ウィングド・スピア

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**ウィングド・スピア ~Winged Spear~ &bold(){基本スペックと定義} ---- #image(wingedspear01-01.jpg,blank,left) |全長|180~200cm| |重量|1.5~1.8kg| |地域|西ヨーロッパ| |年代|5~11世紀| ウィングド・スピアは、ソケットにその名の通り「羽根」のような突起のついたショートスピアの一種である。 場合によっては「ウォー・スピア」「ヴァイキング・スピア」と呼ばれる。 この羽根のような突起があれば、とりあえずウィングド・スピアと分類され、ショートスピアとの違いはこの突起の有無だけである。 &bold(){部位別の呼称} ---- #image(wingedspear01-02.jpg,blank,left) |1|穂先:スピアーヘッド(SpearHeads)| |2|刺先:スパイク(Spike)| |3|突端:ラグ(Lugs)| |4|口金:ソケット(Socket)| |5|柄:ポール(Pole)| |6|石突:バット(Butt)| &bold(){時代背景} ---- ローマ帝国が衰退を始めた5,6世紀頃に侵入してきたフランク人が用いていたもので、それ以前にケルト人も使っていたと言う記録もある。 起源自体はかなり古いものだと思われる。 &bold(){使用用途} ---- #image(wingedspear01-03.jpg,blank,left) もちろん突き刺すことが使用用途だが、騎兵用として使われたり、歩兵でも使ったと言われたり、投擲用に使ったとも言われている。 投げた場合、深く突き刺さったときに抜きにくくするための歯止めとして、独特の突起が役立ったと言われる。 またこの突起は、騎兵、歩兵どちらで使った場合でも、あまり深々と刺さらないようにするストッパーとしての役目があった。 突き刺してはすぐに引き抜いて次を突き刺せるよう、攻撃回数の回転サイクルを上げるのに一役買ったパーツと言える。 この形状は広く浸透し、中世暗黒期には最もポピュラーな槍の一つとして扱われたと言う。 2008年 9月28日更新 &bold(){参考文献} ---- ・ウェブサイト [[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]] ・文献 |新紀元社       ||武器事典         ||市川定春      著| |新紀元社       ||武器と防具 西洋編    ||市川定春      著| |ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著| |幻冬舎コミックス   ||図説 武器だもの     ||武器ドットコム    著|
*''ウィングド・スピア ~Winged Spear~'' &br() **基本スペックと定義 ---- |#image(wingedspear01-01.jpg,blank,left)| &br() |全長|180~200cm| |重量|1.5~1.8kg| |地域|西ヨーロッパ| |年代|5~11世紀| &br() ウィングド・スピアは、ソケットにその名の通り「羽根」のような突起のついたショートスピアの一種である。&br() 場合によっては「ウォー・スピア」「ヴァイキング・スピア」と呼ばれる。&br() この羽根のような突起があれば、とりあえずウィングド・スピアと分類され、ショートスピアとの違いはこの突起の有無だけである。&br() &br() &br() &br() &br() &br() **部位別の呼称 ---- |#image(wingedspear01-02.jpg,blank,left)| &br() |1|穂先:スピアーヘッド(SpearHeads)| |2|刺先:スパイク(Spike)| |3|突端:ラグ(Lugs)| |4|口金:ソケット(Socket)| |5|柄:ポール(Pole)| |6|石突:バット(Butt)| &br() &br() &br() &br() &br() **時代背景 ---- &br() ローマ帝国が衰退を始めた5,6世紀頃に侵入してきたフランク人が用いていたもので、それ以前にケルト人も使っていたと言う記録もある。&br() 起源自体はかなり古いものだと思われる。&br() &br() &br() &br() &br() &br() **使用用途 ---- |#image(wingedspear01-03.jpg,blank,left)| &br() もちろん突き刺すことが使用用途だが、騎兵用として使われたり、歩兵でも使ったと言われたり、投擲用に使ったとも言われている。&br() 投げた場合、深く突き刺さったときに抜きにくくするための歯止めとして、独特の突起が役立ったと言われる。&br() またこの突起は、騎兵、歩兵どちらで使った場合でも、あまり深々と刺さらないようにするストッパーとしての役目があった。&br() 突き刺してはすぐに引き抜いて次を突き刺せるよう、攻撃回数の回転サイクルを上げるのに一役買ったパーツと言える。&br() この形状は広く浸透し、中世暗黒期には最もポピュラーな槍の一つとして扱われたと言う。&br() &br() &br() &br() &br() &br() 2008年 9月28日更新&br() &br() **参考文献 ---- ***・ウェブサイト  [[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]&br() &br() ***・文献 |新紀元社       ||武器事典         ||市川定春      著| |新紀元社       ||武器と防具 西洋編    ||市川定春      著| |ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著| |幻冬舎コミックス   ||図説 武器だもの     ||武器ドットコム    著| &br() &br() &br() &br() &br()

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