IDdata | |
Name | 澪漂 二重 |
Alias | 【エターナルコンダクター(悠久の指揮者)】 |
Class | ワーカー&ソルジャー |
Rank | インペラトル&インペラトル |
Money | 656,488,907,780W¢ |
Point | 4267889120pt |
Ranking | 8/6473226 |
OOPARTS | STORMBRINGER&MOURNBLADE |
Link | 澪漂管弦楽団所属 |
Age | 18 |
学年 | 四七年度入学 予科程二年修了 本科七年目 |
職業 | 澪漂管弦楽団団長 |
西区画管理官 | |
人種 | 華人 |
所在地 | ウエストヤード 九龍城砦 |
連帯保証人 | 澪漂 一重 |
代理保証人 | 三島広 光路 |
PROFILE
世界的に有名な殲滅屋組織「澪漂交響楽団」、その若き第六管弦楽団団長であり、学園都市の西区画管理者として、〝西王の紋章〟を所持ししている。
西区画にそびえたつ複雑怪奇な建造物・九龍城の最上階に相方の副団長・澪漂一重とともに生活している。一重に対しては多大なる寵愛を向けているが、基本的には他者には冷徹な態度をとり、年齢にそぐわない老成した雰囲気をまとう。
西区画にそびえたつ複雑怪奇な建造物・九龍城の最上階に相方の副団長・澪漂一重とともに生活している。一重に対しては多大なる寵愛を向けているが、基本的には他者には冷徹な態度をとり、年齢にそぐわない老成した雰囲気をまとう。
口癖は「無能が」と、他者を常に無能と罵ることが多い。その性格故か、交友関係も非常に狭く彼とある程度親しく会話できる人間は一重の以外には、代理保証人の三島広と管弦楽団のメンバーぐらいのものであるという。他区画の管理者たちとも交流をもたず、そのため西区画は他区画と比べて独自性が強いと言われる。
また、一重の保証人である紫々守兎熊と、その友人である篭森珠月とは予科程時代からの友人。今でも時折、繁華街のカフェでお茶を飲んだりすることがまれにあるようだ。
また、一重の保証人である紫々守兎熊と、その友人である篭森珠月とは予科程時代からの友人。今でも時折、繁華街のカフェでお茶を飲んだりすることがまれにあるようだ。
東洋人としては比較的高い身長であり、その針金のような身体を常にワインレッドのタキシードで包んでいる。肩に羽織った外套の裾が翻るたびに覗く〝西王の紋章〟でもあるホルスターには、二本の鋏が仕舞われている。一方は東洋では有名な刀匠であった花散里朽散が作成した刃渡り六十センチほどの大鋏〈二重迷走(ドッペルフーガ)〉。もう一方はそれより一回り大きく刃渡りは八十センチほどで、この鋏こそが彼の所有するOOPARTS、STORMBRINGERとMOURNBLADEである。
「澪漂交響楽団」の頂点に君臨し、すべての管弦楽団を統率する彼の師、澪漂千重が学園都市に拠点を置く際に推薦したほどの男であり、その信頼も厚い人物である。
しかし、二重率いる第六管弦楽団は、どうにもメンバーが集まりにくい傾向にある。
というのも、彼が設けている入団試験が学園の生徒にとって非常に厳しいものであるからのようだ。即ち、入団志願者は二重あるいは一重と戦闘をし、全力で殺しにかかる彼らに一撃を与えるというものであり、この試験において少なくとも三十名の生徒が二重と一重によって殺害されている。それに反して試験を突破したものは今だ三島広と望月を含む十名であり、なんとも見返りの少ない現状といえる。
最近では試験の噂で入団志願者もほぼ皆無という状態であり、これからも団員が増えるということは見込めなさそうだ。
しかし、二重率いる第六管弦楽団は、どうにもメンバーが集まりにくい傾向にある。
というのも、彼が設けている入団試験が学園の生徒にとって非常に厳しいものであるからのようだ。即ち、入団志願者は二重あるいは一重と戦闘をし、全力で殺しにかかる彼らに一撃を与えるというものであり、この試験において少なくとも三十名の生徒が二重と一重によって殺害されている。それに反して試験を突破したものは今だ三島広と望月を含む十名であり、なんとも見返りの少ない現状といえる。
最近では試験の噂で入団志願者もほぼ皆無という状態であり、これからも団員が増えるということは見込めなさそうだ。
本名を「候二重(ホゥ・アルオング)」と言う。
本科に進学するにあたって、父親の零重と死闘を演じた末敗北、勘当された身である。保証人の光路はその事件の際、二重の監視役として九龍公司から派遣されてきた。
最初こそ警戒していた二重だったが、今ではすっかり馴染みの二人として振舞っている。
本科に進学するにあたって、父親の零重と死闘を演じた末敗北、勘当された身である。保証人の光路はその事件の際、二重の監視役として九龍公司から派遣されてきた。
最初こそ警戒していた二重だったが、今ではすっかり馴染みの二人として振舞っている。
ちなみに、彼が愛用している大鋏〈二重迷走〉は、彼が花散里朽散の直系の子孫にあたる花散里美散から預かっているもの、らしい。
刃渡りは六十センチほどで、片刃の刀身を二枚、ねじで合わせた形状をしていえるが、先端のみ両刃に鍛えられているため刺突を可能とする。
ハンドルは親指を入れる下指輪がわずかに小さくなっているが、どちらも手の指を入れて余りあるほどに大きい。
突き刺し、打撃、ハンドル部や峰での防御、さらには回転させたり、攻撃の軌道を途中でずらすなど、かなりトリッキーな戦術を実現させることのできる武器である。
刃渡りは六十センチほどで、片刃の刀身を二枚、ねじで合わせた形状をしていえるが、先端のみ両刃に鍛えられているため刺突を可能とする。
ハンドルは親指を入れる下指輪がわずかに小さくなっているが、どちらも手の指を入れて余りあるほどに大きい。
突き刺し、打撃、ハンドル部や峰での防御、さらには回転させたり、攻撃の軌道を途中でずらすなど、かなりトリッキーな戦術を実現させることのできる武器である。
ABILITY
二重は第六管弦楽団長として戦闘指揮については天才的な技量を発揮する。管弦楽団内のみならず、学園内で傭兵業を営むものが時折共闘を申し出るほど、彼の指揮には定評があるようだ。まさしくそのエイリアスである【エターナルコンダクター(悠久の指揮者)】に相応しい技能である。
また彼は文字通り管弦楽団の指揮者としても高いセンスを誇っている。それゆえのワーカーのクラスであり、高いランクを得ていることからも音楽家としてのレベルの高さが伺える。
また彼は文字通り管弦楽団の指揮者としても高いセンスを誇っている。それゆえのワーカーのクラスであり、高いランクを得ていることからも音楽家としてのレベルの高さが伺える。
一方で、自身も戦闘時には愛用の大鋏〈二重迷走〉を振り回し圧倒的な力をもって戦場を制圧する。普段は基本的にはOOPARTSは封印しているが時折使用展開し敵の力を奪い取る姿が見られる。
縦横に戦場を駆け巡る姿をして〈死起者〉、つまり死を想起させる者と呼ぶ者もある。
縦横に戦場を駆け巡る姿をして〈死起者〉、つまり死を想起させる者と呼ぶ者もある。
気功の総量は多くないが、父親である零重の才能を受け継いでおり、気功の鍛錬についてはソルジャーながら一流のグラップラー以上に扱うことができる。
基本的には内気功を中心に戦術を組み立てるが、中でも対グラップラー用の隠し玉ともいえる、「合気」が、彼の最終兵器である。
これは相手の気功の流れに自身の気功の流れを接続することで、相手の力はもとより相手の体自体を自分の一部のように扱うことで、どれほど体重差があったり、あるいは必殺の一撃であろうとも、それを受け流して攻勢に変えるという戦闘技術である。
今のところ、世界的に見てもこの技を使えるのは彼の父である零重と、まだ完成形には程遠いが二重の二人だけだと思われる。
基本的には内気功を中心に戦術を組み立てるが、中でも対グラップラー用の隠し玉ともいえる、「合気」が、彼の最終兵器である。
これは相手の気功の流れに自身の気功の流れを接続することで、相手の力はもとより相手の体自体を自分の一部のように扱うことで、どれほど体重差があったり、あるいは必殺の一撃であろうとも、それを受け流して攻勢に変えるという戦闘技術である。
今のところ、世界的に見てもこの技を使えるのは彼の父である零重と、まだ完成形には程遠いが二重の二人だけだと思われる。
彼の戦闘術の最大の特徴は、相方である一重との完璧なまでの連携技であり、その技をして「楽興の時」と呼んでいる。内容は定かではないが、「輪舞曲(ロンド)」「行進曲(マルチア)」「独奏曲(ソナタ)」「協奏曲(コンチェルト)」「追走曲(カノン)」「交響曲(シンフォニア)」「夜想曲(ノクターン)」「狂詩曲(ラプソディ)」「独唱曲(アリア)」「遁走曲(フーガ)」「変奏曲(シャコンヌ)」「即興曲(アンプロンプチュ)」の十二通りの技があるらしい。
また、「楽興の時」の究極形としての技、「組曲 レギンレイヴ」というものがあるらしいのだが、こちらは滅多に使うこともなく、さらに使えば100パーセント相手を撃破するので、詳細についてはまったくの不明である。
また、「楽興の時」の究極形としての技、「組曲 レギンレイヴ」というものがあるらしいのだが、こちらは滅多に使うこともなく、さらに使えば100パーセント相手を撃破するので、詳細についてはまったくの不明である。
OOPARTS
『STORMBRINGER&MOURNBLADE』
太古に作られたこの鋏は、元はそれぞれ漆黒と純白の刃を持つ両刃の剣であったと思われる。何ゆえその剣を鋏様にしたのかは謎だが、性質としては、それぞれSTORMBRINGERが男性を、MOURNBLADEが女性を殺害した場合、殺された人間の持つあらゆる力――即ち、オド・精神力・体力はもちろんのこと生命力までをも吸い取り、所有者である二重に還元させるというものがある。もっとも吸収した力はOOPARTSを展開しているときにのみ使用することができるので常にその力を自身の力として揮えないという欠点がある。とはいえ吸収した力はOOPARTS内に保存されるので前に吸収した力を次の展開時に使用することもできる。割と地味な性能であるためランクはさほど高くはなく使用限界も比較的長いようだ。
OOPARTS特有の弊害として、使用者である二重もまた感情が徐々に欠如しているようだが、元々の冷徹な性格からあまり感情の欠如が表に見えない。さらに一重に対する感情だけは一向に後退する様子がないのだ。それだけ彼女のことを想っているということなのだろう。
二重は、今後自分自身がどう変わってしまおうと、この気持ちだけで生きていけると信じている。
普段はこのOOPARTSを使用せず二重迷走をメインの武器として使用している。
待機時の色はそれぞれ灰色と乳白色。
ランクはE++であり、使用限界は240秒である。
ランクは低いものの二重は他のユーザーと比べてこの武器を多用する傾向にあるため人格の侵食を多く受けているのだろう。
太古に作られたこの鋏は、元はそれぞれ漆黒と純白の刃を持つ両刃の剣であったと思われる。何ゆえその剣を鋏様にしたのかは謎だが、性質としては、それぞれSTORMBRINGERが男性を、MOURNBLADEが女性を殺害した場合、殺された人間の持つあらゆる力――即ち、オド・精神力・体力はもちろんのこと生命力までをも吸い取り、所有者である二重に還元させるというものがある。もっとも吸収した力はOOPARTSを展開しているときにのみ使用することができるので常にその力を自身の力として揮えないという欠点がある。とはいえ吸収した力はOOPARTS内に保存されるので前に吸収した力を次の展開時に使用することもできる。割と地味な性能であるためランクはさほど高くはなく使用限界も比較的長いようだ。
OOPARTS特有の弊害として、使用者である二重もまた感情が徐々に欠如しているようだが、元々の冷徹な性格からあまり感情の欠如が表に見えない。さらに一重に対する感情だけは一向に後退する様子がないのだ。それだけ彼女のことを想っているということなのだろう。
二重は、今後自分自身がどう変わってしまおうと、この気持ちだけで生きていけると信じている。
普段はこのOOPARTSを使用せず二重迷走をメインの武器として使用している。
待機時の色はそれぞれ灰色と乳白色。
ランクはE++であり、使用限界は240秒である。
ランクは低いものの二重は他のユーザーと比べてこの武器を多用する傾向にあるため人格の侵食を多く受けているのだろう。
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