シナンジュ

登場作品 機動戦士ガンダムUC
形式番号 MSN-06S
全高 22.6m
重量 25.2t
所属 ネオ・ジオン(袖付き)
搭乗者 フル・フロンタル
武装 バルカン×2
ビーム・ライフル
バズーカ
ビーム・サーベル×2
ビーム・アックス×2
グレネード・ランチャー
シールド
特殊装備 サイコ・フレーム

【設定】

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の総帥、フル・フロンタル大佐の愛機。本機で得られた稼動データを元にユニコーンガンダムが開発されており、ユニコーンとは兄弟機にあたる。
元々"シャアの反乱"の時に起こったサイコ・フレームの共振現象(アクシズショック)を受けてアナハイムが製作したサイコ・フレーム搭載型のMS。偏向型のメインスラスターと全身に配置された姿勢制御用スラスターにより高い機動性と運動性を両立しているのだが、普通の人間の耐G限界を超えており事実上の欠陥機となった。そこを袖付きとアナハイムの裏取引により袖付きに譲渡された(表向きには強奪ということになっている)。尚、輸送にあたっていた連邦軍部隊(クラップ級のラー・デルスとウンカイ)がフロンタルの手によって壊滅させられている。

元からジオン系の外観で設計されたこの機体はサザビーに似ているが、ファンネル等のサイコミュ装備は搭載しない。しかし、ムーバブル・フレームに組み込まれたサイコ・フレームの能力により高いポテンシャルを持つ。これにパイロットのフル・フロンタル大佐の技量も相俟って、作中では無類の強さを誇った。
なお、強奪に見せかけた譲渡、という面では『0083』に登場するガーベラ・テトラと比べられることも多いが、こちらは元々"ガンダム試作4号機(ガンダムGP04:ガーベラ)"をジオン系の外観に改装したもので、シナンジュは強奪後に外観や各種スラスターの推力を改装し、新規に姿勢制御用スラスターを追加したものである。改装前の純白の機体「シナンジュ・スタイン」はPS3版でその雄姿を見る事ができる。

余談だが、デザインを担当したカトキハジメ氏は「ディティールはサザビーよりもHi-νガンダムを意識した」と述べており、全体的なシルエットもHi-νとどことなく似通ったものとなっている。
そのため、シナンジュは第二次ネオ・ジオン抗争早期終結によって凍結された「Hi-νガンダム開発案」を密かに流用した機体なのではないか……と考察するファンもいる。
実際、本機の試作機であるシナンジュ・スタインはツインアイを持つガンダムタイプに近い外見を持ち、機体色も純白となっている。
本編に登場したシナンジュはシナンジュ・スタインの外装をモノアイを持つジオン系に、カラーリングをサザビーと同じ赤と黒を基調とした物に変更、背中に並んで設置されている3×2の6基のメインスラスターを2×2の偏向型メインスラスターに改修し、補助スラスターの推力も引き上げている。

【武装解説】

ビーム・ライフル(重武装メイン射撃、覚醒技)

ゲルググを思い出す銃身が長い専用ビーム・ライフル。オプションで銃身の下部にグレネード・ランチャーやバズーカを装着可能。

バズーカ(重武装サブ射撃)

銃身の伸縮が可能なバズーカ。縮めた状態でシールドやビーム・ライフルに装着可能。
ビーム・ライフルと同じくリア・スカート・アーマーのハードポイントにも設置可能。

ビーム・アックス(重武装各格闘)

シールド裏に2基装備されている。サザビーの物と同様、出力調整でビーム刃を斧状、剣状どちらにも展開できる。
剣状に展開した場合は「ビーム・ソード・アックス」と呼び、この状態で2基繋げると「ビーム・ナギナタ」になる。

シールド裏に装着したまま使うことも可能で、ラプラス残骸内での戦闘や本ゲームの抜刀状態ではこの状態で使用している。

ビーム・サーベル(高機動各格闘)

前腕の装甲部に1基ずつ、計2基内蔵されている。これも前腕に装着したまま使うことも可能で、高機動モードではこの状態で使用する。
ユニコーンのビーム・トンファーの原型。

【原作での活躍】

以下アニメ基準

EP2で初登場。
インダストリアル7を脱出したネェル・アーガマを単機で襲撃(アンジェロ機を含む1個小隊も出撃したがユニコーンガンダムのビーム・マグナムを見るまでは何もしていない)。
圧倒的な機動性とフロンタルの腕によりネェル・アーガマのMS隊を次々と撃破し最後の一人となったリディ・マーセナスも撃墜しかけるが、ユニコーンが出撃したことによりユニコーンとの一騎打ちを開始。
ビーム・マグナムを全弾回避して(この時、流れ弾で後方のギラ・ズールがかすっただけにもかかわらず撃破される)接近戦に持ち込んだところでユニコーンがNT-Dを発動、それでも互角に戦うがリディの介入と二人の連携で脚部を損傷し、後退を始める。
そして深追いをしてきたユニコーンをクシャトリヤが潜む方向におびき寄せ、連携により鹵獲に成功、そのまま撤退した。

EP3では鹵獲されたユニコーンを奪還するために襲撃してきた連邦の作戦により崩壊するパラオからアンジェロ専用ギラ・ズールと共に脱出。その道中、情報通りの位置にいたロト(エコーズ機)を破壊。
その後首相官邸ラプラスの残骸を調査しにきたロンド・ベルを親衛隊と共に襲撃、連邦(エコーズ)のダグザ・マックール中佐を殺害しNT-Dを発動したユニコーンと交戦。
大気圏内での戦闘においてまたもや脚を損傷するがギルボア・サントの犠牲もあり離脱。

それからしばらく物語に姿は見せなかったが、EP5終盤に再登場。ローゼン・ズールと共にネェル・アーガマとガランシェールに攻撃を仕掛けていたゼネラル・レビルを襲撃。
EP6ではEP5に続きローゼン・ズールの露払いの後ゼネラル・レビル&ジェガン部隊を相手取り次々とジェガンを無力化、ゼネラル・レビルにも損傷を与えて無傷で撤退。圧倒的な強さを見せつけた。

EP7では拠点攻撃型MAネオ・ジオングのコア・ユニットとして運用された。

【パイロット説明】

フル・フロンタル

CV:池田秀一

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の首魁。「赤い彗星の再来」と称される謎の男。シャア・アズナブルに似た容姿と声で圧倒的なカリスマを持ち、第二次ネオ・ジオン抗争以来、勢力を失ったネオ・ジオンを立て直した。
外見も声も全てがシャアに似ており、仮面の下には一年戦争最終決戦でシャアがアムロ・レイとの一騎打ちで付けられた物と同じ傷が額にある。
パイロット能力も作中でもトップクラスで、単機で後続機の三倍の速度でデブリ帯を突破(デブリを蹴って加速を繰り返す)、ネェル・アーガマ(所属部隊含めて)を攻撃不能に追い込み、NT-Dを発動したユニコーンと互角に渡り合う、など卓越した操縦技術を見せつけた。
またダグザ中佐との人質交渉にも隙を見せず、逆に箱に関する情報を引き出すなど交渉術にも長けている。

しかし内面は感情的な面が見られたシャアとは異なり、作中でもマリーダ・クルスが殺される可能性が高いことを承知でNT-D発動のために単独でぶつけたり、地球でのジオン公国軍残党達の連邦に対する復讐心や装備の差を知りつつも指揮権を持っていないという理由で暴走する可能性もある襲撃を黙認する、さらにシャアの人類全体の革新を目指した狂気や熱情からも程遠いサイド共栄圏構想等、組織のトップとしては最期まで甘さが残ったシャアと違う部分が多い。
さらに本編ではシャア本人やニュータイプそのものを否定する発言が目立ち、シャアとはもはや別人と言っても過言ではない。だがシャアしか知らない事を知っているなど謎な部分が多いため、アンジェロ・ザウパー以外の隊員ですら存在に畏怖していた。

その正体とその後の展開はネオ・ジオングを参照。

【原作名台詞】

  • 過ちを気に病むことは無い。ただ認めて、次の糧(かて)にすればいい。それが、大人の特権だ(OVA EP2-赤い彗星-)
    • ラプラスの箱に関わるもの(=ユニコーン)の確保に失敗し、それを謝罪したガランシェール艦長スベロア・ジンネマンにかけた言葉。シャアの「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちを」のオマージュで、対にもなる。
  • 見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを…(同上)
  • 当たらなければどうということはない!(同上)
    • 一年戦争時にシャアが言った言葉で、前者は「連邦のMSの性能とやらを!」を0096年用に若干変えたもの、後者は当時戦艦のメガ粒子砲クラスの威力を誇ったビーム・ライフルに対してシャアが言ったのを、同じく0096年代の片手持ち兵器で最強の威力を誇るビーム・マグナムに対してフロンタルが言っている。
  • 今の私は、自らを器(うつわ)と規定している。宇宙(そら)に棄てられた者達の思い、ジオンの理想を継ぐ者達の宿願を受け止める、器だ。彼らがそう望むなら、私はシャア・アズナブルになる。このマスクはそのためのものだ
    • バナージ・リンクスの「あなたは、シャア・アズナブルなんですか!?」に対する返答。シャアを「敗北した人間」と酷評するが、スペースノイドが望むならシャアになると謎めいたことを言う。(同上)
  • 善い悪いという問題ではありません。それが人の世だということです。(OVA EP6-宇宙と地球と-)
    • ミネバ・ラオ・ザビからの批判を受けての返答。この返答を聞いたミネバは「シャア」は死んだと悟った。
  • もしシャア・アズナブルが今も生きているとしたら、それはもう「人」ではなくなっているのではないかな?(同上)
    • ジンネマンの「シャア」についての質問なのに、他人事のようなセリフ。
  • 私と共に来い!もう君は「みんな」の中には帰れない。いつか私と同じ「絶望」に突き当たることになる.....!(同上)
    • バナージへの勧誘セリフ。初代ガンダムの最終話でシャアがアムロに言った「私の同志になれ」とよく似ている。

  • 行け!アクシズ!忌まわしい記憶と共に!
    • これは本編ではなく、ゲーム「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」でシャアの代わりにアクシズを落とそうとした際の発言で池田氏による音声付き。特筆すべき点は同じ台詞なのにイントネーション、音域の違いで「シャアを模倣するフロンタル」を表現できる池田氏のすごさであろう。シャア、フロンタル、池田秀一氏のファンならば是非聞いて欲しい台詞。


【ゲーム内での活躍】

EXVS

11/29の第2次解禁に追加。コスト2500の高機動万能機として参戦。
特殊格闘で重武装モードと高機動モードに切り替えることが可能な換装機。中距離~近距離で高い戦闘能力を発揮し、また、一部武装はモードを切り替えてもリロードが継続されるという特徴もある。

重武装モードはBRとBZを主軸に主に中距離での射撃戦を得意とする射撃機モード。BRの弾数がやや少ないが、サブのBZは弾数が多く、発生が早いNとローリングしながら撃てる横の使い分けができる。格闘もあるがダメージは伸びず、余り動かない。
高機動モードは射撃がバルカンになるが、格闘のカット耐性・伸び・ダメージが上がる格闘機モード。サブ射撃のデブリキックはOVA2巻で披露したデブリを蹴っての高速移動のような挙動になっている、Nサブで相手に蹴り飛ばし、レバー入れで任意の方向に蹴って移動する移動技となっている。

武装アシストにアンジェロ専用ギラ・ズールが登場。リロードが早く、シナンジュを良く援護してくれる。

覚醒技はBR連射、重武装モードになり高速移動しながらBRを連射する。移動速度がすさまじく横からだとカットは不可能なほど、更に横レバー入れで任意の方向にローリングしながら撃つ。

弱点はどちらのモードも一気に大ダメージを与えるのは苦手なこと、実質的な耐久が2500最低クラスであること。原作さながらに機体性能を存分に生かし、親衛隊とのコンビネーションと「当たらなければどうということはない」立ち回りをしていく必要がある。
本作ではアムロと組む、もしくは対決すると意味深なセリフを言う。それはもうあの人が乗り移ったかのように。

EXVS. FB

耐久値UP(前作EXVS600→FB620)、アンジェロ専用ギラ・ズール(特殊射撃)をサブもしくは換装キャンセル可能で隙消しがしやすくなった事等、重・高ともにささやかな強化が施された。
また、新しい勝利ポーズも追加された。
稼働初期は重装備の機動性が悪いうえに各動作のBG消費も多いなど問題点がいくつも有りコスト帯最弱候補であったが、6/26のアップデートで上方修正。
各モードに調整が入り現在は良機体となっている。

EXVS.MB

コスト3000に昇格。同時に換装が廃止された。更に覚醒技に乱舞系の「再来の真価」が追加された。
武装は過去作品の両形態のいいとこどり+αであり、換装する隙も減り、さらにアンジェロの強化によりアメキャンも可能となったことでで全機体トップクラスの機動性を発揮する。反面、耐久値は同コストではストフリの次に低い。
また、アップデートにより全体的にリロード時間が延長され、調整が入っていないBRも使う場面が多いため、武装欄が真っ赤っ赤になる事も多々。

セリフも新録されたが、同作品参戦の同声優のシャア専用ザクと同じく機械的な無機質な声となっている。私見だが、フロンタルが無機質な声、というのはある意味で合っているかもしれないようにも思える。

EXVS.F

プレイアブル機体は全てフルブースト仕様であるため、シナンジュも二つのモードを切り替えながら戦う2500コストとしての参戦。
そしてシナンジュをコア・ユニットとしたネオ・ジオングもボス機体としての参戦した。

EXVS.MB.ON

アシストがローゼン・ズールに変更され、射撃CSが追加された。
また、ローゼン・ズールのアシストとしても登場する。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)

勝利ポーズ

シールドからビーム・ソード・アックスを展開して決めポーズ。どちらも両モード共通。

敗北ポーズ

両手足がない状態で浮遊。ラストに近い姿であの機体とそっくり。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB、MB)

上記に加えて新規に追加。

  • 特殊射撃使用中に勝利
ビーム・サーベルとビーム・ソード・アックスを展開して立つ、重の抜刀時と似たポーズ。
傍らにギラ・ズール(アンジェロ機)が控えている。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.MB-ON)

アシスト使用時のポーズが変更
  • 特殊射撃使用中に勝利
ライフルにバズーカを装着する。傍らでローゼン・ズールがお辞儀をする。


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