ガンダムAGE-3

ガンダムAGE-3 ノーマル
GUNDAM AGE-3 NORMAL
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
型式番号 AGE-3
全高 18.5m
重量 68.4t
所属 地球連邦軍
武装 ビームサーベル
シグマシスライフル
ブラスティアキャノン
搭乗者 キオ・アスノ

ガンダムAGE-3 フォートレス
GUNDAM AGE-3 FORTRESS
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
型式番号 AGE-3F
全高 18.5m
重量 73.0t
所属 地球連邦軍
武装 シグマシスキャノン
搭乗者 キオ・アスノ

ガンダムAGE-3 オービタル
GUNDAM AGE-3 ORBITAL
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
型式番号 AGE-3O
全高 18.5m
重量 69.2t
所属 地球連邦軍
武装 ビームサーベル
シグマシスロングキャノン
搭乗者 キオ・アスノ


【設定】

地球連邦軍の第3世代ガンダム。
地球連邦軍の元総司令で、予備役のフリット・アスノが来たるヴェイガンとの決戦のために極秘裏に開発していた自己進化機能を搭載した新型モビルスーツ。

コンセプトは大火力であり、規格外の出力と破壊力を誇る。
重量化したにもかかわらずその大出力により機動性は良好。
ヴェイガンの技術も積極的に取り入れており、シールドを兼ねた腕部バインダーにはヴェイガンのお家芸である光波推進システムを搭載している。
手にするシグマシスライフルは戦艦ディーヴァの戦略級兵器フォトンブラスターキャノンの小型版で、MS程度なら問答無用で葬り去る凶悪な破壊力を持つ。
ビームサーベルは腕部に格納されており、取り出して使用することもできるが、腕部から直接ビームを発振できるように工夫されている。
取り回しは良好で、シグマシスライフルの穴を埋めていた。

また、ガンダムAGE-1ガンダムAGE-2の運用結果から、ウェアシステムそのものにも大きな改良が入った。
以前まではコア・ブロックとなる胴体に四肢を付け替えて機体性能を拡張していたが戦闘中の換装が多かったため、AGE-3ではコア・ブロックを頭部と胸部から構成される可変戦闘機「コア・ファイター」に変更、Gセプター等ウェアパーツとなる重戦闘機と合体することによりガンダムとなる。
当初はメインパイロットのキオ・アスノをサポートするために合体時にメインパイロットとウェアパーツのパイロットからなる複座式とし、フリットが同乗していたが、キオがガンダムに慣れたあたりで、ウェアパーツはオートマチックに、ガンダムも単座式に改修された。

過剰な攻撃力を持つ本機であるが、破壊力偏重が仇となり高機動化していったヴェイガンの機体には後れを取る場面もちらほら見られた。
さらにはキオのXラウンダー能力の肥大化と操縦の上達に機体がついていけず、ガンダムレギルス戦では機体の駆動系が悲鳴を上げた末に大破した。
その後、本機は改修を施され、ガンダムAGE-FXとなった。


【武装】

ビームサーベル

両腕の装甲内に格納されている格闘用ビーム兵器。
手で持つだけでなく、前腕部から直接ビーム刃を発生させることも可能。

シグマシスライフル

ディーヴァのフォトンブラスターキャノンの技術を応用した携行式ビーム砲。

ブラスティアキャノン

シグマシスライフルにAGEシステムが製作したバレルを装着した長身のビーム砲。
戦艦を一撃で破壊する威力を持つが扱いづらく、1発撃っただけで砲身が自壊してしまうほど耐久性が低い。


【武装:ガンダムAGE-3 フォートレス】

砂漠戦用にAGE-3に対してAGEシステムが提案した新たなるウェア。
シグマシスライフルと同等の威力を誇るシグマシスキャノンを両腕、両肩、計四門装備する火力重視の形態。
さらにノーマルでは相性の悪い地形環境に適応するべく、脚部をホバーとしている。
そのため、砂漠や湿地帯といった環境でも良好な機動性を確保している。

シグマシスキャノンの威力は絶大で、最大出力時は周囲を跡形もなく焼き尽くしてしまう。
砲撃戦に特化したため格闘戦用兵器は持たない。素手で殴ったり蹴ったりで応戦することとなるが本機の装甲は全体的に分厚く、ヴェイガンの局地戦用MSウロッゾRとも素手で互角以上に渡り合い、シグマシスキャノンの最大出力でオアシスごと敵を焼き払った。

シグマシスキャノン

フォートレスの主兵装となるビーム砲。
両肩と両腕に1門ずつ、計4門を装備している。
シグマシスライフルより小型でありながら、その威力は1門だけでも上回る。


【武装:ガンダムAGE-3 オービタル】

宇宙での戦闘を経験したAGE-3に対してAGEシステムが提案した新たなるウェア。
宇宙での機動戦に対応した高機動型のウェアで、攻撃力を犠牲にした分目にもとまらぬスピードを実現している。
つま先を折りたたむことで高速航行形態となり、ビットすらも回避する機動性能を持つ。
小回りも効き、宇宙では抜群のスピードを発揮する。
ちなみに重力下でも使えないことはないが、やはり本機の真価は宇宙空間で発揮される。

チャージに若干の時間がかかり宙間戦闘ではその真価を発揮できなかったシグマシスライフルに代わり、威力は落ちるが取り回しがよく、さらにXラウンダーの先読みに対応した「曲がるビーム」が撃てるシグマシスロングキャノンを装備している。

もともとオービタルは味方の支援のもと一撃離脱や砲撃戦をコンセプトとした機体だが、ヴェイガンの圧倒的な物量作戦や特機二機の猛攻によりあまり持ち味を生かせず、お世辞にも活躍したとは言えない形態となってしまった。

シグマシスロングキャノン

オービタルの主兵装となるビーム砲。
シグマシスライフルやシグマシスキャノンに比べて威力は劣るが、連射性能に優れている。
光波推進システムから発生する疑似斥力フィールドの電磁干渉によりビームの弾道を湾曲させる事が可能となっており、Xラウンダーの優れた予測能力を照準補正に利用する事で、高い命中精度を誇っている。


【原作の活躍】

A.G.164年、フリット・アスノがAGEシステムを使って極秘裏に建造していた新たなる「救世主」。
記念日「勇気の日」にヴェイガンによる地球侵攻が始まるや、フリットは完成した機体を持ち出し孫であるキオ・アスノの元へ駆けつける。
そしてキオはガンダムに乗り込み、新型MSダナジン二機と大型MSレガンナーをあっという間に片づけて見せた。
その後ヴェイガン幹部ゼハート・ガレットのギラーガと戦闘になるがこれには苦戦、さらにゼハートは地上戦力を壊滅させるため戦艦ファ・ゼオスによる市街地への爆撃を指示する。
街に被害を与え続けるファ・ゼオスを止めるためAGEシステムに無理矢理作らせた超火力の欠陥兵器「ブラスティア・キャノン」でこれの撃沈に成功、戦闘終了後宇宙戦艦ディーヴァに搬入され、ディーヴァの中核戦力となることに。

その後のファントム3との戦いや連邦軍基地ロストロウランの攻防は新形態フォートレスで切り抜ける。
宇宙に上がった後は再びノーマルに換装されたが、そこそこの機動力しか持たないノーマルはこのあたりから苦戦しだすことに。
これに対応するためAGEシステムは高機動ウェアのオービタルを製造、その機動力で敵とも渡り合うが、キオはその性格をヴェイガン幹部ゼハート・ガレットに利用されてしまい窮地に陥り、ガンダムは鹵獲され、キオは捕虜となってしまう。

数か月後、火星のキオの元に海賊船長キャプテン・アッシュこと父アセム・アスノが救出に駆けつけ共に逃亡しようとするが、これにヴェイガン司令フェザール・イゼルカント自らが新兵器・ガンダムレギルスと共にアスノ親子の前に立ちはだかった。
AGE-3オービタルの技術を参考に作られたレギルスの力は圧倒的で、満身創痍のオービタルで善戦するも機体各部をビットで貫かれ、大破してしまう。
急ぎ海賊たちが持ってきたGセプターと合体換装するが、もはや、AGE-3ではキオの技量やレギルスについていくことができず、圧倒的な性能の前に敗れ去る結果となった。
海賊の策のおかげで逃亡には成功している。

地球に帰還した後、ボロボロのガンダムを見たチーフメカニックのロディ・マッドーナはガンダムを修理するのではなく進化させることを決意。
火星での戦闘データを基にXラウンダーに対応した最強のガンダム、ガンダムAGE-FXへと改修されていった。


【搭乗者】

キオ・アスノ

CV:山本 和臣

アセム・アスノの息子にしてフリット・アスノの孫。
A.G.151年にアセムとその妻ロマリーの子として生を受けた。

しかし出産を見届け命名したアセムは直後にMIAとなってしまい、父の顔を知らぬまま母ロマリーと祖父フリット、祖母エミリーの元で育っていく。
フリットが父代わりだったためか、フリットを尊敬しているおじいちゃんっ子。
北米大陸西部の沿岸都市オリバーノーツで暮らしている。

外見はロマリー似だが、アスノ家の長男らしく強い正義感を持ち、さらに先代二人と同様結構頑固なところがある。
13歳ながら祖父の英才教育で鍛えられたモビルスーツの操縦技術は父の少年時代にも全く引けを取らず、さらには祖父以上のXラウンダーの潜在能力まで所持している。
母譲りの優しい性格をしているが、一方で若干天然気味であったり後先を考えずに行動する一面も持っている。

当初はフリットと共に侵略者ヴェイガンを倒すためガンダムで戦っていたが、自分の危険を顧みずに戦っていたりとどこかゲーム感覚で戦っていた節もある。
しかし、姉同然に慕っていた連邦兵士シャナルア・マレンとの訓練や説教、彼女の裏切りとその死を通じて、キオは徐々に戦争の現実を知っていく。

激戦が続く中キオはヴェイガン幹部のザナルド・ベイハートの部隊に敗北、機体ごと鹵獲されてしまい火星へと移送され、そこでヴェイガンの元首であるフェザール・イゼルカントと対面することになる。
イゼルカントはキオを拷問にかけたり捕虜にすることをせず、代わりにヴェイガンの現実を知ってほしいと告げ、町へ散策させることに。
そこでキオが見たのは死の恐怖と戦う火星人たちの現実であった。
マーズレイに侵され苦しむルウ・アノンとその兄ディーン・アノンと出会い心を通わせる。
キオはガンダムとAGEデバイスのデータと引き換えにマーズレイの進行を遅らせる薬を手に入れたりするが、その甲斐もむなしくルウは命を落とすことになる。
ディーンが手渡したルゥの日記に記されていたのはもう叶わないキオとの未来であった。
ヴェイガンの民たちがまぎれもない「人間」であったことを身をもって知ったキオは悩み始め、尊敬していたフリットに対しても若干の不信感を抱くこととなった。

死亡していたはずの父アセムに救出され、セカンドムーン脱出の際にガンダムの技術を取り入れたヴェイガンのガンダム「ガンダムレギルス」と対峙、そこでキオはイゼルカントの真の思惑を知ることに。

地球圏に戻ったキオは新たなガンダムと共に戦いを止める道を選ぶ決意を固める。

【原作名台詞】

  • 「(今日は勇気の日。長い戦争が始まった日。もしこの戦争がなかったら、僕は父さんに会えたのかな…)
    (天国の父さん、戦争はまだ、終わっていません…)」
    • キオ編冒頭のモノローグ。
      飛行演習をしているクランシェを眺めながら亡き父のことを考えていた。
      ちなみに戦争の発端となった「天使の落日」から実に半世紀以上が経過していた。

  • 「僕、倒すよ。こんなことをするヴェイガンの奴らを絶対に倒す!この、じいちゃんのガンダムで!」
    • ヴェイガンの暴虐を目の当たりにし、彼らを敵として認識するキオ。

  • 「(じいちゃん言ってたよね…イゼルカントは邪悪な魔王で、ヴェイガンは絶対に倒さないといけないって…。でも、本当にそうなの?)」
    • AGE-3ごと鹵獲され、火星に連れていかれ、イゼルカント本人やディーンやルゥなどの火星に生きている人と出会い、交流することでフリットから教えられてきたことに疑問が生じる。
      ただし後の視聴者的には「イゼルカントに対する発言だけは本当に当たっていた」と言われることも。

【その他名台詞】

  • 「どうして悪い会社で働くの!?」
    • ゲーム「スーパーロボット大戦BX」の戦闘台詞より。
      同作品の敵対組織の中にGAILという元ジオン軍人も所属している企業があり、一般兵と戦うと聞けるのだが、あまりにストレートな言い回しにプレイしたブラック気味な会社で働く社会人プレイヤーの精神に大ダメージを与えた。

  • キオ「ガンダムになにするんだーっ!?」
    ヴェイガン兵A「だから、解析しているのだ! ガンダムの技術を奪うためにな!」
    キオ「そんなことさせるか〜〜!!」(がぶっ)
    ヴェイガン兵B「いてーっ!」
    ヴェイガン兵C「おとなしくしろーっ!」
    • コロコロコミックのコミカライズ版「クライマックスヒーロー」より。ヴェイガンに捕らえられたキオ。ガンダムを奪われないようにするため、ヴェイガン兵に噛み付いて抵抗する。
    • 時折シリアスな場面はあるが掲載誌が児童向けなので、キオをはじめとした殆どの登場キャラは基本的にこういうノリである。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS.MB

AGEの出撃ムービーで合体を披露しながら登場し、稼動当初から参戦を示唆していた。2015年2月のアップデートで正式参戦、コストは2500。ノーマル、フォートレス、オービタルの3形態を駆使する射撃寄りの換装機である。
万能機然としたノーマルは足回りが一番よく、シグマシスライフルによるオードソックスなメインに単発でダウンの取れるサブ、ゆっくりとだが曲げられるCSに加えて、一出撃に一度のみ使える超火力のブラスティアキャノンが持ち味だが、射撃の発生とリロードに難がある。格闘は射撃より万能機としては十分な性能を持つ。BD格闘は原作でレガンナーにお見舞いしたスライディングから掴んで上空に投げ捨てて射撃派生で撃ち抜く攻撃で、決まれば高高度で打ち上げることができる。
フォートレスは地走タイプで、武装自体はノーマルに似ている。ノーマルに比べ曲げれない上発生こそ負けるものの威力と太さが優秀なものと右から左に薙ぎ払う二種の高火力ゲロビCSを有しているが、機体が地走のため癖が多く使いこなすのが大変な一方で使用者が少なく、対策されにくいという持ち味がある。サーベルがないので格闘はキャノンで殴りつける。
最後にオービタルはアシストの代わりに前後左右に高速で動く特殊移動に矢じりのような形をしたビームを放ち2連射出来るシグマシスロングキャノンによる射撃、より太く多段ヒットするCS、ステップなどで誘導を切らないとよけるのは困難なほどの誘導を誇るサブ、鈍足効果のあるネット射出(AGE-3のものではなく、敵のダナジンのワイヤーを投げ返したものだが)等の武装を誇る。格闘の性能は高いとはいえず、武装の回転率が悪いのでこの形態でいると相方に負担が多く、要所要所で使っていくこととなる。
換装は直後に攻撃にキャンセルすることが可能となっており、会員限定機体のガンダムXに近い性質と言える。
ノーマル、フォートレス時はアシストにシャナルアのクランシェが掩護してくれる。ノーマル時はアメキャン、フォートレス時はメサキャンが出来るなどAGE-2と似ている点がある。
覚醒技はノーマルで斬り付けてからオービタルで移動しながらシグマシスロングキャノンを3発撃ち、最後にフォートレスで照射する。
動作は長いが全体的にカット耐性は最後の照射以外は高く、依存こそできないものの奥の手として優秀な活躍をしてくれるだろう。

フォートレスには癖があるので封印するプレイヤーも少なくないが、使いこなせるようになると戦術の幅が大きく広がるのでぜひマスターしたいところ。Sドラ時に3形態をフル活用したAGE-3の弾幕は恐ろしいものがある。

残念ながら、援護性能が高く、後衛機よりなAGE-3にとって開幕に進化ゲージを貯める必要があり、進化後も闇討ちを得意とするじいちゃんのAGE-1との相性が良くなく、組むのなら父さんのAGE-2か、そのライバルのゼハートのゼイドラ、最期の愛機レギルスの方が相性がいい。

余談だが、今作はキオにも豊富に特殊台詞があり、ゼハートやフルコーンのバナージ、そしてじいちゃんと同じ声をしたジェリドおよび劾とは掛け合いの台詞まである。
参戦時期が近いレイン、カテジナとの掛け合いも充実している。

EXVS.2

フォートレス時の特格がアシスト呼び出しからズサキャン対応の旋回に。
しかし同作はオールレンジ攻撃やミサイルの誘導強化、範囲攻撃の充実など地走であることが一種のデメリットとまでいえる始末で、攻撃、回避共にインフレしているので総合的な機体性能でも上位の機体に完全に見劣りする。
おまけにFXも修正で各種微強化の代わりにバースト時の逃げ性能が超劣化するなど前提的にキオ不遇なゲームであった。

EXVS.2 XB

換装としてのフォートレスとオービタルは削除され、シャア専用ザクのズゴック変身のように各種行動時の一時だけ換装に。
特射、格闘射撃派生でフォートレスに換装し特射はシグマシスキャノンのゲロビ(レバー入れで薙ぎ払い)、格闘射撃派生では前作サブで追撃。
特格、格闘前派生でオービタルに換装。格闘前派生は前作BD格闘、前作の特殊移動をしそこから射撃派生で前作射撃CSのシグマシスロングキャノン2連射、サブ派生で前作サブ、格闘派生でかなり伸びの良くなったN格、横格二段目の切り上げを行う。フォートレスと異なりオービタル換装時には各派生の弾数が表示されており、短時間にサブ2連射などはできないようになっている。
また、射撃CSが前作ノーマルサブ、サブがクランシェ呼び出しに、相手を持ち上げる派生は後派生になっている。アシスト呼び出し時には振り向きはない。
前作までの愛用者は本作仕様に慣れるまで時間はかかるだろうが、換装機ではなくなったため使いやすさは大幅に上がった。

余談だが、後述のスパロボBXにおけるAGE-3も戦闘中の変形コマンドを持たず、フォートレスとオービタルは武装扱いとなっていた為、ある意味そちらに近い仕様になったとも言える。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ(XBでは勝利時の状態が反映される)

ノーマル:シグマシスライフルを右腕に装備して構える
フォートレス:ホバー旋回して左腕を突き出す
オービタル:きりもみ回転しながらの飛行から急停止して左腕でサーベルを逆手に持ってポーズ。

敗北ポーズ

ノーマル及びオービタル:四肢を破壊された状態で漂っている。原作でレギルスに敗北した状態の再現。
フォートレス:地面に座り込む。


【その他の活躍】

スーパーロボット大戦

『BX』で初登場。
基本はノーマルで運用する事となり、フォートレスとオービタルは武装扱いとなっている。
その機体の中には騎士ガンダムが持つ三種の神器の一つである「霞の鎧」が宿っている。

キオは原作に比べて自分よりも年下の仲間も多く、原作よりも早く自分の戦い方を見つける、原作では戦死した人物が生き残らせることもあり、見せ場も大きく増えている。


【余談】

AGE-1がガンダム、AGE-2がZガンダムを意識した機体であるように、本機はZZガンダムを意識していることが機体フォルムなどからうかがえる。
ノーマルの機体重量68.4tはZZガンダムの重量と全くの同数値である。
ただしAGEのゲームでは宇宙世紀もしくはCEと西暦のMSがゲスト出演するのだが、何故かZZとの共演は果たせなかった。

オービタルがあまり活躍できなかった点については、プロデューサーの小川正和氏も「もっと活躍させてあげたかった」と反省の弁を残している。

MSVにてキオが火星に拉致されている間にメカニック見習いのウットビット・ガンヘイルが自力で宇宙用ウェア「ラグナ」を設計していたことが明らかになる。
地球に戻った際にAGE-3は大規模改修を受けることになったので結局陽の目を見ることはなかった。

小説版でもレギルス戦が最後の戦闘になったが、Gセプターをレギルスにぶつけることで一矢報いている。
尚、Gセプターを届ける役はウェンディ・ハーツが務めた。
FXが本機の改修機ではなくアスノ家の総力を挙げて新造されたMSになった。

フリット(AGE-1)、アセム(AGE-2)に比べゲーム作品ではキオ共々、不遇な事が多い。
『SDガンダムGGENERATION OVER WORLD』ではフリット編の人物とゲストでアセムのみの出演*1、『スーパーヒーロージェネレーション』ではアセム編がベースでキオ編要素は隠し機体のダークハウンドだけ*2、GVSではキオまで参戦することなくDLCが打ち切られるなど。

キオ役の山本和臣氏は声を聴いただけだと勘違いされがちだが既に成人している男性である
しかも成人女性を演じることもあったり見た目も中性的なのでリアルで女性に間違われることもあったというエピソードがある。


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最終更新:2023年09月12日 00:16
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*1 ゲームの開発時期とAGEの放送時期的に仕方ない部分はある

*2 こちらもアセム編をベースとした「MEMORY OF EDEN」名義での参戦なので仕方ない部分はある。