ててもよかったのに。絶技。
芝村: 急いで合流したほうがいい。
向こうは向こうで割れている
是空: よし、風杜、戻ろう。
風杜: 了解です。行きます。
是空: 展開がわからんが。なんかがんばろう。
宰相府より移動します。
では、ココは以上で。風杜。ありがとう。
芝村: B窓に合流してね
是空: はーい
風杜: 了解です。
/*/
○窓B - 幕間 -
芝村: 状況説明で5分、時間をあげる。
2311より開始
海法: 「シオネの円環使ってなんとかします」
「シオネの円環使える人今いないはず」
緋璃: ログ読んだ
海法: 了解。
緋璃: 一言クローンといえばいーじゃねーか
ってすみません、口調荒れた。
頭切り替えますー
海法: 言いそびれた。おれのミスです。
高原: いやーこー
嫌がる話かと思ったんだよぅ!
白石: クローンってデリケートかなーと…
で、父に丸投げしたら ああ
緋璃: ドラゴンには正直に話すのがコツかな、とおもってます
芝村: #まあ、デリケートな話題というのは確かになあ。NWCでも指摘はされてたが、採用されてなかったようだ
時を前後しての、NWC。
鷺坂祐介 > #そうか。第五世界のクローンだからなんだ。円環が使えるのは。
瀬戸口まつり > #ののちゃんがクローンだからってことですか
尋@FEG > #オーマにとってはクローンとかは重要じゃなくて運命が重要だったはずです。
ぱんくす > #シオネさんの心を憶えているからだと思うんだけど。
鷺坂祐介 > #この場合、「オーマ」が重要ではなく「円環が使えるかどうか」が重要であって、かつ、円環は「シオネ自身か血縁のあるものしか使えない」ということなので。そうなんだろうと。
瀬戸口まつり > #血縁というなら血縁ですよね
尋@FEG > #なるほど。クローンなら血縁の条件を満たせますね。
高原: #だってこー、言ったらそうかよし、で時間を遡って焼きそうな話題だったんで
緋璃: #時間軸指定してドラゴンに実際に確認してもらうのも手かなあ、そのへんだと
芝村: あと1分
いくよ?
高原: はい
海法: お願いします
白石: よろしくお願いします
/*/
○窓B - Part II -
芝村: 赤い大地が映っている
各地で木々が燃えはじめている
地面を割って何かがでようとしているようだ。
ロッシは接続しなおした。
目が開いた。
ペンギン:「声は聞こえていると思う。いけ」
是空 has joined
風杜 has joined
芝村: まだ是空達は姿を見せてない。
到着するのはリアルタイムで2330だ。
緋璃: 「待ってください。ええと、では彼女がいた時間を指定すれば、あなた方が確認することは出来ますか?」
「さすがに私たちもこの場面で嘘を言うほど馬鹿じゃありません」
芝村: 皇帝竜:「時間跳躍はできない」
皇帝竜:「時間遡行を覚えられたら、全ては終る」
皇帝竜:「それだけは容認できない」
緋璃: 「えーと、ではデリケートな話題になりますので、私や海法さんの記憶を確認することは?」
芝村: 皇帝竜:「言いにくいことかね。それは」
皇帝竜:「私は、記憶をさぐるのは、デリケートなことだとおもっている。どちらがいいかは、君たちにもわかるだろう」
緋璃: 「見ていただくのが一番早いし信頼がおけるかとも思いましたが。」
「ええと彼女は、先代のシオネのクローンとして第5世界で生を受けた、と聞いています」
「クローンがいいことかどうか、私にはなんとも言えません。」
芝村: 皇帝竜:「……墓所を暴いたのか」
空間が揺らいだ。
呼吸が苦しくなる。
緋璃: 「ですが、彼女は是空さんや海法さんとの親交をもち、普通の女性として暮らしていた、と思います」
緋璃: 「コゼットさん自身が悪いとは、思えません」
芝村: 怒りの波動が世界を揺るがせている。
皇帝竜が浮かび上がった。口から光を漏らしている。
皇帝竜:「死者の尊厳を冒し、そうまでして生きようとするか」
緋璃: 「私にとってコゼットさんは、ただ一人の女性です。彼女の過去にそういった事情があったからといって、
そのせいで出来ることまでやめるべきなんですか?」
芝村: #根源力死2000万相当を押さえている。
皇帝竜:「親しい人物の、友人の墓を暴かれてそれを言いなさい」
何千年の前の風景が頭をよぎった。
竜が目を細めて、だれかに頬を撫でられている。
10
9
8
緋璃: 「……ごめんなさい
でも、今から墓を暴くというなら私だって止めます」
風杜: Q:すみません、歌でこちらの言葉を届けることは出来ますか?
芝村: A:やめたがいい。
芝村: 竜は光を消した。
皇帝竜:「話をきこう」
海法: ロッシさんと竜の許可を得て、口を開こうと思います。
緋璃: 「これは第1世界で、私が物語として聞いた話になります。
不正確な点があったら、海法さんのほうから補足をお願いします」
芝村: 皇帝竜は待っている
緋璃: 「かつて、セプテントリオンという組織が第5世界で彼女のクローンの研究をしていたと聞きます。
その時に生まれた子の一人が、東原希望さんです」
「彼女はその後、青の厚志さんと出会い、後にオーマとなった、と。
その後、海法さんや是空さんとも親しくしていた、と。
私が知ってるのはこれくらいです」
「卑怯な言い方かもしれませんが、私たちはセプテントリオンとは常に戦ってきました。
死んだ人のクローンを作るのが正しいこととはも思えません」
芝村: 皇帝竜は海法を見ている。
見られただけで死にそうだ。
海法: おなかに力をこめて
「セプテントリオンと戦う中で、私は娘と出会い、多くのことを教えられ、共に闘いました」
芝村: 皇帝竜:「……」
空間が開いて是空と風杜が現われた。
コゼットも。
是空: 「よっと」
「やぁおまたせ」
風杜: 「お待たせしました」
白石: 「おかえりなさい」
是空: 「あれ? もめてる?」
高原: 「おつかれす」
是空: 「皇帝竜殿」
「人がどうにかするための手段として、娘を連れてきました」
芝村: 皇帝竜:「呪われよ。裏切り者ラスタロロス……」
皇帝竜は大きく羽ばたいた。
高原: ああ、そういや知ってておかしくないのか>ラスタロロス
飛ばされないよう踏ん張ります
是空: 「約束通り、我らの根幹を紹介したい」
あれ?
芝村: 皇帝竜:「シオネの円環は周辺世界を殺す最悪の手段、その力、努々注意をおこたるな」
是空: 「おーい。自慢の娘を紹介したいのですがー!?」
芝村: コゼットの金髪が凄い風に揺れている。プラチナに見える。
皇帝竜:「しばしだけまつ。世界の処遇、ウォータードラゴンにあずける」
皇帝竜は消えた。
風杜: 「是空さん……一瞬かっこよかったのに……」
是空: 「うーんと」「どしたん?」>現状を見ながら。
/*/
○合流後
芝村: なにもかもが、退屈に見える。
ここは秋の園だ。
高原: 「約定、確かに」
ちーん、と池に向け、金打します
白石: 「娘は世界を救う…娘、いいよね」
緋璃: 「ごめんなさい。ありがとう、ございます」(小さくつぶやくように)
ラファエロのほうにも目線で謝ります。彼にとっても辛い記憶のはずなので
海法: へたりこんでます
是空: 「どした? 海法」
「紀子が帰ってきてまだ俺たちも生きてる」
「こっからだろ?」
海法: そうか。
そだった。
立ち上がって、池に頭を下げます。
芝村: コゼット:「……なんであんなに悲しんでいたんだろう……」
コゼット:「……あの竜は?」
海法: 「お帰り」
是空: 「コゼットが一番あの方(竜)のキモチがわかるのかもね」
「さぁ。皆!」
「NWの危機はさってないぞ!!」
「……ってか、コゼで対応できるのかしら??」
高原: 「やるしかないんでしょ」
芝村: コゼットは不思議そう
コゼット:「何をすればいいんですか」
是空: 「えーっと。誰か状況説明おねがい」
「で、コゼでダメなら別案行こう……ないけど」
芝村: コゼットは何をすればいいかわからないのと、竜に気持ちをひっぱられているので、心が揺れている。
海法: 「魔力が集まりすぎてバランスがくずれだした」
芝村: コゼット:「アンチマジックペリーのジャムなら、おうちにあります」
是空: 「コゼ。この世界の風が見えるかな?」
「お前さんと同じようにゆらいでる」
「ジャムでも足りないくらい。大きく」
芝村: コゼットは難しい顔をしている。
コゼット:「そうか。魔力が大きすぎて、アンチマジックベリーや世界樹でも難しい」
コゼット:「シオネの円環、ですね」
是空: 「危険な賭けだけど。周辺世界を殺す最悪の手段だと言われたけど」
「そう……円環だ」
「使える?」
「なんだか知らんがお前は俺の娘だ。誰がなんと言おうとも、立派な……俺らの娘だ」
芝村: コゼットはため息をついた。
コゼット:「……できます」
是空: 「じゃあお父さんついて行くから。危なくなったら一緒に「わー!」と、言おう」
「お前が危険にさらされるなら、この場の全員も同じ思いをする」
「お前が命を賭けるならば賭ける」
「共に死ぬこともいとわないメンバーだ」
「ムシのいい話だけど。この世界を救ってくれないか?」
芝村: コゼットは迷っている。
竜に心をひかれているようだ。心に整理がついていない。
緋璃: 「彼も、それを願っていると思います。好き好んでNWを焼き払うようなひとではありません」
是空: 「人?」
海法: 「竜がNWを焼き払うことを一時決定してね。それでお願いにいってたんだ」
芝村: コゼット:「竜が、人・・・」
コゼットはなにか納得したようだ。
顔をあげて絶技詠唱をはじめた。
緋璃: 「……私にとっては友人でもあるんですっ。いや言葉のあやですがorz」
是空: 「辛いなら。別の手段探すぞ?」
高原: 「ああ」
今の言葉で、何か納得した感じに
芝村: 地面が同心円状に沈んだ。幾重にも。
高原: 周辺に気を配ります
芝村: 朝の風は岩陰に
優しき腕は窓より流れ
万物の調停者にして古きもの
全ての力を従えし列王の王
風の中心に座す、偉大なる御名、遠い私の名において
万物の調停者のまたものたる
7人の父の娘たる我は、誓願によりて魔術を使役する。
完成せよ シオネの円環……!
是空: 可能ならば、手をにぎり、傍に居てあげたいが。居てもいいものか。邪魔しないようにしよう。
芝村: あげた左手の上に円盤が出現した。
周辺魔力を動力に、ただ際限なくくるくるまわるだけの円盤は、少しずつうかびあがりながら手を離れた。
遠く、青空へ消えていく。
芝村 > 各地で空間のゆがみが減っている。白い竜は姿を消した。
芝村 > 森の腐食と増殖がとまったようだ。
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○感想戦
芝村: はい。お疲れ様でした。
高原: お疲れ様でした
風杜: おつかれさまでした〜
白石: おつかれさまでしたー
是空: ……。おつかれさまです。
緋璃: お疲れ様でした。ばたばたと途中参加ですみません
高原: いや、助かった>緋璃さん
海法: 助かりました
白石: #正直、青と5121のこと聞かれたことしか考えてませんでした
風杜: 十分だと思うけどw側面防御としてはw
高原: とりあえずそっちは頼むぞ
芝村: あぶなーい。
クローンのことを話してたら大爆発してたな。
あれ、風野先生以外では切り抜けられなかったと思う
そう言う意味では華麗なプレイだった。
高原: いやそりゃするでしょう
海法: 詰んでない、それ!?
是空: 俺もたぶんできたお(笑)。
でも、たぶん。俺の場合は大爆発してたお(笑)
緋璃: 話さずには説得できないっていう私の判断も間違いではないと思いますっ
芝村: そだね。話さないといけないと思う。
高原: 地雷だけど踏まないと通れない核地雷
海法: 忙しいとこすいませんでした
白石: #強攻策で切り出さなくてよかった…
海法: 心読んでもらうという選択肢もあったんだな。
一言じゃ説明できんので、という
是空: 心をさらすことで清濁見せる。という感じか。
芝村: いやー。ドラゴンは心よまないよ。配慮してるので。
あいつら、その能力はそうそう誇示しないので。
緋璃: 読みたがらないとは思ったんですが、多分その能力持ってるだろう、と
一番手っ取り早い説得だとは思ったんですけどねえ、実際に読んでくれたら
高原: 辛い話をしてしまったなあ、とは思った
芝村: お話的に読心してわかった! とか。ないわー(笑)
風杜: たしかにw
海法: アニメ化するわけじゃないので!
緋璃: えー、よくあるじゃないですか、誠意の証明みたいな
ゲームとしては駄目ですが!
海法: お話的にとかいいのよ別に(笑)
高原: それが一般的な会話の連中ならそうだろうけどさw>誠意の証明
緋璃: あ、で、ですね
近々プラチナチケット使えますか?
クエスとラファエロに個人的にフォローというか謝罪というかしたいです
芝村: いいよ。用意しよう
芝村: まあ、ラファエロ、べこんとぼこんと
緋璃: ですよねーorz
高原: 発言してなかったですしねえ
>後半
緋璃: いや助言者の立場だから積極的に動けないのもありはするんだろうけど
芝村: 八ペヤングくらい
是空: 八ペヤングはいかんな。
高原: 大分いきましたな
風杜: それは厳しい
緋璃: (ばたり
白石: ちーん
川原: #どんな単位なんだろう
高原: #えーと青狸が復縁後剥奪くらうくらいので2ペヤング
#>主に俺試算
是空: 冷えた流しにペヤングの熱湯をかけて鳴る音の大きさで競い合う心の物語。
風杜: #試算したんだw
高原: #だって俺の心の物語だもの
芝村: 1ペヤング=娘に妹の名前をつけたいと旦那がいったときの川原の反応
白石: なんという精神的殴り合い>ぺヤング
是空: あれ? 俺が思ったよりデカイ>1ペヤング=川原
芝村: ということで、解散しますかね。
リザルトどうしよう。
参加者は全員と言えるくらい広い範囲だが
高原: うす。とりあえずはこっからどうするか、ですな
白石: 蛇神のおっちゃーん おらがんばるよ>これから
海法: あ、リザルトがあったのか。
これ、魔法熱対策も引き続き必要なんでしょか?
芝村: 魔法熱はさておき、国内めちゃくちゃ
高原: ですよねー
芝村: 石化対策も必要よ。
海法: デスヨネー
風杜: なるほど
高原: 石化は頭痛いなあ
海法: あくまで進行遅らせただけなのかな
高原: だってそれが目的>進行遅滞
海法: いやなんかすごい威力だったので!
高原: その内止めるタイミングも見極めないとなあ…円環
芝村: 自身を損ねているわけではない。
これでそのまま、どこかにさっていけばいいが
高原: その間をどうするか、ですねえ
石化の理屈がわかんないのがなあ
海法: 去っていくといいなぁ・・・
風杜: ってことはまだ開示は無理ですかねぇ。
緋璃: ええと、国内復興と石化対策しつつ、多分次のイベントで宇宙の敵をどうにかしつつ終末の回避、と
やること多いな!
高原: 仕方ないね、いずれは対処する必要のあったことだし
芝村: まあ、リザルトは、窓に参加した人々に、根源力二万
芝村: 準参加者に根源力一万でいきましょう。
高原: ありがとうございます
是空: 芝村さん。オイラのリザルト、なんかコゼットと俺のAIでお茶でもさせといてくれませんか?
白石: だーくさまー…
是空: レムルは俺がなんとかするよ>しらいし
芝村: 狭間から色々でてくるよ。
白石: 暁的に手ぶらになるんですよねぇそれだと>レムル編成だった
高原: あー
芝村: まあいいや。お茶の件は別途やろう。
是空: むーん。いかんな。俺の想像や情報よりも状況がひどい。
高原: そういやそうか>出てくる
芝村: では解散しましょう。お疲れ様でした。語民官とか叙勲できるようおねがいね。
芝村: ではー