2008年4月のルールと比べて、2008年7月29日版のルールの変更点をまとめてみました。
騎乗ルールや同調ルールなど、新しく変更された部分もありますので十分ご注意下さい。
騎乗ルールや同調ルールなど、新しく変更された部分もありますので十分ご注意下さい。
L:アイドレス取得ルール
概要
大幅に書き換えが入っています。
歩兵等の基本職業も次のアイドレス枠で取得できるようになったこと、次のアイドレス枠で取得できるのは原則として*国人からの派生アイドレスのみであることなどがポイントです。
歩兵等の基本職業も次のアイドレス枠で取得できるようになったこと、次のアイドレス枠で取得できるのは原則として*国人からの派生アイドレスのみであることなどがポイントです。
新規情報
- 新規アイドレス枠を使って、例えば西国人等から派生している基本職業も取れることになりました。西国人+歩兵+サイボーグに対して、西国人の次のアイドレスであるドラッガーを取得し、西国人+歩兵+サイボーグ+ドラッガーとできるということです。
- プロモーションはACE以外にも適用できることになりました
- 「立国時に取得した人+基本職業の組み合わせ及びその派生(アイドレス工場や食糧生産地を含む)」のみが新規アイドレス枠を使って次のアイドレスを取得できます。藩国の独自アイドレスの場合はマイルでしか次のアイドレスを取得できません。
- アイドレス1の時点で、独自アイドレスに対して次のアイドレス枠を使用していた場合(例:FEGの千葉昇、たけきの藩国のヤガミ(2258))、例外的に独自アイドレスではなくイグドラシル取得として扱われます。例えばFEGは、千葉昇の派生のラブ使いをマイルで獲得することは出来ず、新規アイドレス枠を使ってのみ獲得できることになります
既存質疑の明文化
- 人のアイドレス(例:高位西国人)は1つの取得枠で複数の着用アイドレスを置き換えることが出来ます
- 職業のアイドレスは1つの取得枠で着用アイドレスを1箇所しか置き換えられません。例えば西国人+整備士+整備士と高位西国人+整備士+整備士の双方に名整備士を付け加えたいとしたら、新規アイドレス枠が2つ必要になります
- 藩国独自アイドレスからの職業取得する場合のコストについて明記されました(100マイルで開示後、40マイルで個別に取得。以降は藩国ではなく個人アイドレスとして扱い、派生取得費用等は40マイルになる)
L:騎士団の運営
概要
4月から7月にかけての質疑結果のルールへの組込が行われました。
個人騎士団は資産を持たないこと、騎士団及び冒険組合には 設立時 にのみ 母体組織 から物資・兵器が輸送できるがそれ以降は輸送ルールに厳密に従うこと、食料や燃料は母体組織が消費を肩代わりできるが兵器は騎士団で保有しない限り使用できないこと、などが明記されています
個人騎士団は資産を持たないこと、騎士団及び冒険組合には 設立時 にのみ 母体組織 から物資・兵器が輸送できるがそれ以降は輸送ルールに厳密に従うこと、食料や燃料は母体組織が消費を肩代わりできるが兵器は騎士団で保有しない限り使用できないこと、などが明記されています
既存質疑の明文化
- <t:母体組織からの出資>に兵器は含まれません
- 騎士団・冒険組合設立時には母体藩国からのみ物資・兵器を輸送できます
- 個人騎士団は1人もしくは1機で軽編成という条件を満たせば、ACE抜きでPCのみの部隊でも設立できます
- 冒険組合に軍団税は必要ありません
L:部隊の分離・合体のルール、L:部隊AR回復のルール
重要点
- 部隊を合体する場合やARを回復する特殊を使う際は、関連する部隊全ての「AR差が0であり、かつお互いが白兵戦可能な距離にいること」が必要になります。距離だけではなくARが一致する必要がありますのでご注意下さい。
L:個人職業
概要
マイルで取得した職業に関するルール。
取得した職業は所属藩国の着用アイドレスを一つ選びその中に組み込んで使うこと、宰相府の着用アイドレスに対して個人職業を組み込むことは出来ないこと、藩国の12の着用アイドレスとは別に個人は着用アイドレスを無数に持てること、個人職業を組み込んだ着用アイドレスの次のアイドレスを藩国側で取得した場合それに合わせて個人のアイドレスもアップデートできることなどが記載されています。
取得した職業は所属藩国の着用アイドレスを一つ選びその中に組み込んで使うこと、宰相府の着用アイドレスに対して個人職業を組み込むことは出来ないこと、藩国の12の着用アイドレスとは別に個人は着用アイドレスを無数に持てること、個人職業を組み込んだ着用アイドレスの次のアイドレスを藩国側で取得した場合それに合わせて個人のアイドレスもアップデートできることなどが記載されています。
L:騎乗行為
概要
猫の神様やピケなどを扱うための、新規追加されたルールです。
- 騎乗兵器への乗り降りにはAR3を消費します
- 騎乗兵器には編成時にARを消費せずに騎乗させておくことができますが、この場合はごちゃまぜ編成は出来ません
- 編成段階では騎乗状態ではなく準備フェイズを使って騎乗させるのであれば、通常のルールどおりごちゃ混ぜ編成することは可能ですし全体を併せて1部隊として可能行為を考えます
- 騎乗状態の場合は、騎乗者全体で1部隊・騎乗兵器全体で1部隊として別々に可能行為等を考えます。但し編成枠は1つしか使いません。
- 騎乗兵器も騎乗者も可能な行為については、同調判定なしで両者の評価値を合算できます
L:同調判定、L:協調ルール
概要
質疑結果などを元に大幅に書き換えられました。
同調が必要な場合として、フルブーストと複数部隊協調時が例として挙げられています。
また、バンドした部隊は装甲判定などの受動的判定を行う場合のみ、ARが不一致でも協調行動を取れることが明記されました。
同調が必要な場合として、フルブーストと複数部隊協調時が例として挙げられています。
また、バンドした部隊は装甲判定などの受動的判定を行う場合のみ、ARが不一致でも協調行動を取れることが明記されました。
フルブーストの場合
- 「行為」と書かれている特殊を複数名の搭乗者が持ち、これらを全部使用した場合に発生する
- 部隊単位ではなく機体一機ごとに、搭乗者のうちの1名が判定を行う
- 元気な舞踏子のパイロット時の補正などは、同調判定者が所有している場合は使用できる
- 例外として、摂政が所属する部隊は全てのフルブーストに自動成功する(摂政が搭乗していない機体も判定に自動成功できる)
複数部隊協調時の場合
- 協調対象部隊のうち、いずれか一部隊に所属する1機もしくは1名が外見判定を行う
- 各部隊が個別に同調判定を行う必要はない
L:編成ルール
常時機体搭乗宣言
T12から追加されたルールです。
例えばアビシニアンに強い舞踏子7名が乗り込んだ場合を考えると、アビシニアン自体は白兵行為不可能ですが強い舞踏子は白兵行為可能なため、「t:搭乗兵器 = 側面:操縦者しか持たない特殊は操縦者全体を1部隊として行動制限がなされる」のルールによって白兵行為の特殊の燃料を消費する必要がでてきます。但しこの場合も、機体から降りた場合でないと白兵戦行為はできません。
そこで、機体から降りないことを条件に、機体搭乗時には不可能な行為の特殊消費をキャンセルできるのが常時機体搭乗宣言です。これは編成フェイズ時に、各機体ごとに宣言できます。
これを使うことで、T-STSのコパイロットのために白兵戦行為の燃料を支払うといったことがなくなります。
そこで、機体から降りないことを条件に、機体搭乗時には不可能な行為の特殊消費をキャンセルできるのが常時機体搭乗宣言です。これは編成フェイズ時に、各機体ごとに宣言できます。
これを使うことで、T-STSのコパイロットのために白兵戦行為の燃料を支払うといったことがなくなります。
輸送ルール
採掘関係やNW内でも他国間は輸送が必要になったことに伴い、ルールが書き換えられました。
これまで輸送部隊は軽編成しかできないというルールがありましたが、空母やフェイク3のように航行能力を持ちながら戦闘行動も取れる部隊もありますので、「航路を持ち、かつ物資もしくは部隊輸送能力のある部隊」は軽編成しかできない、と明記されるようになりました。つまり、空母やミアキス(輸送型)は軽編成しかできませんがミアキス(砲戦型)やフェイク3は重編成も可能です。
L:ハイクオリティーボーナス
概要
過去数回にわたって訂正が入っています。ポイントをまとめると以下になります。
- HQの基準は「イラスト・文章共に非常にクオリティが高い、もしくは膨大な時間がかけられている」こと
- SHQの基準は「単にイラスト・文章のクオリティが高いだけでなく、全体としてページがよくまとまっている・アイディアが斬新」なこと
- 個人の場合は職業単体に対して、国の場合は着用アイドレスの組み合わせに対してHQが与えられる。
- 個人の着用アイドレスは、最後に組み込んだ職業のHQ効果のみが適用される。これとは別に職業4のHQ効果も適用可能
- 個人の場合は生産量はHQで+1、国の場合は+5となる
- 海軍兵站システムはHQ1個ごとに効果が*0.75、SHQ1個ごとに*0.60されていく。但し15%未満になることはない
- HQの効果を累積しても、評価値が元のそれの3倍、生産量が元のそれの2倍を超えることはない
- HQはそのアイドレスの親、祖父、曽祖父のものを引き継げる
- 各アイドレスは親を1つしか持たない。国が取得したACE派生の職業などは、ACEではなく組込元の着用アイドレスを親として考える。
L:マイル関係ルール
変更点
- 藩国資産をマイルに交換して国内俸禄にする制度はなくなりました
- 個人間でのマイルの譲渡が可能になりました
L:施設に関するルール
概要
新規追加されたルールです。家の住みやすさが生活ゲーム内での燃料消費を代替できるだけでなく、家の下取り価格上昇やプロモ価格割引の効果があることはあまり知られていないかもしれません。
L:特殊表記の統一書式、L:アイドレス分類
概要
新規追加されたルールです。
今まで記述にぶれのあった特殊やアイドレス分類の表記が統一されることになりました。
今後は、発動条件が「任意発動」もしくは「条件発動」のものは75%制限対象、「常時発動」のものは75%制限対象外となります。
今まで記述にぶれのあった特殊やアイドレス分類の表記が統一されることになりました。
今後は、発動条件が「任意発動」もしくは「条件発動」のものは75%制限対象、「常時発動」のものは75%制限対象外となります。
その他
新規情報
- 「ICG =我は2008年7月15日~8月30日の市況を定める。」及び「ICG =我は2008年7月15~8月31日の諸費用を定義する。」で8月末までの各種費用が定義されています
- f:にイラストを使えることが明記されました
- t:爵位による設定国民数が追加されました
- L:オペレート、L:対空戦闘が追加されています。対空戦闘時は条件付で敏捷や対空戦闘で防御判定が出来ることなどが明記されました。
- L:戦闘の<t:行動の発効タイミング>が修正されました。例えばAR10の段階ではじめた整備の効果が発生するのは、AR7時点です。
- アイドレスの要点は3個以上記述する必要が有るという項目が削除されました。
既知の質疑等のルール化
- 生産フェイズ
- 編成されていないACEのみなし職業による生産が行えることが明記されました
- 輸送フェイズ
- 採掘もできることが追記されました
- 転藩、人員移動フェイズ
- 新規入国はいつでも可能なことが明記されました
- t:宰相府藩国の国民
- 宰相府藩国のアイドレスを着用できるのは天領民のみであること、帝國軍関係者・PPG関係者・秘書官・エースは限定的に宰相府の兵站システム等の恩恵を受けられること、天領民は宰相府の着用アイドレスに個人職業を組み込めないことなどが明記されました
- L:兵站システム
- 陸軍及び海軍兵站システムは、技術保有国の国民が所属する部隊全体に効果を及ぼせることが明記されました。また秘書官や帝國軍、PPG所属者は宰相の指揮下に有る限りにおいて宰相府の技術等を利用できます
- L:整備判定
- 使用していなくても編成した機体は整備対象であること、整備フェイズに治療部隊等も使用できることが明記されました
- L:冒険ゲーム
- ロールプレイに関して、選択した行動と関連の有るRPである必要が有ること・ACE単独部隊に限って部隊所属外のメンバーがRPを記入できることなどが明記されました
- L:一般行為判定
- <t:複合評価>にて、整備行為等の複合評価へ補正を加える特殊の場合、例えば整備+3なら知識+3および器用+3の補正として擬似的に扱うことが明記されました
-