S43への突入(EV107-52)
L:S43への突入(EV107-52)={
t:名称=S43への突入(EV107-52)(戦闘)
t:要点=小助,綺麗なS43,光線
t:周辺環境=夕日のるしにゃんの荒野
t:説明文 ={部隊はついにS43と対峙する}
t:とれる行動={
t:この場面で得られる効果 ={ここでは火澄の突入を行う。この場面に突入した部隊は250の達成値を得る}
t:この場面で選ぶことが出来る行動={
#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値
*移動して霧賀火澄、滋賀小助を送り込む,なし,なし,3,100 #この行動は部隊に霧賀火澄がいなければならない。
*次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
t:要求されるパーティロールプレイ=送り出しとリリカルソード(花の咲く剣の輝き)発動。
#文字数量は2000文字が許可される。
}
t:→次のアイドレス =エンディング(EV107-53)
}
参加部隊
FEG <FEG騎士団~草原の翼><久珂あゆみ個人騎士団>
暁の円卓 <暁の円卓剣王隊>
エンディングセレモニー EV107
「連れてきたのはいいけれど、相手は無限に移動できる化け物だよ。ただの人間でどうやるんだい?」
「昔、昇を素手で軽くひねった奴がいる。お前の肩についた番号で2番の奴だ」
ロボは微笑むと帽子を被りなおした。
「なるほど」
小助は不敵に笑うと火澄を連れて、歩き出す。
S43だったなにかは瞬間移動。小助はそれを予測していた。軽く手をとって鮮やかに投げ技から関節技を決めた。
「手さえ読めていればな……」
小助はつぶやいた。
手さえ読めていれば、俺も俺の周囲もただの人間だけでお前くらい、ひねれるんだよと。
ふみこは声をあげた。
「よし、勝った。止めをさしなさい。火澄」
「え、とどめはでも、かわい……」
「じゃ、最後の一撃」
「はい!それなら」
火澄がふみこから貰った”貴方には丁度これでいいわ”リリカルソードは、単に花が無限に咲き続けるだけの棒に見えた。
それは綺麗ではあっても本当にただの棒のようで、火澄はなんだか酷く不安になったが、それでもふみこさんのいうことならと走っていって小助を手伝おうとした。
かなり腰がひけながら走る火澄を見送った後、ふみこは少しだけ微笑んだ。
「さて、魔法使いの力を民衆に教えることが出来たかしら」
「最悪な形でな」
ユイカ・キングダムと並んで機体から降りた。松井総一郎は苦い顔をして言った。彼は元が日本人であり、かの国の人がたいていそうであるように核アレルギーであった。
ふみこはその顔を鼻笑うと、我が総統も核の使用など望んでおられなかったと言い放ち、一度手を叩いてあざやかに幻術の魔法を解いた。
核のきのこ雲たちが消えた。多くのものが馬鹿のように口をあけ、なりそこないすらも本物の魔法の輝きに目を奪われた。
「え、えいっ!」
火澄はS43だったものをぺしと叩いた。ぺしっ、ですらない一撃だった。
ロボはその様を見届けると世界はこうでなくてはねと笑って世界移動した。別の世界群にいる仲間がタイミングを合わせ、多元連続する本体を同時破壊させている。
だが物語としては、こうだ。
火澄がき、きかないと涙目になった瞬間、S43だったものは花びらに巻き込まれて小さくなった。赤ちゃんに。
火澄が目を丸くした。
最終更新:2008年05月30日 02:24