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「バルディッシュ」(2011/11/25 (金) 00:45:33) の最新版変更点
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**バルディッシュ ~Berdysh~
&bold(){基本スペックと定義}
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#image(berdysh02-01.jpg,blank,left)
|全長|120~250cm|
|重量|2.0~6.0kg|
|地域|東ヨーロッパ|
|年代|16~18世紀|
刃渡り60~90cmほどもある巨大な斧頭を持つ武器をバルディッシュと呼ぶ。
どちらかというと戦斧と言う感じで、実際斬撃では恐るべき威力を誇ったと言われている。
斧頭の穂先はソケット式か貫通式の柄頭と、ランゲットという補強帯によって太めの柄に固定されている。
稀に儀礼用として刃渡り150cmもあるバルディッシュも使用され、それは別名「大使」と呼ばれている。
&bold(){部位別の呼称}
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#image(berdysh02-02.jpg,blank,left)
|1|斧頭:アックス・ヘッド(Ax Head)|
|2|斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade)|
|3|柄:ポール(Pole)|
&bold(){時代背景}
----
特に東欧で使用され、モスクワ大使館の歩兵部隊用として「短いもの」と呼ばれ、大きめの戦斧として使われていた。
この頃はまだ柄が短く、銃器の発達とともにだんだんと柄が長くなっていったという。
&bold(){使用用途}
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#image(berdysh02-03.jpg,blank,left)
単純に斧のように振り回す、打ち下ろすことで、その巨大な斧頭が襲い掛かり、絶大なダメージを与える。
突くことは重量とバランス的に難しいだろう。
銃器が発達したときには、地面に柄を突き刺して固定してから構えるという、パイク戦術のような使用方法をしたとも言われている。
また、騎兵用のバルディッシュも存在し、これは斧頭も小さく、振り回しやすい柄の長さだったと言う。
&bold(){使用禁止令が出されたほどの威力}
----
#image(berdysh02-04.jpg,blank,left)
真偽は定かではないが、牛を一刀両断したほどの威力があったといわれ、そのデマのせいで(?)法王庁から使用禁止令が出たと言う逸話もある。
また、最近では某アニメの影響で名前だけはすっかり有名になっている。
しかしこの武器はあのバルディッシュのように、鎌や両手剣に変形しないし、ダンディーな音声を発することも無い。
ついでに遺伝子操作されているとはいえ、9歳の幼女に振り回せる代物でも無い。
バルディッシュとは、「長柄の戦斧」だということはどうか忘れないでおいて欲しい。
2007年 10月7日更新 2008年 9月19日 画像差し替え+追記
&bold(){参考文献}
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・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]
・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||図解 近接武器 ||大波篤司 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
|幻冬舎コミックス ||図説 武器だもの ||武器ドットコム 著|
*''バルディッシュ ~Berdysh~''
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**基本スペックと定義
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|#image(berdysh02-01.jpg,blank,left)|
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|全長|120~250cm|
|重量|2.0~6.0kg|
|地域|東ヨーロッパ|
|年代|16~18世紀|
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刃渡り60~90cmほどもある巨大な斧頭を持つ武器をバルディッシュと呼ぶ。&br()
どちらかというと戦斧と言う感じで、実際斬撃では恐るべき威力を誇ったと言われている。&br()
斧頭の穂先はソケット式か貫通式の柄頭と、ランゲットという補強帯によって太めの柄に固定されている。&br()
稀に儀礼用として刃渡り150cmもあるバルディッシュも使用され、それは別名「大使」と呼ばれている。&br()
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**部位別の呼称
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|#image(berdysh02-02.jpg,blank,left)|
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|1|斧頭:アックス・ヘッド(Ax Head)|
|2|斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade)|
|3|柄:ポール(Pole)|
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**時代背景
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特に東欧で使用され、モスクワ大使館の歩兵部隊用として「短いもの」と呼ばれ、大きめの戦斧として使われていた。&br()
この頃はまだ柄が短く、銃器の発達とともにだんだんと柄が長くなっていったという。&br()
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**使用用途
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|#image(berdysh02-03.jpg,blank,left)|
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単純に斧のように振り回す、打ち下ろすことで、その巨大な斧頭が襲い掛かり、絶大なダメージを与える。&br()
突くことは重量とバランス的に難しいだろう。&br()
銃器が発達したときには、地面に柄を突き刺して固定してから構えるという、パイク戦術のような使用方法をしたとも言われている。&br()
また、騎兵用のバルディッシュも存在し、これは斧頭も小さく、振り回しやすい柄の長さだったと言う。&br()
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**使用禁止令が出されたほどの威力
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|#image(berdysh02-04.jpg,blank,left)|
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真偽は定かではないが、牛を一刀両断したほどの威力があったといわれ、そのデマのせいで(?)法王庁から使用禁止令が出たと言う逸話もある。&br()
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また、最近では某アニメの影響で名前だけはすっかり有名になっている。&br()
しかしこの武器はあのバルディッシュのように、鎌や両手剣に変形しないし、ダンディーな音声を発することも無い。&br()
ついでに遺伝子操作されているとはいえ、9歳の幼女に振り回せる代物でも無い。&br()
バルディッシュとは、「長柄の戦斧」だということはどうか忘れないでおいて欲しい。&br()
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2007年 10月7日更新 2008年 9月19日 画像差し替え+追記&br()
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**参考文献
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***・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]&br()
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***・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||図解 近接武器 ||大波篤司 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
|幻冬舎コミックス ||図説 武器だもの ||武器ドットコム 著|
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