ガンダムMk-II

ガンダムMk-II
GUNDAM Mk-II
登場作品 機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
型式番号 RX-178
全高 18.5m
重量 33.4t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン・ポッド
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ハイパー・パズーカ
ロング・ライフル
シールド
搭乗者 カミーユ・ビダン
エマ・シーン
クワトロ・バジーナ
エル・ビアンノ

Gディフェンサー
G-DEFENSER
登場作品 機動戦士Ζガンダム
型式番号 FXA-05D
全長 39.5t
重量 24.7t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン砲
ミニ・レーザー砲
14連装ミサイル・ポッド
ロング・ライフル
搭乗者 カツ・コバヤシ

Mk-IIディフェンサー
Mk-II DEFENSER
登場作品 機動戦士Zガンダム
型式番号 FXA-05D+RX-178
全高 18.5m
重量 96.0t
所属 エゥーゴ
武装 バルカン・ポッド
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ハイパー・パズーカ
14連装ミサイル・ポッド
ロング・ライフル
シールド
搭乗者 エマ・シーン


【設定】

ティターンズが次期主力モビルスーツとして初代ガンダムをベースに純連邦系技術で開発した試作型MS。
グリーンノア1内部での運用試験中に3号機が開発者フランクリン・ビダンの息子カミーユ・ビダンによって奪取され、同時に2号機もエゥーゴに強奪される。
(TV版では)一度三機ともティターンズに取り戻されたが、後にエマ・シーンの離反によって3機全てがエゥーゴの手に渡っている。
詳しくはガンダムMk-II(ティターンズ)を参照。

奪取した3機の内1機は月面のアナハイム・エレクトロニクス社(以下AE社)本社工場に技術解析の研究素材として送られ、もう1機は鹵獲MSということで当面の予備パーツ確保のために解体、残る1機(3号機)は初代ガンダムを意識して、白く塗り替えられてカミーユ・ビダン用の戦力としてアーガマに配属され実戦に投入されている(劇中では、クワトロが「ティターンズカラーは気に入らない」と発言。あとアナハイムに送られた機体も白塗りになっている)。
ただし色合いは後年のνガンダムに近い白メインで胴体はティターンズの頃と同じ黒のツートンカラー。
本機がもたらしたムーバブル・フレームはAE社に多大な衝撃と技術革新をもたらしている。

余談だが、当時の一般的な大気圏突入の方法はバリュートを取り付けてのものなのだが、Mk-IIはカミーユ考案・AE開発のSFSである「フライング・アーマー」を利用して突入している。
これはZガンダムのウェイブライダーの大気圏突入能力のテストを兼ねて実戦投入された物で、第一次ネオジオン抗争(ΖΖ)での大気圏突入の際も利用された。
上述の通りガンダムMk-IIは鹵獲してきたMSなので、エゥーゴ側にガンダムMk-IIの規格にあったバリュート装備が無かった事やMk-IIのバックパック規格が特殊だった事、フライング・アーマーがグリプス戦争期に全喪失せずまだ健在だった事、大気圏突入時完全に無防備になり危険リスクの高いバリュートよりある程度迎撃や回避行動を採ったりする事ができるフライング・アーマーの方が有用だった為であろう。

また、グリプス戦役後期には旧式化およびティターンズの新型機に対する火力の低さを克服するためにAE社によって当初Mk-II用の重戦闘用装備として急造した可変支援戦闘機となるGディフェンサーが開発された。
Gディフェンサー単独でもMSに匹敵しうる戦闘力を持っており、ガンダムMk-IIとドッキングすることで、機体を高速で運搬できる。
この形態は「Gフライヤー」と呼ばれ、機動力はΖガンダムのウェイブライダーに匹敵する。
Gディフェンサーを変形させ装着したままMS戦闘もでき、この状態を「RX-178+FXA-05D Mk-IIディフェンサー(通称:スーパーガンダム)」と呼称する。
ティターンズの最新型MSと互角以上の機動力とハイパー・メガ・ランチャーに匹敵する高威力のロング・ライフル、2基の14連装ミサイル・ポッドによる高い火力を併せ持つ。
しかもビーム・サーベルとバルカン・ポッドはそのまま使える上、Gディフェンサーのサイドについているポンツーンをクローとして使った近接戦闘もできる。
ただしそのポンツーンのおかげでMk-IIの強みであった高い運動性が殺されてしまうのが欠点である。

また戦闘機なだけに機動力も高く、遊撃の他にも偵察にも使用できる。あと計算上は大気圏内でも運用が可能。
後に合体部であるバックパックをMk-II規格の物にすればジムIIIやネモでも装着運用可能となっている。
ちなみにMk-IIディフェンサー状態でもフライングアーマーに乗って大気圏突入を行ったりSFS機能の恩恵を受ける事は可能との事。

他にもΖ-MSVでは、Gディフェンサー以外にフルアーマー化のプランも上がっていたが、こちらはMk-II専用の強化案に留まるなどの難点が見受けられた為、廃案になった。


【武装】

バルカン・ポッド

RX-78ガンダムの頭部に内蔵されていた60mmバルカン砲を外付けにした武装。
外付けにした理由は装弾数を増加する為と、頭部にコ・プロセッサーを搭載した事によりバルカン砲の搭載スペースを確保できなかった為とされている。
ゲーム作品では通常タイプのバルカン砲より高性能に設定されることも多い。

ビーム・ライフル

Eパック方式を採用しており、パック内の粒子の使用量を機関部に付いたスイッチで変更する事で出力の切り替え機能が可能となった初のビーム・ライフル。

ビーム・サーベル

バックパックに2基装備される近接戦闘用武装。
当時としては高出力の部類に入る。

ハイパー・バズーカ

通常弾と散弾の撃ち分けが可能となっている。
一年戦争時の物とは異なり、マガジンがカートリッジ式になっている為、継戦能力が向上している。

14連装ミサイル・ポッド

Gディフェンサーのポンツーンの先端に2基装備される。

ロング・ライフル

Mk-IIディフェンサーの主兵装となる大型のビーム・ライフル。
一射で複数の敵機を撃破できる威力を持つが、機体の全高に匹敵する長さ故に取り回しが悪い。
基本はGディフェンサーと連結した状態で使用するが、切り離してMk-II単体で使用する事も可能。

シールド

ガンダム試作1号機で試験採用された伸縮式の盾。
RX-78ガンダムの物と同様に覗き窓が付いている他、グリップがなく腕部のマウントラッチに装着する。
裏面にビーム・ライフルの予備Eパックをマウントしており、劇場版ではさらにミサイル・ランチャーも装備している。


【原作での活躍】

作品の前期主人公MS。
第1話でエゥーゴがティターンズより強奪。その後エゥーゴ(アーガマ)の戦力となり、戦闘能力は飛び抜けて高いとはいえないものの(加速性能は抜群らしい)、カミーユ・ビダンの資質とムーバブル・フレームによる高い運動性もあり、グリプス戦役中盤頃までの最新機とも互角以上に渡り合っている。
カミーユがZガンダムに乗り換えて以降は、エマ・シーンの乗機となった。

その高い運動性とパイロットの技量のおかげで敵の新鋭機とも互角以上に渡っていたが、ティターンズの投入する高速可変MSに対抗することが難しくなり、さらに武装も標準以下の性能に(特にライフルの威力はコロニー内戦闘を想定して調整しているため低めになっている)なってしまっており、おかげで中盤ごろから劣勢となる。
このためエゥーゴはアナハイムに依頼して上記のGディフェンサーを制作、戦闘能力の底上げを図っている。
そしてGディフェンサーが配備されるものの、しばらくはパイロットがおらず整備だけがされていた。

作品中盤、エマがヤザン・ゲーブルと交戦している際、エマが不利になったところを見かねてカツ・コバヤシが勝手に乗り込みMk-IIとドッキング。
一気に重装甲と高い機動力、さらには強大な火力を得て、ティターンズの最新高速可変MSに対応できる機体へと生まれ変わった。
ただ機体のサイズはでかく、近接間合いとなると多少不利ともいえる。
作品終盤、ヤザン隊との戦闘によりカツとGディフェンサー、さらには左腕を失う。
その後左腕の代わりにシールドを直接取り付けレコアの駆るパラス・アテネと対決、なんとか撃破に至るがパイロットが傷つき機体は放棄、コロニーレーザーに焼かれる。
TV版ではファ・ユイリィにΖガンダムとともに回収される。

『機動戦士ガンダムZZ』でも継続して登場。
ラビアンローズから配備され、第2の初陣では無理やりエル・ビアンノが搭乗、ガザDを1機中破に追い込む。このことからMk-IIの性能のバランスや操縦性が優秀なことが確定した。
その後も主にエルがメインパイロットになる。
流石に旧式化は否めないが、その高い運動性と操縦性、新型支援機メガライダーとの相性の良さもあって、終盤まで戦い抜いた。
最後はクィン・マンサとの戦いにより中破、放棄される。

ちなみに、TV版ではクワトロが白のMk-II(3号機)に乗って出撃していた際、カミーユが解体途中で左腕がない状態のMk-II(ティタンズカラー)を何度か動かし、それなりに戦果を上げた。また、クワトロがサングラスを掛けずに軍服で乗ったこともある。

劇場版Ⅰでは新規カットでガルバルディβを蹴り飛ばしたことが有名。
FB家庭版で参戦したカミーユ搭乗の黒Mk-Ⅱで採用された。


【パイロット説明】

エマ・シーン

CV:岡本麻弥

地球連邦軍の中尉で、日本系の9世。
思考も美貌も結構よく、上司としては申し分ないが頭に血が上りやすいところがあり、すぐに手が出る。
また、損傷した機体で大気圏突入を敢行しようとする等、無謀とも言えるレベルの無茶をしようとすることもある(クワトロに怒られて思いとどまったが、帰還後ブライトに修正されたようだ)。
元はティターンズ所属でジェリド・メサ、カクリコン・カクーラーとともにガンダムMk-IIのテストパイロットを務めていたが、ティターンズおよび司令のバスク・オムのやり方に嫌気が差し、3機のMk-IIを手土産にエゥーゴに投降する。
エゥーゴ投降後は、台所事情が厳しい組織の中でも貴重な隊長パイロットとしてリック・ディアスに乗っていたが、物語中盤よりカミーユのおさがりのMk-IIを受領する。母艦であるラーディッシュの艦長、ヘンケン・ベッケナーにたびたび恋のアタックを受けるが基本的に仕事一筋のためか、あしらっている(もっとも、当人もまんざらでもなかったようだ)。

物語終盤にて、ヤザンの駆るハンブラビに落とされそうになるも、それに気づいたヘンケンとその部下たちによりラーディッシュが庇い、彼らの命と引き換えに生還する。
だがアーガマに戻って急ごしらえを受けた後再び出撃し、そこでエゥーゴからティターンズへ反逆したレコア・ロンドと交戦、相討ちに近いながらもレコアを撃破する。
その後、彼女の最期の言葉の意味の確認のためハッチから出た際にヤザンの攻撃がパラス・アテネを直撃、その破片に当たり致命傷となり、カミーユに見つけてもらえるも、大破状態の戦艦の一室内に弔われ息を引き取った。

アーガマクルーの中でも厳しい一面のあるキャラで、カミーユ達をひっぱたたりすることも度々あった。
目の前で親を失ったカミーユに「男のヒステリーはみっともないわ!」とまで言い、加えて「私はあなたの恋人じゃない」と言ってつきとばしたが、劇場版では性格ががらりと変わっている。
その髪型から、ガンダム史上でもトップクラスのひどい蔑称を持ち、さらにそれを利用したアスキーアートも存在する。
それでもファンが怒らないところを見ると、いかにエマが愛されているかが分かる。
余談だがエマの設定年齢は24歳だが、声優岡本氏は当時17歳(現役の高校生)の新人だったという。
そしてΖΖのリィナ役も前々から決まっていたとのこと(本人は知らなかった)。
リィナとの演じ分けが難しいと判断されたから退場したとか。

ちなみにU.C.0083(物語開始の4年前)にアムロと会っている。

また、「ビルドファイターズ」のヤサカ・マオが一番好きな女性キャラ。

【原作名言集】

  • 男って、戦争になると元気で、頭も回るようね。
  • 私は見たわ。Ζガンダムは人の意志を吸い込んで自分の力に出来るのよ。だから…私の命を吸って!そして、勝つのよ(アニメ第50話)
  • 出来るわ!そして戦いを終わらせる…それを貴男がやるのよ、カミーユ・ビダン!(同上)


カツ・コバヤシ

CV:難波圭一(テレビアニメ版)/浪川大輔(劇場版)

エゥーゴのモビルスーツパイロット
7年前の一年戦争においてはまだ幼児でサイド7の住人だったが、シャア・アズナブルの部下の襲撃によりアムロ達と同様にホワイトベースへと逃げ込む事になり、その際家族を失った。
歳が近いキッカ、レツと一緒に戦争という苦しい作中を和ませていた。途中、連邦軍本部ジャブローで養護施設に引き取られたものの、先程の2人と共に脱走。
潜入したシャアの部隊がジムの格納庫に取り付けた時限爆弾を取り除き、その後アムロ達の軍への説得もありホワイトベースのクルー?として残る事となった。
最終話ではシャアとの決戦を終えたアムロをニュータイプ同士の共感でもって脱出艇まで誘導した。
戦後は結婚したハヤトとフラゥに引き取られた。

グリプス戦役時では最初の地球降下後に登場。
一年戦争後危険分子として幽閉されていたアムロのやる気を取り戻させ、クワトロ・バジーナと共に宇宙に旅立った。
しかし再登場以降は思春期だった事もあってかやたらと大人に反発して勝手に出撃したり、投降して来たサラ・ザビアロフを逃がしたりと問題ばかり起こし、しばしば独房入りを繰り返した。
前作の自分の立ち居地にいるシンタ&クムよりもアーガマにとってお荷物だったのは間違い無い。
また前述のサラに対し「こんな悪い子になったのはシロッコのせいだ」などと逆恨みし、Gディフェンサーでシロッコに一撃かまそうとしたがビームを放った所でサラの機体がシロッコを庇った為、恋人(但しサラはシロッコに陶酔している)を自らの手で殺める結果まで残している。
にも係わらずシロッコをサラの仇と言って更に憎む様になる(本来はカツが憎まれるべきなのだが)。内心シロッコも閉口したに違いない。
最終決戦時はGディフェンサーに搭乗。エマのMk-IIを換装させ残ったコア・ファイターのバルカンでヤザンを威嚇するも、直後に前方不注意でデブリに衝突し、その傷が元で戦死、というガンダム全体を通しても珍しい死に方をした。
カミーユとシロッコの最終決戦では精神体として登場、唯一シロッコを庇っていたサラを説得してウェイブライダー突撃のアシストをした。

これらの駄目にも程がある所業の数々と初代での和み+意外な活躍ぶりもあって、色々な意味でガンダム史上トップクラスに劣化したキャラであると言われる事が多い。良くも悪くも「若さ」が表に出てしまっていたキャラクターである。もっとも、「腐抜けていたアムロの奮起を促す」という後のことを考えれば相当な貢献をしたと言えるのかもしれない。

余談だが、カツといえば漫画家の吉田創氏による「カツネタ」が二次創作物で良くも悪くも有名。
1990年代後半から2000年代前半に出たGジェネ等の4コマギャグ漫画ではカツが大体悲惨な目に遭うというネタがウケていたが、ヘイト創作とも受け取れるやりすぎな描写から嫌う読者も少なくなかった。実際に小学生の読者から抗議の手紙が届いた事もあったらしい。
ただし、吉田氏は本気でカツを嫌っているわけではなく「ネタにするのと本気で嫌うのは混同しないでほしい」と苦言を呈している。
ガンダムにおいてキャラクターをネタにする事の問題点はこの当時から存在していた様だ。


エル・ビアンノ

CV:原えりこ

ガンダム・チームのパイロット。
シャングリラにおけるジュドー・アーシタのジャンク屋仲間で情報集能力に特化している。
そのためか一度ジュドーの妹、リィナに買収されている。
ジュドーに気があったため、同じくジュドーに気があったルー・ルカとたびたび喧嘩していたが一方で自分に好意を抱いていたビーチャ・オーレグの気持ちには気づいていなかったが、最終決戦の前にビーチャより告白を受け、そのまま恋人になる。
ラビアンローズにてMK-IIが再配備された際勝手に乗り込んでからMK-IIのメインパイロットを務めるようになる。
腕はそこそこで初陣でガザDを一機中破にするほど。しかもよりによってそれはゴットンのである。
しかもそのままGディフェンサーやフルアーマー化のような目立った改修もないままファンネル、高機動高火力全盛の第一次ネオ・ジオン抗争を最終的に機体は失われたとはいえ潜り抜けているため、実は相当な腕の持ち主ではないかとネタにされる時もある(百式と同じく強化はされていたらしいが…)。


【原作名言集】

  • 2人のほうが心強いでしょ?(第13話)


【ゲーム内での活躍】

エゥーゴVSティターンズシリーズ

コスト295と同機でコンビを組める(1落ちずつ可能な)コストになっており、足回りがやや重いがバランスの取れた機体となっている。
メインは機体選択時にビーム・ライフルとハイパー・バズーカの2つから選択。
どちらも任意リロード可能で、バズーカはGvsGシリーズと同じく射程は短いが弾頭が一定距離進むと散弾になる性質を持つ。
エゥーゴカラーとティターンズカラーの違いは使える勢力と色のみで性能は全く同じ。

スーパーガンダムもコスト295で登場。
武装が大威力と引き換えに発生激遅自機固定の照射(MA(戦闘機形態)時は太いBR)にMS時では弾道が山形過ぎてまず当たらないミサイル、更に格闘は2種類(地上1種、空中1種)のみ(しかも両方共単発短リーチ)とバルカン以外は完全に変わっており、慣れていないと文字通り何も出来ないという、初心者完全お断りの玄人機体である。

尚、家庭版(ガンダムVS.Zガンダム)ではGディフェンサーを単体で使用可能。感覚的には常時MAのスーパーガンダム。
戦闘機なので耐久が異常に少なく、攻撃はMA時のスーパーガンダムと同じ。攻撃を当てるのは極めて難しく反撃のリスクも凄まじいが、本気で逃げと回避に徹した本機を撃墜出来る機体は同じ戦闘機以外には無いと言っても過言では無い。

ガンVSガン、NEXT

中距離での援護能力に非常に秀でた支援寄り万能機体。パイロットはエマで、コストは2000。
BRと足が止まらず3連射可能の拡散式BZを持ち、これらと追従式アシストのリック・ディアスを合わせた凄まじい弾幕による援護が最大の持ち味。
さらに、BRとBZは任意にリロードができるため適宜行えば弾切れとは無縁。
原作同様にSG形態へ移行可能で、機動力と遠距離攻撃力が強化される。ただし、格闘がなく接近された際の防衛手段がほぼない。
その場合はさっさと逃げるか武装換装しよう。

スーパーガンダム時は変形が可能で、変形中に特射を撃つとGディフェンサーを射出。ロングライフルを持ったMk-2になる。

武装・形態を適切に使い分ければどの距離でも活躍でき、安定した戦果を得られるだろう。

EXVS.

トライアルミッションの敵機体として登場。
武器の換装やスーパーガンダムへの合体はない。

EXVS.FB

7月の全国大会「第1回リリース機体決定戦」の出場馬として登場。
競う相手は同じく『Ζガンダム』に登場するハンブラビ
しかしそのハンブラビに敗北し、9月の全国大会「第2回リリース機体決定戦」に回される事になった。競う相手は『ガンダムX』に登場するガンダムXディバイダー
再度敗北したが10月23日のアップデートでリリースされた。

通常時のガンダムMk-IIと時限式のスーパーガンダムの二つの形態を持つ換装機。
Mk-II形態は撃ち切り手動リロードのBRと3連射可能な拡散式BZのサブで厚い弾幕を張る万能機。
NEXTと違い武装切り替えは無く、バズは足が止まるようになり、またアシストは追従式ではなくなった。
この形態でも機動力がかなり高く、格闘も2000万能機相応の性能がある。

時限式となったスーパーガンダム形態は、ロング・ライフルから放つ太いメインと二種のゲロビ、高誘導のミサイルと変形機構を持つ射撃機。
換装により元々高い機動力が更に強化される。またNEXTにはなかった格闘が実装されたが、射撃武装が充実しているため出番が少ない。
武装はNEXTと比べ大きく強化されており、特に高弾速・高威力のメインと移動撃ち可能で銃口補正の良い格CSのゲロビが強力。
高い機動力でメインを連射して追い回し、格CSをねじ込む戦法は単純ながら脅威。
また、同コストの時限換装機と異なり開幕から換装が可能であり、持続時間とクールタイムが良好なこともあって回転率が高い。

覚醒技はロング・ライフル【最大出力】。
スーパーガンダムに換装し、ロング・ライフルから曲げることのできるゲロビを照射する。
換装ゲージを回復できるメリットがあるものの照射時間が長いのでカットや反確をもらい易く、ややリスキー。

解禁以降スーパーガンダムの3000コストを凌駕する攻め性能と高い回転率、Mk-II時の時限換装機としては破格の基本性能の高さから猛威を奮っていたが、
12/18のアップデートで格CSの銃口補正などに下方修正を受けてコスト相応の性能に落ち着いた。

家庭版ではDLCとして1000コストに下げられたバージョン違いが登場。パイロットはエル(これに伴い参戦枠もZZになっている)。
換装が無くなった代わりに、イーノのZザクとビーチャの百式がアシストに入っている。

EXVS.MBON

アシストがΖガンダムに変更されたほか、スーパーガンダムの武装にテコ入れが入り、性能はいいが配置(射撃CS)の問題上使われることが少なかったミサイルが後格闘に移って使いやすくなり、サブに単発ダウンのライフルが新規追加。
大きく性能が上がっている。

FORCE

本作の仕様でコマンドが一つ削除され、アシストが消滅。
また、スーパーガンダムの射撃CSのミサイルが消え、そこに射撃CSが配置。
それによりダブルオーライザーのように格闘をCSでキャンセル出来るようになった。
それだけでなくリロード速度も1.5秒(FBだと4秒)と回転率も上昇し、シャア専用ゲルググ同様元になったFBより評価を上げた機体となった。
ミッションモードでは手動リロードのメイン、拡散するバズーカと使い勝手がいい兵装が多く、どこでも使える機体になった。

一部ミッションではカミーユ搭乗の本機が出たり、CPU専用の僚機としてエル機も登場。

GVS

システムの変更でアシストがなくなり、特射がシールドからミサイルを撃つようになった。

XB

スーパーガンダムが時限強化からNEXT以来の自由換装に。
そのため一部高コスト級だった性能は抑えられ、格闘もなくなった。
その代わり、移動ゲロビの格闘CSがサブに移動し、リボーンズのGサブのような使い方ができるようになった。
格闘CSにミサイル一斉射が入ったのだが、これが強誘導+弾数無限と低コストが持ってはいけないシロモノ。
コスト2000唯一のワンボタンで出せる移動ゲロビ持ちという強烈な個性を得て、瞬く間に2000トップクラスの怪物となった。
一方でMk-2は兵装は大きな変化はないものの、格闘に高火力派生やスーパーガンダムに換装しながらの攻撃、アメキャンと中近距離での自衛や格闘火力に優れた形態となった。

コスト2000の中でも非常に高い勝率と、スパガン時の低コストらしかぬ性能の影響でスパガン時のみが下方を受けた。
全体的に弾が細くなり、サブに発射前エフェクトが追加されたためメインと見分けがつくようになった。
この調整による勝率低下は大きく、それまで全機体中最高クラスの勝率を誇っていたが、その座を明け渡す形となった。


【勝利・敗北ポーズ】(ガンVSガン、NEXT)

勝利ポーズ

BR:BRに両手を添えて持つ
BZ:バズーカを肩に抱える
SG:アニメOPポーズをしている。
LR:ロング・ライフルを構えている。シールドは持っていない。

敗北ポーズ

BR・HB:立ちすくむ。その際、片足でリズムを取っている。(というよりはイライラしているといった方が良い)
SG:スーパーガンダムのままへたりこむ
LR:ロング・ライフルを持ってへたり込む。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降)

勝利ポーズ

通常:片手でBRを構える。
SG:ロング・ライフルを構えた後、相手を睨むような姿勢を取る。
アニメOPのポーズの再現か。

敗北ポーズ

左手、左脚、左のビーム・サーベルを失った状態で漂っている。(MBではシールドが左肩に直接取り付けられている)
コクピットハッチが開いている。
原作でパラス・アテネを撃破した直後の再現と思われる。

【勝利・敗北ポーズ】(エル搭乗)

勝利ポーズ

通常:エマ機と同様。
アシスト出現中:Zザク、百式と並び立つ。

敗北ポーズ

なぜかエマ機と同様。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

第6話の第7回ガンプラバトル選手権第3ブロック日本代表予選決勝戦から大破したビルドストライクガンダムの代打として本機をベースにイオリ・セイがカスタムしたビルドガンダムMk-IIが登場。
GXビットを次々と撃墜し、油断していたガンダムDXも撃墜して勝利した。
その後も世界大会を迎えるまで使用され、スタービルドストライクガンダム完成後も時折使用された。

ガンダムビルドファイターズトライ

第1話のミヤガのホシノ・フミナへの勧誘時に止め絵で登場。ハイザックと共にアムロ・レイのガンダムが初めてザクIIを撃墜したシーンを再現していた。

スーパーロボット大戦

原作再現ありの場合は大抵はカミーユが最初に乗り、後からエマが乗り換えるパターン。
作品によっては『ZZ』枠で参戦し、スーパーガンダムに換装できない事も。

「第3次Z」でのエマのボイスは一部EXVSシリーズと共通のものもある。

カツはやはりというべきかリアル系パイロットでも最低クラスの能力値で、ユーザー間や昔の攻略本等ではリアル系底辺の基準として「カツ以下」というあんまりな言葉が使われていた程だった。
近年では扱いや能力値が見直されたり、サラの仲間入りの重要人物になったりと扱いは良くなっていった。
「第3次Z」ではハサウェイの兄貴分となって成長したカツを見る事が出来る。
同作では同じ声のリディとの対決もあり、「カツが俺に勝てるものか」というカツネタ声優ネタを振られるが、その気になれば返り討ちにもできる。

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最終更新:2023年12月20日 09:00
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