→準備。

今回もAudaのみを使用。

今回使うvst。
コンプ。 リンク →Enter→左メニューaudio Plugins→the fish fillets→download→「BLOCKFISH」
以下本文。

先に準備から。とりあえず最初~0:20くらいまで(イントロ)と
0:30~1:40くらいまで(中間1)と1:50~3:10くらいまで(中間2)と、
3:20~4:20くらいまで(ラスト)と、4:30~最後まで(付け足し)の5つくらいに
曲をわけちまおう。まずパートの間を無音にしておく。

ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/effect5.html#noise
ここの「ノイズとり」の方法でいいんだが、几帳面にやるなら、まず無音の始まる
ところを適当に選んでフェードアウト、編集メニューからカーソルの移動で
選択の最後に動いて、動いたカーソルをドラッグして無音部分を選んで無音、とか、
そんな感じで進めてくれ。

几帳面にやる場合は
ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/Audacity-keys.xml
これとか落としてショートカットキー設定したほうが楽だと思う。使い方は
ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/lc/files.html
ここ見て。自分で設定してもいいけどな。

こうしておけば、それぞれのパートをまるっと入れ替えても、無音の部分で
入れ替わるから目立たない。入れ替えやらない奴も、どうせ無駄なノイズなんだから
間の音は消しといたほうがいい。縦にドラッグして2トラックまとめて処理したほうが
楽だろうな。細かくやりたきゃそれでも構わんけど、まーとにかく無音で分けてくれ。

あとでニコイチするときにトラック左の音量調整が動いてると面倒だから、おおまかな
増幅をここでやって、左の音量調整は0にしとこう。ついでに曲の最初と最後(歌が
始まる前の無音と終わった後の無音)もフェードアウトさせとこう。


じゃあニコイチしよう。ボーカルが2回分入ってるから、パートごとに分けて
良いとこ取りする。両方の歌を伴奏と合わせながら何回もよく聞いて、どっちを使うか
決めてくれ。歌の確認をするときは、伴奏の音量を小さめにしとくといいぞ。範囲選択
して再生とか、シフト押しながら再生とか、SoloボタンとかMuteボタンとか活用してくれ。
今回は、中間2の前半(2:30のところでさらに分けた)とラストと付け足しに03br1を
使って、その他は04br2ということにする。0:50~1:00のところも部分的に入れ替えた。

両端がさっき作った無音ならただ入れ替えるだけでいい。これは簡単だな。ここに
ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/punch.html
やり方が乗ってる。完全無音じゃないとちょっと面倒だが「2つの音源の無音に近い
部分をある程度ダブらせて」のやり方なら自然にくっつくから、中間2の前半後半の
つなぎはこれでやる。

ちょっと注意なんだが、ソフトによって「フェードイン」「フェードアウト」の他に
「クロスフェードイン」「クロスフェードアウト」というのが入ってると思う。
その場合は「クロス」がついてないほうを使ってくれ。クロスがついてるのは曲と
曲のつなぎをするときに使うタイプで、ニコイチに使うとつなぎが変になる。

2:10~2:30は、音が小さいところで「フェードアウト、無音、フェードイン」をやって
無音のところを削ったり、「フェードアウト、フェードイン」をやって間に無音を
挟んだりして多少調整してあるが、これは今回の特殊事情なので真似しなくていい。


ニコイチのついでに位置決めもやる。せっかく無音で分けたから、編集メニューから
分割で切り出して、タイムシフトツールでタイミング変えて簡易合成とか、そんな感じで
パートごとのタイミングも変えられる。タイムシフトツールの使い方はやればわかるから
自分で慣れてくれ。拡大したほうがやりやすい。ツールの選び方は
ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/effect6.html#tool
ここの「タイムシフトツール」のところ見てな。

で位置決めなんだが、波形の画面はあんまり見ないで耳で決めたほうがやりやすいと思う。
ドラムの音に合わせるのが基本なんだが、ドラムて「どん」という音と「ぱん」という
音があるだろ。できれば両方聞いて欲しいんだが、うまくできなかったら「ぱん」だけ
聞いて合わせればいい。タイミング決まって簡易合成する前に、前後の音量を同じに
しとくの忘れないでな。

分割でトラック増やしすぎてソフトが重くなって、再生がスムーズでなくなったら
意味がないので、トラックは使う分だけ分割してってくれ。合わせ終わったトラックは
簡易合成でさっさとまとめて。

没になった方の歌だが、捨てるともったいないので適当に簡易合成して1つのトラックに
まとめておこう。つなぎや位置は適当でいい。どうせ使うときになったら調整するから。
どっちの歌も気に入らんという場合は気に入らん部分だけ改めて歌いなおして、上と
同じ方法で入れ替えてくれ。加工でどうこうしようとするよりそのほうがずっと早いし
自然に仕上がる。

これで歌のトラックが決まって下準備も終わって位置もそろったから、音量の調整だな。
Audaの操作方法はさっきのページに書いてあるから読んで。

今回はオケの音量がずっと同じだから、ボーカルが入らないところが少し小さくなって
聞こえるだろ?だから、歌が抜けるところでオケのボリュームをちょっと上げて、歌が
入るところでまた戻してやるのと、あとは歌が聞こえないところや伴奏が聞こえない
ところがなくなるように歌のほうを調整してやる。

注意して欲しいのは、伴奏にはちょこちょこした調整を入れないほうがいいということ。
伴奏の音はすでに全部混ざってるので、細かい調整をたくさん入れると全部の楽器が
巻き込まれて変化する。これはあんまり嬉しくない。伴奏はおおまかに緩やかに調整
しとこう。

歌もあまり細かい調整は手でやらないほうが無難だし楽。細かいところが調整しきれない
ならコンプ使え。どんなコンプでも使うと必ず音が変わるし、無表情な音になるから
使わないのが理想だけどな。下準備をしっかりやってればそれほど必要ないと思う。
使うならBLOCKFISHを
ttp://pohwa.adam.ne.jp/you/music/aud/effect3.html
ここの設定から一番上だけ変えて使ってくれ。「0.1」くらいでいいと思う。使う前に
0dBまで増幅するのを忘れないでな。今回は使ってない。


今回は地味な作業が多かったが、位置決めとか音量調整とか、こういうメンドイ作業を
どれだけ細かくやるかが最終的なクオリティに結びつくので、しっかりやりたい奴は
気合を入れてやってくれ。ためしに自分でちょっと録音してみて、ここまでの話を
ちゃんと実践したときの音と、下準備しないでいきなりコンプかました音と比べてみると
よくわかると思う。それぞれの作業は「どこが変わったかわかんない」くらいの微妙な
もんだが、塵が積もると大違いになる。

それと、コンプとかの自動ツールは便利だが、使えば使うほど歌から表情が消えて
無機質になることを覚えといてくれ。下手すると人間が歌ってるのかよくできた
ロボットが歌ってるのかわからん歌になる。最近ニコニコにもそういう動画が増えたから、
いろいろ聞いてみればわかると思う。もちろん自分で試せばもっとよくわかる。

次はコーラスとか手直しとかをやって、みんな大好きなディレイとリバーブをやって、
できれば伴奏と歌を合わせるところまでやっちゃう。そこまで行けないかもしれんが、
とりあえずそんな予定。Zipの中の「niko」がついてるファイルはニコイチが終わった
ときのファイル。「spl」がついてるのは音量調整が終わったファイル。

補足。
今はネットでぜんぜん知らない奴が歌ったのを編集してるから、
気になるところは加工で無理やり直してるけど、自分が歌ったのを編集するときは
気になる部分だけさっさと歌いなおしたほうが断然早い。

音量調整の補助にコンプ使うときは、シェイパーの前にかけるのが無難。そのときは
シェイパーの設定を控えめにしてくれ。コンプの影響でかかりがよくなる。

読んでる奴には関係ないが、解説を先に書いてから作業してるんで、あとからいろいろ
思い出して直したりしてけっこう効率悪い。次はもうちょっと頭使おう。長くなるし
難しい作業も多いが頑張って読んでくれ。