ライトニングガンダムフルバーニアン LIGHTNING GUNDAM FULL-BURNERN |
登場作品 |
ガンダムビルドファイターズトライ |
型式番号 |
LGZ-91Fb |
全高 |
19.4m(※) |
重量 |
UNKNOWN |
所属 |
聖鳳学園 |
操縦者 |
コウサカ・ユウマ |
武装 |
バルカン砲 ビーム・バルカン ミサイル・ポッド ビーム・サーベル ビーム・キャノン ハイ・ビーム・ライフル |
(※)データ上の設定。VSシリーズの公式サイトでは「UNKNOWN」扱いとなっている。
【設定】
コウサカ・ユウマが「
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場する
リ・ガズィをベースに改造したガンプラとなるライトニングガンダム。
そのライトニングガンダムを強化・改修およびバックパックを新規作成した『ライトニングバックウェポンシステムMk-II』へ換装したのがライトニングガンダムフルバーニアンとなる。
『ライトニングバックウェポンシステムMk-II』はガンダム試作1号機フルバーニアンのユニバーサル・ブースター・ポッドをベースにしたブースターユニットを搭載する事によりバーニアの自由度を増加している。
武装もビーム・キャノンとミサイル・ポッドを同時に装備した事で機動力と火力が向上、それにより狙撃主体であったライトニングガンダムは高機動万能機といえる機体に生まれ変わった。
【武装】
バルカン砲
頭部に2門を内蔵している機関砲。
迎撃や牽制に用いられる。
ビーム・バルカン
左腕部に1門、シールドに2門を内蔵。
威力は低いが速射性に優れる。
ミサイル・ポッド
誘導式のミサイル。
ライトニングバックウェポンシステムMk-IIの左右にあるブースターユニット部に2基内蔵されている。
ビーム・サーベル
両腰に1本ずつマウントしている。
ビーム・キャノン
ライトニングバックウェポンシステムMk-IIに2門内蔵。
砲口からはビーム・サーベルを形成可能となっており、分離する事で大型ビーム・サーベルとして使用可能。
ハイ・ビーム・ライフル
ライトニングガンダムのビーム・ライフルを開放型バレルへ換装した物。
以前より連射性や命中精度が上がっている他、ビーム・キャノンと連結する事で出力を高めることができる。
また、バレルを外す事により接近戦で効果を発揮するハンドガンとして使用可能となっている。
【原作内での活躍】
ガンプラバトル選手権全国大会一回戦第一試合からコウサカ・ユウマの使用ガンプラとして登場。
ライバルとなるサカイ・ミナトのガンダムトライオン3やアドウ・サガのガンダムジエンドとのバトルを繰り広げた。
その後もアップデートは続けられ、新造バックアップを装着した「ライトニングガンダムストライダー」へ改修される。
【操縦者(ファイター)】
コウサカ・ユウマ
CV:内田雄馬
聖鳳学園中等部2年生にしてチーム「トライ・ファイターズ」のメンバー。
第7回ガンプラバトル世界大会優勝者
イオリ・セイの同級生であったコウサカ・チナを姉に持つ。
若くして「アーティスティック・ガンプラ・コンテスト」でグランプリを獲得するほどの天才ビルダーであったが、アドウ・サガとガンプラバトルで完膚なきまでに叩き潰され、その上「才能がない」と罵られた事がきっかけでガンプラバトルからは身を引いており、物語当初はバトルをしない模型部に所属していた。フミナとの再会やカミキ・セカイとの出会いにより再びガンプラバトルを行うようになる。
一線を引いていたがその腕前は確かで、ラルさんのグフR35の盾を落とす(ラル曰く数えるほどしかいないらしい)、高い狙撃技術を持つ。
バトルの戦法はかつてアドウに愛機をバラバラにされたトラウマから「遠距離からの狙撃」という自分の機体を傷つけない戦法へと変わり、予想外の展開には対応しきれず逃げに徹してしまうというものになってしまい、地区大会準決勝まではあまり活躍が出来ていなかった。
決勝では戦闘でのダメージがフィードバックしない設定とはいえ自分の機体の損傷を恐れない戦いを披露するのだが、その後のニールセン・ラボで因縁のアドウ・サガと再会、雪辱を晴らそうとするも再び惨敗を喫し、ライトニングを置いたまま逃げ出してしまう。
しかし、メイジン・カワグチとお互いの乗機を交換して行うバトルを経てライトニングガンダムの、自分の限界を自分で決めていたことに気づき、自身の限界を超える決意をする。
その後はセカイ、フミナと協力しそれぞれの機体を強化し共に全国大会へと向かう。
機体特性を生かしトライバーニングを乗せたり仲間が作ったチャンスに追撃したりとアシストを行うなど地味ながら勝利に貢献し続けた。
準決勝ではライバルであるサカイ・ミナトのトライオン3との激戦では互いに思いをぶつけあい、僅差で勝利をつかむ。
バトル後大会終了後の「メイジン杯」でビルダーとしても雌雄を決することを宣言する。
決勝戦では単独ではアドウ・サガのジ・エンドにライトニングを撃墜されるもバックパックで特攻し相打ちに持ち込む。
その後、メイジン杯で「ライトニングZ」を出品し見事優勝を勝ち取る。
元々ガンプラとしては可変機を好むようで、ライトニングのほかにエアマスターやライトニングZを製作。
また、メイジンのアメイジングレッドウォーリアを使ったことから後にレッドウォーリアベースの機体に乗ったりもした。
彼のライトニングはかつてのセイのようにこっそり原作に交じっていてもおかしくのない機体であったが、セカイの姉・ミライにべアッガイ3用のミニべアッガイことプチッガイといったファンシーなものやZをベースに可変機構を排しセカイの次元覇王流の奥義を盛り込んだライトニングZを作るなど、ガンダムの世界の固定観念には囚われていないようだ。
当初はガンプラバトル初心者のセカイと馬が合わず離脱しようとした際に衝突したりと喧嘩をしていたのだが、ニールセン・ラボでの一件以降画面外でそれぞれの機体をアップデートするにあたっての作業でそれなりに打ち解けたのか宙域戦闘でトライバーニングをライトニングに乗せたりと協力し合う姿が見られた。
チーム・トライファイターズではガンプラの調整を彼がメインに行っているのだが、以下の通り何かと不遇。
- フミナは一人でギミック満載のウイニングガンダムを作り上げており、ユウマは実質的にセカイの面倒を見るだけ
- 本作の登場ガンプラはほとんどオリジナルの自作機体が多い上、何より「ビルドファイターズトライ」ではバトル重視で機体の制作や調整や修復などビルドシーンはやすりがけくらいしかない
- 最初はいがみ合っていたセカイとの仲も、ドラマもないままいつの間にか仲良くなっている
- そして因縁の敵であるアドウは最終決戦前に唐突に右手首を痛めているという設定が明らかになったうえ、単独での決戦では実質敗北してしまう
- 極めつけには『ビルドメタバース』ではメンバーの中で唯一出番がない(観客として登場はしている)
…とメインメンバーの中ではいまいち活躍の印象が薄くなってしまっている。
むしろ「すーぱーふみな」シリーズを生み出した分、ミナトの方が目立っているところもある。
トラウマを乗り越えた辺りでユウマのストーリーは終わった、という見方が強い。
余談だが、彼の声を担当したのは内田雄馬氏で、役も本人も「ユウマ」であるため、たまに混乱したとか。どちらにも姉がいると(内田氏のお姉さんも声優の内田真礼氏)いう共通点がある。
さらに余談だがMSVに登場したジオン公国軍人の中に「ユーマ・ライトニング」なる人物がいる。トライバーニングとゴッドガンダムの名前の一件から考えると恐らく偶然だろうが面白い一致である。
【原作名台詞】
- 意味なんかないですよ。合体して巨大化するならともかく…
- トライオン3の合体を初めて見たとき、フミナから「意味はあるのか」と尋ねられた際のコメント。RGのZ、旧HGストフリ、戦隊シリーズのロボの玩具など可変ギミックや合体を搭載したガンプラやおもちゃは強度や可動が犠牲になることが多いため、ビルダー畑のユウマならではのコメントであろう。
- 逃げるものかぁぁぁ!
【ゲーム内での活躍】
EXVS2
グレイズ・アインで内田雄馬氏は既に本作に登場しているのにユウマに声がなかったが、2019年1月26日のJAEPOにて騎士ガンダムと一緒に新規追加機体として発表され、先に解禁された。どちらもコストは2500で大暴れしたところも一緒。
設定どおりの高機動射撃機体で豊かなキャンセルルートを活かして戦う機体。
武装に原作での印象深いシーンの再現が含まれており、トライオン戦で披露した
スターウイニングガンダムのビットを借りてのゲロビ、決着をつけたサーベル刺しから(原作では刺した腕ごとライオン顔に噛みつかれて)ビーム・バルカンで(原作では噛まれた)腕を切り離し離脱しライフル連射、デッドエンド相手のバックパック単独での特攻を含む覚醒技など。
ガンプラ作品の例にもれず豊富な特殊台詞があり、
デスティニーガンダムを見て覚悟が足りないとき(シモン戦)を思い出したり、原作では序盤に一度中断したきりのセカイと対決した際には同じ作品出身なのにオリジナルの台詞も用意されている。勿論チームを組んだ際にも熱い掛け合いをしてくれる。
また、本シリーズ参加キャラとしては珍しく
エクストリームガンダムをロックした際に「あれはエクストリームガンダム」とエクストリームを知っている反応をする。もっとも、世界観的に考えると当然(
前作にて、実家のレストランコウサカにヤサカ・マオが料金代わりに置いていったガンプラがある)ではあるのだが。
射撃の弾数はメイン以外ほぼ1という少なさだが、どれをとっても一級品で、中にはフルグランサのレバサブやメッサーラの特格のような修正された武装+メインキャンセルをそのまま持ってきたような性能をしており、また前格闘は追撃できる鞭というべき性能だったり…と本編の不遇さのうっ憤を晴らすかの如くの性能をしており、解禁された初週は33%の使用率を叩き出した。
あまりに大暴れしまくったためか解禁1週間で修正された。
ここまで早いのは例がなく、おそらく過去最速となる。(EXVSのX2は上方で約二週間)
さらにもう一度修正されたが急速変形と変形解除を生かした逃げ、攻撃性能と全体的に高性能を保っているので主にインフレについていけない多くの機体から「これのどこが弱くなっているんだ」と言わしめる性能を保ち、登場以来強機体としての地位を保っている。
三度目のアップデートでメイン連射などの強みを消すような調整をされ、ようやく大人しくなった。
総合で両CS以外のすべての武装が下方されるという凄まじい調整経歴であった。
しかし次回作では5回下方される性能的にも運営の手腕的にも凄まじい機体が出てくるのだった……
XB
前格が格闘CSに、格闘CSが後覚醒技に移行。
一発逆転のゲロビを撃つ機会が制限され、新前格は悪くはないが武装としては前作より劣ってしまった。
特射の狙撃がゲロビと別弾数になり弾数が増え、回転率があがったが前作で失ったものに対して追加されたものが見合っていない感が強く、トライバーニング同様逆境にある。
それでも基礎コンセプトやキャンセルルートが優秀なため立ち回り次第ではまだ戦えるため同じく下方されたトライバーニングよりは遥かにマシ。
OB
メインがエクシア式の3連射、前格闘に凪払いが帰還、格闘CSにトラバアシストが就任しサブの火柱を撃つ。覚醒中1回目は後覚醒技の火の鳥になる。
そして長らく死に武装ダメージがまとまらない原因となっていた各種ミサイルが強よろけに戻った。
昔懐かしの弾切れ頻発仕様でもあるのだが、強さをある程度取り戻したのもあり高い使用率を叩き出している。
とはいえバ2格闘CSは覚醒技のままで、低耐久なのもあり当時ほどのお手軽さまでは戻っていない。
全国大会のユウマのような攻めていく姿勢を持って戦いたいところ。
なお、後覚醒技と火の鳥はどちらもスターウイニングのゲートを使用するためか、同時使用はできない。
【勝利・敗北ポーズ】
勝利ポーズ
通常:両手に持っているハイ・ビーム・ライフルをビーム・キャノンに連結する
覚醒時:浮遊している状態でハイ・ビーム・ライフルを構える
敗北ポーズ
バックパックが無い状態で仰向けに倒れている
最終更新:2023年11月03日 09:29