バーザム

バーザム
BARZAM
登場作品 機動戦士Zガンダム
型式番号 RMS-154
全高 24.2m
重量 40.1t
所属 ティターンズ
武装 バルカン・ポッド
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル


【設定】

ティターンズの量産型モビルスーツ。
ガンダムMk-IIをベースに設計されており、グリプス戦役の長期化による主力機の旧式化への対応と、可変機や強化人間専用機など高コストかつ扱いの難しい機体ばかりが増えてきた為、一般兵士でも扱いやすくコストパフォーマンスに優れた機体としてニューギニア基地で開発された。
股間部にあるものは「平面パーツの左上に謎の突起物がある」と「メガ粒子砲の砲口で窪んでいる」の二つの説があったが、近年では前者の解釈がとられていることが多い。


【武装】

バルカン・ポッド

60mm口径の外付け式の機関砲。
後頭部と側頭部にラッチがあり、ガンダムMk-IIの物と同一構造のバルカン・ポッドを装着可能。

ビーム・ライフル

砲口が爪のようなカバーで挟まれた独特な形状のビーム・ライフル。
逆手で持って保持している。

ビーム・サーベル

左右の前腕部に各1基ずつ内蔵されている。


【原作の活躍】

グリプス戦役の中盤から終盤にかけて、ティターンズの主力機として登場。
ハイザックマラサイとは異なり、主要人物が搭乗していない為か特筆すべき活躍はあまり見られなかった。

外伝のAOZでは活躍した。


【VS.シリーズの活躍】

機動戦士Zガンダム エゥーゴVS.ティターンズDX

コスト200の機体として登場。
ビーム・ライフルは溜め撃ちが可能で、後のチャージショットの起源となっている。
ビーム・サーベルは逆手で持っている。

EXVS.2

根強いファンこそいるもののメインキャラが乗っていなかったこと、本編の活躍がさほどなかったことから参戦は絶望視されていたが、CPU専用機体として登場。

近年の話題っぷりから新作でいつかバーザムの後継機やビルドシリーズにて改造機が登場しそれらがプレイアブルになることがあるしれない。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズトライ

第1話アバンでの宇宙戦で登場。
デナン・ゾンデスアーミージェスタマグアナックユニオンフラッグハイザックリ・ガズィ・カスタムリゼルビルゴリグ・シャッコームラサメ、バリエント、ゾロアットと共にアクシズ内でザクIIIとホシノ・フミナのパワードジムカーディガンを迎撃した。

第10話ではガンプラコレクションのガンプララリー用にコウサカ・ユウマがカミキ・ミライに3番目に見せたガンプラとして本機のHGUCが登場。
当時本機のHGUCは存在せず、パッケージイラストは発売済のガンダムMk-II(ティターンズ)の旧HGUCから背景含めてのトレースとなっており、後に発売された本機のHGUCでは背景こそ別物となったがメインの構図は偶然か意図的かは不明だがそのイラストとよく似ていた。
ちなみにそのイラストでのHGUC通しナンバーは型式に則ってなのか154。現実だとシン・マツナガ専用ザクが当時既に154として発売済で、当時最新は187のクロスボーン・ガンダムX1。その更に後の発売となったバーザムは204となった。

ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ

暴走した人工結晶体に操られたガンプラとして登場。
89式ベースジャバーから飛び立ってプチッガイに接近したが、光るメイスを叩きつけられて撃退された。

ガンダムビルドファイターズ バトローグ

「G-クエスト」の敵機として「ヴァイスバーザム」が登場。
外見はそのままにガンダムMk-II(エゥーゴ)を意識したカラーリングとなっている。

スーパーロボット大戦

『第2次α』ではヤザン隊が序盤に搭乗しており、スポット参戦ながらバーザムを操作できる貴重な作品となっている。
なお、厳密に言えばバーザムではなく、「ガンダム・センチネル」に登場するバーザム改であるが、機体名称は「バーザム」で登場作品は「機動戦士Zガンダム」となっている。
最も同作では未使用データにセンチネル系MSのデータが存在していたのだが、版権か何らかの事情で没になったがバーザム改だけはバーザム名義で出せたためお蔵入りせずに済んだ…の説が強い。

『DD』ではグリプス戦役を生き延びたジェリドが本機に搭乗している。


【余談】

本編の活躍のわりに根強いファンが存在し、2018年にHGガンプラが発売された際にはある模型誌では雑誌の半分近くの特集の特集を組まれ、ガンプラ自体も「バーザムがHGで出る機会は今後ないだろうから、その分ファンの期待にこたえるべく気合を入れた」と設計者が豪語したほどの出来を誇りかなりの売り上げを見せた(2021年4月にプレミアムバンダイで予約が開始されたAOZ RE-BOOTに登場するレジオン鹵獲仕様も即日に1次受付分が完売している。その上、AOZ-REBOOT版2種はTV版からのパーツ流用が一切無い)。
あまりの売れっぷりに関係者から「バーザムショック」とまで言われ、この機体の売り上げから「非ガンダムタイプも売れる」とバンダイに判断されガルバルディβ、リーオーマグアナックデスアーミーといった非ガンダムタイプが最新フォーマットで発売される流れを作った。
それどころかウィンダムのマルチストライカーやディキトゥスなど10年前だったらまず信じられないような機体まで出ることになった。


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最終更新:2023年08月09日 16:06
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