ハリファックス連隊


イワン・コズロフ  (第1話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」第三小隊所属の主任整備官。連隊長ゲイリー・ハウンザー、第三小隊長セシル・ランカスターとは古くからの友人。
 連隊の整備官が最後の拠り所としている、整備の御本尊的存在。
 敬虔な宗教家であり毎朝晩の礼拝をかかさないが、その宗派は不明。
 寡黙なスキンヘッド男。大ロシア語圏出身。 あだ名として「ロシア和尚」などがある。
カルロ・”プロフェッサー”・ロレンゾ  (第2話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」・第三小隊所属のヴァイスライダー。
 薄い口髭を生やした、オールバックの伊達男。
 某星系の退役軍人として大学で生物学を教えていたが、一念発起してハリファックス連隊に入隊、ライダーとなった。第三小隊内では、調子に乗りやすい周囲の連中をいさめる良心役をつとめている。
 一夫多妻制の国の出身であり、自身も十二人の妻を持つ。
グエン・メイ・ヒュー  (第1話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」・第三小隊所属のヴァイスライダー。
 見た目は褐色肌の優男だが、口を開くとコメディアンに変身する、第三小隊のムードメーカー。
 まわりから何かとからかわれることが多いが、本人も文句をいいつつも、それを自分の役割と受け入れている節がある。
 ヴァイスライダーとしての腕は確かで、どんな機種に乗ってもすみやかに適応してみせる器用さを持つ。
 出会った美人をすぐに口説こうとする習性があるが、いまだかつて成功したことはない。
ゲイリー・ハウンザー  (第3話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」連隊長。
 かつて、壊滅的打撃を受けて離散の危機に陥ったハリファックス連隊をまとめあげ、経営の基盤をつくりなおした功労者。
 賃金とモラルに問題がないものであればどんな仕事でも受けるため、彼にむかって不平をたれる隊員も多いが、経営と連隊の名誉を両立させるその手腕については無条件の信頼を得ている。
 立って歩くだけで床がきしむような巨漢。腹回りも胆力も、連隊随一の太さである。
 セシル・ランカスターとは同期入隊の仲。
セシル・ランカスター  (第1話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」第三小隊長、ヴァイスライダー。
 アスラン小隊編の語り手。
 イナラフ共和国に新規編成部隊「アスラン小隊」の訓練相手として雇用され、そのままイナラフ=エオス間の戦争にかかわることになった。
 旨いビールとシニカルなユーモアを好む無精髭男。かつての負傷により、頚部から下はサイボーグ化されている。
パッカーソン艦長  (第2話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」所属、小型強襲艦”Temple of Baccus”の艦長。
 酒の席での飲みっぷりと、進撃/後退時の判断の早さには定評がある。
 ひとたび艦を離れると、とたんに頭の毛の薄い飲んだくれ親父に変身する。
ヤンセン  (第2話登場)
 傭兵部隊「ハリファックス連隊」第三小隊所属のヴァイスライダー。
 ヴァイス乗りにあるまじきアンコ型体型の男だが、見かけによらず身のこなしは素早い。
 いつもニコニコ顔の大食漢。グエン=メイ=ヒューのよき掛け合い漫才相手。
最終更新:2008年03月29日 00:05