Q&A

高校地学全般について

Q.地学って超簡単なんでしょ? ドラ○ン桜って受験漫画にも描いてあったよ! だから取る!
Q.地学簡単って聞いたから興味無かったけどセンタこれにするわ!二次でも使うわー
Q.理系だけど数学だけ得意で理科苦手だから地学取るわ

A.結論から言います。その程度の認識なら止めた方がいいです。
 厳しい事を言いますが、世の中そんなに甘くありません。

 まず地学が他の理科科目に比べ飛び抜けて簡単というのは真っ赤な嘘です。
 昔(2000年代中頃まで)のセンター地学は楽に9割に到達できる簡単な試験でした。
 しかし年を追うごとに難しくなり、今では平均点40点台、東大受験生すら8割台がザラの難関と化しています。
 さらにご存知の通り、どんな難問が出ようと、平均点が10点台になろうと、受験者数が少なすぎて得点調整は一切ありません。

 二次試験においても、例えば東大は化学や生物とあまり変わらない計算量と演習量が要求されますし、採点も普通に厳しいです。
 他の大学についても深く理解していないと分からないマニアックな知識が普通に出題されます。
 (なおドラ○ン桜は2005年頃の漫画で、元データはさらにその10年以上前)

 さらに悲惨なのは、浪人して予備校に行く場合で、東京の大手予備校すら地学を開講しているものは皆無、僅かに開講している所すらセンター地学講座が殆どです。(2次用講座は駿台のみが開講)

 と、シビアな事を言ってしまいましたが、地質・地史・気象・天体・宇宙論などに興味があり、現実の過酷さを覚悟した上で選ぶのであれば地学の門は開いても問題は無いと思います。ぜひ私達と一緒に地学の山を登って行きましょう。


Q.地学人口の少なさって実感湧かないのですがどれほどですか?
A.人口が少なすぎてセンターの得点調整が無い。
 人口が少なすぎて課程が変わっても超大型書店の参考書コーナーすらなかなか新課程を置かない。
 人口が少なすぎて模試の際は答案回収を忘れられる。
 人口が少なすぎて大手予備校の地学講座受講者すら1桁を絶対に超えない。
 人口が少なすぎて夏あたりのセンター模試では簡単に現役1位を取れた(点数は悪かったのに)。
 人口が少なすぎて0から初めて3ヶ月で地学オリンピック予選に出場できタダ飯が食えたと知り合いが喜んでいた。
 とにかく人口が少なすぎて不遇な扱いを受ける。

勉強法・参考書について

Q.地学始めます。何を買えばいいですか?
A.まずは地学基礎&地学の教科書を購入して下さい。特にセンターや二次で基礎無し地学を使うなら必須です。
 その後に参考書を適宜買い足していくのがいいです。

Q.参考書(実況中継等)は旧課程版でもOK?
A.新課程版買ったほうが早いです。
A.新課程で新たに追加された箇所(津波の速さの公式など)もあるし、それに試験問題は新課程教科書に準拠するので大人しく新課程に切り替えておくのが無難。

Q.地学は数学や物理の考え方が必要っていわれたけど、、、
A.センターレベルなら多少出る程度で問題ないようです。 算数が出来れば大丈V。
 二次までやるなら基本的な物理の知識、演算能力が必要になりますが理系の皆さんなら解けます。
A.まあそれなりに計算演習は済ませておいた方がいいし、数学と物理が出来ないとキツイかな。

Q.授業で選択してないと国立受験できなかったんじゃないの?
A.そんなことはありません、安心して独学してください。

Q.二次で使う人はどうすればいいんですか><
A.時々話題に上りますが特別な事をする人はいないようです。
 大学の過去問・冠模試の復習、センサー地学の演習を繰り返せば十分戦える力が身につきます。
 余裕があるのなら予備校の授業を取ってみても良いでしょう。
A.2次で使う場合は参考書より教科書が重要で、特に重要語句は漏らさずその意味を記述できるようにしておくのが望ましい。
 あと前述の通り予備校でも地学やってるところはかなりレアなので受けるには根気がいる。

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最終更新:2015年05月17日 21:53