丁香のべる(ちょうじ-)


■性別
女性

■学年
2年生

■所持武器
チョコ5.1kg


■ステータス【合計30以内】
攻撃:0/防御:0/体力:5/精神:5/FS(パトロン):20


迷宮入りチョコレート事件


■特殊能力内容
効果1:味方リザーバー召喚 30
時間:一瞬 1.0倍
範囲:同マス 1.0倍

効果2:召喚永続化 90 
時間:一瞬 1.0
対象:召喚したリザーバー 1.0

効果3:単独では無意味なバステ「探偵」付与 1
時間:一瞬 1.0
対象:召喚したリザーバー 1.0

非消費制約:味方男性のみに有効 0.85

消費制約1:体力1消費 5
消費制約2:精神1消費 5
消費制約3:能力休み後に1ターン行動不能 20

FS: 20 *3.0

効果数値1:30*1*1*0.85*1=25.5
効果数値2:90*1*1*0.85*1=76.5
効果数値3:1*1*1*0.85*1=0.85
効果数値合計:25.5+76.5+0.85=102.85

発動率:(100-102.85+30)*3.0=81.45≒81%

発動率81% 成功率100%

特殊能力原理

「依頼人」である彼女が「探偵」に高額なチョコと引き換えに依頼を受理させるコネクション能力。
支払うチョコ(××)は双方の合意に基づき分量が決定されるが、探偵は彼女との事前交渉をはじまってしまった時点で拒否できず依頼内容がどのようなものであっても多寡以外の条件で突っぱねることは不可能となる。
探偵は事件解決に繋がるなら彼女の依頼に逆らうことは絶対に出来ない。どんな非人道的行為や自分の命に関わる行為でも本人の意志に関わらず実行させる。

制約として既に何らかの依頼を請け負っている探偵を雇うことは出来ない。
また、依頼遂行に当たっては細かい指示まで飛ばさないと探偵自身に解釈の余地が生まれること、さらに季節柄、建前として男性にしか使えないのも難点である。
交渉・指示も体力・精神、時間の面において消耗を伴い、本人も並以下の身体能力しか持たないため乱用は出来ない。
ところで彼女が今回用意したチョコはグラム9803円の本物であり、世界最高峰の探偵でも二、三人は引っ張ってこれると見込んで用意したものである。


キャラクター説明

日本有数の財閥である「名花十二客」のひとつ「丁香(ちょうじ)」の一員たる少女。
「丁香」は「素客」を意味する通り、質素倹約を旨とし市井に溶け込むことを要とする名家。知名度や財力で見れば下位に当たるが、分家を含めた一族の数は最多。男女問わず、凡庸な顔付きの家系である。

探偵を崇め、時に愛される「依頼人」属性の申し子たる少女。一人称は「わたしたち」。
こけし顔で困ったような目尻がチャーミングなさそり座の17歳。クラスの最大公約数、特徴が無い普通として常は振る舞うが、あえて言うなら常に曖昧な笑みを浮かべているのが特徴か。
その微笑みは老若男女は勿論、流派すら問わずに探偵を傅かせ、その言葉はすべての探偵を頷かせる。
普段は装っているが、実は小柄な身体には似つかわしくない、太く良く通り、威厳ある声の持ち主である。

本人の小遣いは三食に事欠くほどだが、それはサイドビジネスで荒稼ぎをしながらも身銭を切っているため。
依頼料には不自由しないし、不自由させない。この歳にしてダース単位の探偵を囲っている通り、探偵への傾倒ぶりは尋常ではなく彼らを飢えさせるくらいなら、自ら死を選ぶと断言するほど。
反面、探偵とその関係者(怪盗・助手役など)以外には冷淡で無関心。
警戒心が強いのか、常に頼みとなるチョコを全身に仕込んでおり、手放そうとはしない。

ありとあらゆる事件に首を突っ込むのがライフワークで、その際に出る被害には全く頓着しない。
事件解決には下手をすればどんな探偵よりも執着しており、未解決事件の解決の依頼は趣味でもある。
今回の事件に放置すれば迷宮入りとなるだろう気配を感じ、チョコを大量に収めた専用のジュラルミンケースを持参して取引。ついでに優秀な探偵が魔人たちの中にいることを看破、籠中の鳥とすべく陣営に潜入する。

その探偵への傾倒ぶりはかつて自分の片腕を奪った凶悪犯から助けられたためとも言われるが……?


最終更新:2015年03月05日 18:39