刀剣博物館

刀剣博物館 ~平成二十一年 新刀名刀展~



入場料  今回は無料でした
撮影可否 不可

※その他詳細は公式HPにて。


レビュー


東京旅行の際、二番目に行った場所です。
ちょっと分かりづらいと言うか入り組んだ場所にあるため、迷子になりやすいヤツは標識をちゃんと見るんだ!絶対だぞ!

さて、なんだか高級な住宅街の奥にあったこの博物館。
一体何かといえば、現代の日本美術刀剣の総本山と言うべき場所である。
今回は今年の新刀の展示会だったようで、運良く入場無料でした。

さて、内容ですが。
現代も作られている刀剣、刀の鍔、脇差、短刀、剣といった刀剣類や装飾品の総合的な入賞作品の紹介である。
現代の刀剣はどうかねぇと思っていったわけですが…

軽い気持ちで行ってごめんなさいorz

どれ一つ取っても情熱がひしひしと感じられる、魂の作品ばかりだった。
荒々しい刃紋だが繊細に作られてあるものもあれば、迷い一つなく作られたような直刃であったり…
また、打刀ばかりかと思えば、意外と太刀や野太刀も多く、大型刀剣大好きな神楽にとっては鼻血が噴出しそうな、まさに夢の場所!
切っ先長め(大きめ)で刃の厚みが比較的厚めの無骨な感じのものが特に好きなんだけど、なんかそんな刀が4,5本もあったよ!

短刀、脇差、剣は主に装飾の彫り重視のようでしたが…
刃紋とかももちろん手抜きはないんだぜ…彫り含めてどんだけの労力だったんだ、これは。
まさに美術刀剣と一定鋳物ばかりですよ。ホント。

鍔の職人も装飾スキルが半端ない。
もう日本は刀の鍔だけで美術館作ったほうがよくね?ってぐらい美術品として素晴らしい。
鍔だけで、ここまで色んなものを表現できるのかと目から鱗でした。
今後、うちで鍔を作るときはもうちょっとこだわって作ったほうがいいかと思ったね、マジで。

そんなわけで、ここだけで手に入る本(今回のパンフレットとか)と、売店のお姉さんお勧めの鍔のストラップ買って帰りました。
なかなかいい買い物でした。今後の参考資料として活用できそうです。はい。
ストラップも携帯に付けて愛用してます。
ただ…あまり人に見せる機会がないせいもあって、誰も鍔だと気づいてくれないっすorz
最終更新:2009年06月25日 00:12
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。