石清水八幡宮 その3

石清水八幡宮 ~未公開文化財特別拝観・鮒形御太刀~



参拝料  一般:500円 高大生以下:無料
撮影可否 不可(その場でのスケッチも不可)

※その他詳細は公式HPにて。


レビュー


京都府八幡市の石清水八幡宮が平成の大修造に伴い、御本殿の内部調査を行ったところ、いくつかの御新宝の存在が明らかとなった。
これらは300年間誰にも知られることなく、最奥にあったものだと言われており、関係者も今回が見るのが初めてだと言う。
その中でも特筆すべきものが、三振りの宝刀である。

2009年4月3~4月12日の間で期間限定で公開された最後の宝刀が「鮒形御太刀(ふながたのおんたち)」である。
三本の中では一番長く、柄は鮫革張りなことと勾金と呼ばれる鈴の付いた飾りが峰側にしかない。
黒漆塗りの鞘に麒麟の金具が付いているところは須賀利御太刀と同じだが、こちらは金具に刻まれた文様に墨が入れてあった。
又、鞘や柄の飾りの文様パターンだが、本殿の柱の金具の文様と同一のもののようである。

次回の公開は、次回修繕をする際にそのときの石清水八幡宮の関係者次第で公開されるか否か、と言っていた。
大体、今回の修繕も2,3年かかるとのことなので、そんな日が来るのはいつになるやら…
自分にとっては、今回がラストチャンスだったと思うので見に行けて悔いはない。
最終更新:2009年04月19日 09:06
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