【重要】手動ポート開放について 3版
はいどーも( ノ゚Д゚)こんにちわ
というわけで今回は手動によるポート開放をレクチャーしちゃいます。
準備するもの
※設定の過程でWindowsファイアウォールやその他の監視ソフトからブロックの解除を求められる場合があります。
その場合はすべて解除、許可してください。
ブロックされてしまうと機能しなくなる場合があります。
※マンションやケーブルを利用している場合は下記の手順ではできません。
マンションタイプはまず不可能と考えるべし。
また、無線LANに関しても同様です。詳細は別記事参照のこと。
尚、ルーターの設定を変更したことによる問題に関しては一切責任を負いません
【IP固定】
IPアドレス(アイピーアドレス)は、パケットを送受信する機器を判別するための番号。LAN内のPCを区別するために使われます。
ではさっそくやってみよう。
最初にコマンドプロンプトを起動、「ipconfig」と入力しエンターを押して、
現在のIP、サブネットマスク、デフォルトゲートウエイを確認、メモしておきましょう。
(1)コンピュータの管理者のアカウントでWindowsXPにログインします。
(2)「スタート」→「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット接続」をクリックし、「ネットワークの接続」をクリックします。
(3)[ローカルエリア接続を右クリックしメニュー内の[プロパティ]をクリックします。
(4)[接続の方法]にLANアダプタの名称が表示されていることを確認し、
[インターネットプロトコル(TCP/IP)]をクリックし、[プロパティ]をクリックします。
(5)[インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ]画面で[次のIPアドレスを使う]にチェックを入れ、
IPアドレス/サブネットマスク/デフォルトゲートウェイを設定します。
IPアドレス → 接続されているルーターに接続可能なIPアドレスを設定します。
ルーターのIPアドレスが192.168.0.1の場合は、192.168.0.xxx
(xxxが他のパソコンやネットワーク機器と重複しない数値で、ルーターがDHCPサーバーになっている場合や
ネットワーク上に別途DHCPサーバーがある場合は、DHCPサーバーが割り当てるIPアドレスの範囲と重複しない値を設定してください。)
サブネットマスク → ルーターと同じ値を指定します。
(例:ルーターが255.255.255.0の場合は同じ値にする)
デフォルトゲートウェイ → ルーターのIPアドレスを指定します。
(例:ルーターのIPアドレスが192.168.0.1の場合は、このアドレスを設定する)
(マニュアルを参照して間違いのないようにしてください。)
(6)「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェックをして、
(IPを指定する段階でチェックが自動的に移動する)「優先DNSサーバー」にのIPアドレスを入力します。
(例: ルーターのIPアドレスが192.168.0.1の場合は、このアドレスを設定する)
(代替DNSサーバーには何も書き込まなくて大丈夫です。)
(7)入力後、[OK]ボタンを押してウインドウを閉じます。
以上で設定は終了です。
以後の設定のため、この時点でPCを再起動しておきましょう。
【ポート開放設定】
※あくまでも一例です。機種によって大きく異なります。詳しくはマニュアルを参照してください。
[ステップ1 ルーターへのアクセス]
インターネットエクスプローラーを開きます
アドレス欄に「192.168.0.1」(ルーターのアドレスはこの限りではない。マニュアルを参照のこと。)と入力しエンターを押します。
するとルーターに接続できます。
このときパスワードを求められることがあるのでマニュアルにしたがって操作してください。
ルーターの画面に移動したら「ポートマッピング設定」(このへんも違う場合があるのでマニュアルを参照)を選択します。
この後の画面はルーターによって違うのでマニュアルを(クドイ
ステップ2 [開放予定ポートの設定](マニュアルを見ながらやりましょう。)
NATエントリ番号→任意の番号を選択。わかりやすいものがよい。
変換対象プロトコル→TCP/UDPを選択。
対象ポート→対象となるポート番号を設定。
[WRの場合]
TCP:5310/5330/5340/5910
UDP:5350
(一度に1個ずつ指定しましょう。まとめて開放する場合は5000-6000と入力すれば5000番から6000番までをまとめて解放することができます。)
あて先アドレス→上で固定したPCのアドレス
(例:192.168.0.2)
ここまでの必要な情報を入力したら、「編集」や「設定」などのボタンがあると思うのでそれをクリックしましょう。
すると(ルーターによって異なりますが)NATエントリ一覧(みたいな表)に先ほど入力した設定が出てくると思います。
一覧に正しく開放するポート、あて先のアドレスが入力されていることを確認したら、
上の手順をくりかえし、必要なポートをすべて入力してください。
その後、設定を有効に云々と再起動を求められるはずなのでルーターを再起動してください。
(機種によっては最新の状態に更新することで設定したポートを認識させることができる。
この場合再起動はステップ3を完了させたあとでOK)
再起動完了後、もういちど上の手順でルーターにログインし、先ほど指定したポートを開放する作業を行います。
ステップ3 [開放を有効にする]
再起動後のポートマッピング設定に、リスト5項目、それぞれ必要なポート番号、同じIPアドレス、
それぞれのプロトコルが入力されていると思います。
ここまで完了したら、そのポートへの開放を有効にするために、チェックボックスにチェックを入れます。
(このへんもマニュアルに従ってくれ。)
チェックが入っていない場合は、ルーター内に設定が残っていても開放はされないので注意。
ここまで終了したら、ルーターの設定を保存するためにルーターを再起動してください。詳しくはマニュアルry
最後にもう一度ルーターを再起動したら設定は完了です。
※ここまでの設定のあと、ネットに接続できることを確認してください。
接続できない場合は、マニュアルに従って一度ルーターを初期化してください。
尚、ポートマッピング以外の項目を変更したことによる問題に関しては一切責任を負いません。
【開放の確認】
上で設定されたポートが正しく開放されているかを確認します。
ポートリスナーを起動し、まずTCPポートを確認します。
プロトコルをTCPにあわせ、5310/5330/5340/5910のどれか1つを入力し、受信開始をクリックしておきます。
このとき、リスナー下側の窓に「開始 TCP ****」と出るのを確認してください。
続いてTCPポートチェッカーにアクセスし、さきほどリスナーに入力した番号と同じポート番号を入力し、
開いているかチェックする、をクリックします。成功!と出れば正しく開放されているので、残りのTCPポートも上と同じ手順で確認してください。
続いてUDPもチェックします。
リスナーのプロトコルをUDPに切り替え、ポート番号を入力して受信を開始しておきます。
そしてUDPポートチェッカーを起動し、番号を入力してチェックをクリックします。
同じように成功が出れば正しく開放されています。
すべてのポートをチェッカーにかけ、全部成功すれば完了です。
失敗と出るポートは、ルーターまたはファイアウォールやその他の監視ソフトの設定でなにか間違いが起きていると思われます。
設定を確認しましょう。
※この手動開放に成功した場合は、UPnPCJを使う必要はありません※
以上ずいぶん長くなりましたが、手動設定の解説を終わります。
お疲れ様でした。
【この文章の許可のない修正・転載を禁止します。】
最終更新:2007年11月19日 14:05