リゼル

リゼル
ReZEL
登場作品 機動戦士ガンダムUC
型式番号 RGZ-95
全高 20.5m
重量 25.8t
所属 地球連邦軍
武装 バルカン砲
グレネード・ランチャー
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
メガ・ビーム・ランチャー
シールド
搭乗者 リディ・マーセナス

リゼル(隊長機)
ReZEL COMMANDER TYPE
登場作品 機動戦士ガンダムUC
型式番号 RGZ-95C
全高 20.5m
重量 27.0t
所属 地球連邦軍
武装 バルカン砲
グレネード・ランチャー
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
メガ・ビーム・ランチャー
シールド
搭乗者 ノーム・バシリコック


【設定】

地球連邦軍初の可変量産型モビルスーツ。
リ・ガズィに代表されるRGZシリーズ、所謂Zガンダム系列機ながらジム&ジェガン系でもある機体であり、名称は「リファイン・ゼータ・ガンダム・エスコート・リーダー(Refine Zeta-Gundam Escort Lerader)」の頭文字の略称に由来する。
グリプス戦役時にエゥーゴで開発されたMSZ-008 ZII(ゼッツー)の設計をリファインしており、上半身の変形機構はZガンダムを踏襲しているが、脚部とバックパックの変形や変形後のシルエットはΖIIと同様にメタスの方式を取り入れて生産性と操縦性を向上させている。

元来可変機は構造の複雑さとコストの増加、Z系列機は更にピーキーな操作感によって量産化が困難であったが、上記の工夫に加えてジェガンと共通の部品を一部採用して更なるコストダウンを実現し、推力リミッターの設定と新型OSによるコントロールサポートによって操作性も幾分緩和させた事で新兵でも難なく扱える機体となり、ジム&ジェガン系としても初の可変MSとなっている。
ただ、性能を発揮するにはMA・MS両方の使い分けをしないといけないため、非可変型のような単純さ(使い勝手の良さ)は持っていない。

ウェイブライダー形態時にはスラスター推力に余裕ができるため、他のZ系列機と同じく味方機を機体上部に乗せることでサブフライトシステムとしても運用が可能で、宇宙でMSを牽引するためのグリップも備わっている。

指揮官機及びエースパイロット向けにC型(コマンダータイプ)が存在しており、こちらは通常機に存在するリミッターを解除し、パーツの高品質化と主翼の追加により高い性能を発揮する他、センサーの色も赤から緑に変更されている。
ドゴス・ギア級宇宙戦艦ゼネラル・レビルに配備された機体は機体色がオレンジと茶色がかったグレーに、センサーが黄色となり、C型に相当する仕様となっている。
また漫画版のバンデシネでは専用の追加装備が登場しており、ミサイルを多数追加し、ハイパー・ビーム・サーベルを追加した「ディフェンサーユニットa装備」や、メガ・ビーム・ランチャーを二門搭載可能にしている「ディフェンサーユニットb装備」が登場している。うちディフェンサーユニットb装備はゼネラル・レビル配備機としてアニメにも登場した。


【武装】

バルカン砲

60mm口径の機関砲。
頭部に2門を内蔵しており、主に牽制に用いられる。

グレネード・ランチャー

前腕部に2発ずつ装備される実弾兵器。
ビーム・サーベルとの選択式となっている。

ビーム・ライフル

携行式のビーム砲。
Zガンダムの物をベースとしており、銃口からビーム・サーベルを発振させることで「ロング・ビーム・サーベル」としての使用も可能。
ジェガンのものを装備していた機体もいた。

ビーム・サーベル

前腕部に装備される近接戦闘用ビーム兵器。
グレネード・ランチャーとの選択式となっている。

メガ・ビーム・ランチャー

機体の全長を上回る長距離射撃用高出力ビーム兵器。
オプション装備となっており、装備の際には背面ユニットに接続される。

シールド

本機専用の防御用装備。
先端にビーム・キャノンを内蔵している他、ブレードで打突も行える。

ビーム・キャノン

シールドの先端に内蔵されているビーム兵器。
ウェイブ・ライダー形態時にはメインウェポンとして機能する。


【原作の活躍】

物語冒頭でロンド・ベル所属機がガランシェール隊のギラ・ズールと戦闘、数の有利とパイロットの技術差もあり撃墜。
続くインダストリアル7内での戦闘でクシャトリヤが相手だったためリディ機を残して壊滅してしまい、挙句撃破された際に大爆発を起こしてインダストリアル7に大穴を空けてしまったり流れ弾でバナージ・リンクスの友人達を殺害してしまったりと(パイロットに非は無いが)散々な結果となった。
唯一リディ機はMSの撃破に巻き込まれかけたオードリー達を救い、ネェル・アーガマまで護衛して無傷で帰還した。

続く暗礁宙域での戦闘では3機のリゼルとスタークジェガン1機の1個小隊が出撃。今度の相手はシナンジュであり、1機は射出中にビームの直撃を受けカタパルトを巻き込んで爆散。
隊長機は被弾したリディから注意をそらすためロングビームサーベルで突撃したが、根元を受け止められてしまいそのままサーベルを破損させられて機体を両断、コックピットを串刺しにされて撃破。
リディ機も脚部に被弾したがユニコーンガンダムの介入もあり、無事に生き残り帰還した。
しかしユニコーンは鹵獲、リディ機以外は撃墜、残ったリディ機も脚部破損とやはり散々な結果となってしまった。

EP3ではラプラス残骸付近でロトを牽引したが、それが原因で襲撃への対応が遅れている。

EP5最終盤、そしてEP6序盤ではゼネラル・レビル配備機がジェガンと共にネェル・アーガマとガランシェールに大部隊で襲い掛かるが、先鋒隊はローゼン・ズールによって瞬殺(全機中破)させられ、母艦の護衛部隊もシナンジュによってジェガンが1機喪失し残りの機体も半数は損傷を負っている。しかし、手加減されていたのでパイロットに死者は一人も出ていない。


【搭乗者】

リディ・マーセナス

CV:浪川 大輔

地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロット。
階級は少尉で、ネェル・アーガマに配属。
名門政治家一族の長男でありながら、その出自を嫌ってパイロットの道を志す。
何かとお坊ちゃん扱いされがちだが、MSの操縦センスにかけては確かな物を備えている。

OVAEp1では撃墜されて倒れるMSに巻き込まれかけたタクヤ・イレイ、ミコット・バーチ、オードリー・バーン、ハロをギリギリのところで救出し、ネェル・アーガマに運んだが台詞は無かった。
Ep2では、序盤オードリー達をユニコーンのコックピットへのアンロックに誘ったりした。
暗礁宙域での戦闘ではネェル・アーガマ最後の戦力として1個小隊で出撃、しかしたった1人を相手に技量・性能のすべてで圧倒されてしまい部隊は壊滅、ユニコーンの介入が無ければ彼も撃墜されていたという状況であった。
その戦闘後にはオードリーに対して半ば八つ当たりのようなことを言ったが、そのやりとりの中で彼女が袖付きとは別に一人で行動を起こした理由を聞き、一人の連邦軍パイロットではなく「リディ・マーセナス」ができることを考えるようになる

【原作名台詞】



【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS

ユニコーンガンダムのモビルアシストとして参戦。
アーケード版のジェスタから同性能のまま変更された。

EXVS.シリーズ

デルタプラスの武装アシストとして登場。
2機出現し、同時にBRを3発撃つ。
ジェガンD型と似ている攻撃だが、こちらの方が発生が早く、誘導も優れている。
(最近は専売特許ではなくなっているが)デルタプラスの最大の長所、アメキャンの要。

また、隊長機ともどもCPU専用機としても登場。

GVS.

一般機がプレイアブル機体として参戦。
パイロットはリディだが、劇中では搭乗していないトライスターの面々も乗せ替え可能。
射撃兵装が充実しており、設定上使える武装はバンシィ・ノルンに対して使用したジェガンのビーム・ライフルも含めて全て使える。
EXVSシリーズのフルアーマー・ユニコーンガンダムとほぼ同じ性能のメガ・ビーム・ランチャーも使えるが何故かビームの色が赤からピンクになっていたり、Zや百式と同系かつデルタプラスと同型のビーム・ライフルなのに常時リロードだったりしている。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常:ローリングしながらビーム・ライフルを構える
格闘時:ビーム・ライフルをロング・ビーム・サーベルモードにして構える

敗北ポーズ

両腕を失った状態で漂っている


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズトライ

第1話アバンでの宇宙戦でセンサー類の色が緑の一般機が登場。
デナン・ゾンデスアーミージェスタマグアナックユニオンフラッグハイザックリ・ガズィ・カスタムバーザムビルゴリグ・シャッコームラサメ、バリエント、ゾロアットと共にアクシズ内でザクIIIとホシノ・フミナのパワードジムカーディガンを迎撃した。

スーパーロボット大戦

初登場の『第3次Z時獄篇』ではリディの他にカミーユの初期機体としても登場。
ゼネラル・レビル仕様機は敵として登場し、WR形態がデフォルトとなっている。


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最終更新:2023年08月13日 16:01
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