ウォシェレ ~Woshele~
基本スペックと定義
全長 |
40cm~50cm |
重量 |
0.5~0.7kg |
地域 |
アフリカ |
年代 |
14?~20世紀 |
ウォシェレは南ザイールのルケニエ川とサンクル川に居住するンクツシュ(Nkutshu)族が用いた投げナイフである。
同時に彼らの部族の戦士の証となっている。
アフリカ大陸の投げナイフの特徴は、3つの刃があることで、ウォシェレもその特徴に当てはまっている。
部位別の呼称
1 |
切先:(Point) |
2 |
剣身:ブレイド(Blade) |
3 |
握り:グリップ(Grip) |
時代背景
ザイールが西欧の歴史に登場するのはコンゴ王国の登場する14世紀以降。
近隣に数々の有力国家が隣接していた時代なのだが…
ンクツシュ族が居住していた区域については不明な点が多い。
また、本当にウォシェレが3本刃だったかも実際は不明。
何せ、20世紀初頭に紹介されたものなので、起源自体も多分14世紀と曖昧だからである。
使用用途
回転させるように投げれば、3つの刃のいずれかが突き刺さる。
ウォシェレはいろんな形状があるのだが、基本3つの刃が枝分かれしているので刺さりやすい構造になっている。
2009年 4月28日更新 2008年 9月8日 画像差し替え+追記
参考文献
新紀元社 |
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武器辞典 |
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市川 定春 著 |
幻冬社コミックス |
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図説 武器だもの |
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武器ドットコム 著 |
最終更新:2009年08月16日 03:13