- ガチガチのサバイバルホラー(少ない弾をやりくりしながら敵から逃げるゲーム)だった前作とうって変わって、敵と積極的に戦うアクションゲームになった。
基本的にはでてくる恐竜を倒すともらえるポイントで弾薬補給をしたり強い武器や回復アイテムを買ったりしながら進んでいく。このとき、「敵にダメージを食らわず、一定時間以内に連続して倒していくと、もらえるポイントがどんどん増えていく」というチェーンシステムがあり、攻略の要となっている。またアクション化にともなって前作のような謎解きの類は大幅にカットされた。操作が前作と同じくラジコン形式なので少々もどかしいものの、高速移動であるステップ(なぜかデフォルトでは使えず、オプション画面でONにしないといけない)などを駆使して恐竜たちのすばやさに対抗してゆきたい。恐竜を華麗にさばきつつチェーンをつなげていく快感はなかなか楽しい。
個人的な欠点としては、ストーリーがとある謎で引っ張っていたもののラストが慌しく雑さをおぼえる点(それを含めラスト辺りの急ぎ方はマイナス。当初より目標だった大都市が数マップだけで流されてしまう、最後の場面に女主人公が唐突にあらわれる……etc)、両プレイヤーキャラクターの心理描写が少なく最初は反発しあっていたという伏線めいた描写も特になにもない点、前作のようなCG一枚絵+ラジコン操作なので扉を開けた直後など「画面手前の先に恐竜がいるため、プレイヤーからは見えないが弾を撃たなくてはならない」ときなど理不尽さを感じる点、など。シナリオはやりたいことはわかるが……という惜しさがある。
総括して、前作のゲーム性を引き継いではいないという前提をわかっていれば楽しめるのではないかと思う。余談ながら「購入要素の導入」「近距離武器を装備変更せず別ボタンで使える」などの要素は、先行作バイオハザードが4(これは本作よりあとの発売)でアクションゲーム寄りに大幅にモデルチェンジしたときに導入したものを先取りしていたりする。
PSPでやるときのR2、L2について。このゲームはR2ボタンが180度ターン、L2ボタンがマップ画面表示に割り振られている。マップ表示はともかく180度ターンは手早く使えるようにしておきたいため、L1ボタン(通常は照準切り替え)に設定しておくのがおすすめ。照準切り替えのほうはアナログスティックでもじゅうぶん間に合うし(移動発砲しながら切り替えはできなくなるが、稀な機会だろう)、もしアナログスティックでは咄嗟のときに……と考えるのであれば同じ操作が割り振られている□ボタンか○ボタンのどちらかに割り振ってもいい。 -- (名無しさん) 2012-11-07 11:40:36
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