テンプレ

「テンプレ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

テンプレ」(2015/04/10 (金) 11:52:58) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&bold(){1 地学は死せる学問にあらず、地学の浪漫も我らの青春とさしも異ならず、 いざ、臆することなく地学の肩身狭きも心地良い世界へ入らむ。 前スレ 地学総合スレ Part○○ http:// &bold(){2} ~参考書一覧~ (これ以外にもさらにマイナーながら存在すると思われます。最近増加傾向にある。) 【独学入門参考書】 ★安藤センター地学I講義の実況中継―新課程(語学春秋社)   地学独学入門書。筆者は河合塾講師の安藤雅彦。最新版は冥王星の記述が差し替えられている。   中学生の時に、理科をちゃんとやらなかった人には不向き。 何度も復習する本。   問題の解説講義という形で構成されているため、面白いほどやきめる!などの後に挟んでも良い。 ★パワーUP版 センター試験 地学Iの点数が面白いほどとれる本(中経出版)   こちらも実況中継と並ぶ、地学独学入門書。筆者は蜷川雅晴。 ★きめる! センター 地学I 新課程(学研)   河合塾講師の岡口雅子著。程よい分かりやすさにまとまっており、復習もしやすい。独学できる。   挫折度はやや高いが、面白いを読んでいると苛々してくる人にはこちらがお勧めである。   問題演習時や語句の確認時における使い勝手は良いと評される。 ★田中理代の地学完結!センター地学Ⅰ(旺文社/大学受験Doシリーズ)   著者は田中理代(河合塾講師)。最小限にまとめられており、ポイントを絞って効率的に学習できる。 ★解決!センター 地学Ⅰ(Z会)   増田哲雄著。まだ評価は定まっていない。独学できるが、やや詰め込んだ感があるか。 ★新ひとりで学べる地学Ⅰ (清水書院)   新課程にもっとも優れているとされていた辞書本。   「理解しやすい地学」や「チャート式」などあるが、 辞書本の中では最良か。 &bold(){3} 【問題演習】 ★ マーク式基礎問題集 地学I(河合出版)   緑色の表紙が目印。地学Iのセンター試験の基本問題レベルを網羅している。安藤雅彦著。   「面白いほど」や「実況中継」「決める」を既に学習していたら、8~9割の問題は初見で解けるだろう。   上記講義本を学習した後、また併用での問題演習に適する。 ★ 面白いほどとれる問題集(中経出版)   『面白いほど~』の別売問題集。『大気・海洋・天文分野』と『固体地球分野』に分かれている。   面白いほどに準拠しているわけではないので、面白いほどを使っていなかった人でも分野補強に使用可。 ★ 一問一答 まる覚え地学I(中経出版)   ポケットサイズで手軽に語句の確認ができる。 ★ サブノート 地学I(旺文社)   教科書の確認につかう。時間がかかるため、ここまで使う人は丁寧に極める人。 ★ 解説が詳しい 地学I 頻出重要問題集(旺文社)   センター型の問題を多く掲載しているが、二次試験の入門にも可。   ただし、時間がある人向き。あと半年の人は黒本・過去問が優先。 ★ 全国大学入試正解集 地学(くぬぎ出版)   http://www.kunugipub.com/mondaisyu/tigaku.html &bold(){4} 【センター対策】 ★ マーク式総合問題集地学Ⅰ   いわゆる黒本(過去問とは違う)。B5版の問題集で、予想問題模試が8回分入っている。   ※地学選択者は必須教材である。11月頃になると例年全国的に品薄になるため早めに確保すること。 ★ 過去問   教学社の赤本と、河合の黒い過去問レビューがあるが、どちらでもよい。   河合の過去問のほうが信頼されている。 【その他】 ★ 新訂 地学図表(浜島書店)   化学や生物などの図録を持っている人は驚くほどの薄さ。二次でも使う人向き。 ~偏差値2からのモデルプラン~ (右も左も分からない人のための物です。自分のやり方がある人は自分の方針でいきましょう。) ◇Step1 基礎の習得。面白いほど、きめる、実況中継などの独学入門書を何周もして、基礎知識を蓄える。 ◇Step2 基礎事項の確認。河合のマーク式基礎問題集(緑色のもの)など。※省略可能 ◇Step3 実戦演習。河合の黒本や過去問など。 ※Step2は省略可能。いきなりセンター形式にあたりながら基礎知識を習得していけばよい。 ※Step1とStep2の間に『実況中継』を挟んで知識を整理しても良い。 ~地学受験者の心得~ ・模試の判定は (゚ε゚)<キニシナイ        ・受験の時に、ひとりぼっちでも(つД`)泣かない ・やると決めたら(`・ω・´)ハッスル!!  ・センター大成功して(・∀・)ニヤニヤする ・色んな本を読んで知識を増やす(´・∀・`)ヘー &bold(){5} ~センター試験について~ 試験時間:60分 理科①:理科総合Bor生物Ⅰ (9:30~) 理科②:理科総合Aor化学Ⅰ (15:15~) 理科③:物理Ⅰor地学Ⅰ (17:00~) 上記の組み合わせですが、文系の生徒に配慮して理科①は朝早くに行なわれます。 その他の教科は、他の科目のスレや大学入試センターへ。 ~よくある質問~ Q.センター100点とりたい! A.そんなバカなこと言ってないで、他の教科頑張りましょう。 9割なら安定してとれるようです。 (2次用の参考書使って勉強すれば、いけるかも?) 地学のメリットとして「時間がかからない」があります。 時間をかけたら地学を選んでいる意味があんまりなくなるんじゃないでしょうか。 もちろん好きな人はどうぞ。 Q.面白いときめると実況とどれがいい? A.自分で決めてください。参考として、   ・入門のしやすさ  面白い>きめる>実況   ・復習のしやすさ  きめる>実況 >面白い   ・効率のよさ    実況 >きめる>面白い   ・シェア      ←良く分からない所。面白いほど使っている人が多いのかな。   スレを見ているとこんな感じ。異論もあると思いますが。 &bold(){6} Q.参考書(実況中継等)は旧課程版でもOK? A.新課程版買ったほうが早いです。 Q.地学は数学や物理の考え方が必要っていわれたけど、、、 A.センターレベルなら多少出る程度で問題ないようです。 算数が出来れば大丈V。  二次までやるなら基本的な物理の知識、演算能力が必要になりますが理系の皆さんなら解けます。 Q.授業で選択してないと国立受験できなかったんじゃないの? A.そんなことはありません、安心して独学してください。 Q.二次で使う人はどうすればいいんですか>< A.時々話題に上りますが特別な事をする人はいないようです。  大学の過去問・冠模試の復習、センサー地学の演習を繰り返せば十分戦える力が身につきます。  余裕があるのなら予備校の授業を取ってみても良いでしょう。 &bold(){7} ~「地学IB」→「地学I」への移行で減る項目 (参考資料)~ ・天文…恒星の諸量の扱いが簡単なものになる。ステファン・ボルツマンの法則やウィーンの変位法則 などの式が消える。     等級と距離の関係式 m-M=5log d-5 も消える。 ・海洋…起潮力・潮汐、風と波、津波の式 などが扱われなくなる。 ・固体地球…ジオイドの説明がなくなる。(ジオイドは新課程受験者も知っておいたほうが良い) 「地学IB」→「地学I」への移行で増える項目 ・天文…銀河系の構造、銀河、宇宙の年齢、膨張宇宙論 などが 旧「地学II」より移行してくる。 ・大気・海洋…地球環境問題の記述が増える ←旧「地学IA」より移行 Q.地学は地理と似たとこありますか? A.似てるのは名前だけ、全然違います 地理は流通、産物、経済を覚えて資料を読む能力を養う学問 地学は天体や地球の現象を説明、解析する学問 地理やっている人は多くの人が苦しむ地質図が少しわかり良いかも。 Q.○月に初めて8割とれますか?? A.人それぞれです。 Q.黒本無い A.黒本(河合のマーク式総合問題集)は早めに入手しましょう。田舎の人はネットを駆使。  都会ならどこかにはあります。 &bold(){8} ~地学の読み物~ (´・∀・`)ヘー 『地震・プレート・陸と海』 深尾良夫著 岩波ジュニア新書 この本は高校生向けに書かれた地学入門書だ。高校生向けと言うこともあり、読みやすく、やさしく書かれている。 所々にハッとさせる記述があり、地学ヲタの間でも名著と名高い。 『46億年 地球は何をしてきたか?』 丸山茂徳著 岩波書店 この本は、地学ヲタ高校生から大学1,2年くらいを対象に書かれた本のようだ。プレートテクトニクス、プルームテクトニクスなんかに興味のあるものにはおすすめだ。 何を突破口にして学問が進歩してゆくのか、そういうことにも触れることができる。 また、学問の進歩と著者の丸山先生の出世?が連動しているようにも見え、俗な読み方も楽しめる好著である。若干、入手が難しいのが難点。 『新しい地球観』 上田誠也著 岩波新書 世界中で読まれた、地学読み物の『古典』的名著である。 ウェゲナーの大陸移動説復活からプレートテクトニクス誕生までが、感動と興奮を持って紹介されている。 また、同じ著者による割と最近の著作、『地球・海と大陸のダイナミズム』NHKライブラリー も併せて読めば知識が深まると思う。 『生命と地球の歴史』 丸山茂徳・磯崎行雄著 岩波新書 上記著作と比べると、やや読み物性は低く、教科書的。最近の地球史に関する知識が得られるお買い得な一冊だ。 『失われた化石記録』 J・ウィリアム・ショップ著 阿部勝巳訳 講談社現代新書 先カンブリア紀の化石発見がこの本のテーマの一つだ。かなりマイナーなネタだが、学者の野心など、人間的側面にも触れてあり、おもしろい読み物だ。 なお現代新書には、この本と同一シリーズとして、『カンブリア紀の怪物たち』などがある。 ★センター地学Ⅰ 9割GETの攻略法(語学春秋社) 著者は安藤雅彦(実況中継を書いた人)。実況中継に比べてコンパクト。実況中継が基礎の習得、マーク式基礎&総合が演習なら、これは暗記用。 センター試験「地学Ⅰ」で覚えるべき内容が大体載っていて、教科書の内容の比較もされている。センター試験で化学を受験しない人(「生・地」の組み合わせで受ける人等)は、化学の試験中の待ち時間にこれを読んで最後に知識を確認するのがよいでしょう。}
&bold(){1} 地学は死せる学問にあらず、地学の浪漫も我らの青春とさしも異ならず、 いざ、臆することなく地学の肩身狭きも心地良い世界へ入らむ。 前スレ 地学総合スレ Part○○ http:// &bold(){2} ~参考書一覧~ (これ以外にもさらにマイナーながら存在すると思われます。最近増加傾向にある。) 【独学入門参考書】 ★安藤センター地学I講義の実況中継―新課程(語学春秋社)   地学独学入門書。筆者は河合塾講師の安藤雅彦。最新版は冥王星の記述が差し替えられている。   中学生の時に、理科をちゃんとやらなかった人には不向き。 何度も復習する本。   問題の解説講義という形で構成されているため、面白いほどやきめる!などの後に挟んでも良い。 ★パワーUP版 センター試験 地学Iの点数が面白いほどとれる本(中経出版)   こちらも実況中継と並ぶ、地学独学入門書。筆者は蜷川雅晴。 ★きめる! センター 地学I 新課程(学研)   河合塾講師の岡口雅子著。程よい分かりやすさにまとまっており、復習もしやすい。独学できる。   挫折度はやや高いが、面白いを読んでいると苛々してくる人にはこちらがお勧めである。   問題演習時や語句の確認時における使い勝手は良いと評される。 ★田中理代の地学完結!センター地学Ⅰ(旺文社/大学受験Doシリーズ)   著者は田中理代(河合塾講師)。最小限にまとめられており、ポイントを絞って効率的に学習できる。 ★解決!センター 地学Ⅰ(Z会)   増田哲雄著。まだ評価は定まっていない。独学できるが、やや詰め込んだ感があるか。 ★新ひとりで学べる地学Ⅰ (清水書院)   新課程にもっとも優れているとされていた辞書本。   「理解しやすい地学」や「チャート式」などあるが、 辞書本の中では最良か。 &bold(){3} 【問題演習】 ★ マーク式基礎問題集 地学I(河合出版)   緑色の表紙が目印。地学Iのセンター試験の基本問題レベルを網羅している。安藤雅彦著。   「面白いほど」や「実況中継」「決める」を既に学習していたら、8~9割の問題は初見で解けるだろう。   上記講義本を学習した後、また併用での問題演習に適する。 ★ 面白いほどとれる問題集(中経出版)   『面白いほど~』の別売問題集。『大気・海洋・天文分野』と『固体地球分野』に分かれている。   面白いほどに準拠しているわけではないので、面白いほどを使っていなかった人でも分野補強に使用可。 ★ 一問一答 まる覚え地学I(中経出版)   ポケットサイズで手軽に語句の確認ができる。 ★ サブノート 地学I(旺文社)   教科書の確認につかう。時間がかかるため、ここまで使う人は丁寧に極める人。 ★ 解説が詳しい 地学I 頻出重要問題集(旺文社)   センター型の問題を多く掲載しているが、二次試験の入門にも可。   ただし、時間がある人向き。あと半年の人は黒本・過去問が優先。 ★ 全国大学入試正解集 地学(くぬぎ出版)   http://www.kunugipub.com/mondaisyu/tigaku.html &bold(){4} 【センター対策】 ★ マーク式総合問題集地学Ⅰ   いわゆる黒本(過去問とは違う)。B5版の問題集で、予想問題模試が8回分入っている。   ※地学選択者は必須教材である。11月頃になると例年全国的に品薄になるため早めに確保すること。 ★ 過去問   教学社の赤本と、河合の黒い過去問レビューがあるが、どちらでもよい。   河合の過去問のほうが信頼されている。 【その他】 ★ 新訂 地学図表(浜島書店)   化学や生物などの図録を持っている人は驚くほどの薄さ。二次でも使う人向き。 ~偏差値2からのモデルプラン~ (右も左も分からない人のための物です。自分のやり方がある人は自分の方針でいきましょう。) ◇Step1 基礎の習得。面白いほど、きめる、実況中継などの独学入門書を何周もして、基礎知識を蓄える。 ◇Step2 基礎事項の確認。河合のマーク式基礎問題集(緑色のもの)など。※省略可能 ◇Step3 実戦演習。河合の黒本や過去問など。 ※Step2は省略可能。いきなりセンター形式にあたりながら基礎知識を習得していけばよい。 ※Step1とStep2の間に『実況中継』を挟んで知識を整理しても良い。 ~地学受験者の心得~ ・模試の判定は (゚ε゚)<キニシナイ        ・受験の時に、ひとりぼっちでも(つД`)泣かない ・やると決めたら(`・ω・´)ハッスル!!  ・センター大成功して(・∀・)ニヤニヤする ・色んな本を読んで知識を増やす(´・∀・`)ヘー &bold(){5} ~センター試験について~ 試験時間:60分 理科①:理科総合Bor生物Ⅰ (9:30~) 理科②:理科総合Aor化学Ⅰ (15:15~) 理科③:物理Ⅰor地学Ⅰ (17:00~) 上記の組み合わせですが、文系の生徒に配慮して理科①は朝早くに行なわれます。 その他の教科は、他の科目のスレや大学入試センターへ。 ~よくある質問~ Q.センター100点とりたい! A.そんなバカなこと言ってないで、他の教科頑張りましょう。 9割なら安定してとれるようです。 (2次用の参考書使って勉強すれば、いけるかも?) 地学のメリットとして「時間がかからない」があります。 時間をかけたら地学を選んでいる意味があんまりなくなるんじゃないでしょうか。 もちろん好きな人はどうぞ。 Q.面白いときめると実況とどれがいい? A.自分で決めてください。参考として、   ・入門のしやすさ  面白い>きめる>実況   ・復習のしやすさ  きめる>実況 >面白い   ・効率のよさ    実況 >きめる>面白い   ・シェア      ←良く分からない所。面白いほど使っている人が多いのかな。   スレを見ているとこんな感じ。異論もあると思いますが。 &bold(){6} Q.参考書(実況中継等)は旧課程版でもOK? A.新課程版買ったほうが早いです。 Q.地学は数学や物理の考え方が必要っていわれたけど、、、 A.センターレベルなら多少出る程度で問題ないようです。 算数が出来れば大丈V。  二次までやるなら基本的な物理の知識、演算能力が必要になりますが理系の皆さんなら解けます。 Q.授業で選択してないと国立受験できなかったんじゃないの? A.そんなことはありません、安心して独学してください。 Q.二次で使う人はどうすればいいんですか>< A.時々話題に上りますが特別な事をする人はいないようです。  大学の過去問・冠模試の復習、センサー地学の演習を繰り返せば十分戦える力が身につきます。  余裕があるのなら予備校の授業を取ってみても良いでしょう。 &bold(){7} ~「地学IB」→「地学I」への移行で減る項目 (参考資料)~ ・天文…恒星の諸量の扱いが簡単なものになる。ステファン・ボルツマンの法則やウィーンの変位法則 などの式が消える。     等級と距離の関係式 m-M=5log d-5 も消える。 ・海洋…起潮力・潮汐、風と波、津波の式 などが扱われなくなる。 ・固体地球…ジオイドの説明がなくなる。(ジオイドは新課程受験者も知っておいたほうが良い) 「地学IB」→「地学I」への移行で増える項目 ・天文…銀河系の構造、銀河、宇宙の年齢、膨張宇宙論 などが 旧「地学II」より移行してくる。 ・大気・海洋…地球環境問題の記述が増える ←旧「地学IA」より移行 Q.地学は地理と似たとこありますか? A.似てるのは名前だけ、全然違います 地理は流通、産物、経済を覚えて資料を読む能力を養う学問 地学は天体や地球の現象を説明、解析する学問 地理やっている人は多くの人が苦しむ地質図が少しわかり良いかも。 Q.○月に初めて8割とれますか?? A.人それぞれです。 Q.黒本無い A.黒本(河合のマーク式総合問題集)は早めに入手しましょう。田舎の人はネットを駆使。  都会ならどこかにはあります。 &bold(){8} ~地学の読み物~ (´・∀・`)ヘー 『地震・プレート・陸と海』 深尾良夫著 岩波ジュニア新書 この本は高校生向けに書かれた地学入門書だ。高校生向けと言うこともあり、読みやすく、やさしく書かれている。 所々にハッとさせる記述があり、地学ヲタの間でも名著と名高い。 『46億年 地球は何をしてきたか?』 丸山茂徳著 岩波書店 この本は、地学ヲタ高校生から大学1,2年くらいを対象に書かれた本のようだ。プレートテクトニクス、プルームテクトニクスなんかに興味のあるものにはおすすめだ。 何を突破口にして学問が進歩してゆくのか、そういうことにも触れることができる。 また、学問の進歩と著者の丸山先生の出世?が連動しているようにも見え、俗な読み方も楽しめる好著である。若干、入手が難しいのが難点。 『新しい地球観』 上田誠也著 岩波新書 世界中で読まれた、地学読み物の『古典』的名著である。 ウェゲナーの大陸移動説復活からプレートテクトニクス誕生までが、感動と興奮を持って紹介されている。 また、同じ著者による割と最近の著作、『地球・海と大陸のダイナミズム』NHKライブラリー も併せて読めば知識が深まると思う。 『生命と地球の歴史』 丸山茂徳・磯崎行雄著 岩波新書 上記著作と比べると、やや読み物性は低く、教科書的。最近の地球史に関する知識が得られるお買い得な一冊だ。 『失われた化石記録』 J・ウィリアム・ショップ著 阿部勝巳訳 講談社現代新書 先カンブリア紀の化石発見がこの本のテーマの一つだ。かなりマイナーなネタだが、学者の野心など、人間的側面にも触れてあり、おもしろい読み物だ。 なお現代新書には、この本と同一シリーズとして、『カンブリア紀の怪物たち』などがある。 ★センター地学Ⅰ 9割GETの攻略法(語学春秋社) 著者は安藤雅彦(実況中継を書いた人)。実況中継に比べてコンパクト。実況中継が基礎の習得、マーク式基礎&総合が演習なら、これは暗記用。 センター試験「地学Ⅰ」で覚えるべき内容が大体載っていて、教科書の内容の比較もされている。センター試験で化学を受験しない人(「生・地」の組み合わせで受ける人等)は、化学の試験中の待ち時間にこれを読んで最後に知識を確認するのがよいでしょう。}

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: