そうだ! チベットへ行こう! エピローグ

で。一応完結なわけだが。
え? チベットプレイゆうたらこれからやおまへんか。
だからチベット「移住」プレイだと言ったろ? 移住してる間だけが対象なのだ。
ここから先は…。今までの波瀾万丈な展開と較べると、半分作業化しちゃいましたからね。
陛下~。チベットに引っ越したら象に乗れるって言ったのに、乗れないじゃないですか~
…うぬぬ。支配範囲に象があったから思わず飛びついてしまったのだがな。
考えてみれば、編成できる兵科は移住元のロンドンと同じだった…。
チベットで十字軍ってすっげぇシュールだな。
率いているのは妙にバタ臭い坊主ですし。



で、その後の展開を簡単に説明すると…
倫敦を開発し終わるのに丸6年かかりましたね。もっとも私は5年目に死んじゃいましたけど。
そして当初の予定通り「ヒスイと金の交易でウハウハ計画」を実行に移したのだ。
…って兄上とロビンは3年で早々と逃げ出したじゃん。
黙れ。世界征服事業に乗り出したと言え!
そうですよ。オレたちは倫敦を出発して最初に
チンギスハーンの篭もるオノンを攻めたんですからね。

背後の森林から短弓兵で忍び寄ったんだがな。

「獅子心王」名乗ってる割にやることがけっこうセコイな…。
…これは戦略というのだ。
そうですよ。ゲリラだって立派な戦法です。
こっちには馬がない上に、2人だぞ。
だいたい、ラサの坊主から倫敦を防衛するのにヘロヘロになってた人に言われてもねぇ。

まあまあ。とにかくチベットの倫敦の話に戻しまひょ。
金と茶と漢方薬の3つの特産品が入る絶好の場所に、もう一つ街を建設したんですわ。その名も 「巴里」
「倫敦」の植民地だな。建設大臣はフィリップだ。
君らしい、安直なネーミングだよね。
お前、忠誠34だったからな。これで巴里で独立すれば退屈なチベット生活の暇つぶしになるかと思ったわけだ。
だけど巴里の増築が終わる頃には忠誠52になってたんだよな。
だからこの人ツンデレなんですってば。
…!! 何か勘違いしてないかい? 忠誠があがったのはリチャードの顔を見なくてすんだからさ。
ほらほら。

で、チベット移住後10年経った頃

                                   吟遊詩人さん、馬 発見するの遅すぎるッスよ… 
川沿いに必ず田んぼを作る発想が妙に稲作民族くさいんだよな。
その田んぼを作るのにどれだけ苦労したと思ってるんですか~っ。
そうだったな。花の都金の都「巴里」の文化の低さには涙が出たぜ。

医術2、芸術3 って通知票じゃねぇんだから。

          おい、町と村と牧場しか作れんぞ。まさに原始生活だ。
          早いとこ交易で文化をあげないと、何もできませんよ。

それで関西系の奴らに道路工事をやらせたのだが、異様に時間がかかった。
ラサと交易してもらおうと道をつなげたら…
その道を通ってラサの坊主どもが攻めて来た~~
結局、交易より戦争。他国から文化アイテムを分捕ってきた方が手っ取り早いと悟ったぞ。
そんな。わてらの尊い犠牲を!
やーっと交易できるようになった頃には、もう資金なんてあり余ってたもんね。
その頃には、余は蒙古騎兵で本物の「ロンドン」を蹂躙しておったわ。

…その頃、私らは本物の「仏様」になってました~
そりゃ医術2だもんな。

一方、バルバロッサはサルジニア島の養護施設で1202年の冬まで生きてたみたいですね。ムキーっ
長生きする方がええとは限りませんがな。
サルジニア収容所が陥落したのは翌ターン、1203年の新春だった。
神聖ローマ帝国もとい神聖サルジニア帝国はバルバロッサと運命をともにしたと言っていいだろう。
孫のフリードリヒ2世がイスラムの奴らに首チョンパされたのはご愛敬。



まぁ、こんなふうに、かったるい展開だったが…。
一つだけ嬉しかったのは、3年後にひょっこりウォルターが帰ってきたことだ。

さっそく宴会でもてなして、翌ターンから増築の仕事をさせたのだが、3ターン後に死んでしまった。
ウォルターの奴、自分の寿命を悟って、最後に余に会いに来たのだなあ…。
単に過労死したんやおまへんか?
そこの関西人(=フランス人)、せっかくの名場面に水をさすんじゃない!
へい、へい
で、そのウォルター殿は?

・・・。
あ、ウォルター殿。おかえりなさい。
アンタ、おとなしそうな顔して、最後の最後で全部おいしいとこ持ってったよな。
どうせなら、移住ユニットのまま金も兵糧も持ち逃げしてしまえばよかったのに。俺ならそうするな。
だから肉親のお前が一番信用できんのだ。(ゴン!)
ふえ~ん 
えらい律儀でんな、ウォルターはん。
謀反起こして褒められるってどないやろ。
だが余が倫敦を落とした後も、金はほとんど手つかずのまま残ってたしな。
よほど倫敦を愛していたんですねぇ。
…ていうか、長年の習慣で、ついロンドン(倫敦)の資金を確保してしまうんです…。
やっぱりイギリスの財政はウォルター殿がいないと。ねぇ、陛下。
…うむ。
じゃ、嫁さん返して下さい。
およっ?
私のイザベルも返せっ!
…実は独身生活を満喫するために、全員 吐蕃のサキアパンディタに預けてある。
それでバグダードでの教訓を生かして、ラサだけは落とさずにいるのだ。
ラサ攻めだー! ラサ攻めだー!
リチャード様のところに戻ってくるだけだけどな。
……しゅん…



ところで、みなさん揃ったところで、リプレーに書かれなかったNG特集といきませんか?
ここに到着するまでNGばかりだっていうのに、まだ隠してたの? 
隠してなどいるものか! ネタを厳選したと言え!
採用されなかったNGというと…。
う…、実はバルバロッサをサルジニア島に監禁するとともにフィリップをマリョルカ島に監禁する、というのが当初の計画だったのだ。
「マリョルカ桃源郷」なんて素敵な名前をつけたんだがな。
フィリップめ、なかなか手を出さぬ。
フランスとマリョルカ島は離れてますからねぇ。
そこで「ここ落とす奴バカ」「ここ落とす奴アホ」という2つの中継都市まで作ってやったんだぞ。

途中まではうまくいったのだがな。
フランス王は都市がMAXまで開発されないと次の都市に手を出さないんですよね。
そりゃあ君と違って、私の辞書には「内政」という語彙があるからね。
「ここ落とす奴アホ」を必死で開発している姿はマヌケだったがな。
でも結局、君がもっとマヌケ…というか本来の姿を晒しただけだったよね。
      
だ、誰だ! こんな名前を考えた奴は!
あなたです。
ムムム…。とにかくだ。内政オタクが「ここ落とす奴バカ」と「ここ落とす奴アホ」の開発に手間取りすぎたおかげで、待っている間に余の寿命が尽きてしまったのだ。
ふっ。このフィリップ・オーギュストが君の猿知恵にひっかかると思うのかい?
ひっかかっていれば少なくとも王でいられたんですけどね。
今は道路工事人夫だけどな。
はっはっは。マヌケで思い出したが、余がフランスを滅ぼした後、お前 神聖ローマ帝国で行商人やってただろう。
あの時、「経済を制するものは世界を制す」って教えてあげたのは私なんだけどね。
ああ、それでか。突然リチャード様の口から「経済」なんて言葉が出たからビビったぜ。
ロンシャン殿ったら、「陛下に変な物食わせたか?」なんて言って。
受け売りだったのな、あのセリフ。
(ムカムカムカムカ) 経済で世界を制する割には運んでる物がショボかったよな、フィリップ。
      
塩15だってさ。だっせぇ~。
(ムカッ)ねえ、リチャード。さっきから態度のデカイこいつは何者なんだよ?
俺はツッコミ専門。口は出すけど手は出さない。
最悪や~。
あ、なんか関西系(=フランス人)が団結しましたよ。
まあ、いい。次回は君たちイギリス人たちがパリで畑仕事に携わることになるのだから。
…もともと余がチベット移住を決意したのは、フランスや神聖ローマ帝国とか、いつも同じ顔ぶればかりとやるのは飽きたからなんだがな。
でも結局フランスだけはすり潰してやらないとどうしようもないことが分かった。

フランスだけでなく、神聖ローマ帝国、ベネチア、ポーランド、ハンガリーを全部ほろぼしてからチベットに移住しようとしたこともありましたよね。
あの時は、私が移住ユニットで先に出発して「倫敦」を建設してから、後で陛下たちが移動ユニットで来る予定でしたね。道中、略奪することもなく。
唯一のまともな計画だったのにな。
まとも過ぎて面白くなかったから途中でやめたのだ。
君、ほんとに国王に向いてないよね。
見てくださいよ。移住ユニット率いるウォルター殿の、この忠誠の高さ。

ロンシャン、最初からいるくせに忠誠低ぅ~
お前だってアルコールって奴に負けてるだろ。
アルコールの忠誠高いのは、名前を見るとつい宴会に呼んでしまうせいだ。そのくせ下戸で、宴会中「グゥ、グゥ」しか言わない奴だった。
俺たちは一度も宴会呼ばれてないのに!
そういえば、我が弟ジョンの名前が見えないが?
もっと下にいるんですよ。
ジョン! お前、スカンジナビアから東アジアまで一人でシベリア街道ひくか?
す、数値なんて当てになりませんよぅ。コレを思い出してくださいよコレ↓を。
      
そっちに話題をもってくなって。
(いそいで話題の転換)東アジアといえば、佐渡ヶ島移住計画もありましたよね。
そうそう。陛下が、↓と言い出したんだよな。
          「もうチベット飽きたぞ。新規開始だぁー。
                 最初から金の採れるところに移住するぞー」
「倫敦」-「巴里」間の交易ができるようになるまで10年近くかかりましたもんね。陛下は気が短いから。
「金がある場所ならペストにしたらいかがですか?」という私の意見は却下された…。
バカな主君を持つと苦労が絶えないね。それで?
私が9年かかって東の果てジパングまでやって来たときには…

 *(↓以下、ウォルターの回想)*
  陛下、ダメです。佐渡にはすでに平泉の施設が建ってます…。
  待ってろウォルター。余が略奪で潰してやる。
  陛下、やっぱりダメです。平泉と近すぎるようです…。
  待ってろウォルター。余が平泉も潰してやる。
  いよいよ、リッチー&ロビン VS よっしー&弁慶 の夢の対決ですか!? ワクワク

  あれ、義経がおらんぞ?
  鎌倉幕府に仕官したようですね。
  兄にあのような仕打ちを受けながら刃向かう気概もないとは!
 見下げ果てた奴めッ!
  誰かオレのこと呼んだぁ?
  呼んでません!
  そういえば、弁慶も見かけませんね。
  南宋に仕官したみたいです。  
  お前らにプライドはないのか──っ!? 

 <平泉瞬殺。ウォルター、「佐渡」を建設>

  

  どうだ、いい場所だろ。金が2つもあって馬も入る。ちょっと鎌倉をボコって防御度さげて来れば銀まで入るぞ。 
  陛下、うっかりしてました…。佐渡には港がありません…。
  金は採れても交易できません。琵琶法師に持って行かれるだけです。
  ナ、ナンダッテー!!

  *  *  *

…という訳なんです。
最初に気付けよな。

くっ…せっかく楽しみにしていた佐渡ライフがっ! なんで港を作らないんだ光栄め!
いいじゃないですか、宮殿を能登半島に作って佐渡に遊びに行けば。
う~ん。それでもいいが…、やっぱり島に基地つくって遊びたい。
これだから中2病は困ったものだな…。
今どきの中学生は基地なんか作らんのとちゃいますか?
しぃ────っ! 聞こえますがな。
島がええならセイロン島なんでどうでっしゃろ。
お、いいじゃん。インドに大英帝国の植民地を作るなんて。
欠地王に言われると説得力ないけどな。
私は佐渡もセイロンも反対ですっ! 我々の本拠地は『倫敦』でないと。 
分かった分かった。ちゃんと『倫敦』という名前をつけるから落ち着くのだウォルター。
今度こそちゃんと象に乗れるんですか~?
象兵オンリーで世界征服に挑戦するか? 象に乗ってロンドンまで帰るのも面白いだろうな。
弓連射のできないロビンって存在意義あるのか?
(ムカッ) お前ははじめから存在意義ないだろ
じゃあ、オレたちの今度の目標はセイロン島ってことで決定?
いやいや、ジパングも捨てがたいですよ。ねぇ、ウォルター殿。
…え!? まぁ…。とにかく、略奪はやめましょうね…。


…バカどもがジパングやインドで遊んでる間に、今度こそロンドンを征服するかな。
やりまひょ。やりまひょ。


ちょっと兄上、隅っこで何かたくらんでる奴らがいますよ?
放っておけ。余も内政せずにロンドンを発展させる方法を考えたからな。
何ですか、その「勉強しないで出世する方法」みたいないかがわしさは。
今度はノルウェーと神聖ローマ帝国を潰してから移住する。
 どうせフランスがロンドンに手を出すだろう。
 フィリップの野郎は都市がMAXになるまで開発したがるのは分かっているから、
 ロンドンをせっせと発展させてくれるに違いない。
 育ちきったところでロンドンを奪回する。
名付けて「カッコウのヒナ作戦」だ。
何それ。
カッコウは他の鳥の巣に卵を産んで、ヒナを育ててもらっちゃうんですよ。
・・・。(←COMの作ったぐちゃぐちゃな街は嫌な人)
(マ、マズイ… ウォルター静かに怒ってる)
ま、まあ、将来のことはゆっくり決めようではないか。
それじゃあ、互いの次の目標を語り合ったところで、今度こそ


~完~






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最終更新:2008年08月02日 18:10
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