「ラウンデル・ダガー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ラウンデル・ダガー」(2011/02/27 (日) 11:04:21) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**ラウンデル・ダガー ~Roundel Dagger~
&bold(){基本スペックと定義}
----
#image(roundeldagger01-01.jpg,blank,left)
|全長|30cm程度|
|重量|0.3kg程度|
|地域|ヨーロッパ|
|年代|14~16世紀|
ロンデル・ダガーとも呼ばれる短剣。
ガードとポメルがほぼ同じ円形のものを使っており、(凸レンズのような形状のときもあるが)ここから「ラウンデル(円)」の名前が取られている。
また、モノにもよるがツイスト状(らせん状)になっているグリップも特徴といえるが、これは近代のものにはあまり見られない。
近代のラウンデル・ダガーは大抵円柱状のグリップになっている。
…と、何気にヒルト部分ばかりが注目される武器だが、肝心の刀身は殆んど刃がついていない鎧通し(メイル・ブレイカー)である。
時代や場所によっては片刃が付いていたり両刃だったりもするが、殆んどが突き通しやすいように斜面がついているだけで、切ることが出来るものは稀である。
先端が尖っていればそれでいいじゃない、という武器である。
&bold(){部位別の呼称}
----
#image(roundeldagger01-02.jpg,blank,left)
|1|剣身:ブレイド(Blade)|
|2|切先:ポイント(Point)|
|3|柄:ヒルト(Hilt)|
|4|鍔:ガード(Guard)|
|5|握り:グリップ(Grip)|
|6|柄頭:ポメル(Pommel)|
&bold(){時代背景}
----
#image(roundeldagger01-04.jpg,blank,left)
簡単な形状のものなので、原型と呼べるものは青銅器時代から存在している。
この頃はポメルもガードもなかったた、ただの円筒状のものがグリップに使われていたので、その押さえのためにラウンデルが使われるようになった。
時代の流れとともにこのラウンデルは小さくなったり8角形になったりいろいろ形状を変化させていき、刀身も次第に変化の対象となっていく。
ドイツで15~16世紀によく見られるラウンデル・ダガーは、どういうわけか剣先が丸まったタイプとなっている。
&bold(){使用用途}
----
#image(roundeldagger01-03.jpg,blank,left)
殆んど刃があってないようなもののため、チェインメイルの隙間を突き通すメイル・ブレイカーとして使うほか無い。
…が、ドイツでその特徴を潰したようなものである剣先の丸いタイプは…どう使うんだろうな?
多分刃が付いてるから、切ることが出来るはずだ!ドイツの技術は世界一ぃぃ!!
2008年 11月1日更新
&bold(){参考文献}
----
・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]
・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
|幻冬舎コミックス ||図説 武器だもの ||武器ドットコム 著|
*''ラウンデル・ダガー ~Roundel Dagger~''
&br()
**基本スペックと定義
----
|#image(roundeldagger01-01.jpg,blank,left)|
&br()
|全長|30cm程度|
|重量|0.3kg程度|
|地域|ヨーロッパ|
|年代|14~16世紀|
&br()
ロンデル・ダガーとも呼ばれる短剣。&br()
ガードとポメルがほぼ同じ円形のものを使っており、(凸レンズのような形状のときもあるが)ここから「ラウンデル(円)」の名前が取られている。&br()
また、モノにもよるがツイスト状(らせん状)になっているグリップも特徴といえるが、これは近代のものにはあまり見られない。&br()
近代のラウンデル・ダガーは大抵円柱状のグリップになっている。&br()
&br()
…と、何気にヒルト部分ばかりが注目される武器だが、肝心の刀身は殆んど刃がついていない鎧通し(メイル・ブレイカー)である。&br()
時代や場所によっては片刃が付いていたり両刃だったりもするが、殆んどが突き通しやすいように斜面がついているだけで、切ることが出来るものは稀である。&br()
先端が尖っていればそれでいいじゃない、という武器である。&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
**部位別の呼称
----
|#image(roundeldagger01-02.jpg,blank,left)|
&br()
|1|剣身:ブレイド(Blade)|
|2|切先:ポイント(Point)|
|3|柄:ヒルト(Hilt)|
|4|鍔:ガード(Guard)|
|5|握り:グリップ(Grip)|
|6|柄頭:ポメル(Pommel)|
&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
**時代背景
----
|#image(roundeldagger01-04.jpg,blank,left)|
&br()
簡単な形状のものなので、原型と呼べるものは青銅器時代から存在している。&br()
この頃はポメルもガードもなかったた、ただの円筒状のものがグリップに使われていたので、その押さえのためにラウンデルが使われるようになった。&br()
時代の流れとともにこのラウンデルは小さくなったり8角形になったりいろいろ形状を変化させていき、刀身も次第に変化の対象となっていく。&br()
ドイツで15~16世紀によく見られるラウンデル・ダガーは、どういうわけか剣先が丸まったタイプとなっている。&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
**使用用途
----
|#image(roundeldagger01-03.jpg,blank,left)|
&br()
殆んど刃があってないようなもののため、チェインメイルの隙間を突き通すメイル・ブレイカーとして使うほか無い。&br()
&br()
…が、ドイツでその特徴を潰したようなものである剣先の丸いタイプは…どう使うんだろうな?&br()
多分刃が付いてるから、切ることが出来るはずだ!ドイツの技術は世界一ぃぃ!!&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
2008年 11月1日更新&br()
&br()
**参考文献
----
***・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]&br()
&br()
***・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
|幻冬舎コミックス ||図説 武器だもの ||武器ドットコム 著|
&br()
&br()
&br()
&br()
&br()