ガンダムエクシア

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|>|CENTER:ガンダムエクシア&br()GUNDAM EXIA| |登場作品|[[機動戦士ガンダム00]]| |型式番号|GN-001| |全高|18.3m| |重量|57.2t| |所属|ソレスタルビーイング| |搭乗者|刹那・F・セイエイ| |武装|GNバルカン&br()GNショートブレイド&br()GNロングブレイド&br()GNソード&br()GNビームダガー&br()GNビームサーベル&br()GNシールド&br()GNアームズ TYPE-E| |特殊機能|トランザムシステム| ---- *【設定】 戦争の根絶を目的とした私設武装組織「ソレスタルビーイング」が製造した格闘戦用MS。 装備からもわかるように近接格闘戦に特化した機体となっており、7つの剣「セブンソード」の開発コードを持つ。 特筆すべきはその動力源であるGNドライヴとそこから半永久的に供給されるGN粒子の存在で、[[機動戦士ガンダム00]]の世界観を形作る根幹とも言える超技術の源泉である。 GN粒子には様々な効果があるが兵器としての利点だけ挙げても、ビーム兵器及びバリアの形成、周囲へのジャミング効果、機体重量軽減など極めて有用な効果を多数持っている。 GN粒子の質量可変効果により「飛行」ではなく「浮遊」しており慣性をも無視するため、重力圏内外を問わず高い機動性・運動性を実現している。 半永久な活動が可能だが、GNドライヴがほぼ代替不能かつ生産が極めて困難なため、仮に損傷した場合には機体が無事あるいは修復できたとしても稼働不可能となってしまう文字通りの心臓部である。 もっともGNドライヴはその特性上、稼働中は常に高密度のGN粒子(≒GNフィールド)を纏っているため余程のことがない限り損傷しない。 このため後述する「GNフィールドに対抗できる武装」が重要な意味を持つことになる。 切り札はオリジナルのGNドライヴにのみ与えられた「TRANS-AM(トランザム)」システム。 これは機体に蓄積された圧縮粒子を全解放し、一定時間機体性能を3倍にまで引き上げるものである。 システム起動中はGN粒子が赤色化するため、GN粒子を用いている装甲部もこの影響を受け機体自体が赤く発光し移動によって残像を発生させる。 しかし蓄積していたGN粒子を全て使い切るため、使用後は粒子の再チャージが完了するまで機体の性能が大幅に低下するという諸刃の剣である。 [[GNアームズ]]という専用の支援機がおり、ドッキングすることでGNアーマーとなり火力、機動力を上昇させることができる。 ただし小回りが利かなくなってしまうため純粋なMSとしての運用は不可となる。 本機を始めソレスタルビーイングのガンダムの多くは、キリスト教の天使の階級に因んで名前がとられている。 ソレスタルビーイングという組織名もcelestial(聖なる、天上の) being(存在)という意味を持っており、エクシア(EXIA)は、能天使のギリシャ語表記「Exusia(複数形:Exusiai)」からの造語。 漢字圏の国だと当て字ではなく元の名前を漢字化した「能天使高達・能天使鋼彈」と表記される。 ちなみに他のガンダムと共同で作戦を展開する場合は、刹那の性格もあって切り込み隊長を担う。 その躍動感のある派手な立ち回りはガンダムという存在とその性能を見せ付けるプロパガンダ的な意味合いも持っていおり、イナクトへの介入にエクシアが選ばれたのもそのため。 TV版機動戦士ガンダム00の始まりと終わりを担い刹那と共に数多の戦場を駆け抜けた。 視聴者人気も高く紛争根絶の象徴「ガンダム」として作品の顔とも呼べる機体である。特に一期での刹那の発言、そして自力で修復して四年間も乗り続けたことから刹那の嫁とも言われる。小説版では「刹那のためだけのガンダム」とも。 もっとも最終的にグラハムに譲渡されるのだがそれも信頼の証ということか・・・「さすがは少年、後を託すと言った私に粋な計らいをする」「偶然じゃないかな」 刹那にとって思い入れがある機体という事から、最新鋭機である[[ダブルオークアンタ]]の頭部は意図的にエクシアに似せてある(Gジェネの解説文より)。 ---- *【武装説明】 **GNバルカン 両手首に内蔵された武装で、牽制程度の威力しかないが、旧世代機や太陽炉非搭載型には効果はある。 エクシアの武装で唯一VSシリーズ未採用の武装((アニメでも使用頻度が少なくスペシャルエディションではモラリアにて、また1stシーズン21話でのジンクスとの戦いで使用))で、「スパロボ」で存在を知った、というプレイヤーも少なくないだろう。 余談ではあるが、エクシア含め00勢はUCからアナザーまで数多くあるガンダムタイプのMSで当時数少ない『コメカミや胸・肩にバルカンの付いて無い機体群』である。 **GNショートブレイド **GNロングブレイド 両腰にマウントされた大小2振りの実体剣で、GNソードに比べ取り回しがいい。 ブレイドをマウントしたまま前面に剣を向けることが可能となっており、奇襲に対応する事が出来る。 GNソード同様対ガンダム用の特性を持つ実体剣となっているが、開発が遅れていたため本編序盤にイアンがエクシアとデュナメスを秘匿している島に輸送してきた。 機体性能や操縦技術の向上、機体バランス、開発コスト等の諸事情から実体剣武装をGNソードのみに絞ることになりリペアII以降はオミットされてしまった。 この武装は長い間VSシリーズではろくな扱いを受けておらず、ガンガンシリーズでは空中N格及びその前派生という出番の少なさ(空中横格闘がかなり優秀なため)あり、EXVSシリーズでは格闘射撃派生やCSで投げられるだけである。 一応、EXVSでの射撃派生はFB以降で特格を絡めたコンボパーツとして価値は得ており、CSもかなり有用な武装となってはいるものの、剣としては使ってもらっていない。 その反動か、ようやく格闘武器として採用されたアヴァランチのN特格は最高レベルの判定を持つ格闘となっていたり高火力派生で活用してもらえるようになった。 ちなみに、アーケードカードゲーム「トライエイジ」では基本的にこっちを持っていることが多い。 **GNソード 大振りの実体剣と小型ビームライフルからなるエクシアを象徴する主武装。 基部は小型のバックラーとなっている。 ソードモードとライフルモードに変形させて使用する、エクシアの基礎となった第2世代型ガンダム『ガンダムアストレア』のプロトGNソードの完成型。 GNソードは刀身にGN粒子を定着させることで極めて高い切断性を持ち、その性質からGNフィールドにも対抗可能。 重装甲機体であるティエレン、GN粒子を用いているジンクスやアルヴァトーレの装甲を両断してしまう程の高い切れ味を誇る。 大型故に取り回しに難がありパイロットには高い格闘戦技術が求められる。 実際、当時まだノーマル仕様であった[[ユニオンフラッグ]]を駆るグラハム・エーカーに回避されている。 基部のバックラーはウェポンラックとしての意味合いが強く、刀身・銃身ともに収納することができるため腕部に装備したまま他の武装を使用することができる。 一応シールドとしての機能も持っているが劇中ではリニアライフルを防ぐ程度にしか使用されていない。 小型ビームライフルは射程は短めで威力も低めだが、連射性や取り回しに優れるなど接近戦用のエクシアとの相性は抜群、威力も従来のMSの装甲(旧陣営製MS)程度なら貫通させることができる。 GN粒子を定着させた実体剣は対GNフィールド兵器として非常に有効であり、即ち対GNドライヴ搭載機ひいては対ガンダム戦を想定した武装でもある。最終決戦ではGNブレイドと共にその役目を果たした。 **GNビームダガー **GNビームサーベル 両肩と腰に計4基装備されたビームサーベル。 両者の違いは出力のみで便宜上サーベル2本・ダガー2本という構成での装備として扱われている。 設定が多少変化しており、ガンプラ「MGエクシア」の説明書には既に出力切り替え機構の存在が記載されているが、 後に発売されたガンプラ「1/144エクシアリペアII」の説明書にはリペアⅡへの改修の際に調整されたと記載されている。 サーベルは主に手持ち武装として、ダガーは投擲に用いられた。 ちなみに、刹那(特に1stシーズン)は射撃の命中率がかなり低かったのだが、ダガー投擲に関しては別で初見でファングを叩き落したほど。 **セブンソード エクシアの開発コードであり、上記した7つの斬撃兵装。 最終決戦での対アルヴァアロンにてロングブレイドでGNフィールドを突破して右肩に突き刺し破壊、続けざまにショートブレイドで攻撃をいなしながらフィールド発生装置ごと胴体を斬り裂きGNフィールドを完全に消滅させ、その後ブレイド・サーベル・ダガーをすべて突き刺しトドメにソードで斬り裂いた。 見た目もカッコよくトランザム格闘の一種として実装して欲しかったとの声があったためか、アヴァランチでの覚醒技で再現された。 ちなみにGジェネWARS以降の作品では、これを再現したその名も「セブンソード」という必殺技が存在する。 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』でもエクシア最強の技「トランザム」の演出で再現されている。 他にも、「セブンソード・コンビネーション」という武装でもセブンソードを駆使する技もあり、トランザム追加までエクシアの必殺技となっている。 VSシリーズにおいてはアヴァランチの覚醒技としてセブンソードを駆使した乱舞系格闘として再現されている。 **GNアームズ TYPE-E エクシア用に開発された大型支援機。 普段は強襲用コンテナとしてプトレマイオスの武装やガンダムの格納庫として機能している。 **トランザム システム 正式名称は「TRANS-AM」システム。 オリジナルGNドライヴの制御システムのブラックボックス内に組み込まれていた。 イオリア・シュヘンベルグが遺していた二つ切り札の内の一つであり(もう一つはツイン・ドライヴ システム)最後の希望。当初これらのシステムはソレスタルビーイング陣営にすら秘匿されていたが、ヴェーダが何者かによって破壊または掌握された場合の対抗手段としてとして開放されるようシステムトラップが仕込まれていた。 アレハンドロ・コーナーがヴェーダを掌握した際にこのトラップが起動、イオリアのメッセージと共にガンダムマイスターに託されることとなる。 時を同じくして[[ガンダムスローネツヴァイ]]と交戦中だったエクシアは撃墜されかけていた窮地をトランザムにより脱しこれを撃破した。 その内容は機体各部に高濃度圧縮・蓄積されたGN粒子を全面解放することで一時的に出力を3倍以上に跳ね上げるパワーアップシステム。 粒子消費量が爆発的に増えるためシステムの起動時間には限界があり、使用後はGN粒子を使い切ってしまうため再チャージされるまで機体性能が大幅にダウンする。 また、機体性能の変化にパイロットが対応できるかは別問題であり、初回起動時のエクシアは斬撃というよりも突撃に近い斬り抜けばかリで決定打を与えられず、スローネツヴァイを圧倒こそしたものの逃走を許すなど機体性能に振り回されている様子がうかがえる。 ガンダムシリーズとしては「赤くて3倍」のセルフオマージュで、映像作品としては派手で見た目に判り易い強化という[[シャイニングガンダム]]のスーパーモードの様な類のもの。 また、制限時間付きの爆発的なパワーアップと制限時間経過後のパワーダウンといった設定の元ネタとしては、同設定の先駆けとして『蒼き流星 SPTレイズナー』の主人公機レイズナーに搭載されたV-MAXが有名。 システム登場初期はまさに諸刃の剣というべき特性から切り札として使用されるのみだったが、セカンドシーズンでは機体がトランザム使用を前提に開発され、粒子消費量の制御や任意解除等のシステムが組み込まれある程度はリスク制御が成された物になっている。 そして終盤ではアニュー・リターナーがもたらした情報やエイフマン教授が遺した資料からビリー・カタギリが再現して擬似太陽炉搭載型の機体も発動可能となり、まさにトランザム祭りと言えるような状態となった。 初期設定では高濃度圧縮粒子の循環している供給ケーブルのみが赤色発光する設定だったが、映像化した際にインパクトに欠けるため装甲部を含めた全身が赤色発光するという設定に変更された経緯がある。 このためか初回起動時は赤色発光がケーブル部の方がやや強めで、戦闘終了後に逆光となるシーンではシルエットの中で部分的に赤色発光しているのが判別できる。 当時発売されたガンプラ「HG GNアームズTYPE-E」に付属するエクシアはこの初期設定段階のデザインが反映されたものとなっている。 設定上オリジナル太陽炉の機体はいずれも発動させることが出来るが、VS.シリーズAC版において初期はエクシアのみが持つ特殊武装だった。 発動中は機動力が向上しブーストダッシュ中は分身が出現(誘導切り効果は無い)、特格以外の格闘が専用のもの(いわゆる「サーシェス切り」)になる。 NEXT PLUS以降ではダブルオーライザーやリボーンズガンダム等の機体も覚醒中のみ移行するという形でトランザムを使用。 EXVS.以降ではエクシアを含めた太陽路搭載型(ダブルオーセブンソードは除く)が覚醒時にトランザムを発動するタイプになり、任意発動はスサノオに受け継がれた。 通称トランザム覚醒と言われ他作品機体の覚醒とは微妙に性質が異なり、速度の上昇効果が大きく一部機体は挌闘が専用のものに変化する。 ちなみに「TRANS-AM」とは、現実の世界では「TRANS AMerican(アメリカ横断)」の意味で、壮大さを形容する。 ---- *【原作での活躍】 劇中第一話から軌道エレベーターを背に空から颯爽とご登場。 AEUの新型MS完成式の会場に現れAEUのエース、パトリック・コーラサワーの乗る新型MSイナクトを即刻倒してしまった。 その後も他のガンダムと共に多くの戦闘に介入し紛争根絶に務めていた。 最終決戦で多くの者が散っていく中、世界とソレスタルビーイングを自らの手中に収めようとした『監視者』の一人、アレハンドロ・コーナーの駆るアルヴァトーレ及びアルヴァアロンをトランザムとセブンソードで撃破するも、その後グラハム・エーカー駆るカスタムフラッグII(通称GNフラッグ)との戦いで相打ちになり機体は大破する。 その後も修理や改修を施された姿で登場。 セカンドシーズン第一話では刹那によって修復された「GN-001RE ガンダムエクシアリペア」として登場。 エクシアの象徴とも言えるGNソードは欠け、片目はティエレンのモノアイを移植して代用、さらに左腕は損失したままで各部装甲も損傷している状態。 4年もあったらもう少しまともにできたような……と思うかもしれないが、CBの補給基地にある装備は外伝主人公「フォン・スパーク」がアストレアF2への改修で使用しアヴァランチユニットも持ち出していた上、刹那自身が孤立無援状態だったため碌な修理もできなかった。 それを考えると「よくここまで直せた」とも言える。 特に宇宙空間で切り飛ばされた頭部を回収し修復している辺りには刹那の執念が感じられる。 さらに、よく見るとGNフラッグとの戦闘以外の破損が見られるので刹那はその後もこの機体で小規模な武力介入を続けていたと思われる。 左腕がなかったことや損傷による機体性能の低下に加え、相手が新世代MSということもあり右脚・両腕を破壊され再び大破してしまう。 もっとも、この状態の機体で次世代MS複数機相手に戦闘が出来ること自体が驚愕ものであるのだが。 その後、機体はイアン預けられより修復・改修される運びとなり、太陽炉はOガンダムのものと共にダブルオーガンダムに託され刹那と戦い続ける。 最終話では[[ダブルオーライザー]]がリボンズ・アルマークの[[リボーンズガンダム]]との戦闘により同士討ちに近い形で大破。 ツインドライヴの片方のGNドライヴを奪われてしまうが、それを予測していたスメラギ・李・ノリエガが予備戦力として調達していた最新技術で修復・改修された「GN-001REII ガンダムエクシアリペアII」を刹那に届け太陽炉は再びエクシアに戻ることに。 一方リボンズも乗機のダメージは大きく戦闘継続は困難となっていたが放棄してあるOガンダムを発見。 これに奪った太陽炉を取り付け刹那に襲いかかる。 かくしてテレビ放映版「機動戦士ガンダム00」はガンダムエクシアとOガンダムの一騎打ちで幕を閉じる事となる。 劇場版では、再度改修され、GN粒子貯蔵タンクを搭載し折り畳み式長距離ライフルを装備した「ガンダムエクシアリペアIII」が地上の戦力として稼動している。 劇場版でも入場者特典のカードでのショートストーリーで刹那が乗っていたり、劇中でも沙慈の所へ向かうのに使用されていたそうだが、スクリーンには出られなかった。残念。 プラモ化はされていないが、高級合金フィギュア「メタルビルド」ではエクシアと組換え用のリペアIIIのパーツと言う形で販売された。 そしてブルーレイボックスにて付属した書き下ろしショートストーリーに「リペアIV」の名前がありファンの注目を集めた。 10周年記念イベントにて正式にお披露目されたが、その経緯は「クアンタム・バーストによってELSと同化し生存する道を選んだグラハム」に「自分たちの居ない間の地球圏を頼むと刹那自らが譲渡」というまさかの展開に多くのファンの度肝を抜いた。 ベースは第三世代であるエクシアだが、内部構造は第四世代に匹敵するレベルに改造されている。 また、試作段階の新技術が随所に投入されており現行機体に引けを取らない性能を発揮する。 動力こそ疑似太陽炉ではあるが機体各部に搭載された試作段階の新型GNコンデンサーによって疑似太陽炉機としては破格の粒子使用量を実現している。 全体のシルエットは盾を右肩に装備したクアンタに似たものだが、ソードモードとライフルモードを切り替え可能な2振りの実体剣も装備する00要素も混在するという刹那機要素のごった煮機体。 盾の装備場所がクアンタとは逆の右肩に移されている等、左利きであるグラハムに合わせた調整が為されているのかと思われたが、公式曰く「すべては偶然にすぎない。或いはグラハムの感じている、ガンダムとの運命の赤い糸が成す必然なのかもしれない」とのこと((ただし、メタ的には最初から「グラハムが搭乗エクシア」としてデザインされている))。 また、左胸部から左腕にかけて装甲が施されておらずフレームが露出しているのも特徴的でその姿はさながら肩脱ぎで着流した侍の様でもある。 フレームの構造やエッジの効いた指先の造形等、左腕部分は従来のエクシアとは完全に別物であり、第六世代ガンダム用に開発されていた「機体の一部のみトランザムを発動させる機能」を試験的に採用している。これによって左腕のみの瞬間的なトランザムの使用が可能。斬撃の瞬間に発動させるといった運用が想定されており、最適化された新型GNコンデンサーを内蔵している。 武装としてはGNソード(1~3)のような折り畳み式大剣がオミットされたが、シールドに4本、腰部に2本、更にGNタチという長物を背負っており、リペア以降欠けていたセブンソードがリペアIVでは全て実体剣として揃っていることになる。 クアンタに類似したGNシールドが搭載されているものの装備されているのはソードビットではなくGNバトルソード・GNバトルブレイドという新武装でビットとしての機能は無くあくまで斬撃用の武装。 腰部に装備されたGNベイオネットは射撃と刺突用という具合に用途が分かれている。 どちらもGNソードV開発途上の試作品を流用したもの。 なおグラハムからは「グラハム・ガンダム」と呼ばれている。%%阿修羅・SPECIAL!ではない%% リペアIVもメタルビルドで受注限定販売されたが、あくまで商品名はリペアIV。 しかしパッケージ及び台座には英語の手書きのような字で「グラハムガンダム」と書いてある。 ちなみにデザインをした海老川氏によると色案でグラハムのパーソナルカラー版もあったらしい。 ELSクアンタと刹那(種族:刹那版)が登場したGジェネクロスレイズではリペアIII、IV、デュナメスリペア、IIと共に未参戦だったが、リペアIVには「本編で登場する前にイメージを固定させたくない」とのヴァーチェ…もとい水島監督の意向があったのだが、その流れで考えるといつか新作でエクシアリペアIIIやデュナメスリペアが戦闘するシーンが見られるのかもしれない。 …と思いきや、SDガンダムバトルアライアンスにてDLC第三弾としてリペアIVがまさかの参戦が決定。 登場追加シナリオミッションのキービジュアルでは、ガシリーズやアヘッド、GN−XIII&s(){にトーラス}((同追加シナリオミッションではヒイロやエピオンの存在が確認できる))といった数多の敵に囲まれ、挙句空にはELSが飛び交う中、余裕でメタルビルドのパッケージでのポーズを決める姿が描かれている。 DLC紹介PVでは設定通り左腕のみトランザムを発動し敵に斬り込むモーションが確認できる。%%そしてやはりというか完全にグラハムガンダムと名乗ってしまっている%% こうなるとVSシリーズ参戦にも期待がかかるが果たして…? 余談だが没設定となった中に「エクシア1.5」という強化形態が存在する。 00が分割でなく一年通して放送していた場合(または1stシーズン後期)に投入が検討されていた強化案で、GNドライヴ(胴体)周りを中心に肩部や膝部も改修されている。 没設定となったもののそのデザインはRⅢの肩周りやアバランチの膝周りへと流用された。 あくまでエクシアの強化機体としての1.5というナンバリングであるため1.5(アイズ)ガンダムとの関係は無い。 ---- *【搭乗者説明】 **刹那・F・セイエイ CV:宮野真守 ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。 紛争が続く中東の亡国「クルジス共和国」出身の少年で本名はソラン・イブラヒム。 幼少時に同じクルジス出身である傭兵アリー・アル・サーシェスに偽りの神を刷り込まれ、両親を殺害してテログループの少年兵となる。 紛争時が激化する中テログループの上層部に切り捨てられ他の少年兵らは全滅。 自身も敵MSに追い詰められるが突如上空に現れた0ガンダムに救われた事を切っ掛けにソレスタルビーイングに加入、同時に彼にとって「ガンダム」は希望や救い、そして戦争根絶の象徴となる。 「両親を殺害した」ことから自分を「平穏に生きることを許されない壊す以外何も出来ない人間」と評する諦観じみた考えを持っており使命のために全てを捧げる。 その一方で、自分だけが生き残ったために「生かされた自分には生きる理由がある筈」という考えも持っており、彼のある種求道者のような思想・行動はここからきている。 当初は馴れ合いやコミュニケーションを避けて他人との距離を取っていたが、同じ理念を持った仲間達や母国を滅ぼしたアザディスタンの皇女マリナ・イスマイール、更に自分を利用していたサーシェスとの再会により、他者と関わるという事や他人を思いやるという事を覚えていく。 物語の最期、世界の歪みを破壊すべく[[アルヴァトーレ]]を撃破、その後GNフラッグと相打ちになりエクシアと共に[[漆黒の宇宙へと消えていく…>ダブルオーライザー]] 「機体は強いが腕が未熟」というガンダムシリーズの主人公によく見られるパターンを踏襲しており、劇中でも刹那以上の腕を持つパイロットは結構な数が登場している。 第1話の対イナクト戦においても一見エクシアが圧倒しているがコーラサワーは反応自体は間に合っており、第2話の対フラッグ戦では攻撃を回避された上に背後を取られて組み付かれるなど技術面での未熟さが随所に見られる。 また、物語終盤まで射撃が歴代主人公でワーストクラスの命中率の低さだった。 しかしGNダガー等の投擲技術は逆にトップクラスの腕前で、対MSどころかファンネルタイプの武装であるGNファングを撃ち落とすという凄まじい命中率を誇った。 ロックオンの死後はしっかりと「狙い撃つ」様になったことで多少命中率が上がり、4年間一人で戦い続けていた結果なのか2ndでは更に上がり、最終的には狙撃も出来るようになった。 余談だが、彼はゲリラ時代に洗脳されて両親を射殺したという過去があり、劇場版でもそれに苦しむシーンがある程までトラウマとして残っていることから「トラウマのために銃を上手く扱えなかったが、ロックオンの死後は振り切れて射撃が当たるようになったのではないか」というファンによる考察がされている。 少年、無口、無愛想、感情が高ぶると無鉄砲と、ガンダムWの[[ヒイロ・ユイ>ウイングガンダムゼロ]]と似ている部分が多い。 世界観的にもガンダムが持つ意味・役割には近いものがある両作品だが、一方でガンダムに対する扱い(乗り捨て乗り換え自爆)は大きく異なっている。 Oガンダムとのエピソードやロックオンとのやりとりもあって良い意味でガンダム馬鹿として有名。 というか「ガンダム馬鹿」と言われるキャラクター自体少ない……と思いきや近年「[[ガンプラ馬鹿>ビルドストライクガンダム]]」なる人物が増えた。 また[[フリット・アスノ>ガンダムAGE-1]]はガンダムは救世主としてあらねばならないという同様の意思を持つキャラクターである。 本編において彼のライバルはサーシェスでもグラハムでも勿論コーラサワーでもなく、「争いでは何も解決しない」という刹那と正反対の信念を持ち、しかし刹那と同じ願いを持つマリナであろう。 ちなみに彼がマリナに自分のコードネームを名乗ったりアザディスタンで会話するという工作員としてはあり得ない行動に出たきっかけは、彼女が亡国クルジス共和国を滅ぼしたアザディスタンの現代表者であるという事もあるが、洗脳されて射殺した母親に声が似ていたからという理由もある。 ***【原作名台詞】 -エクシア、目標を駆逐する --武力介入時の台詞。 -この世界に神はいない…(第1話、第19話) --KPSAのサーシェスが唱えた「この戦いは、神の御前に捧げられる聖戦である」という言葉に対して -ミッション終了。 -俺がガンダムだ!(第2話他) --唐突に言った刹那の名(迷)台詞にして代名詞。視聴者を惑わせると同時に刹那の特徴が確定した瞬間。ロックオンの返答も含めてファンからはカルト的な人気を得ている。 --まさかこのセリフが出たときは後にスパロボで騎士ガンダムのような生きている「ガンダム」と共演するとは誰も想像できなかっただろう。 -戦え。お前の信じる神の為に…!(第13話) --マリナを王宮に送り届け、去り際にマリナへ送った彼なりのアドバイスである。 -違う、貴様はガンダムではない! --今までの経緯を知っている視聴者は理解できるであろうが、事情を知らないヨハンからは「錯乱したか、エクシア…」と言われてしまった。 -狙い撃つ!(第25話) --ロックオンを意識したセリフ、この時から刹那の射撃技術が徐々に上がってゆく。 -見つけた…見つけたぞ、世界の歪みを!お前がその元凶だ!(同上) -武力による戦争根絶、それこそが、ソレスタルビーイング!ガンダムがそれを成す!俺と、共に! そうだ、俺がぁ! 俺達が、ガンダムだ!!(同上) --第25話(1stシーズン最終話)にて対アルヴァアロン(金ジム)戦での刹那の想いのすべてをぶつけたセリフ、最後の「俺達が、ガンダムだ!!」はトランザム斬りの最終段にも使われている。 -愛!?(同上) --グラハムの熱い告白に対する至極真っ当な刹那(&視聴者)の反応、完全にドン引きだった。 -違う!貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ!貴様のその歪み、この俺が断ち切る!(同上) --グラハムとの最終決戦にて。 ***【その他名台詞】 -チョリーッス!(ドラマCD) --突然放った刹那の迷言。ヴェーダが設定した人格を演じているだけだが、その刹那というより宮野氏に近いチャラ男全開なノリに本人は不本意だった。 -刹那「ヒイロ・ユイ…お前が俺と違うと言ったのを訂正する お前もガンダムだ」 -ヒイロ「そうか…」 --ゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」から、三国演習において追い詰められたプレイヤー部隊の窮地を救うため、ウイングガンダムを自爆させて窮地を脱した後の会話。ここから刹那とヒイロの友情が始まるのだった。 -全てを変える圧倒的な力…あの歌も…ガンダムか…! --ゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」から、「マクロスF」の歌姫、ランカの歌を聞いたことで歌という文化を知り争いをやめていくゼントランの兵士たちの姿を見て。確かに刹那の意味するガンダム的には一致しているのだが、同話のキラの発言も相まってプレイヤーの腹筋にダメージを与えた。 刹那の代名詞である「俺がガンダムだ…」だが、上記にもある通り彼にとってガンダムとは希望や救い、そして戦争根絶の象徴である。 つまり彼の言う「ガンダム」とは一個の兵器の名称としてだけではなく「戦争を根絶する」という理念を体現する存在を指す言葉としての意味も持っているのである。他の登場人物の場合「ソレスタルビーイング」や「ガンダムマイスター」といった単語に同様の意味を乗せていることもあるが、刹那の場合は特に「ガンダム」という言葉に思い入れが強いようだ。 またこの台詞に類する台詞はその後も劇中に登場しており彼の精神面の成長や変化をうかがえる。 例えば「俺がガンダムだ…」は「戦争を根絶する存在」になるという決意を示す台詞になり、同様に「俺は…ガンダムになれない…」は自分にはそれだけの力がないという失意や悔恨の念が籠った台詞となる。同様に過激な武力介入を続け不必要な破壊行動を繰り返すスローネを「戦争を根絶する存在」として認めるわけにはいかないため「貴様はガンダムではない!」と言い捨てている。 序盤は個人的な感情に振り回されることが多かったが「俺達が、ガンダムだ!!」と仲間たちも含めた考え方をするように変化している。また1stシーズンを経てソレスタルビーイングがその在り方を模索する形になる2ndシーズンではその迷いからかこの類のセリフが出て来る頻度が極端に少なくなる。 ---- *【ゲーム内での活躍】 刹那がガンダムという存在に強い想いを持つためVSシリーズでは悪役ガンダムの[[ガンダム試作2号機]]、[[サイコガンダム]]、[[マスターガンダム]]、[[デビルガンダム]]、[[ガンダムエピオン]]、[[ガンダムヴァサーゴ]]に対して強い怒りを伴った台詞を放つ。 またガンダムタイプを正確に見極められるらしく一見そうは見えない[[ガンダムEz8]]や[[ユニコーンガンダム]](ユニコーンモード)もガンダムとして認識出来る模様。なおFBでは[[ガーベラ・テトラ]]をガンダムとして認識していたが、MB以降では認識できなくなった模様。 原作でもセカンドシーズンにおいて一見ガンダムタイプに見えない&s(){まるでファフナーの様な}フォルムの[[アルケーガンダム]]を一目でガンダムタイプだと認識している。 **ガンダムVS.ガンダム 無印の隠し機体として参戦。原作通りセブンソードを駆使し武力介入を行う。 高機動格闘機としての特色はこの時点で既に確立されており、GNソードライフルモードによる射撃も可能。但し流石に弾数のこともあり、射撃メインでは戦い辛い。 コスト2000の中では耐久630と、2000中耐久最高のマスターガンダムに次いで高かった。 アシストはロックオン・ストラトスのガンダムデュナメス。彼の狙撃は今日も刹那の助けとなっている。 開発時期の関係か、格闘は1期OPや初期数話を再現したものとなっている。また刹那の台詞も本作のみでNEXTでは使用されていない台詞も多い。 さらに、本作では一部の宇宙世紀ガンダムを旧式と言うなど台詞の独自色が強く、全体的にクールな印象が強い。後(フォース)の[[三日月>ガンダム・バルバトス]]にも当てはまるが、本作オリジナルの刹那がしなさそうな発言も入っていたりするので聞いてみると面白いかも。 開発時期の都合でトランザムは使用出来ない。 上記のようにCCA以前のガンダムをロックした時は「旧式」扱いをするが、唯一初代[[ガンダム]]だけは旧式扱いをしない。 0ガンダムと似ているからか(ゲーム開発の時期からそこまで深く作り込めたとは思えないが)、それともガンダムの元祖なだけにスタッフが敬意を払わせたのかは不明。 **NEXT 耐久はコスト2000平均の560に減少。射撃と格闘はそのままに、特射にファン待望のトランザムが使用可能になった。 トランザムは使う事で機体が赤く光り、攻撃力とBD速度&持続が上昇、更に通常格闘が専用の強力な格闘になる為、爆発力が格段に上がる。 但し出撃時は使えず一定時間経過で使える様になるタイプであり、更に1度使うと撃墜されるまで再使用は出来ない。 しかも原作同様時間が切れると大幅な硬直を晒し、しかもこの硬直時は被ダメージが2倍になってしまうという、正に長所・短所共に切り札な存在である。 格闘機という意味ではダメージ以外は破格の射撃装備を持ち、元の機動性に加え前作特射(踏みつけ)はレバー入れ特格になったため二種類の特格を使ったトリッキーな軌道が可能。 格闘も全体的に高性能なものが揃っておりと、使い勝手は格闘機としては上位に入る。 アシストは前作と同じくデュナメスによる狙撃で、凶悪な弾速によるダウン取り・トドメ・遠距離からのカットと相変わらずの高性能。 格闘機初心者にはこれ以上無い位最適と言っても過言では無いかもしれないので、格闘機を使ってみたいという人は是非触れてみるべきである。 また、地上格闘からの派生で連続蹴りが可能。特格による踏みつけ以外のエクシアとしては珍しい非斬撃格闘である。 新規収録のセリフが大幅に増え、叫ぶセリフなどの感情が強く出るセリフが増えた。 余談だが、本作でのモーションの多くはFB以降の様々な刹那機に受け継がれていった。(地上横格→MBON以降のエクシア横特格、地上格闘派生の連続蹴り→セブンソード横格前派生など) 本作ではストライクフリーダムガンダムのヴォワチュール・リュミエールが出す粒子に疑問を持ち、翼の演出を0ガンダムのものと誤認した。%%どっちかというと月光蝶の方が見た目は近いのではないか刹那よ%% **EXVS. 12月21日の追加機体。 武装面は前作から大きな変更が無いもののメインのリロードが長く、サブ射撃に限界距離が設定される等の若干の下方修正を受けている。 サブのGNダガーの投擲モーションがレバーNでバック宙をしながら同時に投擲、レバー横で側転しながら時間差で投擲するものに変更された。 また、ラッセの駆る[[GNアームズ]]がアシストとして登場し、GNキャノンを撃ちながら突進する。 実装当初は「発生が遅い」「誘導が微妙」「リロードが長い」「視点変更がある」といった欠点から散々な言われようだった。前作アシストのデュナメスが高性能だっただけに余計に性能差を痛感する形になってしまった。こらそこ!デュナメスが恋しいとか言わない! しかし4/27のアップデートで、リロード以外は強化され十分実用性のあるアシストに変わった。 また、上方修正される以前から発生や誘導の悪さを逆手に取り起き攻めや置き撃ち等の運用も一応可能と研究自体はされていた。 格闘は全体的に高性能で使いやすく、前特格によるトリッキーな移動も健在で、これによる強襲からの虹ステ格闘が強み。 難点はダメージが取れないことと耐久力の低さで、この事から射撃もある程度こなせる格闘寄り万能機と分類される。 コスト2000以下で撃破されると、[[百式]]の復活と同様のシステムで「エクシアリペア」に変化する。 26話(2nd1話)と同じく武装は欠けたGNソードを使用したものしか使えず全性能が劣化するので最後のあがきと考えよう。 リペア形態は本編での活躍が殆ど無かったこともあり本作オリジナルの部分が多い。例えばリペアに一期刹那が搭乗している点など。 トランザムは他のソレスタルビーイング所属のガンダムと同じく覚醒タイプに変更され格闘性能が一部変化する。 原作では使用されていないがシステム上リペア形態でもトランザムが可能。1stシーズンの右半身が破壊されたキュリオスや2ndシーズンで1second トランザムを敢行したケルディムなどの例があるため実際に使用出来ても不思議ではない。 覚醒技は2nd最終話でのOガンダムとの戦闘で使用したGNドライヴ「オーバーブーストモード」でのGNソードによる突撃。性能は発生が遅すぎて狙い所が無くヒットしても途中でこぼしやすいというパッとしないもの。突進速度を活かして緑ロックでの逃げ技としてのほうが使われるとかなんとか。 ちなみに覚醒技で勝利すると覚醒時勝利ポーズとなるため、勝利ポーズ「オーバーブーストモード突撃の構え」は非覚醒時のものであるため両立できない。ファン的には残念なところ。 なお、機体はセブンソードを装備した1stシーズン仕様のエクシアだが、復活後の姿であるエクシアリペアや戦闘終了時のポーズ等に2ndシーズンの要素が散見される2つの時代あるいは作品に渡って登場している機体でもある。 オーバーブーストモードはエクシアリペアIIになって初めて使用されたがシステムそのものは改修前から搭載されていたらしい。 本作を境にグラフィック面が強化されGNソードを使用した攻撃時に刀身の外縁が緑色に発光するようになった。 しかし本来GNソードにこのような機能は無く改修後のGNソード改に近い。ただしこちらは発光の有無はあれど外縁のクリスタルは常時緑色である。原作で同様の技術を用いているダブルオーライザーのGNソードⅢもゲーム中では攻撃時のみ発光しているため、原作再現よりもゲーム演出を重視した「''仕様''」なのであろう。同時にエクシアRⅡの装備を何故か1stシーズンの時点で装備する齟齬も生じており、X1改のシザーアンカーやヴァサーゴCBのストライクシューターなどと異なり常時携帯している武装での齟齬は珍しい。 大本の実装が放映中に隠し機体として実装という、開発時期的な問題や宣伝要素などの絡む多少の無理を通したものであったことや、原作での改修後の姿が半壊状態や武装がオミットされてしまっている事など、ゲームでの扱い・反映が難しい要素を抱え込んでいる部分もある。 **EXVS.FB 通常時の覚醒技がオーバーブーストモードからGNアーマーTYPE-Eへ合体からの乱舞格闘に変更された。 コンボに組み込める実用的な乱舞覚醒技の追加と、前格の浮き方変更やN特格がバウンド属性になった事から来るコンボ火力の増加、トランザム時のBD格闘も威力が向上している。 そして特射がメインキャンセル可能になったため、前特格との組み合わせによる変則的な動きと射撃能力の向上もあって、前作に足りなかった物を色々と手に入れた形となっている。 ただし、格闘機としては相変わらず耐久値が心許なく事故に弱いのが難点。 **EXVS.MB 変更が加えられており、サメキャンの追加と、覚醒中にGNアーマーに換装が可能になった。 サメキャンの追加は大きく、メインを中継することで可能となったノーブーストによるサブと特射の連携などを搦めれば、アヴァランチとは別方向にキm・・・変則的な動きが可能となった。 GNアーマーはフリーダムなどのミーティア同様実戦ではあまり使いどころはないが、ミーティアと違ってGNフィールドを展開できるのでリペアと合わせて最後のあがきなどに使え、フリーダムとかのミーティアに比べれば多少は使い勝手がいい。 まあエクシアは機動力が高いので普通に逃げた方が時間稼ぎしやすいので、機動力がそう高くないデュナメスのほうにもらえればちゃんと使ってもらえたかも。 **EXVS.FORCE GNアームズが削除され、射撃戦や立ち回りが厳しくなった。また、リペアも同様に削除された。 が、体力が減少すると撃破されるまで永続トランザム状態になるというNEXTのGガンダムやマスターガンダムのような特性を獲得した。 このため下手に追い詰めると常時トランザムの高機動機体となり危険度が上昇。その上、逃げに徹されると撃破も難しいという格闘機の中では強力な機体となっている。まあ本作はCPU戦メインなので逃げに徹する相手はいないのだが。 ただ、覚醒ではないためダウン値軽減、格闘の伸び向上などの補正などは受けられず、FB覚醒時のコンボをしようとしたらつながらなかったり、途中でダウンするので注意。 **EXVS.MB.ON エクシアの横特格にNEXTの地上横格のモーションでフルセイバーやターンXの横特格のように回り込む二段格闘とCSに正面にショートブレイドを一本投げる武装を得た。 他にもメインがフルブ仕様に戻るなど、MBで得た多彩なキャンセルルートをそのままに射撃性能が上方修正される形となった。 このため、属性の違う回転率の良い3種+CSの射撃を使い分け、特格移動と合わせたトリッキーな動きで敵を翻弄できるのは他の2000には無いエクシア独自の強みとなっており。低、中コスト機に厳しい本作でガチ戦でも十分活躍できる珍しい機体。 というかもう格闘機と言うより格闘寄り万能機に両足突っ込んでいるような… 尚、ストフリなどと同様GNアーマー換装は削除された。対戦では的になるため消えて当然だと思う人もいれば、遊びの幅が減ったと嘆く人もいたそうな。 しかし、現環境では引き撃ちできる機体が強いとされており、接近するまでがより大変になっている。 おまけに覚醒が半分あれば抜け覚ができるE覚の登場により、何とか捕まえても安心はできなくなった。逆に耐久値が心許無いエクシアにとっても活用できるが、抜け覚をすると覚醒が半分消えるので、覚醒のタイミングをさらに考える必要がでてきた。 余談だが、バルバトスと組むと三日月に刹那の名前がガンダムと誤解される。 **GVS 本作の仕様により、強みであったアシストと落下テクが削除され、共通システムとしてストライカーとブーストダイブが全機体で可能になったため相対的に弱体化してしまった。 しかし、横特格での高速移動や後格(これまでの前後特格)での上下移動とブーストダイブを組み合わせ高い機動性を発揮する等、新システム自体との相性は良好な部類。また、アシスト削除によって空いた特射にはGNアームズとドッキングしてゲロビを撃つ新技が追加され、性能は低いものの中距離に対応できる択を得た。その他、前後特格が射撃ガード付きの新格闘に変更、旧前後特格が後格に移動、旧後格闘は削除といった変更が加えられている。 なお、リペア形態の前後特格には初段のダウン値・補正率が非常に低いバグがある。 一般的な格闘の中継ぎ(3段格闘の2段目など)程度の数値しかないため、非覚醒時ですら16回当ててもダウンしない。無論そんなコンボはリペアでなくともBD量がもたないが理論上は380近いダメージを出せる。 これに限らずリペア形態は、通常時が強化されてもリペア形態には反映されていない要素(N格威力向上、N特殊格威力補正向上など)が多いことや、通常時のキャンセルルートが内部的に残っている点など、調整が御座なりになっている部分が多い。 本作では台詞の新緑が行われ他のマイスターとの掛け合い台詞などが追加された。 ちなみに本作のクレジットは1stシーズンのみだが、エクシア自体には先述した2ndシーズンの要素が混在したままになっている。人気低迷によるアップデート及びDLCの停止が無ければ2ndシーズンも参戦する予定があったのだろう。EXVS2では多くのキャラクターに新規グラフィックが用意されてるし。 余談だが、金ジムが参戦したのでようやくVSシリーズでエクシア対金ジムが出来るようになった…が、残念ながら覚醒技はFB以降のGNアームズとの合体攻撃のままなので金ジム危機一髪はできない。せめてアヴァランチが参戦していれば…! なお、シリーズ中のGNフィールドは単純に盾判定と同一であるため、原作設定とは異なりGNソードによる格闘が無効化される。 「刹那...なぜエクシアに実体剣が装備されているかわかるか...?」 **EXVS2 基本的には従来シリーズと変わらないものの一部武装が変更&追加された。 GNアームズ呼び出しがガンダムヴァーチェ呼び出しに変更され、レバー入れの有無で2連射と照射を使い分け可能に。 GVSからはGNアーマー状態での照射ビームを格闘CSに、射撃ガード格闘が前特格闘に追加された。 これにより格闘機ながら2種のゲロビを持つ機体となった。 もはや格闘寄り万能機どころかジャンル「エクシア」とでも言えるほどの特異な位置にいる。 アップデートにてかなり大きめの変更が有り、新規武装及び派生格闘の追加とそれに伴う一部コマンドが変更された。 格闘からの派生では単発だが回し蹴りを放つようになりNEXT以来の復刻技となる。 射撃CSがレバー入れで撃ち分け可能になりロングブレイド投擲が追加。今まで不足していた中距離で生きる射撃。 下格闘はGNアームズとのドッキングコマンドとなりGNアーマーとなって攻撃する。 EXVS.MBとは異なり移動できず格闘・射撃それぞれに派生するというワンアクション限定の換装の様な武装。 特に格闘派生はエクシアにとって覚醒技以外ではシリーズ初となるSA付き格闘になっている。 射撃派生ではこれまでの格闘CS(GVS特射)を性能アップしたものが使用できる。 武装が全く変わらないデュナメスが羨ましそうに見ている…と思われたがXBにてデュナメスにも実装された。 **XB ヴァーチェに前後が追加され、GNフィールドを展開し右、左、両方のGNキャノンを撃つ。 弾の性能は微妙だが慣性が乗らないので着地保護用か。 また、オーバーヒートで横特を出すとNになるようになった。 **OB 前作でいい立ち位置にあったためか下方や全機体共通修正による下方を受けた。 アシスト呼び出し時の振り向き削除、横特の移動速度と移動量低下、前特格の接地時の硬直が伸びるなど。 弱体だけではなく、覚醒時1回目のヴァーチェが覚醒技と似た2方向のゲロビを撃つ、前特格がバウンドダウンになる、後特に新技GNソード突撃(EXVS覚醒技、リペア時のサブ、覚醒技)を得た。 ---- *【勝利・敗北ポーズについて】(ガンVSガン、NEXT) **勝利時 右手にGNサーベルを構え、前に突き出す。 OP1「DAYBREAK’S BELL」の最後のポーズ。『撃ち落とっせなーい♪』 NEXTのみ、トランザム発動時に自機で勝利した場合は、ボディカラーはそのまま赤い状態になっている。 但し、トランザム発動中に味方機がトドメを指して勝利した場合はポーズ中にシステムが解除される。 **敗北時 両膝を地面に付かせ、上を見上げる。 勝利時ポーズ同様、ファーストシーズン前期OPに同じ姿のエクシアがある。 *【勝利・敗北ポーズについて】(EXVS.、EXVS.FB、エクシア(EXVS.MB)) **勝利時 通常時:両腕でGNソードを前へ構える。 -0ガンダムの戦闘で使用したポーズ。 残念ながら覚醒技で止めを刺してもこのポーズにはならない。更にFB以降ではリペア時でないとオーバーブーストでの突きはしなくなったが、OBで下特格で突きが追加された。 トランザム時:GNサーベルを持ちトランザム披露回の仁王立ちに近いが、若干上体(特に首)がそれており、カメラアングルも斜めになっている。MBONではさらに上体が反れており、カメラが動くにつれだんだんと顔が見えなくなっていき、かなりかっこ悪くなった。 -初登場時の姿 リペア時:マント(?)をなびかせてたたずむ -2期1話で現れたときのポーズ リペア・トランザム時:右斜め後ろにGNソードをかざす -本作オリジナル。原作ではリペア時にトランザムはしていない。 **覚醒時 覚醒中:両手にサーベルを持って体を大きく広げる。 覚醒技最終段でとどめ:GNアーマー状態でポーズ。 復活後:ソードを右下に向けて佇む。 復活後覚醒中: 前傾姿勢でソード薙ぎ。 **敗北時 通常時:仰向けに倒れて、右腕を空に掲げる。 -三国合同軍事演習への武力介入の際にスローネドライに救出されたシーンの再現と思われる リペア時:リペア状態で倒れている -2期1話でティエリアと再会したときの再現(但し、腕はついている) -2011年8月23日のUPDで変更になったのか、腕がなくなっていた。 ---- *【その他の活躍】 **ガンダムビルドファイターズ メイジン・カワグチの使用ガンプラとしてエクシアリペア2をベースにした「ガンダムアメイジングエクシア」及びその色が変わった「ガンダムエクシアダークマター」が登場した。 初登場シーンは劇場版00のOP直前のクアンタのセルフオマージュ(同作の監督と脚本家は00にも関わっていた) 原型機では使用頻度の少なかったGNバルカンはビームサーベル発振機能もついており、アメイジングではバックパックなしの通常のエクシアに近い形態でF91イマジンと激闘し、ダークマターでは洗脳されたことによる相手を嬲るような戦いを行い[[スタービルドストライクガンダム]]を追い詰めるなどの強い印象を与えた。 そして最終話にエクシアリペアをイメージしたマントを付けた「ガンダムアメイジングエクシアリペア」と言うべき機体が登場。 放送当時は00二期の一部権利を毎日放送(TBS系)が有していたためリペアを含むMSは登場出来なかったのだが、最終話放送時に丁度権利が切れ、出せるようになったため出てきたというサプライズ要素も兼ねていた。 **ガンダムビルドファイターズバトローグ レナート三兄弟が挑むミッションの攻撃目標機体として登場…したのはいいが、一般的にバトルに使用されるガンプラが大体HG(1/144スケール)なのに対して、エクシアはなんと''PG(1/60スケール)''。ついでに中にいる刹那のフィギュアも1/60スケールなのでレナート兄弟たちのフィギュアと比べると巨人みたいになっている。 ストライカージンクス、ジンクスIV2機の3機編成と交戦、最終的にはストライカージンクスの特攻により撃破される。なお、戦争と称し作品世界に浸るガンプラバトルを楽しむ兄弟たちは雰囲気ぶち壊しのPGの投入に憤慨していたが、投入し撃墜後満足そうに現れたのはやはり[[あの男>ホットスクランブルガンダム]]だった。 そのため、レナート兄弟(長男次男)から嫌われているのは2代目との違いというよりプレイスタイルの違いなのではという声も。 ちなみにこの回の公開から約一か月後が「PG ガンダムエクシア」の発売時期だったのでその販促も兼ねていたようだ。 **スーパーロボット大戦 ガンダム00が初参戦した「第2次Z破界篇」で初登場。 まだ1stシーズンの展開の為、最後まで本機で戦う事になる。 最初はパイロット性能が低く原作と異なりコーラサワーのイナクトと精神コマンドなしで真っ向勝負をしようものなら逆に返り討ちに遇いかねないほどだが、レベルを重ねていくにつれてどんどん成長していく大器晩成型。 GNアームズはトレミーとの合体技でMAP兵器のみの登場。 続編「再世編」ではプロローグでのみの出番となり、リペアが序盤登場する。 他の作品では「OE」ではセカンドシーズンの刹那が序盤リペア2ではないエクシアに乗ったり、ソーシャル版の「CC」でも初代ガンダムやマジンガーZ、ゲッターロボといったスパロボお馴染みの大御所ではなくエクシアの高レアが全員に配布されたり、「X-Ω」「DD」などソシャゲなどでTV版で参戦するときはエクシアが物語の序盤から出てくるなど結構優遇されている。 刹那自身は色々と共通点のあるヒイロと共演を果たし、「Z」シリーズでは親友と言えるほどに親交を深めていく。 その中で上記のヒイロとの会話を00の水島監督が絶賛したのは有名な話である。 **SDガンダムバトルアライアンス 2ndシーズン以降の参戦のためエクシアリペアⅡが参戦。 DLCではまさかのリペアⅣが登場し、さらにガッツリとストーリーも用意されている。 ---- *【余談】 **エクシアをデザインした海老川兼武氏は当初モニターグラフィックス(MSのコックピットモニターに表示されるデザインなど)のデザインとして参加しており、MSのデザインをする予定ではなかったようだが、コンペティション(00に参加する色々なデザイナーに主役機の案を持ってきてもらう)に参加することが決まり、そこで海老川氏が用意したデザインが主役機に決まり、プラッシュアップしてエクシアとなったのだが、コンペ案の段階でシルエットや形状、当初は設定が生まれていなかったGNドライヴのようなディテールなどぱっと見で「これがエクシアになる機体か」と思えるデザインになっている。 ----
|>|CENTER:ガンダムエクシア&br()GUNDAM EXIA| |登場作品|[[機動戦士ガンダム00]]| |型式番号|GN-001| |全高|18.3m| |重量|57.2t| |所属|ソレスタルビーイング| |搭乗者|刹那・F・セイエイ| |武装|GNバルカン&br()GNショートブレイド&br()GNロングブレイド&br()GNソード&br()GNビームダガー&br()GNビームサーベル&br()GNシールド&br()GNアームズ TYPE-E| |特殊機能|トランザムシステム| ---- *【設定】 戦争の根絶を目的とした私設武装組織「ソレスタルビーイング」が製造した格闘戦用MS。 装備からもわかるように近接格闘戦に特化した機体となっており、7つの剣「セブンソード」の開発コードを持つ。 特筆すべきはその動力源であるGNドライヴとそこから半永久的に供給されるGN粒子の存在で、[[機動戦士ガンダム00]]の世界観を形作る根幹とも言える超技術の源泉である。 GN粒子には様々な効果があるが兵器としての利点だけ挙げても、ビーム兵器及びバリアの形成、周囲へのジャミング効果、機体重量軽減など極めて有用な効果を多数持っている。 GN粒子の質量可変効果により「飛行」ではなく「浮遊」しており慣性をも無視するため、重力圏内外を問わず高い機動性・運動性を実現している。 半永久な活動が可能だが、GNドライヴがほぼ代替不能かつ生産が極めて困難なため、仮に損傷した場合には機体が無事あるいは修復できたとしても稼働不可能となってしまう文字通りの心臓部である。 もっともGNドライヴはその特性上、稼働中は常に高密度のGN粒子(≒GNフィールド)を纏っているため余程のことがない限り損傷しない。 このため後述する「GNフィールドに対抗できる武装」が重要な意味を持つことになる。 切り札はオリジナルのGNドライヴにのみ与えられた「TRANS-AM(トランザム)」システム。 これは機体に蓄積された圧縮粒子を全解放し、一定時間機体性能を3倍にまで引き上げるものである。 システム起動中はGN粒子が赤色化するため、GN粒子を用いている装甲部もこの影響を受け機体自体が赤く発光し移動によって残像を発生させる。 しかし蓄積していたGN粒子を全て使い切るため、使用後は粒子の再チャージが完了するまで機体の性能が大幅に低下するという諸刃の剣である。 [[GNアームズ]]という専用の支援機がおり、ドッキングすることでGNアーマーとなり火力、機動力を上昇させることができる。 ただし小回りが利かなくなってしまうため純粋なMSとしての運用は不可となる。 本機を始めソレスタルビーイングのガンダムの多くは、キリスト教の天使の階級に因んで名前がとられている。 ソレスタルビーイングという組織名もcelestial(聖なる、天上の) being(存在)という意味を持っており、エクシア(EXIA)は、能天使のギリシャ語表記「Exusia(複数形:Exusiai)」からの造語。 漢字圏の国だと当て字ではなく元の名前を漢字化した「能天使高達・能天使鋼彈」と表記される。 ちなみに他のガンダムと共同で作戦を展開する場合は、刹那の性格もあって切り込み隊長を担う。 その躍動感のある派手な立ち回りはガンダムという存在とその性能を見せ付けるプロパガンダ的な意味合いも持っていおり、イナクトへの介入にエクシアが選ばれたのもそのため。 TV版機動戦士ガンダム00の始まりと終わりを担い刹那と共に数多の戦場を駆け抜けた。 視聴者人気も高く紛争根絶の象徴「ガンダム」として作品の顔とも呼べる機体である。特に一期での刹那の発言、そして自力で修復して四年間も乗り続けたことから刹那の嫁とも言われる。小説版では「刹那のためだけのガンダム」とも。 もっとも最終的にグラハムに譲渡されるのだがそれも信頼の証ということか・・・「さすがは少年、後を託すと言った私に粋な計らいをする」「偶然じゃないかな」 刹那にとって思い入れがある機体という事から、最新鋭機である[[ダブルオークアンタ]]の頭部は意図的にエクシアに似せてある(Gジェネの解説文より)。 ---- *【武装説明】 **GNバルカン 両手首に内蔵された武装で、牽制程度の威力しかないが、旧世代機や太陽炉非搭載型には効果はある。 エクシアの武装で唯一VSシリーズ未採用の武装((アニメでも使用頻度が少なくスペシャルエディションではモラリアにて、また1stシーズン21話でのジンクスとの戦いで使用))で、「スパロボ」で存在を知った、というプレイヤーも少なくないだろう。 余談ではあるが、エクシア含め00勢はUCからアナザーまで数多くあるガンダムタイプのMSで当時数少ない『コメカミや胸・肩にバルカンの付いて無い機体群』である。 **GNショートブレイド **GNロングブレイド 両腰にマウントされた大小2振りの実体剣で、GNソードに比べ取り回しがいい。 ブレイドをマウントしたまま前面に剣を向けることが可能となっており、奇襲に対応する事が出来る。 GNソード同様対ガンダム用の特性を持つ実体剣となっているが、開発が遅れていたため本編序盤にイアンがエクシアとデュナメスを秘匿している島に輸送してきた。 機体性能や操縦技術の向上、機体バランス、開発コスト等の諸事情から実体剣武装をGNソードのみに絞ることになりリペアII以降はオミットされてしまった。 この武装は長い間VSシリーズではろくな扱いを受けておらず、ガンガンシリーズでは空中N格及びその前派生という出番の少なさ(空中横格闘がかなり優秀なため)あり、EXVSシリーズでは格闘射撃派生やCSで投げられるだけである。 一応、EXVSでの射撃派生はFB以降で特格を絡めたコンボパーツとして価値は得ており、CSもかなり有用な武装となってはいるものの、剣としては使ってもらっていない。 その反動か、ようやく格闘武器として採用されたアヴァランチのN特格は最高レベルの判定を持つ格闘となっていたり高火力派生で活用してもらえるようになった。 ちなみに、アーケードカードゲーム「トライエイジ」では基本的にこっちを持っていることが多い。 **GNソード 大振りの実体剣と小型ビームライフルからなるエクシアを象徴する主武装。 基部は小型のバックラーとなっている。 ソードモードとライフルモードに変形させて使用する、エクシアの基礎となった第2世代型ガンダム『ガンダムアストレア』のプロトGNソードの完成型。 GNソードは刀身にGN粒子を定着させることで極めて高い切断性を持ち、その性質からGNフィールドにも対抗可能。 重装甲機体であるティエレン、GN粒子を用いているジンクスやアルヴァトーレの装甲を両断してしまう程の高い切れ味を誇る。 大型故に取り回しに難がありパイロットには高い格闘戦技術が求められる。 実際、当時まだノーマル仕様であった[[ユニオンフラッグ]]を駆るグラハム・エーカーに回避されている。 基部のバックラーはウェポンラックとしての意味合いが強く、刀身・銃身ともに収納することができるため腕部に装備したまま他の武装を使用することができる。 一応シールドとしての機能も持っているが劇中ではリニアライフルを防ぐ程度にしか使用されていない。 小型ビームライフルは射程は短めで威力も低めだが、連射性や取り回しに優れるなど接近戦用のエクシアとの相性は抜群、威力も従来のMSの装甲(旧陣営製MS)程度なら貫通させることができる。 GN粒子を定着させた実体剣は対GNフィールド兵器として非常に有効であり、即ち対GNドライヴ搭載機ひいては対ガンダム戦を想定した武装でもある。最終決戦ではGNブレイドと共にその役目を果たした。 **GNビームダガー **GNビームサーベル 両肩と腰に計4基装備されたビームサーベル。 両者の違いは出力のみで便宜上サーベル2本・ダガー2本という構成での装備として扱われている。 設定が多少変化しており、ガンプラ「MGエクシア」の説明書には既に出力切り替え機構の存在が記載されているが、 後に発売されたガンプラ「1/144エクシアリペアII」の説明書にはリペアⅡへの改修の際に調整されたと記載されている。 サーベルは主に手持ち武装として、ダガーは投擲に用いられた。 ちなみに、刹那(特に1stシーズン)は射撃の命中率がかなり低かったのだが、ダガー投擲に関しては別で初見でファングを叩き落したほど。 **セブンソード エクシアの開発コードであり、上記した7つの斬撃兵装。 最終決戦での対アルヴァアロンにてロングブレイドでGNフィールドを突破して右肩に突き刺し破壊、続けざまにショートブレイドで攻撃をいなしながらフィールド発生装置ごと胴体を斬り裂きGNフィールドを完全に消滅させ、その後ブレイド・サーベル・ダガーをすべて突き刺しトドメにソードで斬り裂いた。 見た目もカッコよくトランザム格闘の一種として実装して欲しかったとの声があったためか、アヴァランチでの覚醒技で再現された。 ちなみにGジェネWARS以降の作品では、これを再現したその名も「セブンソード」という必殺技が存在する。 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』でもエクシア最強の技「トランザム」の演出で再現されている。 他にも、「セブンソード・コンビネーション」という武装でもセブンソードを駆使する技もあり、トランザム追加までエクシアの必殺技となっている。 VSシリーズにおいてはアヴァランチの覚醒技としてセブンソードを駆使した乱舞系格闘として再現されている。 **GNアームズ TYPE-E エクシア用に開発された大型支援機。 普段は強襲用コンテナとしてプトレマイオスの武装やガンダムの格納庫として機能している。 **トランザム システム 正式名称は「TRANS-AM」システム。 オリジナルGNドライヴの制御システムのブラックボックス内に組み込まれていた。 イオリア・シュヘンベルグが遺していた二つ切り札の内の一つであり(もう一つはツイン・ドライヴ システム)最後の希望。当初これらのシステムはソレスタルビーイング陣営にすら秘匿されていたが、ヴェーダが何者かによって破壊または掌握された場合の対抗手段としてとして開放されるようシステムトラップが仕込まれていた。 アレハンドロ・コーナーがヴェーダを掌握した際にこのトラップが起動、イオリアのメッセージと共にガンダムマイスターに託されることとなる。 時を同じくして[[ガンダムスローネツヴァイ]]と交戦中だったエクシアは撃墜されかけていた窮地をトランザムにより脱しこれを撃破した。 その内容は機体各部に高濃度圧縮・蓄積されたGN粒子を全面解放することで一時的に出力を3倍以上に跳ね上げるパワーアップシステム。 粒子消費量が爆発的に増えるためシステムの起動時間には限界があり、使用後はGN粒子を使い切ってしまうため再チャージされるまで機体性能が大幅にダウンする。 また、機体性能の変化にパイロットが対応できるかは別問題であり、初回起動時のエクシアは斬撃というよりも突撃に近い斬り抜けばかリで決定打を与えられず、スローネツヴァイを圧倒こそしたものの逃走を許すなど機体性能に振り回されている様子がうかがえる。 ガンダムシリーズとしては「赤くて3倍」のセルフオマージュで、映像作品としては派手で見た目に判り易い強化という[[シャイニングガンダム]]のスーパーモードの様な類のもの。 また、制限時間付きの爆発的なパワーアップと制限時間経過後のパワーダウンといった設定の元ネタとしては、同設定の先駆けとして『蒼き流星 SPTレイズナー』の主人公機レイズナーに搭載されたV-MAXが有名。 システム登場初期はまさに諸刃の剣というべき特性から切り札として使用されるのみだったが、セカンドシーズンでは機体がトランザム使用を前提に開発され、粒子消費量の制御や任意解除等のシステムが組み込まれある程度はリスク制御が成された物になっている。 そして終盤ではアニュー・リターナーがもたらした情報やエイフマン教授が遺した資料からビリー・カタギリが再現して擬似太陽炉搭載型の機体も発動可能となり、まさにトランザム祭りと言えるような状態となった。 初期設定では高濃度圧縮粒子の循環している供給ケーブルのみが赤色発光する設定だったが、映像化した際にインパクトに欠けるため装甲部を含めた全身が赤色発光するという設定に変更された経緯がある。 このためか初回起動時は赤色発光がケーブル部の方がやや強めで、戦闘終了後に逆光となるシーンではシルエットの中で部分的に赤色発光しているのが判別できる。 当時発売されたガンプラ「HG GNアームズTYPE-E」に付属するエクシアはこの初期設定段階のデザインが反映されたものとなっている。 設定上オリジナル太陽炉の機体はいずれも発動させることが出来るが、VS.シリーズAC版において初期はエクシアのみが持つ特殊武装だった。 発動中は機動力が向上しブーストダッシュ中は分身が出現(誘導切り効果は無い)、特格以外の格闘が専用のもの(いわゆる「サーシェス切り」)になる。 NEXT PLUS以降ではダブルオーライザーやリボーンズガンダム等の機体も覚醒中のみ移行するという形でトランザムを使用。 EXVS.以降ではエクシアを含めた太陽路搭載型(ダブルオーセブンソードは除く)が覚醒時にトランザムを発動するタイプになり、任意発動はスサノオに受け継がれた。 通称トランザム覚醒と言われ他作品機体の覚醒とは微妙に性質が異なり、速度の上昇効果が大きく一部機体は挌闘が専用のものに変化する。 ちなみに「TRANS-AM」とは、現実の世界では「TRANS AMerican(アメリカ横断)」の意味で、壮大さを形容する。 ---- *【原作での活躍】 劇中第一話から軌道エレベーターを背に空から颯爽とご登場。 AEUの新型MS完成式の会場に現れAEUのエース、パトリック・コーラサワーの乗る新型MSイナクトを即刻倒してしまった。 その後も他のガンダムと共に多くの戦闘に介入し紛争根絶に務めていた。 最終決戦で多くの者が散っていく中、世界とソレスタルビーイングを自らの手中に収めようとした『監視者』の一人、アレハンドロ・コーナーの駆るアルヴァトーレ及びアルヴァアロンをトランザムとセブンソードで撃破するも、その後グラハム・エーカー駆るカスタムフラッグII(通称GNフラッグ)との戦いで相打ちになり機体は大破する。 その後も修理や改修を施された姿で登場。 セカンドシーズン第一話では刹那によって修復された「GN-001RE ガンダムエクシアリペア」として登場。 エクシアの象徴とも言えるGNソードは欠け、片目はティエレンのモノアイを移植して代用、さらに左腕は損失したままで各部装甲も損傷している状態。 4年もあったらもう少しまともにできたような……と思うかもしれないが、CBの補給基地にある装備は外伝主人公「フォン・スパーク」がアストレアF2への改修で使用しアヴァランチユニットも持ち出していた上、刹那自身が孤立無援状態だったため碌な修理もできなかった。 それを考えると「よくここまで直せた」とも言える。 特に宇宙空間で切り飛ばされた頭部を回収し修復している辺りには刹那の執念が感じられる。 さらに、よく見るとGNフラッグとの戦闘以外の破損が見られるので刹那はその後もこの機体で小規模な武力介入を続けていたと思われる。 左腕がなかったことや損傷による機体性能の低下に加え、相手が新世代MSということもあり右脚・両腕を破壊され再び大破してしまう。 もっとも、この状態の機体で次世代MS複数機相手に戦闘が出来ること自体が驚愕ものであるのだが。 その後、機体はイアン預けられより修復・改修される運びとなり、太陽炉はOガンダムのものと共にダブルオーガンダムに託され刹那と戦い続ける。 最終話では[[ダブルオーライザー]]がリボンズ・アルマークの[[リボーンズガンダム]]との戦闘により同士討ちに近い形で大破。 ツインドライヴの片方のGNドライヴを奪われてしまうが、それを予測していたスメラギ・李・ノリエガが予備戦力として調達していた最新技術で修復・改修された「GN-001REII ガンダムエクシアリペアII」を刹那に届け太陽炉は再びエクシアに戻ることに。 一方リボンズも乗機のダメージは大きく戦闘継続は困難となっていたが放棄してあるOガンダムを発見。 これに奪った太陽炉を取り付け刹那に襲いかかる。 かくしてテレビ放映版「機動戦士ガンダム00」はガンダムエクシアとOガンダムの一騎打ちで幕を閉じる事となる。 劇場版では、再度改修され、GN粒子貯蔵タンクを搭載し折り畳み式長距離ライフルを装備した「ガンダムエクシアリペアIII」が地上の戦力として稼動している。 劇場版でも入場者特典のカードでのショートストーリーで刹那が乗っていたり、劇中でも沙慈の所へ向かうのに使用されていたそうだが、スクリーンには出られなかった。残念。 プラモ化はされていないが、高級合金フィギュア「メタルビルド」ではエクシアと組換え用のリペアIIIのパーツと言う形で販売された。 そしてブルーレイボックスにて付属した書き下ろしショートストーリーに「リペアIV」の名前がありファンの注目を集めた。 10周年記念イベントにて正式にお披露目されたが、その経緯は「クアンタム・バーストによってELSと同化し生存する道を選んだグラハム」に「自分たちの居ない間の地球圏を頼むと刹那自らが譲渡」というまさかの展開に多くのファンの度肝を抜いた。 ベースは第三世代であるエクシアだが、内部構造は第四世代に匹敵するレベルに改造されている。 また、試作段階の新技術が随所に投入されており現行機体に引けを取らない性能を発揮する。 動力こそ疑似太陽炉ではあるが機体各部に搭載された試作段階の新型GNコンデンサーによって疑似太陽炉機としては破格の粒子使用量を実現している。 全体のシルエットは盾を右肩に装備したクアンタに似たものだが、ソードモードとライフルモードを切り替え可能な2振りの実体剣も装備する00要素も混在するという刹那機要素のごった煮機体。 盾の装備場所がクアンタとは逆の右肩に移されている等、左利きであるグラハムに合わせた調整が為されているのかと思われたが、公式曰く「すべては偶然にすぎない。或いはグラハムの感じている、ガンダムとの運命の赤い糸が成す必然なのかもしれない」とのこと((ただし、メタ的には最初から「グラハムが搭乗エクシア」としてデザインされている))。 また、左胸部から左腕にかけて装甲が施されておらずフレームが露出しているのも特徴的でその姿はさながら肩脱ぎで着流した侍の様でもある。 フレームの構造やエッジの効いた指先の造形等、左腕部分は従来のエクシアとは完全に別物であり、第六世代ガンダム用に開発されていた「機体の一部のみトランザムを発動させる機能」を試験的に採用している。これによって左腕のみの瞬間的なトランザムの使用が可能。斬撃の瞬間に発動させるといった運用が想定されており、最適化された新型GNコンデンサーを内蔵している。 武装としてはGNソード(1~3)のような折り畳み式大剣がオミットされたが、シールドに4本、腰部に2本、更にGNタチという長物を背負っており、リペア以降欠けていたセブンソードがリペアIVでは全て実体剣として揃っていることになる。 クアンタに類似したGNシールドが搭載されているものの装備されているのはソードビットではなくGNバトルソード・GNバトルブレイドという新武装でビットとしての機能は無くあくまで斬撃用の武装。 腰部に装備されたGNベイオネットは射撃と刺突用という具合に用途が分かれている。 どちらもGNソードV開発途上の試作品を流用したもの。 なおグラハムからは「グラハム・ガンダム」と呼ばれている。%%阿修羅・SPECIAL!ではない%% リペアIVもメタルビルドで受注限定販売されたが、あくまで商品名はリペアIV。 しかしパッケージ及び台座には英語の手書きのような字で「グラハムガンダム」と書いてある。 ちなみにデザインをした海老川氏によると色案でグラハムのパーソナルカラー版もあったらしい。 ELSクアンタと刹那(種族:刹那版)が登場したGジェネクロスレイズではリペアIII、IV、デュナメスリペア、IIと共に未参戦だったが、リペアIVには「本編で登場する前にイメージを固定させたくない」とのヴァーチェ…もとい水島監督の意向があったのだが、その流れで考えるといつか新作でエクシアリペアIIIやデュナメスリペアが戦闘するシーンが見られるのかもしれない。 …と思いきや、SDガンダムバトルアライアンスにてDLC第三弾としてリペアIVがまさかの参戦が決定。 登場追加シナリオミッションのキービジュアルでは、ガシリーズやアヘッド、GN−XIII&s(){にトーラス}((同追加シナリオミッションではヒイロやエピオンの存在が確認できる))といった数多の敵に囲まれ、挙句空にはELSが飛び交う中、余裕でメタルビルドのパッケージでのポーズを決める姿が描かれている。 DLC紹介PVでは設定通り左腕のみトランザムを発動し敵に斬り込むモーションが確認できる。%%そしてやはりというか完全にグラハムガンダムと名乗ってしまっている%% こうなるとVSシリーズ参戦にも期待がかかるが果たして…? 余談だが没設定となった中に「エクシア1.5」という強化形態が存在する。 00が分割でなく一年通して放送していた場合(または1stシーズン後期)に投入が検討されていた強化案で、GNドライヴ(胴体)周りを中心に肩部や膝部も改修されている。 没設定となったもののそのデザインはRⅢの肩周りやアバランチの膝周りへと流用された。 あくまでエクシアの強化機体としての1.5というナンバリングであるため1.5(アイズ)ガンダムとの関係は無い。 ---- *【搭乗者説明】 **刹那・F・セイエイ CV:宮野真守 ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。 紛争が続く中東の亡国「クルジス共和国」出身の少年で本名はソラン・イブラヒム。 幼少時に同じクルジス出身である傭兵アリー・アル・サーシェスに偽りの神を刷り込まれ、両親を殺害してテログループの少年兵となる。 紛争時が激化する中テログループの上層部に切り捨てられ他の少年兵らは全滅。 自身も敵MSに追い詰められるが突如上空に現れた0ガンダムに救われた事を切っ掛けにソレスタルビーイングに加入、同時に彼にとって「ガンダム」は希望や救い、そして戦争根絶の象徴となる。 「両親を殺害した」ことから自分を「平穏に生きることを許されない壊す以外何も出来ない人間」と評する諦観じみた考えを持っており使命のために全てを捧げる。 その一方で、自分だけが生き残ったために「生かされた自分には生きる理由がある筈」という考えも持っており、彼のある種求道者のような思想・行動はここからきている。 当初は馴れ合いやコミュニケーションを避けて他人との距離を取っていたが、同じ理念を持った仲間達や母国を滅ぼしたアザディスタンの皇女マリナ・イスマイール、更に自分を利用していたサーシェスとの再会により、他者と関わるという事や他人を思いやるという事を覚えていく。 物語の最期、世界の歪みを破壊すべく[[アルヴァトーレ]]を撃破、その後GNフラッグと相打ちになりエクシアと共に[[漆黒の宇宙へと消えていく…>ダブルオーライザー]] 「機体は強いが腕が未熟」というガンダムシリーズの主人公によく見られるパターンを踏襲しており、劇中でも刹那以上の腕を持つパイロットは結構な数が登場している。 第1話の対イナクト戦においても一見エクシアが圧倒しているがコーラサワーは反応自体は間に合っており、第2話の対フラッグ戦では攻撃を回避された上に背後を取られて組み付かれるなど技術面での未熟さが随所に見られる。 また、物語終盤まで射撃が歴代主人公でワーストクラスの命中率の低さだった。 しかしGNダガー等の投擲技術は逆にトップクラスの腕前で、対MSどころかファンネルタイプの武装であるGNファングを撃ち落とすという凄まじい命中率を誇った。 ロックオンの死後はしっかりと「狙い撃つ」様になったことで多少命中率が上がり、4年間一人で戦い続けていた結果なのか2ndでは更に上がり、最終的には狙撃も出来るようになった。 余談だが、彼はゲリラ時代に洗脳されて両親を射殺したという過去があり、劇場版でもそれに苦しむシーンがある程までトラウマとして残っていることから「トラウマのために銃を上手く扱えなかったが、ロックオンの死後は振り切れて射撃が当たるようになったのではないか」というファンによる考察がされている。 少年、無口、無愛想、感情が高ぶると無鉄砲と、ガンダムWの[[ヒイロ・ユイ>ウイングガンダムゼロ]]と似ている部分が多い。 世界観的にもガンダムが持つ意味・役割には近いものがある両作品だが、一方でガンダムに対する扱い(乗り捨て乗り換え自爆)は大きく異なっている。 Oガンダムとのエピソードやロックオンとのやりとりもあって良い意味でガンダム馬鹿として有名。 というか「ガンダム馬鹿」と言われるキャラクター自体少ない……と思いきや近年「[[ガンプラ馬鹿>ビルドストライクガンダム]]」なる人物が増えた。 また[[フリット・アスノ>ガンダムAGE-1]]はガンダムは救世主としてあらねばならないという同様の意思を持つキャラクターである。 本編において彼のライバルはサーシェスでもグラハムでも勿論コーラサワーでもなく、「争いでは何も解決しない」という刹那と正反対の信念を持ち、しかし刹那と同じ願いを持つマリナであろう。 ちなみに彼がマリナに自分のコードネームを名乗ったりアザディスタンで会話するという工作員としてはあり得ない行動に出たきっかけは、彼女が亡国クルジス共和国を滅ぼしたアザディスタンの現代表者であるという事もあるが、洗脳されて射殺した母親に声が似ていたからという理由もある。 ***【原作名台詞】 -エクシア、目標を駆逐する --武力介入時の台詞。 -この世界に神はいない…(第1話、第19話) --KPSAのサーシェスが唱えた「この戦いは、神の御前に捧げられる聖戦である」という言葉に対して -ミッション終了。 -俺がガンダムだ!(第2話他) --唐突に言った刹那の名(迷)台詞にして代名詞。視聴者を惑わせると同時に刹那の特徴が確定した瞬間。ロックオンの返答も含めてファンからはカルト的な人気を得ている。 --まさかこのセリフが出たときは後にスパロボで騎士ガンダムのような生きている「ガンダム」と共演するとは誰も想像できなかっただろう。 -戦え。お前の信じる神の為に…!(第13話) --マリナを王宮に送り届け、去り際にマリナへ送った彼なりのアドバイスである。 -違う、貴様はガンダムではない! --今までの経緯を知っている視聴者は理解できるであろうが、事情を知らないヨハンからは「錯乱したか、エクシア…」と言われてしまった。 -狙い撃つ!(第25話) --ロックオンを意識したセリフ、この時から刹那の射撃技術が徐々に上がってゆく。 -見つけた…見つけたぞ、世界の歪みを!お前がその元凶だ!(同上) -武力による戦争根絶、それこそが、ソレスタルビーイング!ガンダムがそれを成す!俺と、共に! そうだ、俺がぁ! 俺達が、ガンダムだ!!(同上) --第25話(1stシーズン最終話)にて対アルヴァアロン(金ジム)戦での刹那の想いのすべてをぶつけたセリフ、最後の「俺達が、ガンダムだ!!」はトランザム斬りの最終段にも使われている。 -愛!?(同上) --グラハムの熱い告白に対する至極真っ当な刹那(&視聴者)の反応、完全にドン引きだった。 -違う!貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ!貴様のその歪み、この俺が断ち切る!(同上) --グラハムとの最終決戦にて。 ***【その他名台詞】 -チョリーッス!(ドラマCD) --突然放った刹那の迷言。ヴェーダが設定した人格を演じているだけだが、その刹那というより宮野氏に近いチャラ男全開なノリに本人は不本意だった。 -刹那「ヒイロ・ユイ…お前が俺と違うと言ったのを訂正する お前もガンダムだ」 -ヒイロ「そうか…」 --ゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」から、三国演習において追い詰められたプレイヤー部隊の窮地を救うため、ウイングガンダムを自爆させて窮地を脱した後の会話。ここから刹那とヒイロの友情が始まるのだった。 -全てを変える圧倒的な力…あの歌も…ガンダムか…! --ゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」から、「マクロスF」の歌姫、ランカの歌を聞いたことで歌という文化を知り争いをやめていくゼントランの兵士たちの姿を見て。確かに刹那の意味するガンダム的には一致しているのだが、同話のキラの発言も相まってプレイヤーの腹筋にダメージを与えた。 刹那の代名詞である「俺がガンダムだ…」だが、上記にもある通り彼にとってガンダムとは希望や救い、そして戦争根絶の象徴である。 つまり彼の言う「ガンダム」とは一個の兵器の名称としてだけではなく「戦争を根絶する」という理念を体現する存在を指す言葉としての意味も持っているのである。他の登場人物の場合「ソレスタルビーイング」や「ガンダムマイスター」といった単語に同様の意味を乗せていることもあるが、刹那の場合は特に「ガンダム」という言葉に思い入れが強いようだ。 またこの台詞に類する台詞はその後も劇中に登場しており彼の精神面の成長や変化をうかがえる。 例えば「俺がガンダムだ…」は「戦争を根絶する存在」になるという決意を示す台詞になり、同様に「俺は…ガンダムになれない…」は自分にはそれだけの力がないという失意や悔恨の念が籠った台詞となる。同様に過激な武力介入を続け不必要な破壊行動を繰り返すスローネを「戦争を根絶する存在」として認めるわけにはいかないため「貴様はガンダムではない!」と言い捨てている。 序盤は個人的な感情に振り回されることが多かったが「俺達が、ガンダムだ!!」と仲間たちも含めた考え方をするように変化している。また1stシーズンを経てソレスタルビーイングがその在り方を模索する形になる2ndシーズンではその迷いからかこの類のセリフが出て来る頻度が極端に少なくなる。 ---- *【ゲーム内での活躍】 刹那がガンダムという存在に強い想いを持つためVSシリーズでは悪役ガンダムの[[ガンダム試作2号機]]、[[サイコガンダム]]、[[マスターガンダム]]、[[デビルガンダム]]、[[ガンダムエピオン]]、[[ガンダムヴァサーゴ]]に対して強い怒りを伴った台詞を放つ。 またガンダムタイプを正確に見極められるらしく一見そうは見えない[[ガンダムEz8]]や[[ユニコーンガンダム]](ユニコーンモード)もガンダムとして認識出来る模様。なおFBでは[[ガーベラ・テトラ]]をガンダムとして認識していたが、MB以降では認識できなくなった模様。 原作でもセカンドシーズンにおいて一見ガンダムタイプに見えない&s(){まるでファフナーの様な}フォルムの[[アルケーガンダム]]を一目でガンダムタイプだと認識している。 **ガンダムVS.ガンダム 無印の隠し機体として参戦。原作通りセブンソードを駆使し武力介入を行う。 高機動格闘機としての特色はこの時点で既に確立されており、GNソードライフルモードによる射撃も可能。但し流石に弾数のこともあり、射撃メインでは戦い辛い。 コスト2000の中では耐久630と、2000中耐久最高のマスターガンダムに次いで高かった。 アシストはロックオン・ストラトスのガンダムデュナメス。彼の狙撃は今日も刹那の助けとなっている。 開発時期の関係か、格闘は1期OPや初期数話を再現したものとなっている。また刹那の台詞も本作のみでNEXTでは使用されていない台詞も多い。 さらに、本作では一部の宇宙世紀ガンダムを旧式と言うなど台詞の独自色が強く、全体的にクールな印象が強い。後(フォース)の[[三日月>ガンダム・バルバトス]]にも当てはまるが、本作オリジナルの刹那がしなさそうな発言も入っていたりするので聞いてみると面白いかも。 開発時期の都合でトランザムは使用出来ない。 上記のようにCCA以前のガンダムをロックした時は「旧式」扱いをするが、唯一初代[[ガンダム]]だけは旧式扱いをしない。 0ガンダムと似ているからか(ゲーム開発の時期からそこまで深く作り込めたとは思えないが)、それともガンダムの元祖なだけにスタッフが敬意を払わせたのかは不明。 **NEXT 耐久はコスト2000平均の560に減少。射撃と格闘はそのままに、特射にファン待望のトランザムが使用可能になった。 トランザムは使う事で機体が赤く光り、攻撃力とBD速度&持続が上昇、更に通常格闘が専用の強力な格闘になる為、爆発力が格段に上がる。 但し出撃時は使えず一定時間経過で使える様になるタイプであり、更に1度使うと撃墜されるまで再使用は出来ない。 しかも原作同様時間が切れると大幅な硬直を晒し、しかもこの硬直時は被ダメージが2倍になってしまうという、正に長所・短所共に切り札な存在である。 格闘機という意味ではダメージ以外は破格の射撃装備を持ち、元の機動性に加え前作特射(踏みつけ)はレバー入れ特格になったため二種類の特格を使ったトリッキーな軌道が可能。 格闘も全体的に高性能なものが揃っておりと、使い勝手は格闘機としては上位に入る。 アシストは前作と同じくデュナメスによる狙撃で、凶悪な弾速によるダウン取り・トドメ・遠距離からのカットと相変わらずの高性能。 格闘機初心者にはこれ以上無い位最適と言っても過言では無いかもしれないので、格闘機を使ってみたいという人は是非触れてみるべきである。 また、地上格闘からの派生で連続蹴りが可能。特格による踏みつけ以外のエクシアとしては珍しい非斬撃格闘である。 新規収録のセリフが大幅に増え、叫ぶセリフなどの感情が強く出るセリフが増えた。 余談だが、本作でのモーションの多くはFB以降の様々な刹那機に受け継がれていった。(地上横格→MBON以降のエクシア横特格、地上格闘派生の連続蹴り→セブンソード横格前派生など) 本作ではストライクフリーダムガンダムのヴォワチュール・リュミエールが出す粒子に疑問を持ち、翼の演出を0ガンダムのものと誤認した。%%どっちかというと月光蝶の方が見た目は近いのではないか刹那よ%% **EXVS. 12月21日の追加機体。 武装面は前作から大きな変更が無いもののメインのリロードが長く、サブ射撃に限界距離が設定される等の若干の下方修正を受けている。 サブのGNダガーの投擲モーションがレバーNでバック宙をしながら同時に投擲、レバー横で側転しながら時間差で投擲するものに変更された。 また、ラッセの駆る[[GNアームズ]]がアシストとして登場し、GNキャノンを撃ちながら突進する。 実装当初は「発生が遅い」「誘導が微妙」「リロードが長い」「視点変更がある」といった欠点から散々な言われようだった。前作アシストのデュナメスが高性能だっただけに余計に性能差を痛感する形になってしまった。こらそこ!デュナメスが恋しいとか言わない! しかし4/27のアップデートで、リロード以外は強化され十分実用性のあるアシストに変わった。 また、上方修正される以前から発生や誘導の悪さを逆手に取り起き攻めや置き撃ち等の運用も一応可能と研究自体はされていた。 格闘は全体的に高性能で使いやすく、前特格によるトリッキーな移動も健在で、これによる強襲からの虹ステ格闘が強み。 難点はダメージが取れないことと耐久力の低さで、この事から射撃もある程度こなせる格闘寄り万能機と分類される。 コスト2000以下で撃破されると、[[百式]]の復活と同様のシステムで「エクシアリペア」に変化する。 26話(2nd1話)と同じく武装は欠けたGNソードを使用したものしか使えず全性能が劣化するので最後のあがきと考えよう。 リペア形態は本編での活躍が殆ど無かったこともあり本作オリジナルの部分が多い。例えばリペアに一期刹那が搭乗している点など。 トランザムは他のソレスタルビーイング所属のガンダムと同じく覚醒タイプに変更され格闘性能が一部変化する。 原作では使用されていないがシステム上リペア形態でもトランザムが可能。1stシーズンの右半身が破壊されたキュリオスや2ndシーズンで1second トランザムを敢行したケルディムなどの例があるため実際に使用出来ても不思議ではない。 覚醒技は2nd最終話でのOガンダムとの戦闘で使用したGNドライヴ「オーバーブーストモード」でのGNソードによる突撃。性能は発生が遅すぎて狙い所が無くヒットしても途中でこぼしやすいというパッとしないもの。突進速度を活かして緑ロックでの逃げ技としてのほうが使われるとかなんとか。 ちなみに覚醒技で勝利すると覚醒時勝利ポーズとなるため、勝利ポーズ「オーバーブーストモード突撃の構え」は非覚醒時のものであるため両立できない。ファン的には残念なところ。 なお、機体はセブンソードを装備した1stシーズン仕様のエクシアだが、復活後の姿であるエクシアリペアや戦闘終了時のポーズ等に2ndシーズンの要素が散見される2つの時代あるいは作品に渡って登場している機体でもある。 オーバーブーストモードはエクシアリペアIIになって初めて使用されたがシステムそのものは改修前から搭載されていたらしい。 本作を境にグラフィック面が強化されGNソードを使用した攻撃時に刀身の外縁が緑色に発光するようになった。 しかし本来GNソードにこのような機能は無く改修後のGNソード改に近い。ただしこちらは発光の有無はあれど外縁のクリスタルは常時緑色である。原作で同様の技術を用いているダブルオーライザーのGNソードⅢもゲーム中では攻撃時のみ発光しているため、原作再現よりもゲーム演出を重視した「''仕様''」なのであろう。同時にエクシアRⅡの装備を何故か1stシーズンの時点で装備する齟齬も生じており、X1改のシザーアンカーやヴァサーゴCBのストライクシューターなどと異なり常時携帯している武装での齟齬は珍しい。 大本の実装が放映中に隠し機体として実装という、開発時期的な問題や宣伝要素などの絡む多少の無理を通したものであったことや、原作での改修後の姿が半壊状態や武装がオミットされてしまっている事など、ゲームでの扱い・反映が難しい要素を抱え込んでいる部分もある。 **EXVS.FB 通常時の覚醒技がオーバーブーストモードからGNアーマーTYPE-Eへ合体からの乱舞格闘に変更された。 コンボに組み込める実用的な乱舞覚醒技の追加と、前格の浮き方変更やN特格がバウンド属性になった事から来るコンボ火力の増加、トランザム時のBD格闘も威力が向上している。 そして特射がメインキャンセル可能になったため、前特格との組み合わせによる変則的な動きと射撃能力の向上もあって、前作に足りなかった物を色々と手に入れた形となっている。 ただし、格闘機としては相変わらず耐久値が心許なく事故に弱いのが難点。 **EXVS.MB 変更が加えられており、サメキャンの追加と、覚醒中にGNアーマーに換装が可能になった。 サメキャンの追加は大きく、メインを中継することで可能となったノーブーストによるサブと特射の連携などを搦めれば、アヴァランチとは別方向にキm・・・変則的な動きが可能となった。 GNアーマーはフリーダムなどのミーティア同様実戦ではあまり使いどころはないが、ミーティアと違ってGNフィールドを展開できるのでリペアと合わせて最後のあがきなどに使え、フリーダムとかのミーティアに比べれば多少は使い勝手がいい。 まあエクシアは機動力が高いので普通に逃げた方が時間稼ぎしやすいので、機動力がそう高くないデュナメスのほうにもらえればちゃんと使ってもらえたかも。 **EXVS.FORCE GNアームズが削除され、射撃戦や立ち回りが厳しくなった。また、リペアも同様に削除された。 が、体力が減少すると撃破されるまで永続トランザム状態になるというNEXTのGガンダムやマスターガンダムのような特性を獲得した。 このため下手に追い詰めると常時トランザムの高機動機体となり危険度が上昇。その上、逃げに徹されると撃破も難しいという格闘機の中では強力な機体となっている。まあ本作はCPU戦メインなので逃げに徹する相手はいないのだが。 ただ、覚醒ではないためダウン値軽減、格闘の伸び向上などの補正などは受けられず、FB覚醒時のコンボをしようとしたらつながらなかったり、途中でダウンするので注意。 **EXVS.MB.ON エクシアの横特格にNEXTの地上横格のモーションでフルセイバーやターンXの横特格のように回り込む二段格闘とCSに正面にショートブレイドを一本投げる武装を得た。 他にもメインがフルブ仕様に戻るなど、MBで得た多彩なキャンセルルートをそのままに射撃性能が上方修正される形となった。 このため、属性の違う回転率の良い3種+CSの射撃を使い分け、特格移動と合わせたトリッキーな動きで敵を翻弄できるのは他の2000には無いエクシア独自の強みとなっており。低、中コスト機に厳しい本作でガチ戦でも十分活躍できる珍しい機体。 というかもう格闘機と言うより格闘寄り万能機に両足突っ込んでいるような… 尚、ストフリなどと同様GNアーマー換装は削除された。対戦では的になるため消えて当然だと思う人もいれば、遊びの幅が減ったと嘆く人もいたそうな。 しかし、現環境では引き撃ちできる機体が強いとされており、接近するまでがより大変になっている。 おまけに覚醒が半分あれば抜け覚ができるE覚の登場により、何とか捕まえても安心はできなくなった。逆に耐久値が心許無いエクシアにとっても活用できるが、抜け覚をすると覚醒が半分消えるので、覚醒のタイミングをさらに考える必要がでてきた。 余談だが、バルバトスと組むと三日月に刹那の名前がガンダムと誤解される。 **GVS 本作の仕様により、強みであったアシストと落下テクが削除され、共通システムとしてストライカーとブーストダイブが全機体で可能になったため相対的に弱体化してしまった。 しかし、横特格での高速移動や後格(これまでの前後特格)での上下移動とブーストダイブを組み合わせ高い機動性を発揮する等、新システム自体との相性は良好な部類。また、アシスト削除によって空いた特射にはGNアームズとドッキングしてゲロビを撃つ新技が追加され、性能は低いものの中距離に対応できる択を得た。その他、前後特格が射撃ガード付きの新格闘に変更、旧前後特格が後格に移動、旧後格闘は削除といった変更が加えられている。 なお、リペア形態の前後特格には初段のダウン値・補正率が非常に低いバグがある。 一般的な格闘の中継ぎ(3段格闘の2段目など)程度の数値しかないため、非覚醒時ですら16回当ててもダウンしない。無論そんなコンボはリペアでなくともBD量がもたないが理論上は380近いダメージを出せる。 これに限らずリペア形態は、通常時が強化されてもリペア形態には反映されていない要素(N格威力向上、N特殊格威力補正向上など)が多いことや、通常時のキャンセルルートが内部的に残っている点など、調整が御座なりになっている部分が多い。 本作では台詞の新緑が行われ他のマイスターとの掛け合い台詞などが追加された。 ちなみに本作のクレジットは1stシーズンのみだが、エクシア自体には先述した2ndシーズンの要素が混在したままになっている。人気低迷によるアップデート及びDLCの停止が無ければ2ndシーズンも参戦する予定があったのだろう。EXVS2では多くのキャラクターに新規グラフィックが用意されてるし。 余談だが、金ジムが参戦したのでようやくVSシリーズでエクシア対金ジムが出来るようになった…が、残念ながら覚醒技はFB以降のGNアームズとの合体攻撃のままなので金ジム危機一髪はできない。せめてアヴァランチが参戦していれば…! なお、シリーズ中のGNフィールドは単純に盾判定と同一であるため、原作設定とは異なりGNソードによる格闘が無効化される。 「刹那...なぜエクシアに実体剣が装備されているかわかるか...?」 **EXVS2 基本的には従来シリーズと変わらないものの一部武装が変更&追加された。 GNアームズ呼び出しがガンダムヴァーチェ呼び出しに変更され、レバー入れの有無で2連射と照射を使い分け可能に。 GVSからはGNアーマー状態での照射ビームを格闘CSに、射撃ガード格闘が前特格闘に追加された。 これにより格闘機ながら2種のゲロビを持つ機体となった。 もはや格闘寄り万能機どころかジャンル「エクシア」とでも言えるほどの特異な位置にいる。 アップデートにてかなり大きめの変更が有り、新規武装及び派生格闘の追加とそれに伴う一部コマンドが変更された。 格闘からの派生では単発だが回し蹴りを放つようになりNEXT以来の復刻技となる。 射撃CSがレバー入れで撃ち分け可能になりロングブレイド投擲が追加。今まで不足していた中距離で生きる射撃。 下格闘はGNアームズとのドッキングコマンドとなりGNアーマーとなって攻撃する。 EXVS.MBとは異なり移動できず格闘・射撃それぞれに派生するというワンアクション限定の換装の様な武装。 特に格闘派生はエクシアにとって覚醒技以外ではシリーズ初となるSA付き格闘になっている。 射撃派生ではこれまでの格闘CS(GVS特射)を性能アップしたものが使用できる。 武装が全く変わらないデュナメスが羨ましそうに見ている…と思われたがXBにてデュナメスにも実装された。 **XB ヴァーチェに前後が追加され、GNフィールドを展開し右、左、両方のGNキャノンを撃つ。 弾の性能は微妙だが慣性が乗らないので着地保護用か。 また、オーバーヒートで横特を出すとNになるようになった。 **OB 前作でいい立ち位置にあったためか下方や全機体共通修正による下方を受けた。 アシスト呼び出し時の振り向き削除、横特の移動速度と移動量低下、前特格の接地時の硬直が伸びるなど。 弱体だけではなく、覚醒時1回目のヴァーチェが覚醒技と似た2方向のゲロビを撃つ、前特格がバウンドダウンになる、後特に新技GNソード突撃(EXVS覚醒技、リペア時のサブ、覚醒技)を得た。 ---- *【勝利・敗北ポーズについて】(ガンVSガン、NEXT) **勝利時 右手にGNサーベルを構え、前に突き出す。 OP1「DAYBREAK’S BELL」の最後のポーズ。『撃ち落とっせなーい♪』 NEXTのみ、トランザム発動時に自機で勝利した場合は、ボディカラーはそのまま赤い状態になっている。 但し、トランザム発動中に味方機がトドメを指して勝利した場合はポーズ中にシステムが解除される。 **敗北時 両膝を地面に付かせ、上を見上げる。 勝利時ポーズ同様、ファーストシーズン前期OPに同じ姿のエクシアがある。 *【勝利・敗北ポーズについて】(EXVS.、EXVS.FB、エクシア(EXVS.MB)) **勝利時 通常時:両腕でGNソードを前へ構える。 -0ガンダムの戦闘で使用したポーズ。 残念ながら覚醒技で止めを刺してもこのポーズにはならない。更にFB以降ではリペア時でないとオーバーブーストでの突きはしなくなったが、OBで下特格で突きが追加された。 トランザム時:GNサーベルを持ちトランザム披露回の仁王立ちに近いが、若干上体(特に首)がそれており、カメラアングルも斜めになっている。MBONではさらに上体が反れており、カメラが動くにつれだんだんと顔が見えなくなっていき、かなりかっこ悪くなった。 -初登場時の姿 リペア時:マント(?)をなびかせてたたずむ -2期1話で現れたときのポーズ リペア・トランザム時:右斜め後ろにGNソードをかざす -本作オリジナル。原作ではリペア時にトランザムはしていない。 **覚醒時 覚醒中:両手にサーベルを持って体を大きく広げる。 覚醒技最終段でとどめ:GNアーマー状態でポーズ。 復活後:ソードを右下に向けて佇む。 復活後覚醒中: 前傾姿勢でソード薙ぎ。 **敗北時 通常時:仰向けに倒れて、右腕を空に掲げる。 -三国合同軍事演習への武力介入の際にスローネドライに救出されたシーンの再現と思われる リペア時:リペア状態で倒れている -2期1話でティエリアと再会したときの再現(但し、腕はついている) -2011年8月23日のUPDで変更になったのか、腕がなくなっていた。 ---- *【その他の活躍】 **ガンダムビルドファイターズ メイジン・カワグチの使用ガンプラとしてエクシアリペア2をベースにした「ガンダムアメイジングエクシア」及びその色が変わった「ガンダムエクシアダークマター」が登場した。 初登場シーンは劇場版00のOP直前のクアンタのセルフオマージュ(同作の監督と脚本家は00にも関わっていた) 原型機では使用頻度の少なかったGNバルカンはビームサーベル発振機能もついており、アメイジングではバックパックなしの通常のエクシアに近い形態でF91イマジンと激闘し、ダークマターでは洗脳されたことによる相手を嬲るような戦いを行い[[スタービルドストライクガンダム]]を追い詰めるなどの強い印象を与えた。 そして最終話にエクシアリペアをイメージしたマントを付けた「ガンダムアメイジングエクシアリペア」と言うべき機体が登場。 放送当時は00二期の一部権利を毎日放送(TBS系)が有していたためリペアを含むMSは登場出来なかったのだが、最終話放送時に丁度権利が切れ、出せるようになったため出てきたというサプライズ要素も兼ねていた。 **ガンダムビルドファイターズバトローグ レナート三兄弟が挑むミッションの攻撃目標機体として登場…したのはいいが、一般的にバトルに使用されるガンプラが大体HG(1/144スケール)なのに対して、エクシアはなんと''PG(1/60スケール)''。ついでに中にいる刹那のフィギュアも1/60スケールなのでレナート兄弟たちのフィギュアと比べると巨人みたいになっている。 ストライカージンクス、ジンクスIV2機の3機編成と交戦、最終的にはストライカージンクスの特攻により撃破される。なお、戦争と称し作品世界に浸るガンプラバトルを楽しむ兄弟たちは雰囲気ぶち壊しのPGの投入に憤慨していたが、投入し撃墜後満足そうに現れたのはやはり[[あの男>ホットスクランブルガンダム]]だった。 そのため、レナート兄弟(長男次男)から嫌われているのは2代目との違いというよりプレイスタイルの違いなのではという声も。 ちなみにこの回の公開から約一か月後が「PG ガンダムエクシア」の発売時期だったのでその販促も兼ねていたようだ。 **スーパーロボット大戦 ガンダム00が初参戦した「第2次Z破界篇」で初登場。 まだ1stシーズンの展開の為、最後まで本機で戦う事になる。 最初はパイロット性能が低く原作と異なりコーラサワーのイナクトと精神コマンドなしで真っ向勝負をしようものなら逆に返り討ちに遇いかねないほどだが、レベルを重ねていくにつれてどんどん成長していく大器晩成型。 GNアームズはトレミーとの合体技でMAP兵器のみの登場。 続編「再世編」ではプロローグでのみの出番となり、リペアが序盤登場する。 他の作品では「OE」ではセカンドシーズンの刹那が序盤リペア2ではないエクシアに乗ったり、ソーシャル版の「CC」でも初代ガンダムやマジンガーZ、ゲッターロボといったスパロボお馴染みの大御所ではなくエクシアの高レアが全員に配布されたり、「X-Ω」「DD」などソシャゲなどでTV版で参戦するときはエクシアが物語の序盤から出てくるなど結構優遇されている。 刹那自身は色々と共通点のあるヒイロと共演を果たし、「Z」シリーズでは親友と言えるほどに親交を深めていく。 その中で上記のヒイロとの会話を00の水島監督が絶賛したのは有名な話である。 **SDガンダムバトルアライアンス 2ndシーズン以降の参戦のためエクシアリペアⅡが参戦。 DLCではまさかのリペアⅣが登場し、さらにガッツリとストーリーも用意されている。 ---- *【余談】 エクシアをデザインした海老川兼武氏は当初モニターグラフィックス((MSのコックピットモニターに表示されるデザインなど))のデザインとして参加しており、MSのデザインをする予定ではなかったようだが、コンペティション((00に参加する色々なデザイナーに主役機の案を持ってきてもらう))に参加することが決まり、そこで海老川氏が用意したデザインが主役機に決まり、プラッシュアップしてエクシアとなったのだが、コンペ案の段階でシルエットや形状、当初は設定が生まれていなかったGNドライヴのようなディテールなどぱっと見で&bold(){「これがエクシアになる機体か」}と思えるデザインになっている。 ----

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