ザクアメイジング

ザクアメイジング
ZAKU AMZING
登場作品 ガンダムビルドファイターズ
型式番号 MS-06R-AB
全高 18.0m(※)
重量 86.8t(※)
所属 聖鳳学園
武装 ハンドガン
ロケットランチャー
ヒートナタ
ロングライフル
操縦者 ユウキ・タツヤ
(※)データ上の設定によるもの。EXVSシリーズの公式サイトでは「UNKNOWN」扱いとなっている。


【設定】

高機動型ザクIIをベースに改造したガンプラ。
ユウキ・タツヤがかつてミリタリーモデルの製作をした経験がある為か、戦車用模型のパーツを流用しており武装もそれに倣っている為、ビーム兵器は一切搭載しておらず、全て実弾兵器で統一されている。
ザクをベースにした理由はやられ役であるにもかかわらず、改良により数々の高性能機が生み出されていることに魅力を感じ、創意工夫の余地を見出した為である。
また、赤いカラーリングはタツヤが尊敬する人物であり、第2回ガンプラバトル選手権の準優勝者であるイオリ・タケシのガンダムのライバルとなる事を意識しており、「ガンダムのライバルといえば赤」という拘りから選ばれた。


【武装】

ハンドガン

両腰のホルダーに収納されている拳銃。
射程は短いが、速射性に優れる。

ロケットランチャー

バックパックに2基装備されており、誘導式のロケット弾を発射する。
熱源や機影認識など様々な誘導方法が存在し、それにより多彩な戦略を取る事が可能。

ヒートナタ

刃を赤熱化させることで切断能力を高めた鉈。
バルカン砲などに対する盾としても使用可能。

ロングライフル

戦車模型の主砲をベースに改造を加えた長距離砲。
取り回しは難しい分、射程と破壊力に優れる。


【原作の活躍】

イオリ・セイとレイジが駆るビルドストライクガンダムとゴンダ・モンタのゴールドスモーとの戦いの後にバトルフィールドに乱入。
ビルドストライクの武装がビームサーベルしか装備していない事に配慮し、ヒートナタのみを使用し、圧倒する。
その後も第7回ガンプラバトル選手権の地区予選にてガナーザクウォーリアのオルトロスのレンズのみ破壊させ降服させる、ジャスティスガンダムを撃墜するなど強さを見せつける。
タツヤが準決勝を棄権した後、メイジン襲名前にユウキ・タツヤとしての心残りをなくすためにセイとレイジと決着をつけるために再戦を行い勝利するも機体は大破した。

そのバトルの後に機体は修復されたようで7年後のガンプラビルダーズコンテストメイジン杯にて三代目メイジン・カワグチとレディ・カワグチの演武にてケンプファーアメイジングと交戦を行う。


【操縦者】

ユウキ・タツヤ

CV:佐藤 拓也

私立聖鳳学園の生徒会長にして模型部の部長。
ビルダーとしては勿論、ファイターとしても高校生最強と称され、ザクアメイジングのカラーリングと、高い工作精度と操縦技術から繰り出される高速戦闘機動中、機体から紅い帯を引く事から「紅の彗星」の二つ名を持つ。
また、容姿と人当たりのいい温厚な性格から学園内でも人気が高い。
ファイト時には髪を掻き上げ、普段の姿しか知らない女子生徒達が一瞬困惑するほど、テンションが高くなる。
その熱さは、専用BGMが情熱の国スペインで生み出されたフラメンコとなっている事からもわかる。

第7回ガンプラバトル選手権の地区予選を勝ち進む中、かつてガンプラ塾の同期であり、今はPPSE社に勤めるアラン・アダムスが現れ、「二代目メイジン・カワグチが倒れた」と報を継げる*1
それが決定打となり、新たなメイジン・カワグチに襲名する事を決意、第7回ガンプラバトル選手権を棄権し、さらに私立聖鳳学園を休学し三代目メイジン・カワグチを襲名することとなる。

しかし、それでも再戦の約束を果たせなくなることが心残りとなっており、愛機と友にその好敵手の前に姿を現すのであった。

【原作名台詞】

  • 「少しばかり、勝負が早く着きすぎたようだ。これではせっかく集まってくれたギャラリーに申し訳が立たん…そうは思わないか?いや、私はそう思う!」
    • セイ&レイジのビルドストライクVSゴンダのゴールドスモーの決着が付いた後にザクアメイジングで乱入した際の台詞。

  • 「すまない、そしてありがとう。それはバトルに乱入したことへの謝罪と君たちと戦える事への感謝の言葉だ!」
    「燃え上がれ…燃え上がれ…燃え上がれ…ガンプラ!」
    • ビルドストライクと最初に対戦した時の台詞。
      後者の言い回しは機動戦士ガンダムの主題歌「翔べ!ガンダム」の歌詞が元ネタだと思われる。

  • 「私がそうだ。そして、今の君も!」
    • 6話のビルドストライクとの再戦より、「ガンプラは遊びだからこそ本気になれる」と語るレイジに対して。

  • 「その本気、私の本気で応えよう!」
    • 同話より。レイジの「俺の本気を見せてやる!」という台詞にこの言葉で返した。

  • レイジ「まだだ!」
    セイ「まだ!」
    タツヤ「ああ!まだだ!」
    • 同話より。互いの機体が爆散しても、ビルドブースターにコントロールを移したセイ・レイジコンビに対して、自身もアメイジングブースターを合体させつつ。
      演出・セリフ全てが熱い展開で最終回「1回目」等と呼ばれる事も。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS.2

新機体として参戦。
射撃は実弾射撃のみで構成されており、バルバトスのようなメイン、二連射することでゴールドスモーメイン連射のように大きく動きながら撃つサブ、誘導のいいミサイル、格闘はホットスクランブルのを調整したものに加えN、前、横、後と豊富な派生があり、さらにカウンターやメインからキャンセルでき、全く動かないが長時間拘束する特格と全体的によくまとまっている。
さらに、ダメージを軽減するリアクティブアーマー、ビルドストライクとの決戦で見せたアメイジンブースターになる復活があるなど、さりげない気遣いもある。
復活時には専用の覚醒技もある。

下りテクこそないものの非常に高水準でまとまっており、初心者から上級者までおすすめな名機として名をはせた。
相も変わらず世紀末な環境だがタツヤのように冷静に、時に大胆に戦えば勝機がきっと見えてくるはず。

モーションにも各所に原作再現が含まれているのでファンならばにやりとするシーンも多い。

アップデートにてライバルであるビルドストライクに復活と復活時覚醒技が追加されたので、同時に放てば決戦の再現も可能。
その場合は実弾を発射するのに対してビルドブースターはビームと格闘属性の突撃なので原作と異なりこっちが不利。

EXVS.MBON(PS4版)

家庭版の新機体として登場。
基本的な仕様はEXVS.2とほぼ同じ。
基本性の高さはEXVS2で証明しているので活躍が期待されていたが、MBON環境に合わせるための調整で主力の特射は誘導が甘く、格闘CSは補正が悪くなっており、さらに機動力は2000最速から最遅にまで悪化してしまった。
同じく家庭版追加の同コストのモンテーロはアシストが微妙に落ちたくらいで横サブなどの強力な武装は据え置きだったため猛威を奮ったことを考えると、もう少しいい感じの調整があったのではないかと思ってしまう。

EXVS.2 XB

ミサイルなどの誘導が下方され、コストオーバー時にはリアクティブアーマーが回復しないようになった。
マキオンの性能に加えて横特格に派生限定だった回し蹴りが追加。
アプデですり抜け効果が追加されたが、判定時間が短いのかあまり役に立たないとの報告も多い。
一方でサブが4発となり、特射の誘導もエクバ2ほどではないにしろある程度戻ってきた。
覚醒技最終段でリアクティブアーマーが復活するように。

EXVS.2 OB

特格が時限強化『紅の彗星【ハイマニューバ】』に変更。赤く光って機動力が上がるが、それまでは特格が封じられるようになってしまった。
また、格闘CSがNサブに移行し、レバー入れで従来のサブとあわせて弾数1発に変更(従来の2発目は弾数消費なし)。
また、覚醒技が発動時にリアクティブアーマー復活&紅の彗星発動と緑ロックで打ち得なやつに。

全体的に使いにくくなる調整をされていたが、23年11月のアップデートにて上方修正が入った。
NサブがEXVS2当時以上の性能となり、ミサイルが誘導強化ついでにグランサ式の弾数10発撃ち切りリロード式となって回転率が改善。
さらにBD格闘や強化横特が近距離で攻撃判定の発生が良くなるなど大幅に強化され、攻撃面ではエクバ2並みになった。
今作でリアクティブアーマー復活がしやすくなったことで得た圧倒的なタフネスが再注目されたこともあり、久しぶりの環境入りを果たした。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

  • 通常時:ヒートナタを構える。おそらくビルドストライク戦(一戦目)での決着で首元にナタを突き付けたシーンか
  • 覚醒時:∀ガンダム前期OPのような感じで右手を掲げる。ビルドファイターズ前期EDでのザクアメイジングのコスプレをしたタツヤのポーズの再現。
  • 復活時:アメイジングブースターで上空に消えてからザクアメイジングになって下りてきてハンドガン二丁で決めポーズ

敗北ポーズ

頭部を失った状態で倒れている。周囲にはビルドストライクと思わしきパーツも転がっている。


【余談】

ユウキ・タツヤは外伝漫画ではガンプラバトルとの出会いからトライまでの話を描かれる『ガンダムビルドファイターズA』の主人公としても登場する。
上記の名台詞の通り、ガンプラバトルが関わると口調がかなりセリフ臭くなる
脚本が00を担当した黒田氏特有の所謂黒田節である。


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最終更新:2023年11月29日 10:50
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*1 その時はまだ死んでいないが、『A-R』劇中で亡くなっていた事が明かされている