バルディッシュ

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**バルディッシュ ~Berdysh~ &bold(){基本スペックと定義} ---- #image(berdysh02-01.jpg,blank,left) |全長|120~250cm| |重量|2.0~6.0kg| |地域|東ヨーロッパ| |年代|16~18世紀| 刃渡り60~90cmほどもある巨大な斧頭を持つ武器をバルディッシュと呼ぶ。 どちらかというと戦斧と言う感じで、実際斬撃では恐るべき威力を誇ったと言われている。 斧頭の穂先はソケット式か貫通式の柄頭と、ランゲットという補強帯によって太めの柄に固定されている。 稀に儀礼用として刃渡り150cmもあるバルディッシュも使用され、それは別名「大使」と呼ばれている。 &bold(){部位別の呼称} ---- #image(berdysh02-02.jpg,blank,left) |1|斧頭:アックス・ヘッド(Ax Head)| |2|斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade)| |3|柄:ポール(Pole)| &bold(){時代背景} ---- 特に東欧で使用され、モスクワ大使館の歩兵部隊用として「短いもの」と呼ばれ、大きめの戦斧として使われていた。 この頃はまだ柄が短く、銃器の発達とともにだんだんと柄が長くなっていったという。 &bold(){使用用途} ---- #image(berdysh02-03.jpg,blank,left) 単純に斧のように振り回す、打ち下ろすことで、その巨大な斧頭が襲い掛かり、絶大なダメージを与える。 突くことは重量とバランス的に難しいだろう。 銃器が発達したときには、地面に柄を突き刺して固定してから構えるという、パイク戦術のような使用方法をしたとも言われている。 また、騎兵用のバルディッシュも存在し、これは斧頭も小さく、振り回しやすい柄の長さだったと言う。 &bold(){使用禁止令が出されたほどの威力} ---- #image(berdysh02-04.jpg,blank,left) 真偽は定かではないが、牛を一刀両断したほどの威力があったといわれ、そのデマのせいで(?)法王庁から使用禁止令が出たと言う逸話もある。 また、最近では某アニメの影響で名前だけはすっかり有名になっている。 しかしこの武器はあのバルディッシュのように、鎌や両手剣に変形しないし、ダンディーな音声を発することも無い。 ついでに遺伝子操作されているとはいえ、9歳の幼女に振り回せる代物でも無い。 バルディッシュとは、「長柄の戦斧」だということはどうか忘れないでおいて欲しい。 2007年 10月7日更新  2008年 9月19日 画像差し替え+追記 &bold(){参考文献} ---- ・ウェブサイト [[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]] ・文献 |新紀元社       ||武器事典         ||市川定春      著| |新紀元社       ||武器と防具 西洋編    ||市川定春      著| |新紀元社       ||図解 近接武器      ||大波篤司      著| |ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著| |幻冬舎コミックス   ||図説 武器だもの     ||武器ドットコム    著|
*''バルディッシュ ~Berdysh~'' &br() **基本スペックと定義 ---- |#image(berdysh02-01.jpg,blank,left)| &br() |全長|120~250cm| |重量|2.0~6.0kg| |地域|東ヨーロッパ| |年代|16~18世紀| &br() 刃渡り60~90cmほどもある巨大な斧頭を持つ武器をバルディッシュと呼ぶ。&br() どちらかというと戦斧と言う感じで、実際斬撃では恐るべき威力を誇ったと言われている。&br() 斧頭の穂先はソケット式か貫通式の柄頭と、ランゲットという補強帯によって太めの柄に固定されている。&br() 稀に儀礼用として刃渡り150cmもあるバルディッシュも使用され、それは別名「大使」と呼ばれている。&br() &br() &br() &br() &br() &br() **部位別の呼称 ---- |#image(berdysh02-02.jpg,blank,left)| &br() |1|斧頭:アックス・ヘッド(Ax Head)| |2|斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade)| |3|柄:ポール(Pole)| &br() &br() &br() &br() &br() **時代背景 ---- &br() 特に東欧で使用され、モスクワ大使館の歩兵部隊用として「短いもの」と呼ばれ、大きめの戦斧として使われていた。&br() この頃はまだ柄が短く、銃器の発達とともにだんだんと柄が長くなっていったという。&br() &br() &br() &br() &br() &br() **使用用途 ---- |#image(berdysh02-03.jpg,blank,left)| &br() 単純に斧のように振り回す、打ち下ろすことで、その巨大な斧頭が襲い掛かり、絶大なダメージを与える。&br() 突くことは重量とバランス的に難しいだろう。&br() 銃器が発達したときには、地面に柄を突き刺して固定してから構えるという、パイク戦術のような使用方法をしたとも言われている。&br() また、騎兵用のバルディッシュも存在し、これは斧頭も小さく、振り回しやすい柄の長さだったと言う。&br() &br() &br() &br() &br() &br() **使用禁止令が出されたほどの威力 ---- |#image(berdysh02-04.jpg,blank,left)| &br() 真偽は定かではないが、牛を一刀両断したほどの威力があったといわれ、そのデマのせいで(?)法王庁から使用禁止令が出たと言う逸話もある。&br() &br() また、最近では某アニメの影響で名前だけはすっかり有名になっている。&br() しかしこの武器はあのバルディッシュのように、鎌や両手剣に変形しないし、ダンディーな音声を発することも無い。&br() ついでに遺伝子操作されているとはいえ、9歳の幼女に振り回せる代物でも無い。&br() バルディッシュとは、「長柄の戦斧」だということはどうか忘れないでおいて欲しい。&br() &br() &br() &br() &br() &br() 2007年 10月7日更新  2008年 9月19日 画像差し替え+追記&br() &br() **参考文献 ---- ***・ウェブサイト [[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]&br() &br() ***・文献 |新紀元社       ||武器事典         ||市川定春      著| |新紀元社       ||武器と防具 西洋編    ||市川定春      著| |新紀元社       ||図解 近接武器      ||大波篤司      著| |ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著| |幻冬舎コミックス   ||図説 武器だもの     ||武器ドットコム    著| &br() &br() &br() &br() &br()

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