ダブルオーライザー

ダブルオーライザー
00 RAISER
登場作品 機動戦士ガンダム00
型式番号 GN-0000+GNR-010
全高 18.3m
重量 75.1t
所属 ソレスタルビーイング
武装 GNビームマシンガン
GNマイクロミサイル
GNビームサーベル
GNソードII
GNソードIII
搭乗者 刹那・F・セイエイ
沙慈・クロスロード
赤ハロ

オーライザー
0 RAISER
登場作品 機動戦士ガンダム00
型式番号 GNR-010
全高 2.5m
重量 20.2t
所属 ソレスタルビーイング
武装 GNバルカン
GNビームマシンガン
GNマイクロミサイル
搭乗者 沙慈・クロスロード
赤ハロ

ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)
00 RAISER GN CONDENSER TYPE
登場作品 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
型式番号 GN-0000RE+GNR-010
全高 18.3m
重量 75.1t
所属 ソレスタルビーイング
武装 GNビームマシンガン
GNマイクロミサイル
GNビームサーベル
GNソードIII
搭乗者 刹那・F・セイエイ


【設定:ダブルオーライザー】

ソレスタルビーイングの太陽炉搭載型モビルスーツ。
ダブルオーガンダムのツインドライヴシステムを完全化する為に、本来支援機としての運用予定であったオーライザーをドライヴ安定用に機能を変えドッキングさせ、ツインドライヴの性能を開放する事に成功した機体。
オーライザーとドッキング後は「ダブルオーライザー」と呼ばれ、ガンダムの名がつかなくなる。
これは本機の存在がガンダムを超えたものである事に由来しており、他の機体とは一線を画す性能を示している。
ただ、この様に戦闘力に目が行きがちではあるが、これまでのガンダムが「武力による戦争根絶を体現するもの」であり、この超越は「武力による戦争根絶以上の何かを体現するもの」になったともとれる。
トランザムバーストなどの事を考えれば、例えば対話による戦争根絶をなすものといった見方もできる。

トランザム発動時の本機は「トランザムライザー」と呼ばれ、機体の量子化やライザーシステムによる調整によって、長さ最大約1万kmの巨大ビームサーベル(ライザーソード)を発生させることが可能。
ツインドライヴが純粋なイノベイターの脳量子波と連動した際には「トランザムバースト」と呼ばれ、第三者同士の意志疎通、絶命者の蘇生、細胞侵食の停止などこの世の機体とは思えない未知なる現象を起こした。
また、機体を量子レベルに分解して別の位置に再構築する『機体の量子化』は後のダブルオークアンタに搭載された量子テレポートの雛形ともいえる機能。
当然、本来は想定されていないものだったが、刹那・F・セイエイが無意識に機体の被弾と同時に発動し、敵の虚を突き逆転のきっかけを作った。
この様に従来のMSとしては規格外の機体性能を持っている。


【設定:オーライザー】

ソレスタルビーイングのメカニックスタッフが開発したガンダム用支援戦闘機。
本来はダブルオーガンダムの支援機として開発が進められていたが、完成したダブルオーのツインドライヴシステムが単独での安定稼動に至らず、その結果オーライザーもダブルオーのツインドライヴシステム制御機という形で実戦で運用されることになった。
当機はGNドライヴを搭載しておらず、大型コンデンサーに00ガンダムから粒子の供給することにより稼動する。
当初のパイロットはラッセ・アイオンであったと思われるが、トレミーの砲撃兼操縦士である事もあって辞退した為、パイロットが未定となっていた所をソレスタルビーングに保護されていた民間人の沙慈・クロスロードが偶発的に搭乗する事となった。
経験不足のパイロットをサポートする為、赤ハロを搭乗させる事でドッキングなどサポートに成功している。


【武装】

GNビームマシンガン

オーライザーのサイドバインダーの内側に2門が内蔵された速射式のビーム砲。

GNマイクロミサイル

オーライザーのサイドバインダーの外側に発射管が8門が装備されている小型の実弾兵器。

GNビームサーベル

腰部に2本マウントされている近接戦闘用のビーム兵器でGN粒子で形成された刃で敵を溶断する。
刀身の長さを調整する事で投擲用のGNビームダガーとしても使用可能。

GNソードII

ガンダムエクシアのGNソードを発展させた実体剣。
技術の進歩により小型化され、GNソードの欠点であった取り回しも良くなっている。
GNビームライフルやGNビームサーベルとしての機能も有している他、2本の柄を連結させる事で「GNツインランス」としての使用も可能となっている。

GNソードIII

イノベイターとの最終決戦において装備された実体剣。
GN粒子の運用効率を上げたクリアグリーンの新素材を使用する事で切れ味を増している他に、ライフルモードは銃口が3連装になった事により集束・連射・拡散の使い分けが可能となっている。

ライザーソード

トランザムライザー時に使用可能な超大型ビームサーベル。
エンプラスのGNフィールドを貫き、戦艦や衛星兵器を一刀両断できるなどその威力は絶大であるが、粒子消費量も桁違いであり、ダブルオーガンダムの出力に合わせたGNソードIIではライザーソードの出力に対応できずに一度使用すると行動不能になってしまう。
ライザーソードの出力に対応する為に設計されたGNソードIIIではそれのみでライザーソードを形成可能となり、威力と粒子消費量を抑えることで運用効率を上げる事に成功している。


【原作の活躍】

ラグランジュ3でオーライザーを受領直後、沙慈・クロスロードはアロウズの奇襲により負傷したイアン・ヴァスティからオーライザーを託されダブルオーと合流。
アロウズと交戦中だったダブルオーガンダムとドッキングに成功し、ダブルオーライザーとなって、ようやく真の意味で完成した。
ドッキングしてからはその高機動とハイパワーで次々アヘッドやジンクスを撃破。
トランザム発動後は更なるパワーを発揮し、GNソードIIのビームサーベルモードで小惑星をぶった斬ったり、量子化によって攻撃を回避したりと獅子奮迅の活躍を見せ、ガラッゾ(ブリング機)、ガデッサ(リヴァイヴ機)など計10機ものMSを撃墜した。
その後、メメント・モリ攻略戦ではガデッサ(ヒリング機)を翻弄、アリー・アル・サーシェスのアルケーガンダム、ミスター・ブシドーのスサノオを圧倒、果てはライザーソードによる衛星兵器メメントモリへの直接攻撃、トランザムライザー状態では未知の現象を引き起こし、刹那を真のイノベイターとして覚醒させるなど他のガンダムとは一線を画した性能を発揮、ガンダムの名を超えた機体として恥じない活躍を見せた。

リボンズ・アルマークの駆るリボーンズガンダムとの最終決戦では、ツインドライヴを持つ機体同士互角の戦いを繰り広げる。
量子化によるカウンターでリボーンズガンダムに大ダメージを負わせるものの、反撃により左腕を切断されて片方のGNドライヴを奪われてしまい、ダブルオーライザーは実質上戦闘不能になった。

イノベイターとの最終決戦後に機体が修復されたがGNドライヴ2基を失っており代用に貯蔵タンク(大型GNコンデンサー)を装着した。
技術発展によりコンデンサーの性能もこれまでよりアップしているため、短時間ではあるがトランザムバーストが出来るほどの粒子を持っている。

西暦2314年ではELSの来襲に搭乗するが、刹那がELSの発する脳量波の干渉を受けて戦闘が困難になり窮地に陥るもティエリア・アーデの救援によりこれを回避した。
火星付近でのELSとの交戦時にはトランザムバーストにより対話を試みるも、刹那自身がその情報量を受け止めることが出来ず脳に異常をきたし、その隙にELSに機体を侵食をされてしまう。
マイスター達とソル・ブレイヴス隊の活躍により間一髪で刹那は救出されたが、機体はセラヴィーガンダムIIの自爆により大破する。

恐らく赤ハロも運命を共にしたものと考えられるが、レグナントに貫かれたガンダムスローネドライに積まれていたHAROが無事だったことを考えると、もしかしたら無事であるかもしれない。
とはいえ戦場が火星付近なのでソレスタルビーイングによる回収は困難だろうが(2期までの間にリボンズによりソレスタルビーイングの監視者や資金提供者などが始末され、残った資金もクアンタ製造に充てたため)。

介錯氏のコミカライズ版ではGNフラッグ(CB機)の代わりにマントを纏った姿で搭乗したり、最終防衛ライン戦でELSジンクスIVに代わってELSが本機に擬態した「ELSダブルオーライザー」が登場した。
劇場版の初期案として考案されていたようだが諸事情により没となっていたものを逆輸入したものだと考えられる。
ちなみに劇場版でのグラハムの台詞「しかし、相手がガンダムタイプとは…!」もその名残らしい。


【搭乗者】

刹那・F・セイエイ

CV:宮野 真守

ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。
アロウズとの戦いの中で、連邦を裏から操るイノベイターとそのリーダーであり自分を救った0ガンダムのパイロットであったリボンズ・アルマークの存在を知り、再び世界を人の手に委ねる為に彼等を駆逐しようとする。
夢の中でニールと出会い、刹那は「自分自身を変革する」意志を固め、ダブルオーライザーのツインドライヴが放つGN粒子の影響で純粋種のイノベイターへと変革をした。
最終決戦でリボンズ・アルマークの駆るリボーンズガンダムとの死闘の末相討ちとなり、GNドライヴを片方奪われるが、スメラギ・李・ノリエガの機転により射出されたガンダムエクシアリペアIIに乗り換えリボンズが乗り換えた0ガンダムとの再びの一騎打ちの末に勝利する。
最終決戦後は世界を見守るためにトレミーと共に宇宙へ上がっていった。

西暦2314年においても融和政策に路線を変えた連邦政府に配慮し、ガンダムを使用せずに局地的な紛争へ秘密裏に武力介入を続けていた。
純粋種のイノベイターとして完全に覚醒したが、自分自身の変化に戸惑っていて、周囲にそっけない態度をとることも多く、フェルト・グレイスからは「あの頃に戻ったみたい」と言われていた。
また、ELSの襲来に際しては彼らからの脳量子波への干渉を受けてしまい、戦闘行為に支障の出る場面も見られた。
ELSに対しトランザムライザーのトランザムバーストで対話を試みたが、ELSから送られた大量の情報に脳が耐え切れずに脳細胞を損傷、昏睡状態に陥ってしまう。

【原作名台詞】

  • 「破壊する、俺達が破壊する!俺たちの意思で!!」
    • 第36話(2ndシーズン第11話)から。ダブルオーがオーライザーとドッキングした事により、ツインドライヴの稼働率が100%に到達。刹那はこの力で世界の歪みを破壊出来ると確信した。

  • 「兵器ではなく、破壊者でもなく…俺と、ガンダムは変わる!!」
    • 第44話(2ndシーズン第19話)から。トランザムライザーの力で、戦場で再会した沙慈とルイスに会話の場を設けるが…

  • 「俺は…生きる。生きて明日を掴む! それが、俺の戦いだ!」
    「生きる為に戦え」
    • 第47話(2ndシーズン第22話)から。
      ブシドーとの決闘に勝利し、トドメを刺せと迫る彼を諭す。「生きる為に戦え」という言葉はブシドーだけでなく沙慈の心も動かした。

  • 「みんなの命が消えていく…そんなこと、させるかぁぁぁ!」
    • 第49話(2ndシーズン第24話)から、イノベイド軍の猛攻で劣勢になっていくソレスタルビーイングを見た刹那は叫ぶ。
      そして、トランザムバーストが発動した。

  • 「そうだ…未来を創る為に…俺たちは…変わるんだぁぁぁ!」
    • 同上。トランザムバースト発動中の台詞。刹那が純粋種のイノベイターとして覚醒していく…

  • 「貴様が行った再生を、この俺が破壊する!」
    • 最終話(2ndシーズン第25話)から、VSリボンズでの台詞。
      2ndシーズンのキャッチコピーである「その再生を破壊する」を意識している。

  • 「ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ、未来を切り開く…!!」
    • GNドライヴと0ガンダムを手に入れて再起を図ろうとするリボンズの前に姿を現して。
    • エクシアでのファーストシーズンで初めての武力介入開始時に言っていた台詞の最終決戦ver.で、エクシアの構図も一話と同じように現れている。機動戦士ガンダム00のはじまりの機体同士による最終決戦となった。


沙慈・クロスロード

CV:入野 自由

ソレスタルビーイングに関係した事件に巻き込まれた民間人の青年。
西暦2307年時はユニオン経済特区の日本に住む、戦いとは全く無縁のごく普通の学生であったが、ガールフレンドのルイスがソレスタルビーイングのガンダムによる攻撃で親族全員と右腕を失い、更にはソレスタルビーイングを追っていた姉の絹江も何者かに殺されてしまう。
なお、彼の住むマンションの隣の部屋には刹那が引っ越して来ており、絹江が作った筑前煮を渡したことで交流を持っていた。

西暦2312年にはルイスの願いと宇宙で働くという自身の夢をかなえる為にコロニー建造の現場で働いていたが、同僚を反連邦組織カタロンの構成員と知らずに庇ってしまい誤認逮捕され、強制連行されてしまう。
連行された先の強制労働コロニー・プラウドにて行われたアロウズによる収容者虐殺中に刹那と再会をするが、その時にガンダムエクシアリペアとそれに乗り込む刹那を見て彼がソレスタルビーイングのメンバーと知る。
最初はルイスや姉のことから彼らを認めることが出来なかったが*1、戦いに関わりたくないあまり、カタロンの基地からから逃げ出したことで結果的にカタロン秘密基地の位置を本人も取調べを行ったセルゲイも知らなかったとはいえアロウズにリークしてしまう。
その結果、カタロン基地を壊滅させてしまい、ティエリアから「自分も加害者である」という事を突き付けられ、犯した罪を滅ぼす為にソレスタルビーイングに協力・同行をすることとなり*2、その中でソレスタルビーイングのメンバーの人間性を知り、少しづつ認めていくようになる。
ラグランジュ3の戦闘中に重傷を負ったイアンの「仲間を守れ」の言葉でイアンをアニューに任せて赤ハロと共にオーライザーに搭乗する。
無事に届けてダブルオーとドッキング、ダブルオーライザーに合体したはいいがその戦闘中に戦場に存在する者の声が聞こえる現象が起き、アロウズのMSアヘッド・スマルトロンにルイスが乗っていることを知る。
その後は刹那の励ましもあり*3、最後は刹那の言葉を信じオーライザーの正規パイロットとしてルイスを取り戻すために自ら戦う道を選ぶ*4
最終決戦時は大型MSレグナントに搭乗したルイスに殺されかけてしまうものの、両人とも間一髪のところで刹那が救出、紆余曲折あったが無事にルイスをよりを戻し戦後は病院で入院中のルイスと共に世界の行く末を考え、穏やかに暮らしている。
トレミーにいたころは、罪滅ぼしもありイアンの手伝いで最新のテクノロジーの塊であるガンダムの整備も行っていた。
そのため、イノベイターとの戦いが終わるころには整備士としてもかなり優秀になっていると思われる。
しかも、純正太陽炉及びツインドライヴに触れた人物という希少な人材*5でもあるので、職さえ選ばなければ今後は沙慈が就職に困ることはないだろう。

【原作名台詞】

  • 「あの子供達も、君達の犠牲者だ…君達が変えた世界の…」
    • カタロンの基地に保護されている子供たちを見ていた刹那に向かって言った言葉、まさかその直後自分がその子供達を危険に晒すとは思っていなかったようだ。

  • 沙慈「僕達は分かり合う事で未来を築くんだ!そうだろ!?ルイス!」
    ルイス「その未来を奪ったのはソレスタルビーイングだ!戦争を仕掛けたのも、世界を歪めたのも!」
    • 沙慈による渾身の説得。結局通じずに殺されかけたが…


赤ハロ

CV:高山 みなみ

ソレスタルビーイングの独立AIペットロボット型端末。
ソレスタルビーイングに保護された沙慈・クロスロードに渡され、オーライザーのサポートも行っている。


【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVSガンダムNEXT PLUS

コスト3000GPの高機動万能機で、パイロットは刹那と沙慈。
グラフィックにはないが沙慈のボイスは収録されている。
射撃重視のGNソードIIモード、格闘重視のGNソードIIIモードを使い分けながら戦う。
性能は赤ロック圏内なら苦手距離は無いと言えるほどで、ソードII、IIIの切り替えであらゆる状況に対応可能。
ただしIIの時は格闘の判定は優秀だが伸びが絶望的、着地を取ったつもりが相手の目の前でストップすることが誇張無しに良くある。
IIとIIIの切り替えは特殊射撃、IIからIIIに変える場合は後格闘でも行える、特殊射撃は普通にその場で換装し後格はソードIIを連結させて投げる。
当たればスタンさせて距離次第ではそのまま格闘を叩き込めるのでIIからIIIに切り換える場合はこちらがオススメ、ただしもちろんモーション中は足は止まるので着地狩りや闇討ちで使うべし、ロックされてるなら普通に特射で換装しましょう。
特殊格闘はエクシアやリボーンズガンダムにも搭載されているトランザムシステム、前述2機との違いは終了時に被ダメ2倍効果の硬直が無いこと(しかし、一瞬だけダウン値が増える)と使っても再リロード可能なこと。
ただしシステム起動時にくるっと一回転してポーズを取るのでロックされてない時にこっそり起動させよう。
トランザムライザーでは特定の条件を満たせば相手の攻撃を量子化で回避することが可能、ただし量子化を使うとトランザムゲージが一気に減ってしまう。
さらにトランザム中にはGNソードIIは覚醒Z以上の太さと長さを誇るライザーソードまで使うことができる、IIIはエクシアでお馴染みのサーシェス斬りでロック変えサーシェス斬りも可能。
サーシェス斬りには量子化効果も付いてるのでエクシアよりは強気に振っていける。もちろんタイミングと状況を見極めて使わないと普通に回避されて手痛い一撃をもらってしまうが…。
エクシアと異なりデメリットがない…と思われていたが解除した瞬間はダウン値が他の機体より増えているとか。
唯一の欠点は盾がないこと。

NEXT PLUSモードで、武装のリロード速度が上がるスキル「クイックリロード」を使用すると、文字通りリロードが超高速になるので、かなり長い時間トランザムができる。

EXVS.

今作からダブルオーガンダムの時間制限付きの換装形態としての登場となる。
覚醒時には強制的にトランザムライザー(GNソードIII装備)状態となる。
ライザー時の性能は強力そのもので、少し太いBR、下りテクと押し付けを兼ねた移動撃ちゲロビ、軽快なブースト容量、片追いを演出する打ち上げ特殊ダウン付きの格闘等、単騎での活躍と仲間への貢献がセットになった各種武器が強み。
さらにトランザムライザー時の機動力はすさまじく、量子化による無敵時間も加わって隙が大きく減る(量子化には覚醒ゲージが減ってしまう欠点がある、つまり覚醒時撃墜の保険になるが下手したら覚醒無駄打ちという事態になる)。
ただし、通常時の性能はコスト2000程度しかないため、いかに通常時を凌ぎ、安全な場面から換装し、その間にリードを作るかという「自身の理想的な流れに引き込む」戦略性があり、原作での純粋種並みの力を要求される玄人向け機体である。
余談だが本作の本機は無限トランザムを初めとしてやたらとバグが多く、「バグルオー」と呼ばれたことも。
そしてアーケード版では唯一のボス機体のレグナント(勿論パイロットはルイス)と沙慈の非常に長い掛け合いがある。その長さは時間設定が短いと最後まで聞き切れないほど。

EXVS.FB

ダブルオーガンダム、ダブルオーライザー共にメイン1発増加、アシストにアリオスに加え新たにセラヴィーを呼び出せるようになり、ダブルオーライザー時のサブがダブルオーガンダム時と同様のサーベル投擲に変更された。ミサイルは格闘CSに。
ライザーの回転率など全体的に強化されており、前作とは異なり他3000とも十分渡り合える性能になった。特にライザー時の後格のGNソードII投擲は発生がかなり早くなっており、メインからのキャンセルが出来るのもあり、かなり頼れる武装になった。
その他、グラフィックがMG準拠に変更。
トランザム使用時は前作の赤熱しているような状態から機体の色自体が赤く発光しているようなものに変更。

EXVS.MB

3000コストで続投。主力の一つだったダブルオーライザーの後格などに下方修正が入ったが、それよりも最大の強化として、耐久力300以下でバンシィと同じように永続ダブルオーライザーになる仕様となった。
新システムのドライブの恩恵を確実に生かせ、半覚のタイミングも考えると落ちるまでの8割前後を換装状態で戦える。ドライブ自体との相性も良好で、特にSドラ時のメイン連射は極めて強力。
シリーズを通して使ってきたプレイヤーにとっては更に最後まで粘れる機体となった。

EXVS.FORCE

追加機体として参戦。削除された武装は特射のアシストのセラヴィー、アリオス呼び出し。
エクシアやゴッド、マスター同様耐久値が少なくななると覚醒状態になり無限にトランザムライザーになれる…なんてことは流石にあるわけなく、体力が少なくなると一度だけ強制的にトランザムライザーになるようになった。
トランザム時間もそこそこ長く、他作品と違い粒子化してもトランザム時間が減少することもないため生存能力も非常に高く、トランザム終了時にはダブルオーライザーのリロードが完了しているだろう。
トランザムは覚醒ではないため、格闘のダウン値軽減はなくBD格出し切りでバウンドせずに強制ダウンする。おまけに粒子化してもゲージは減らないため敵にすると非常にしぶとい。
結果として、他の多くの機体と違って少し手の込んだ機体になったといえる。

EXVS.MBON

永続ライザーが削除されたが、ライザー時後格がFB同様虹ステ出来るようになった。
そして何より、生ダブルオー時の格闘がすべて変更された。どれもカッコイイだけでなく、カット耐性や吹っ飛ばし性能も大幅に上昇したので、生ダブルオーは大幅に強化されたといえるだろう。総合的にはかなりの弱体化だが。
ライザーの回転率はFBより悪化したためより丁寧さが求められる。

EXVS.2

ダブルオーのサブがエクシア同様のメインキャンセル付きの大きく動きながらのサーベル投げ、アシストがケルディムの狙撃かアリオスのBD格による格闘に、空いてた格闘CSに射撃ガードかつ格闘にキャンセル付きの高速突進が追加。
ライザーはEXVS以来のミサイルがサブに移動。レバー入れで打ち分け可能かつ弾速誘導も強化、これまでの格闘射撃派生のゲロビが単独で追加。横、前格がそれぞれ優秀な新規格闘に、さらに格闘CSにスーパーアーマーの切り抜けが追加。トランザムライザー時は量子化で即座に姿を消しながら攻撃と同時に突然現れるという超性能となっている。
全体的に性能が高くこれまでEXVSのバグまみれのくらいしか目立たず影が薄かったがこれまでのうっ憤を晴らすがごとくの高性能を誇っている。
というかどの形態も高性能すぎたためアップデートにてダブルオー時の性能とライザー時のミサイルが下方修正された。

EXVS.2 XB

MBのように耐久が一定値を切ると常時ダブルオーライザーになれるようになった。
代わりにドッキングがカウント0からスタート、全方位ガードがトランザムライザー限定になる、ケルディムが狙撃からライフルビットになどの弱体化を受けた。

EXVS.2 OB

ダブルオーライザーへの換装コマンドが特格から格闘CSに変更され、アシストが特殊格闘に移動。結果として任意解除は出来なくなった。
また、新たに高火力の後派生が追加され、X字切りが前格派生になり、非覚醒時でも使用可能になった。
アシストは初代EXVS以来のアリオス単独になったが、覚醒中1回だけヒリングのガラッゾを葬った連れ去り攻撃に変化する。MBONまでと異なりプレイアブルで変形したときのアーチャーアリオスになっている。
GNミサイルは格闘CSに移行したが、覚醒中は量子化斬り抜けに変化する。

稼働初期は耐久値がなぜか前作の650のままであり、今作の水準である640組とも660組とも異なる中途半端な数値だったが、アプデにより700と大幅に増加。永続強化のラインも上がっている。


【勝利・敗北ポーズ:NEXT】

勝利ポーズ

通常時:一回転して、アイカメラとブレード基部が光る。
トランザム発動時:両手を横へ広げ、粒子を散布する。トランザムバースト時のポーズ。勝利時のモードが反映されている。

敗北ポーズ

武装を持ったまま、片膝を突きうなだれる。
その際、ツインドライヴがオーバーロード状態となっている。(つまり煙が出ている)

【勝利・敗北ポーズ:EXVS.】

勝利ポーズ

00R時:両手にGNソードIIを掲げてバンザイ!
  • 原作内の合体時決めポーズに近い
TR時:GNソードIIIを前へ構える、内股なのと左手の形の影響で女の子っぽく見える…

敗北ポーズ

00R時:左腕、右脚、頭部を失った状態で宙に浮いている
  • 原作でリボーンズガンダムと相打ちになったときの再現。ただしドライヴは付いている
TR時:トランザム状態で佇んだ後、量子化して消え去る

【勝利・敗北ポーズ:EXVS.FB~EXVS.MBONまで】

勝利ポーズ

基本的には前作と同様に加えて、アシスト使用時のバージョンが追加
00R時:GNソードIIIを構えた00Rとセラヴィーで並ぶ(00時とポーズは同じ)
TR時:TRになっている以外は00R時と同じ

敗北ポーズ

前作と同様


【その他の活躍】

スーパーロボット大戦

初登場となる『第2次Z再世篇』ではウイングガンダムゼロの開発者5人もソレスタルビーイングに関連する人物で、その上ゼロシステムもイオリアが考案したもので本来は一つの機体にツインドライヴとゼロシステムの両方を組み込む機体になっており、ウイングゼロと事実上の兄弟機*6となっているというクロスオーバーを果たした。
もしその初期案が実現していたらゼロシステム*7の見せる未来をトランザムバーストで意識共有するという対話どころではない惨状になる可能性もあっただろう。
基本性能は勿論MS筆頭級に高く、ストーリー上アロウズと交戦する機会も多いため刹那の固有スキル「太陽炉及びガンダムタイプに対する最終ダメージアップ」とあわせてかなり強力。
ただし、MS系でもこれが通用しない強敵も存在する。

劇場版名義で参戦する場合は粒子貯蔵タンク型として登場するが、あくまでクアンタの前座なので性能は控えめ。
一部作品ではクアンタ登場後も使用することは出来るがよっぽどのこだわりがなければ素直にクアンタを使おう。

沙慈がオーライザーのパイロットとして登場した『第2次Z再世篇』では前作『破界篇』の時点でトリニティの攻撃でルイスが負傷した際に刹那も巻き込まれていた事を知っていた事や、原作における刹那の「(ルイスを取り戻すための)お前の戦いをしろ」という言葉が足りないものではなく「戦いは自分がやるからツインドライヴの制御にだけ集中しろ。お前は戦ってはならない」という沙慈への気遣いの言葉もあってか刹那との関係も改善されており、相棒としての側面も強くなっている。
なお、1stから2ndシーズンまでの間が1年だったため劇場版に移行した続編でも原作と異なりまだ十代であり、アナハイム工業専門学校へ転校してバナージ達と同級生となった。
『OE』ではボイスを『第2次Z』から使いまわしている関係で刹那以外のマイスターが出てこない中、ミスター・ブシドーと共に登場する。
他のNPCとしてのみ登場する作品でも毎度存在感を見せている。

ガンダムトライエイジ

ダブルオーガンダムは第1弾から参戦していたが、ダブルオーライザーは5年後くらいに登場した。


【余談】



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最終更新:2024年03月08日 22:50
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ヘルプ / FAQ もご覧ください。

*1 ルイスをめぐる誤解は解けている

*2 このまま基地にいたら沙慈が原因だとばれた際に危ないので、というティエリア達の気遣いでもある。

*3 最初は感情的になったり自分のいる場所じゃないとオーライザーで逃げ出そうとしたりしたが、カタロン基地での出来事を思い出して思いとどまった

*4 ただし攻撃したのはルイスが自分ごとダブルオーを討とうとした際に来たガガを迎撃した時くらい

*5 ガンダムキュリオスの太陽炉は連邦に渡っていないため、ソレスタルビーイングを除いたら唯一の人間である。

*6 ウイングゼロの略称である「W0」はダブルオーとも読め、ダブルオーの略称である「00」はダブルゼロ→W0とも変換できる

*7 未来を予測できるが自分の死の可能性なども見せるため強靭な精神力がなければ暴走、最悪死ぬ