ガンブラスター

ガンブラスター
GUNBLASTOR
登場作品 機動戦士Vガンダム
型式番号 LM111E03
全高 14.9m
重量 7.6t
所属 リガ・ミリティア
武装 バルカン砲
2連マルチプル・ランチャー
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ビーム・バズーカ
ビーム・シールド
搭乗者 オデロ・ヘンリーク
トマーシュ・マサリク


【設定】

リガ・ミリティアの量産型モビルスーツ。
戦局が宇宙に移行した事と高性能化していくべスパのMSに対抗するため、ガンイージのバックパックを高機動タイプ「ツインテール」に換装した機体で宇宙空間における航続距離・機動性等が大幅に向上した。
「ツインテール」は自由にパージ可能で、地上戦では機体が重くなるのか途中でパージする姿がしばしば見られた。
以降はガンブラスターがリガ・ミリティアの主力となり、それまでに生産されていたガンイージもすべてガンブラスターに換装されていった。


【武装】

バルカン砲

牽制・迎撃用の機関砲。
頭部に2門が内蔵されている。

2連マルチプル・ランチャー

左肩に内蔵された実弾兵器。
汎用性を保ちつつ、火力を充実させるために装備されている。

ビーム・ライフル

射撃用のビーム兵器。
ビーム・ピストルを中心に出力増加バレルやエネルギーパックなどの各種デバイスで構成されている。

ビーム・サーベル

近接戦闘用のビーム兵器。
右肩に1基が格納されている。

ビーム・バズーカ

サナリィで開発された大口径のビーム兵器。
クラスターガンダム*1の物と同型で、試験的に運用された後に地球連邦軍で制式採用された。
このバズーカにはガンダムF91のV.S.B.R.のビーム可変速機構が採用されているらしい。

ビーム・シールド

防御用のビーム兵器。
左腕に装着されている。

バズーカ

34話で使用していたバズーカ。
νガンダムのニュー・ハイパー・バズーカと見た目は同じ。
機体サイズに合わせてか、それよりは小型となっている。


【原作の活躍】

原作中盤にシュラク隊のガンイージを改装したものがザンスカール本国を急襲、防衛に出たゾロアット部隊を圧倒する。
シュラク隊がVガンダムヘキサに乗り換えたあとはオデロ・ヘンリーク、トマーシュ・マサリクが搭乗し活躍する。
オデロ機はエンジェル・ハイロゥ攻防戦においてカテジナ・ルースのゴトラタンに撃墜される。


【搭乗者】

オデロ・ヘンリーク

CV:中田 雅之 / 福島 潤(代役)

リガ・ミリティアに参加している子供たちのリーダー的存在。
喧嘩ッぱやくお調子者でウッソ・エヴィンとも取っ組み合いの喧嘩を浴していたが面倒見は良く、ウッソのことをよく気にかけており戦闘でも対空砲撃などで援護していた。
途中からガンブラスターに搭乗し、トマーシュ・マサリクとコンビを組んでウッソを援護していた。
最初の頃は落とされない事に必死で援護どころではなかったが、経験を重ねるうちに腕を上げていき、ホワイトアークやウッソの危機を何度も救っていく。
最終決戦時にはエンジェル・ハイロゥに潜入したウッソの居場所を感じ取るなどNT的素養までみせた。
ハイランドで仲間になったエリシャ・クランスキーに一目ぼれし、何度もアタックして両思いになるが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦においてカテジナ・ルースのゴトラタンに組み付いてウッソを先に進ませるが、エンジェル・ハイロゥの効果で戦意が低下したところをカテジナに撃墜され戦死する。

コミックボンボンで連載された漫画版ではウッソを救うべくエンジェル・ハイロゥに単騎で突撃しウッソを救い出すもガンブラスターが爆散し死亡する。
しかしガンブラスターのビーム・サーベルはエンジェル・ハイロゥの破片と共に浮遊しておりクロノクルと戦うウッソに使用され逆転の布石になる…と本編より印象的な最期を遂げた。


トマーシュ・マサリク

CV:関 智一

太陽発電衛星ハイランドに住む少年。
技術者としての才能があり、壊れたハロの修復のみならず自力でシャトルを作ってしまう程の腕前を持つ。
ハイランドからザンスカールのビッグ・キャノン稼動のための電力を送信させるための人質として連行されていたところをウッソ・エヴィンによって助けられ、以降家族や友人たちと共にリガ・ミリティアに協力するようになる。
当初は父や弟と共に後方支援を担当していたが、途中からオデロ・ヘンリークと共にガンブラスターに搭乗し前線でウッソを援護するようになる。
次々と仲間たちが死んでいく激戦エンジェル・ハイロゥ攻防戦を最後まで落とされる事無く戦い抜いた…はずだが、オデロ撃墜以降最後のエピローグにもなぜか出番が無いため「オデロ共々カテジナに落とされたのでは?」という人もいる。


【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVS.ガンダム

V2ガンダムのアシストとして登場。
V2ガンダムの両脇に2機現れ、出現した時に1発、敵を追尾しながら2発、計6発のビーム・ライフルを発射する。
使用回数も多く、素状態では若干攻撃力の乏しいV2にとって頼りになるお兄さんたちである。

ガンダムVS.ガンダムNEXT

引き続きV2ガンダムのアシストとして登場。

EXVS.

家庭版から敵専用機として登場。
オデロやトマーシュは勿論、シュラク隊のメンバーも登場しているが、いずれもボイスは無し。
ガンイージのBR、ビーム・バズーカに加え、炎上スタン効果のある2連マルチプル・ランチャーを使ってくる。

EXVS.MB

通常状態のV2のアシストとしてVダッシュガンダムと共に登場。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

第10話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第1ピリオドの勝ち抜き戦第6試合にて登場。
リカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェのビームレイピアで頭部を切断されて敗北した。

第12話の第2ピリオドにおいてビーム・バズーカを装備した機体が1カットだけ登場した。

ガンダムビルドファイターズトライ

第16話の第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の準々決勝第3試合でツインテールとビーム・シールドの代わりにオーバーハング・パックとビーム・ライフルと34話で使用したバズーカを装備してガンイージ陸戦タイプ色に塗装されたガンダッシュブラスターが登場。使用者は宮城県代表天山学園のチーム「タイタン」のメンバーのナリタ・ヒカル。
スターウイニングガンダムのスターファンネルを正確に迎撃して牽制し、コアブースターからSD形態への変形を隙と見てサーベルを抜いて接近戦を仕掛けたが、脚部のみリアル形態として顎を蹴り上げられて怯んだ所を両脚でのハイパービームキャノンで撃墜された。
元々ガンイージのMSVとして背中にオーバーハング・パックを追加しただけのガンダッシュイージが存在しており、構成としてはそれと武装以外は同一と言える。

スーパーロボット大戦

『30』ではガンイージが登場せず、最初からガンブラスターとして登場。
自軍にはジュンコ、コニー、ユカ、オデロ、トマーシュが搭乗する5機が加入する。
他のシュラク隊隊員も生存しているが、パイロットとしては登録されず、「シュラク隊一斉攻撃」の演出で登場する。


【余談】

オデロ役は原作アニメでは中田雅之氏が担当していたが、一身上の都合により引退した後に発売されたゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRTS』や『スーパーロボット大戦30』では代役として福島潤氏が担当している。

関智一氏はトマーシュ役が初レギュラーだったが、次回作主人公を演じることになったため、役を引きずらないようにするためにトマーシュの出番がなくなった…という説もあるが詳細は不明。
また、関氏は仕事量が非常に多いため演じたキャラのことをあまり覚えていないそうだが、トマーシュは初めてのレギュラーキャラなので覚えているとのこと。

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最終更新:2023年08月13日 00:51
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*1 サナリィが開発した「ガンダムF90 3号機」にYタイプのミッションパックを装備させたモビルスーツ