「修道院群島2 ナイフ パイプ セロハンテープ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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-[[S1 フランス 修道院群島]]
*今週の標語
#ref(21.JPG)
*本編
#ref(22.JPG)
イングランドの遺臣たちが続々と我が軍の門戸を叩きにやってくる。
フランスがイギリスを私怨で制圧したのではないことを、彼らも知っているのだろう。
全てはカトリック繁栄のため。泣いて馬稷を切る。昨日の敵は今日の友だ。
一緒に戦おう、全てはカトリックのために!
リチャードはどっかいったけどな。
前回の終わりに偉大なる我がフランスに襲い掛かってきた神聖(ryだが、
寄せ手を史実武将を含めて皆殺しにしたらだいぶおとなしくなったので、今度はこちらから攻めることにする。
何か反論があるようだが、
カトリックの守護者たるフランスの仕官の誘いを蹴る奴なんて異教徒に決まっているのだ。
異教徒ならいくら殺してもかまわないだろう?
#br
&italic(){一つ、士道に背くまじきこと、}
&italic(){一つ、局を脱するを許さず、}
&italic(){一つ、勝手に金策するべからず・・・}
―――十字軍兵士の誓い
#br
神聖(ryはケルン、ジェノヴァの二都市を領有しているが、どちらから攻めるべきか・・・と、
ジェノバが宿敵・ベネチア海軍に包囲されているではないか。
&ref(23.JPG)
ベネチアとジェノヴァは同じイタリアの都市なのに、醜い争いを繰り広げているらしい。
ここは人道主義の観点から、両者を調停してやるのが平和を愛するカトリックフランスの務めである。
それに「漁夫の利」を座右の銘とする筆者としては、このチャンスを逃す手はない。ジェノヴァに向かって出撃!
ベネチア海軍は邪魔なので一旦お帰りいただいて、というわけにもいかないので撃滅して、無事包囲が完成した。
ジェノヴァの守将は王族ではないので、一度の総攻撃で落とせるとは思うが、リロード禁止プレイに油断は禁物。
架空武将を一人ずつ突っ込ませて防御度を低下させ、万全の態勢を整えてから攻撃、陥落させた。
それにしても、さすがは十字軍兵士である。どんなに不利は状況でもかまわず突進し、どんなカス武将でも意地で門の一つは破ってくる。
まあ、敵前逃亡は士道不覚悟につき無警告で射殺なんだけどね。
と感心したのもつかの間、落としたばかりのジェノヴァにベネチア軍が襲撃してくるではないか。
フランスがせっかく骨肉の争いを終わらせてやったというのに、何を考えているのだろう。全く理解に苦しむ。
#br
&italic(){今度の戦争は過去のどの戦争とも違った戦争なのだ。どこの国であろうと占領した領土に自分の社会体制を押し付ける、}
&italic(){どこの国もその軍隊が進撃できる限りの範囲までその国の社会体制を押し付けるのだ。その他の結果にはなりようもない。}
―――フィリップ2世
#br
そんなこんなで、ベネチアを落とし、ついでにパレルモも落とし、イタリアを統一してしまった我がフランス。
さらには、アル=マンスールが急死して混乱したのか、対岸のチュニスが将軍一人と無防備に近い状態。強行軍で陥落させる。
結局、5年で4つもの都市を落としたことになる。これは「地中海を制覇せよ」との神の思し召しに違いない。
ところで、この度フランス領となったチュニスは元々ムスリムの都市なので当たり前だが、なにかこう、
街全体が禍々しい雰囲気を醸し出している気がする。建物もなんか全体的に土っぽいし、
それに加え畑も耕さずに牧畜?やらいうわけのわからぬものにうつつをぬかしているのも問題だ。
こんな環境で暮らしていては、真実の教えが耳に届かなくても仕方ないのかもしれない。
そこで、経費は全額チュニス負担のもとで、大改造劇的ビフォーアフターを施してあげることにする。
まず、牧場は全部つぶして田畑にする。悟りとは毎日の農作業のうちに電光石火のうちに閃くものであるし、
「牧場経営者は全員反動」と後世の偉い人も言っているからこの変換は正しい。
北アフリカの土壌は農耕に向かないようだが、これはそんなところに住んでいるお前らが悪いのであるから当局は関知しない。
さあ、小作人となって土を耕すがいい。
それに、施設も土っぽいのを取り壊して西洋風のナウい町並みにする。何事も形からだ。
西洋風の暮らしをしていれば、考え方もそのうち西洋風になるだろう。
こうして、4年の月日が流れ―
&ref(24.JPG)
↓
&ref(25.JPG)
''なんということでしょう・・・''
チュニスは、神の祝福を受けた都市として生まれ変わったのです!
美しいキツネ色に染まった田畑は、チュニスが以後フランスの穀物庫として活躍することを
十二分に保障するものであり、カトリック都市の模範として、その名を世界に知らしめることだろう。
その後はチュニスから時計回りにマラケシュ、トレドと攻略し、十字軍はパリへ帰還した。
これでアルザス以西の全てが神の祝福を受ける土地となったわけだ。
いよいよ、神聖ローマ帝国との決着をつける時が来たようだ。
ケルンで待ち受けるのは祖父の後を襲った破門皇帝・フリードリヒ2世(ハインリヒはフランスの土になっていた)。
カトリックフランスの宿敵に相応しい男である。もちろん、偉大なるフランスに敗北など考えられないが、
何しろ敵は智謀100、今までどおりの戦い方では大損害をまぬがれないかもしれない。
もっとうまいやり方が無いものだろうか?
-[[S1 フランス 修道院群島]]
*今週の標語
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*本編
#ref(22.JPG)
イングランドの遺臣たちが続々と我が軍の門戸を叩きにやってくる。
フランスがイギリスを私怨で制圧したのではないことを、彼らも知っているのだろう。
全てはカトリック繁栄のため。泣いて馬稷を切る。昨日の敵は今日の友だ。
一緒に戦おう、全てはカトリックのために!
リチャードはどっかいったけどな。
前回の終わりに偉大なる我がフランスに襲い掛かってきた神聖(ryだが、
寄せ手を史実武将を含めて皆殺しにしたらだいぶおとなしくなったので、今度はこちらから攻めることにする。
何か反論があるようだが、
カトリックの守護者たるフランスの仕官の誘いを蹴る奴なんて異教徒に決まっているのだ。
異教徒ならいくら殺してもかまわないだろう?
#br
&italic(){一つ、士道に背くまじきこと、}
&italic(){一つ、局を脱するを許さず、}
&italic(){一つ、勝手に金策するべからず・・・}
―――十字軍兵士の誓い
#br
神聖(ryはケルン、ジェノヴァの二都市を領有しているが、どちらから攻めるべきか・・・と、
ジェノバが宿敵・ベネチア海軍に包囲されているではないか。
&ref(23.JPG)
ベネチアとジェノヴァは同じイタリアの都市なのに、醜い争いを繰り広げているらしい。
ここは人道主義の観点から、両者を調停してやるのが平和を愛するカトリックフランスの務めである。
それに「漁夫の利」を座右の銘とする筆者としては、このチャンスを逃す手はない。ジェノヴァに向かって出撃!
ベネチア海軍は邪魔なので一旦お帰りいただいて、というわけにもいかないので撃滅して、無事包囲が完成した。
ジェノヴァの守将は王族ではないので、一度の総攻撃で落とせるとは思うが、リロード禁止プレイに油断は禁物。
架空武将を一人ずつ突っ込ませて防御度を低下させ、万全の態勢を整えてから攻撃、陥落させた。
それにしても、さすがは十字軍兵士である。どんなに不利は状況でもかまわず突進し、どんなカス武将でも意地で門の一つは破ってくる。
まあ、敵前逃亡は士道不覚悟につき無警告で射殺なんだけどね。
と感心したのもつかの間、落としたばかりのジェノヴァにベネチア軍が襲撃してくるではないか。
フランスがせっかく骨肉の争いを終わらせてやったというのに、何を考えているのだろう。全く理解に苦しむ。
#br
&italic(){今度の戦争は過去のどの戦争とも違った戦争なのだ。どこの国であろうと占領した領土に自分の社会体制を押し付ける、}
&italic(){どこの国もその軍隊が進撃できる限りの範囲までその国の社会体制を押し付けるのだ。その他の結果にはなりようもない。}
―――フィリップ2世
#br
そんなこんなで、ベネチアを落とし、ついでにパレルモも落とし、イタリアを統一してしまった我がフランス。
さらには、アル=マンスールが急死して混乱したのか、対岸のチュニスが将軍一人と無防備に近い状態。強行軍で陥落させる。
結局、5年で4つもの都市を落としたことになる。これは「地中海を制覇せよ」との神の思し召しに違いない。
ところで、この度フランス領となったチュニスは元々ムスリムの都市なので当たり前だが、なにかこう、
街全体が禍々しい雰囲気を醸し出している気がする。建物もなんか全体的に土っぽいし、
それに加え畑も耕さずに牧畜?やらいうわけのわからぬものにうつつをぬかしているのも問題だ。
こんな環境で暮らしていては、真実の教えが耳に届かなくても仕方ないのかもしれない。
そこで、経費は全額チュニス負担のもとで、大改造劇的ビフォーアフターを施してあげることにする。
まず、牧場は全部つぶして田畑にする。悟りとは毎日の農作業のうちに電光石火のうちに閃くものであるし、
「牧場経営者は全員反動」と後世の偉い人も言っているからこの変換は正しい。
北アフリカの土壌は農耕に向かないようだが、これはそんなところに住んでいるお前らが悪いのであるから当局は関知しない。
さあ、小作人となって土を耕すがいい。
それに、施設も土っぽいのを取り壊して西洋風のナウい町並みにする。何事も形からだ。
西洋風の暮らしをしていれば、考え方もそのうち西洋風になるだろう。
こうして、4年の月日が流れ―
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↓
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''なんということでしょう・・・''
チュニスは、神の祝福を受けた都市として生まれ変わったのです!
美しいキツネ色に染まった田畑は、チュニスが以後フランスの穀物庫として活躍することを
十二分に保障するものであり、カトリック都市の模範として、その名を世界に知らしめることだろう。
その後はチュニスから時計回りにマラケシュ、トレドと攻略し、十字軍はパリへ帰還した。
これでアルザス以西の全てが神の祝福を受ける土地となったわけだ。
いよいよ、神聖ローマ帝国との決着をつける時が来たようだ。
ケルンで待ち受けるのは祖父の後を襲った破門皇帝・フリードリヒ2世(ハインリヒはフランスの土になっていた)。
カトリックフランスの宿敵に相応しい男である。もちろん、偉大なるフランスに敗北など考えられないが、
何しろ敵は智謀100、今までどおりの戦い方では大損害をまぬがれないかもしれない。
もっとうまいやり方が無いものだろうか?
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