ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)はメタリック加入者線を利用してデータを利用してデータ信号を高速に伝送できるようにした伝送路技術である。ADSLでは、下り方向の方が早い。※下り方向とは、収容局から端末装置の方向

ADSLを使用する場合は、一般的にスプリッタを使用して、電話機とADSLモデムを接続する。ADSLモデムからパソコンに接続する。複数のパソコンで使用したい場合には、ADSLモデムから、スイッチングハブやルータに接続する。

ADSLモデム
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ADSLモデムは、ADSL信号とパソコンやLAN等で使用するベースバンド信号と相互変換をするための装置。
ベースバンド信号を高周波数帯を使用するADSL信号に変換(変調)したり、ADSL信号をベースバンド信号に変換(復調)する。
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VoIP用のデジタル信号処理用プロセッサやIP電話機への給電・監視用の機構、VPN暗号化回路等が加えられ、これらを制御するCPUとともに1チップ上に搭載したものが多い。


スプリッタ
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スプリッタは、同一回線を流れる音声信号とADSL信号を分離または合成する装置
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スプリッタ単体の電源は不要である。
停電等になった場合、電気通信事業者からの給電により動作する固定電話機を利用することができる。
最終更新:2008年03月04日 19:02