ゾロアット ZOLOAT |
登場作品 |
機動戦士Vガンダム |
型式番号 |
ZM-S06S |
全高 |
14.5m |
重量 |
8.2t |
所属 |
ザンスカール帝国軍 |
武装 |
バルカン砲 ビーム・ライフル ビーム・サーベル ビーム・キャノン 5連ビーム・ストリングス ビーム・シールド |
搭乗者 |
トッリ・アーエス ミサキ・アイザワ マーベット・フィンガーハット |
【設定】
ザンスカール帝国軍の宇宙戦用量産型モビルスーツ。
非常に完成度が高く、当時の連邦の主力が就役して何十年も経過するジェムズガンや
ジャベリンである事を差し引いてもこれらを圧倒する性能を持っており、ビーム・ローター試験機のゾロ・ローターを経て地上制圧用の
ゾロ、その発展機のトムリアット、ドムットリア、最終的に地上用改修型のゾリディアへ至る等べスパの多くのMSの基幹機となっている。
特徴的な武装の5連ビーム・ストリングスは、かつての
ヒート・ロッドや
海ヘビの派生系武装と思われるビーム・ワイヤーを射出し、捕縛や電撃による攻撃を仕掛けられる。
生産性も高く、終戦まで多数の機体が確認された。
【武装】
バルカン砲
胸部に2門が内蔵されている小型機関砲。
ビーム・ライフル
本機専用のビーム・ライフル。
ただし、他機種に適合しないわけではなく、本機で性能を発揮できるように調整されている。
ビーム・サーベル
ベスパの一般的な小型のビーム・サーベル。
肩部に格納される。
ビーム・キャノン
オプションとして装備される。
背部のハードポイントに装着するが、機体本体のジェネレーター出力とビーム粒子の加速率の低さから、期待通りの破壊力が得られなかった上に重量が増す為、パイロットには好まれなかった。
5連ビーム・ストリングス
右肩に装備された5基の電磁ワイヤー射出装置。
捕縛や電撃による攻撃、敵を牽制・撹乱させるのに用いられた。
また、発生器を内蔵したバインダーはアームで伸びるようになっており、バインダー上部を回転させる事で射出方向の変更が可能。
これにより本体から離れた位置から自在に射出したり、アームの伸縮機能を生かした格闘戦も可能としている。
ビーム・シールド
左バインダーに発生器を内蔵している。
バインダー基部から肩側の端を支点に回転・持ち上がるようになっており、ビーム・シールドを防御に合わせた角度に変更できるようになっている。
【原作の活躍】
番組OPでばんばん破壊されているが宇宙用の量産機なので地上が部隊の序盤ではそれほど活躍した描写は無い。
但し、ウッソ・エヴィンが宇宙で初めて戦った際は5連ビーム・ストリングスによるかく乱戦法が功を奏し、「スペシャルな子供」ウッソを中々に追い詰めた。
基本カラーは赤だが、リガ・ミリティアに鹵獲されマーベット・フィンガーハットの搭乗機となった機体は白系統のカラーが施された(別名:ホワイトアット)。
これを味方機と誤認してしまい、攻撃を躊躇った敵を倒したり、ザンスカール本国に潜入したウッソを援護する際は赤く塗りなおして出撃した。
ザンスカール戦争終盤にはエンジェル・ハイロゥの効果確認の為「トッリ・アーエス隊」がゾロアットで出撃する。取り敢えず過ぎるだろ監督!
【搭乗者】
トッリ・アーエス
CV:山形 ユキオ
ザンスカール帝国軍のモビルスーツパイロットでエンジェル・ハイロゥ護衛部隊の隊長。
エンジェル・ハイロゥの効果確認を行っていたところに
V2ガンダムと遭遇・交戦する。
ミサキ・アイザワ
CV:坂東 尚樹
【VS.シリーズの活躍】
ガンダムVS.ガンダムNEXT
ザンネックのモビルアシストとして登場。
5連ビーム・ストリングスを射出し、標的をスタンさせる。標的が前後縦移動か止まっていると当たらず、横に動いているとよく引っかかる、という独特な性能。スタン時間は長め。
ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS
NEXT-PLUSモードにCPU専用機として登場。基本的にやられ役。攻撃はビーム・ライフル、ビーム・サーベル、5連ビーム・ストリングスが確認されている。何故か渓谷など地上系ステージにも出るが気にしたら負けか。
EXVS.FB
GVS.
一般機がストライカーとして登場
胸部バルカンから散弾を連射して援護してくれる。
また、CPU専用機体としても登場し、こちらでも胸部バルカン砲を撃ってくる。
EXVS.2
一般機に加えてホワイトアットがCPU専用機として追加された。
基本的な性能は一般機と変わらない。
【その他の活躍】
ガンダムビルドファイターズ
第21話のアイラ・ユルキアイネンの回想でリガ・ミリティア仕様のホワイトアットが登場した。
ガンダムビルドファイターズトライ
最終更新:2023年11月23日 18:27