IDdata | |
Name | 篭森 珠月 |
Alias | 【イノセントカルバリア(純白髑髏)】 |
Class | ミスティック |
Rank | ロード |
Money | 278,895,124,400W¢ |
Point | 2682246880pt |
Ranking | 24/6473226 |
OOPARTS | |
Link | ダイナソアオーガン所属 |
Age | 19 |
学年 | 四五年度入学 予科程四年修了 本科七年目 |
職業 | ダイナソアオーガン代表取締役社長 |
人種 | 日系英人 |
所在地 | イーストヤード 虞骸館(自宅) |
連帯保証人 | 経世 逆襄 |
PROFILE
黒髪で前下がりのボブカット。黒いゴスロリ服を着て、白い骸骨を抱えている。
大変目立つ外見なので、みればそれとすぐに分かる。が、その反動でごくごくまれに普通の格好をしていると知り合いに中々気づいてもらえない。
大変目立つ外見なので、みればそれとすぐに分かる。が、その反動でごくごくまれに普通の格好をしていると知り合いに中々気づいてもらえない。
ダイナソアオーガン代表取締役社長を勤める幹部の一人。感情の起伏が少なく冷徹に見えるが、可愛いもの好きで料理上手という意外な一面もある。ただし、可愛いもの(ぬいぐるみやおもちゃ)や料理と本人像に落差があるため、その一面を見た人間は驚くより前におびえる。また趣味で占いをしており、時間があるときは広場でタロットを広げている。そちら方面の特殊能力はないはずだが、意外とあたるらしい。
イーストヤードに虞骸館という名前の自宅を建てて住んでいる。この館は、古びた洋館風の造りで壁には蔦植物がからみ付き、『ここは悪の魔術師の住処です』と宣言しているような外装をしている。カラスに餌付けをしているため、家の周辺は常に鴉が飛んでいて、怪しさ120%増。
仕事で学園を留守にしていることも多いが、校内にいるときは、自宅、仕事場であるダイナソアオーガン、広場、ブルーローズ洋菓子店などで姿を見かけることが多い。
イーストヤードに虞骸館という名前の自宅を建てて住んでいる。この館は、古びた洋館風の造りで壁には蔦植物がからみ付き、『ここは悪の魔術師の住処です』と宣言しているような外装をしている。カラスに餌付けをしているため、家の周辺は常に鴉が飛んでいて、怪しさ120%増。
仕事で学園を留守にしていることも多いが、校内にいるときは、自宅、仕事場であるダイナソアオーガン、広場、ブルーローズ洋菓子店などで姿を見かけることが多い。
著名人の子息が多い学園の中でも比較的派手な家庭環境の持ち主で、そちら繋がりの知人も多い。
父親は、元十干蒐の九番位・壬で〝最狂の十干〟と恐れられた人類3KYOの一人、人類最狂【エグザイルカルバリア(追放髑髏)】篭森 壬無月。母親は九つの組織の一つ十干蒐の十番位・癸の称号を持つ【魔法少女】水天宮 葵である。いずれも世界最高峰の超越者。現在、両親は離婚しているが、珠月との縁は切れておらず度々珠月の自宅である虞骸館を訪れている形跡がある。二人とも娘には甘いが、連れ合いには辛い(特に妻→夫)。
珠月は両親を好いているが、優秀すぎる両親へのコンプレックスもあるようだ。行動や思考回路のほぼすべてが最終的には両親に繋がっており、この点に関しては確実に病んでいる。過剰なまでに尊大な態度も目立つ外見も、両親に対するコンプレックスの裏返しだろう。
自分を良く見せようとする傾向が強い半面、非常に自虐的で無気力なところもある。性格自体が病んで屈折しているため、行動に一貫性がなく、その時の気分で行動する。正確には、それなりの指針と計算があって動いているのだが、その指針がランダムに変化するため、全体を通してみると言動に一貫性がないようにみえる。
しかし、意外に几帳面な性格をしており、一度した約束は違えない。また、一回関わったことには根気よく付き合ってくれる面もある。感情の起伏が少なく、愛想笑いと相まって本心が見えにくいが、おそらく悪人ではないのだろう。
交友関係は広い。ごく一部の嫌いな人間以外は、どんな相手にも気安く常にマイペース。よく自宅でホームパーティなどを開いている社交家でもある。冷静であまり熱くなることのない性格だが、自分の身内を貶められることと天敵であるジェイル・クロムウェルの話題になると、比較的簡単に激昂する。
父親は、元十干蒐の九番位・壬で〝最狂の十干〟と恐れられた人類3KYOの一人、人類最狂【エグザイルカルバリア(追放髑髏)】篭森 壬無月。母親は九つの組織の一つ十干蒐の十番位・癸の称号を持つ【魔法少女】水天宮 葵である。いずれも世界最高峰の超越者。現在、両親は離婚しているが、珠月との縁は切れておらず度々珠月の自宅である虞骸館を訪れている形跡がある。二人とも娘には甘いが、連れ合いには辛い(特に妻→夫)。
珠月は両親を好いているが、優秀すぎる両親へのコンプレックスもあるようだ。行動や思考回路のほぼすべてが最終的には両親に繋がっており、この点に関しては確実に病んでいる。過剰なまでに尊大な態度も目立つ外見も、両親に対するコンプレックスの裏返しだろう。
自分を良く見せようとする傾向が強い半面、非常に自虐的で無気力なところもある。性格自体が病んで屈折しているため、行動に一貫性がなく、その時の気分で行動する。正確には、それなりの指針と計算があって動いているのだが、その指針がランダムに変化するため、全体を通してみると言動に一貫性がないようにみえる。
しかし、意外に几帳面な性格をしており、一度した約束は違えない。また、一回関わったことには根気よく付き合ってくれる面もある。感情の起伏が少なく、愛想笑いと相まって本心が見えにくいが、おそらく悪人ではないのだろう。
交友関係は広い。ごく一部の嫌いな人間以外は、どんな相手にも気安く常にマイペース。よく自宅でホームパーティなどを開いている社交家でもある。冷静であまり熱くなることのない性格だが、自分の身内を貶められることと天敵であるジェイル・クロムウェルの話題になると、比較的簡単に激昂する。
仕事や有事においては、最前線の戦士ではなく見えないところから手を伸ばす影の参謀タイプ。直接対決でも頭脳戦でも、敵を惑わすトリッキーな戦法を好む。肉体的には戦闘訓練を受けた普通の人間なので、他のトップランカーに比べると直接的な戦闘能力では劣るが、それを補うために体中に武器を仕込んでいる。
遠隔操作可能な異能を持つことから、相手の攻撃が届かない遠距離からの隠れての攻撃が可能で、不意打ちや遠距離戦に限ってはトップランカーでも群を抜いている。ただし、遠~中距離戦を得意とするプレイヤーなので接近戦では他のランカーに劣ることが多い。もっとも一番厄介なのはその人脈でろう。
殺人嗜好や戦闘嗜好はなく、比較的争いごとは回避する傾向がある。ただし、一度敵とみなしたものに対する容赦のなさとえげつなさは果てがない。時に、知人でさえもたじろぐほどの残虐さをみせることがある。逆に身内(家族、仲間など)にはとても甘い。
遠隔操作可能な異能を持つことから、相手の攻撃が届かない遠距離からの隠れての攻撃が可能で、不意打ちや遠距離戦に限ってはトップランカーでも群を抜いている。ただし、遠~中距離戦を得意とするプレイヤーなので接近戦では他のランカーに劣ることが多い。もっとも一番厄介なのはその人脈でろう。
殺人嗜好や戦闘嗜好はなく、比較的争いごとは回避する傾向がある。ただし、一度敵とみなしたものに対する容赦のなさとえげつなさは果てがない。時に、知人でさえもたじろぐほどの残虐さをみせることがある。逆に身内(家族、仲間など)にはとても甘い。
一桁の上位ランカーとも気さくに話し友好関係を築いている(友好的でない相手に対しても気安い態度は変わらない)珠月だが、唯一どうしても相容れないのが序列102位のジェイル・クロムウェルである。学園入学以前からの知人なのだが、戯言や皮肉を好んで使い相手を翻弄する珠月にとって、言語は通じているのに言葉が通じず、しかも背筋が寒くなるような台詞を真顔で連発するジェイルの存在は耐え難いものがあるらしい。しかも珠月の心の隙間をジェイルは確実についてくるため、珠月は彼がいるというだけで感情不安を起こす。たまに暗殺を計画するが、いまだに果たせていない。
逆に、予科生時代からの友人である澪漂 二重、澪漂 一重、紫々守 兎熊とは現在でも仲が良い。他に予科生からの仲の良い知人には、空多川 契、冷泉 神無、矯邑 繍、村崎 ゆき子、エドワード・ブラックシープなどバラエティに富んだ面子がいる。
東西南中央地下とあらゆる区画に人脈を持つ珠月だが、唯一、北区画の中枢とだけは強いつながりがない。それは現北王であり、以前から北区で強い力を持つ時夜 夜厳が珠月との接点を持つことを避けているからだと言われている。理由は不明だが、巷の評価は「同属嫌悪」である。
逆に、予科生時代からの友人である澪漂 二重、澪漂 一重、紫々守 兎熊とは現在でも仲が良い。他に予科生からの仲の良い知人には、空多川 契、冷泉 神無、矯邑 繍、村崎 ゆき子、エドワード・ブラックシープなどバラエティに富んだ面子がいる。
東西南中央地下とあらゆる区画に人脈を持つ珠月だが、唯一、北区画の中枢とだけは強いつながりがない。それは現北王であり、以前から北区で強い力を持つ時夜 夜厳が珠月との接点を持つことを避けているからだと言われている。理由は不明だが、巷の評価は「同属嫌悪」である。
ABILITY
【アンパラレルドアドベンチャー(無類の冒険)】
自分自身の意識領域を他に移送する特異能力を持つ。
物質と生物に自分の意識の一部を移し、自在に操る能力を有する。しかし、生物に移す場合には、自我の弱い生き物でなければ使えないらしい。
比較的、知能の低い動物ならば、操作も容易いが、生物には本能が存在するので、数分で移送した意識は飲み込まれてしまう。そのため、長時間操作することはできない。
彼女の意識が移送先の生物の内部に溶け込んでしまった場合には、操作はできないが、彼女に忠実な僕となる。
ただし、これは単純思考の生物に限られ、人間などの高度な知性を持つ者には、そもそも意識移送自体ができない。試したことはないが、おそらくチンパンジーなどの類人猿も無効ではないかと思われる。
彼女の意思で操作が可能なあいだは、五感を完全に共有しており、一度移送した対象とは、どれほど離れていても操作することが可能である。
ただし、痛覚だけは共有されていない。
自分自身の意識領域を他に移送する特異能力を持つ。
物質と生物に自分の意識の一部を移し、自在に操る能力を有する。しかし、生物に移す場合には、自我の弱い生き物でなければ使えないらしい。
比較的、知能の低い動物ならば、操作も容易いが、生物には本能が存在するので、数分で移送した意識は飲み込まれてしまう。そのため、長時間操作することはできない。
彼女の意識が移送先の生物の内部に溶け込んでしまった場合には、操作はできないが、彼女に忠実な僕となる。
ただし、これは単純思考の生物に限られ、人間などの高度な知性を持つ者には、そもそも意識移送自体ができない。試したことはないが、おそらくチンパンジーなどの類人猿も無効ではないかと思われる。
彼女の意思で操作が可能なあいだは、五感を完全に共有しており、一度移送した対象とは、どれほど離れていても操作することが可能である。
ただし、痛覚だけは共有されていない。
無機物の場合は、自身の所有物であるほど効果が持続するようで、自前の人体骨格が一番馴染むらしく、二十四時間は楽に動かせる。(ただし、ここまで馴染む物は他にないようだ)逆に、所有物でもなんでもない代物だと、一分前後で効果が切れる場合もあり、現在までの最短記録は移送から二十秒であったらしい。
動かせる時間の変化は、自分に馴染んでいることが条件となるが、細かな部分では、相性が重要になってくるようだ。
因みに、最長で自前の骸骨、最短でドラム缶だった。なにを思ってドラム缶に自分を移送したかは不明だが、とりあえずドラム缶との相性は悪いらしい。
この相性については、色々なもので試しているようだが、未だに傾向が掴みきれていないという。
珠月が駆使する骸骨に関しては、骨格模型だと思うのだが、詳細は不明である。むしろ、怖くて「それ本物?」とは聞けない。
動かせる時間の変化は、自分に馴染んでいることが条件となるが、細かな部分では、相性が重要になってくるようだ。
因みに、最長で自前の骸骨、最短でドラム缶だった。なにを思ってドラム缶に自分を移送したかは不明だが、とりあえずドラム缶との相性は悪いらしい。
この相性については、色々なもので試しているようだが、未だに傾向が掴みきれていないという。
珠月が駆使する骸骨に関しては、骨格模型だと思うのだが、詳細は不明である。むしろ、怖くて「それ本物?」とは聞けない。
条件としては、すべての意識を移送することはできない。あくまでも自分の一部を剥がして飛ばす感覚だ。
一度飛ばした意識は、珠月に戻ることはなく、生物ならば溶け込み、無機物ならば時間経過で霧散する。
彼女自身から意識の一部が失われても、日常生活を営むうちに自然と回復するようだ。
どの程度で回復するかは失った意識の大きさによるが、珠月曰く、少なくとも一週間は必要だという。その間は、喜怒哀楽のどれかが鈍くなったり、不能になってしまうことが多い。
移送される意識の量は、実は任意で決めることは出来ず、先述した相性によって決定される。
簡単に言えば、相性が良く、動かし易いモノならば、意識移送は微量に止まり、逆に相性が悪ければ、多くの意識を移送しなければ動かせないということだ。
そのため、始めての存在に意識を移送するときには、流石に身が竦むという。
それもその筈だろう。なにせ、移した意識は戻せない。つまり、自身の維持すら不可能なほど意識が移ってしまったら、もう二度と自分の肉体へは戻れず、時間の経過で霧散するか、溶け込んでしまう。そこまで多くの意識が溶け込めば、その生物はイコールで珠月になるのかも知れないが、もう人間ではない。
そういう意味では、かなり恐ろしい能力である。
ただし、未だかつてそれほど多くの意識を刈り取られたことはなく、もしかすれば、自身の肉体管理が不可能なほど意識が剥がされることはないのかもしれない。だが、真実を確認する術は、現状で存在しない。
一度飛ばした意識は、珠月に戻ることはなく、生物ならば溶け込み、無機物ならば時間経過で霧散する。
彼女自身から意識の一部が失われても、日常生活を営むうちに自然と回復するようだ。
どの程度で回復するかは失った意識の大きさによるが、珠月曰く、少なくとも一週間は必要だという。その間は、喜怒哀楽のどれかが鈍くなったり、不能になってしまうことが多い。
移送される意識の量は、実は任意で決めることは出来ず、先述した相性によって決定される。
簡単に言えば、相性が良く、動かし易いモノならば、意識移送は微量に止まり、逆に相性が悪ければ、多くの意識を移送しなければ動かせないということだ。
そのため、始めての存在に意識を移送するときには、流石に身が竦むという。
それもその筈だろう。なにせ、移した意識は戻せない。つまり、自身の維持すら不可能なほど意識が移ってしまったら、もう二度と自分の肉体へは戻れず、時間の経過で霧散するか、溶け込んでしまう。そこまで多くの意識が溶け込めば、その生物はイコールで珠月になるのかも知れないが、もう人間ではない。
そういう意味では、かなり恐ろしい能力である。
ただし、未だかつてそれほど多くの意識を刈り取られたことはなく、もしかすれば、自身の肉体管理が不可能なほど意識が剥がされることはないのかもしれない。だが、真実を確認する術は、現状で存在しない。
【アンパラレルドアドベンチャー】の能力詳細は、珠月自身によって周囲へ秘匿とされており、他者の見た目からは、物質を動かす能力にしか見えていない。
意識を移送している事実を知っている者は、極わずかである。
更に、常と言ってよいほど骸骨を従者として使役することから、【イノセントカルバリア】のエイリアスを持つ。
ただし、如何に序列が強さのみで決するものではないと云え、白骨を操るだけの能力者が、ここまで上位に食い込めるはずもなく、彼女の能力には裏があると考えて、意識移送の真実に半ば気付きかけている者もいると思われる。
意識を移送している事実を知っている者は、極わずかである。
更に、常と言ってよいほど骸骨を従者として使役することから、【イノセントカルバリア】のエイリアスを持つ。
ただし、如何に序列が強さのみで決するものではないと云え、白骨を操るだけの能力者が、ここまで上位に食い込めるはずもなく、彼女の能力には裏があると考えて、意識移送の真実に半ば気付きかけている者もいると思われる。
あまり知られてはいないが、珠月には、彼女の意識が溶け込んだ従者が数名存在する。
純白髑髏のアーサー、大烏のべディヴィエール、黒猫のトリスタン、白鼠のガラハド、毒蜘蛛のランスロット、コヨーテのガウェイン、スネアーズペンギンのケイの七名が彼女の従者であり、それぞれが〝キングオブパペット(従順なる者にして傀儡の王)〟、〝ネバーモア(二度目はない)〟、〝ワミー(不吉)〟、〝シーフ(盗人)〟、〝ヴェノム(悪意)〟、〝シャンテ(歌い手)〟、〝マカロニ(伊達男)〟の称号を持っている。
しかし、別に特別な能力が在るわけではなく、生物の特徴以上の不思議はないようだ。
従者の称号に関しては、名付けた者曰く、忠義者への感謝であり、深い意味はないという。性格や性質に合わせた面白半分の名であるようだ。
因みに、名前自体を付けたのは珠月だが、称号を与えたのは別人である。
それぞれ、種として以上の能力はないため、人語を解することは不可能だが、意識が溶け込んでいることから、珠月の発言や考えが理解できるようだ。
皆が従順な僕でもあるため、可能な限り命令には忠実である。
従者の中でも、純白髑髏のアーサーだけは、超人的な身体能力を有しており、これは、アーサーが元々無機物であること、そして、結局は相性の問題だと思われる。
ただし、模型にせよ白骨にせよ、当然ながら防御力は紙に等しい。
以前、操作を誤ってアーサーが破壊されたことがあり、そのときは、涙目になりながら骨を繋ぎ合わせていたらしい。
それ以来、アーサーの操作には慎重であり、それまでゴリ押しが目立った攻防に無駄がなくなったという。
純白髑髏のアーサー、大烏のべディヴィエール、黒猫のトリスタン、白鼠のガラハド、毒蜘蛛のランスロット、コヨーテのガウェイン、スネアーズペンギンのケイの七名が彼女の従者であり、それぞれが〝キングオブパペット(従順なる者にして傀儡の王)〟、〝ネバーモア(二度目はない)〟、〝ワミー(不吉)〟、〝シーフ(盗人)〟、〝ヴェノム(悪意)〟、〝シャンテ(歌い手)〟、〝マカロニ(伊達男)〟の称号を持っている。
しかし、別に特別な能力が在るわけではなく、生物の特徴以上の不思議はないようだ。
従者の称号に関しては、名付けた者曰く、忠義者への感謝であり、深い意味はないという。性格や性質に合わせた面白半分の名であるようだ。
因みに、名前自体を付けたのは珠月だが、称号を与えたのは別人である。
それぞれ、種として以上の能力はないため、人語を解することは不可能だが、意識が溶け込んでいることから、珠月の発言や考えが理解できるようだ。
皆が従順な僕でもあるため、可能な限り命令には忠実である。
従者の中でも、純白髑髏のアーサーだけは、超人的な身体能力を有しており、これは、アーサーが元々無機物であること、そして、結局は相性の問題だと思われる。
ただし、模型にせよ白骨にせよ、当然ながら防御力は紙に等しい。
以前、操作を誤ってアーサーが破壊されたことがあり、そのときは、涙目になりながら骨を繋ぎ合わせていたらしい。
それ以来、アーサーの操作には慎重であり、それまでゴリ押しが目立った攻防に無駄がなくなったという。
珠月の従者たち
純白髑髏のアーサー、大烏のべディヴィエール、黒猫のトリスタン、白鼠のガラハド、毒蜘蛛のランスロット、コヨーテのガウェイン、スネアーズペンギンのケイ
純白髑髏のアーサー、大烏のべディヴィエール、黒猫のトリスタン、白鼠のガラハド、毒蜘蛛のランスロット、コヨーテのガウェイン、スネアーズペンギンのケイ