グフフライトタイプ

登場作品 機動戦士ガンダム第08MS小隊
形式番号 MS-07H8
所属 ジオン公国軍
主なパイロット ジオン一般兵
主な装備 3連装35mmガトリング砲、シールド、75mmガトリング砲、ヒートソード


【設定】

グフから発展して地上での単独飛行を実現したMS。
MSの地上での航続距離の短さを克服するため、機体そのものに飛行能力を持たせる事で解決を図った事から始まっており、MS-07H グフ飛行試験型、MS-07H4 グフ飛行型など数多くの試作と実験を試みたが、十分な飛行時間と安定性を確保できず、グフ飛行型で空中爆発事故を起こして機体とパイロットを失った事で方針が変更され、ドダイYS等のサブフライトシステムによる問題解決と、ホバーに特化させて高機動を実現したドムの開発に繋がった。
その後グフ・カスタムをベースにコンセプトを引き継いで開発が再開され、グフ飛行型より高出力なエンジンを搭載し、脚部にはドムと同様の熱核ジェットエンジン4基を搭載し、姿勢制御翼を装備してようやく安定した飛行能力の発揮とコンセプトの完全実現に至っている。

しかし完成した頃には既に主戦場が宇宙へと移りつつあった事、ドダイYSとの併用で十分な性能を発揮できた事、ドダイYSを使用した場合より飛行時間は短かった事、コストでも優れなかった事から、少数生産に留まったとされる。

ミノフスキー・クラフトでなく熱核ジェットエンジンで半ば強引に浮かし、変形機構を持たないという点では後年のRX-160バイアランの先駆けともいえる。


【原作での活躍】

登場が物語終盤だった事もあり全く活躍していない。
アプサラスIIIを護衛する様に出て来たが随伴する事なくケルゲレンに収容。ケルゲレンがジム・スナイパーに撃墜された後はその破片と共に半壊した状態で落下する様が描かれたが、着陸する事も無くそのままジム・スナイパーに止めを刺された。
小説版ではノリスの搭乗機体はこちらになっている。

ケルゲレンは最終的に連邦軍に撃墜された訳だが、その原因はこの機体だという見方もある。ケルゲレンが武装した本機を収容したことで、事実上の戦闘能力や兵器輸送船としての能力を得てしまった、つまりジオン側が先に約束を破ったという考え方である。
しかし劇中ではケルゲレンの脱出のために一時休戦が持ちかけられていた点から考えても元々ケルゲレンは病院船として認められていなかったと考えるのが妥当だろう。
つまりギニアスによる先制攻撃によって協定が破られた時点で本機の収容に関わらずケルゲレンは連邦軍の攻撃対象となり撃墜されていたと思われる。

ただ、本作のBlu-rayボックスの特典ディスクにて8〜9話にかけての内容として新規収録されたショートフィルム「三次元の戦い」では、マゼラキャノンを持たせた固定砲台のザクII(半壊状態のため照準合わせも目視)による不意打ちの砲撃でカレン・ジョシュワの陸戦型ガンダムをダウンさせた後、08小隊を川の上の鉄橋に足止めするために水面をホバーで疾走・ジャンプして橋を障害物として巧みに利用して翻弄する活躍を見せたが、シロー・アマダのガンダムEz8には装甲の硬さに攻めあぐね、ザクを180mmキャノンで撃破され、ミケルに捨身で動きを見切られた事をきっかけに追い詰められ、最期はコクピットにビームサーベルを突き立てられて撃破された。


【ゲーム内での活躍】

NEXT PLUS

ボスMA、アプサラスIIIのモビルアシストとして参戦。
2機が出てきて、アプサラスの死角をカバーするようにガトリング砲を発射する。

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最終更新:2022年07月30日 19:06
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