IDdata | |
Name | 時夜 夜厳 |
Alias | 【グレイトフルナイト(偉大なる夜)】 |
Class | インダストリアリスト&ミスティック |
Rank | ロード++&マエストロ++ |
Money | 4,367,709,900W¢ |
Point | 3248799110pt |
Ranking | 12/6473226 |
OOPARTS | |
Link | ニュクス所属 |
Age | 18 |
学年 | 五十年度入学 予科程二年修了 本科四年目 |
職業 | ニュクス取締役会長 |
北区画管理官 | |
人種 | 純日系 |
所在地 | ノースヤード 不夜城 |
連帯保証人 | 異牙 霧戒 |
代理保証人 | 雨月 幽那(死亡) |
PROFILE
【グレイトフルナイト】のエイリアスを持ち、ノースヤードの王として〝北王の紋章〟を所持している。
夜のあだ名で呼ばれることが多い。
学園都市随一の危険請負業者【ニュクス】の取締役会長として、危険請負と仲介業を営み、学園都市外にも顧客が存在するら
学園都市最北端に〝不夜城〟と呼ばれる館を構えて生活している。
現在のランキングは十二位だが、順位にそれほど興味がないようで、【ニュクス】を大規模展開しないのもそのためだ。逆に大規模な経営拡大を行なえば、ランキングを引っくり返すことも可能だろう。
インダストリアリストとミスティックのダブルクラス所持者、先天的ミスティックだが、インダストリアリストの勉強に重点を置いている。
夜のあだ名で呼ばれることが多い。
学園都市随一の危険請負業者【ニュクス】の取締役会長として、危険請負と仲介業を営み、学園都市外にも顧客が存在するら
学園都市最北端に〝不夜城〟と呼ばれる館を構えて生活している。
現在のランキングは十二位だが、順位にそれほど興味がないようで、【ニュクス】を大規模展開しないのもそのためだ。逆に大規模な経営拡大を行なえば、ランキングを引っくり返すことも可能だろう。
インダストリアリストとミスティックのダブルクラス所持者、先天的ミスティックだが、インダストリアリストの勉強に重点を置いている。
本来、能力の向上を考慮に入れて、十一歳以上は入学を認めない方針を打ち出しているトランキライザーに十二歳で入学した神童。
当時にして、彼を学園都市から摘み出そうとしたマスタークラスのグラップラーを瞬殺するほどの力を有していた。
噂だが、彼に瞬殺された生徒はその後学園を辞め、アメリカに渡ったらしい。
当時にして、彼を学園都市から摘み出そうとしたマスタークラスのグラップラーを瞬殺するほどの力を有していた。
噂だが、彼に瞬殺された生徒はその後学園を辞め、アメリカに渡ったらしい。
入学後に霧戒と出合ったことで、さっさと終わらせて本科に移ろうとしていた考えを改め、二年ほど予科を満喫した。二年で本科に進級したのは、霧戒の履修に合わせたためである。
わずか四年でマエストロ、ロードのクラスまで駆け上がった猛者だ。
わずか四年でマエストロ、ロードのクラスまで駆け上がった猛者だ。
ノースヤードは、基本的に貧民街として治安もあまり良くない。
かつて、ライザーアイランドが〝逃れの島〟と呼ばれていた頃から住み着いてる住人が多く、争いも耐えないが、夜厳は彼らとも巧くやっている。
かつて、ライザーアイランドが〝逃れの島〟と呼ばれていた頃から住み着いてる住人が多く、争いも耐えないが、夜厳は彼らとも巧くやっている。
普段は昼行灯を気取っている。ちゃらけた雰囲気で、常に薄く柔らかな笑みを口元に浮かべているが、そこにはどんな時でも崩れぬ余裕と揺るがぬ自信が窺える。
基本的に自由人。その結果、職務を放棄して遊びに出た時夜が果たすべき仕事の大部分の負担が異牙に回る事になり、ストレスを貯めさせている。ただしそのストレスは必ず時夜に帰ってくる事になる。
夜行性で遊び人気質ではあったが、それなりに勤勉で仕事も鍛錬も行うストイックな生活を送っていた。
けれど【ニュクス】前会長である雨月幽那の死後、影で努力する姿勢は変わっていないが、普段からだらけて仕事をしなくなった。より夜行性になり、何日も遊び歩いたかと思えば、数日間も家から出てこない。一見すると自堕落で、本質的には踏み込ませない。
その生き方は故雨月のロールのようで、かつての夜巖を知る者はその生きざまに痛々しさを感じるくらいだ。本人は決して認めないだろうが、それだけ彼の中で雨月の死が強烈なウェートを締めているという事だろう。
基本的に自由人。その結果、職務を放棄して遊びに出た時夜が果たすべき仕事の大部分の負担が異牙に回る事になり、ストレスを貯めさせている。ただしそのストレスは必ず時夜に帰ってくる事になる。
夜行性で遊び人気質ではあったが、それなりに勤勉で仕事も鍛錬も行うストイックな生活を送っていた。
けれど【ニュクス】前会長である雨月幽那の死後、影で努力する姿勢は変わっていないが、普段からだらけて仕事をしなくなった。より夜行性になり、何日も遊び歩いたかと思えば、数日間も家から出てこない。一見すると自堕落で、本質的には踏み込ませない。
その生き方は故雨月のロールのようで、かつての夜巖を知る者はその生きざまに痛々しさを感じるくらいだ。本人は決して認めないだろうが、それだけ彼の中で雨月の死が強烈なウェートを締めているという事だろう。
賭事を好むが、神に嫌われているのではないかと誰もが思うほどにリアルラックが非常に低い。
ポーカーやブラックジャックなどは、知性が関わるゲームでは強いが、スロットや麻雀など運が重要視されるゲームでは負けが多い。
かつて雨月と行動を共にしていた時は、彼女の幸運とで相殺されていたが、いなくなった今でも行うので負けは増える一方だ。それでも、今までと同じように、はたまた今まで以上に多く出掛けては負けを重ね、異牙にマジ切れされている。
ポーカーやブラックジャックなどは、知性が関わるゲームでは強いが、スロットや麻雀など運が重要視されるゲームでは負けが多い。
かつて雨月と行動を共にしていた時は、彼女の幸運とで相殺されていたが、いなくなった今でも行うので負けは増える一方だ。それでも、今までと同じように、はたまた今まで以上に多く出掛けては負けを重ね、異牙にマジ切れされている。
特徴的な言葉遣いをする事でも有名。片言で口調がコロコロ変わる。チャットやメールでも片言というこだわりがある。
一人称は『俺』が多いが、相手を挑発する時や『神造紳士』発動時などは一人称が『私』が多い。
珍しく本気になった時には流暢に話すので、口調は演技らしい。
一人称は『俺』が多いが、相手を挑発する時や『神造紳士』発動時などは一人称が『私』が多い。
珍しく本気になった時には流暢に話すので、口調は演技らしい。
他人の評価を気にせず、他人から何を言われようとも気にしない。
十に満たない頃、養父にかつて言われた事がある。
「お前は相手の力量に併せて己を磨くのか? 眼前の敵を凌駕すればそれで満足か? 事前情報がないと戦いもできないか?」
「違うだろう? 人生は常に準備不足から始まる。些細なことにも選択を迫る世界。否が応にも取捨を強いられる。人生は選ぶことの連続だ。そのたびに準備不足を嘆くお前の未来に待っているのは、豚のような末路だけだ」
「それが嫌なら琢磨しろ。情報など不要だ。こそこそと鼠の真似事をする暇があるなら己を磨け。残飯漁りなど時間の無駄だ」
「常に相手を凌駕する研鑽を積め。勝利を得るに小細工は不要。常に己が努力にのみ縋れ」
そう言われた際、痛快な感覚と共に違いないと思った。だから夜巖は他人の思惑より、自分の強さを高める事を最上位に置いている。
その事を自身が理解しているからこそ、陰口などは気にしない。特に相手が弱い相手であればある程に笑って流す傾向にある。
ただし、幽那や異牙を筆頭とした身内がらみは危険。表面上は平静を装ってみせるが、内心では怒り狂っている時がある。
十に満たない頃、養父にかつて言われた事がある。
「お前は相手の力量に併せて己を磨くのか? 眼前の敵を凌駕すればそれで満足か? 事前情報がないと戦いもできないか?」
「違うだろう? 人生は常に準備不足から始まる。些細なことにも選択を迫る世界。否が応にも取捨を強いられる。人生は選ぶことの連続だ。そのたびに準備不足を嘆くお前の未来に待っているのは、豚のような末路だけだ」
「それが嫌なら琢磨しろ。情報など不要だ。こそこそと鼠の真似事をする暇があるなら己を磨け。残飯漁りなど時間の無駄だ」
「常に相手を凌駕する研鑽を積め。勝利を得るに小細工は不要。常に己が努力にのみ縋れ」
そう言われた際、痛快な感覚と共に違いないと思った。だから夜巖は他人の思惑より、自分の強さを高める事を最上位に置いている。
その事を自身が理解しているからこそ、陰口などは気にしない。特に相手が弱い相手であればある程に笑って流す傾向にある。
ただし、幽那や異牙を筆頭とした身内がらみは危険。表面上は平静を装ってみせるが、内心では怒り狂っている時がある。
時夜が本気で事に挑む場合は、その知性を存分に発揮する。相手を読み切り、応手妙手奇策上策に応じ、予想外の出来事が起ころうとも無数の対応策を用いて対する。それ故に『時夜夜巌は敗れない』である。これは戦闘においてのみだけではなく、寧ろ経営者、戦闘指揮者としてこそ、真価を発揮すると考えられる。
が、何せ普段は昼行灯を気取る時夜だ。滅多に真価を発揮する事はなく、経営や戦争指揮に本気を出す事もほとんどない。
が、何せ普段は昼行灯を気取る時夜だ。滅多に真価を発揮する事はなく、経営や戦争指揮に本気を出す事もほとんどない。
自分個人の問題であればある程に、他者の力を借りる事はしない。自分の手で決着をと思っているのと同時、巻き込みたくないと思っている。
本心や弱味を見せる事を嫌っている節がある。それを解きほぐしたのが異牙であり雨月であったようだ。けれど雨月が亡くなった事で、表面上は変わりないが、再び誰に対しても内心を表に出さなくなったように思える。
彼が味方を使う時は組織あるいは区画全体の利益である時がほとんど。その点では公私をしっかりと区別していると言えるかもしれない。
ただ、仕事をサボったりしてメンバーに負担をかけているあたりは公私混同だ。繁忙期にはメンバーから殺意を向けられる事も多いとか。
本心や弱味を見せる事を嫌っている節がある。それを解きほぐしたのが異牙であり雨月であったようだ。けれど雨月が亡くなった事で、表面上は変わりないが、再び誰に対しても内心を表に出さなくなったように思える。
彼が味方を使う時は組織あるいは区画全体の利益である時がほとんど。その点では公私をしっかりと区別していると言えるかもしれない。
ただ、仕事をサボったりしてメンバーに負担をかけているあたりは公私混同だ。繁忙期にはメンバーから殺意を向けられる事も多いとか。
雨月、異牙とともに創り上げたニュクスには思い入れが強く、同時に北区画そのものにも少なからざる思いを抱いている。
その為、夜巖と異牙が事務所暮らしをしている間、無人の不夜城を管理するメイド達などとも公私に交流を持っている。メ金欠の低所得者を生徒か否かに問わず雇う事で、雇用を生み出している。比率としては生徒が2、北区出身の市民権を持たない人々が8くらい。
上下の垣根を全く気にしないタイプなので、メイド達からも親しまれており人気は高い。律儀だろうが砕けた感じだろうが、気に入った相手にはかなり親しく接する。どちらかといえば、砕けたタイプの方が付き合いやすいようだ。
メンバーに対しても礼儀に関しては拘らない。ただ、彼自身は公的な場においてのみメンバーに敬称を用い、礼儀を果たす癖がある。尤も、時夜が出る公的な場自体が滅多にない。
その為、夜巖と異牙が事務所暮らしをしている間、無人の不夜城を管理するメイド達などとも公私に交流を持っている。メ金欠の低所得者を生徒か否かに問わず雇う事で、雇用を生み出している。比率としては生徒が2、北区出身の市民権を持たない人々が8くらい。
上下の垣根を全く気にしないタイプなので、メイド達からも親しまれており人気は高い。律儀だろうが砕けた感じだろうが、気に入った相手にはかなり親しく接する。どちらかといえば、砕けたタイプの方が付き合いやすいようだ。
メンバーに対しても礼儀に関しては拘らない。ただ、彼自身は公的な場においてのみメンバーに敬称を用い、礼儀を果たす癖がある。尤も、時夜が出る公的な場自体が滅多にない。
性格は限りなく権謀術数主義のマキャベリスト。腹心に黒いものを持っている事は疑いようがないが、反面、義理堅く慈悲深いという性格も持ち、悪党を自称する割には人に優しくしている事も多い。
そういう時は大抵、適当な理由をつけて『自分の為デスヨ』と言い放つ。が、本心は気がつくとなんやかんやと世話を焼いていた,と言う事らしい。また、言葉で悪態をつきながら、またなんだかんだと理由を付けては無駄に首を突っ込み,他者を救ったりしている事から、本人は認めないが善人気質も持っている事は疑いようがない。
ただし、時夜自身は気付いていないし、指摘されても必ず否定する事だろう。全て自分の為になるからだ、と。
そういう時は大抵、適当な理由をつけて『自分の為デスヨ』と言い放つ。が、本心は気がつくとなんやかんやと世話を焼いていた,と言う事らしい。また、言葉で悪態をつきながら、またなんだかんだと理由を付けては無駄に首を突っ込み,他者を救ったりしている事から、本人は認めないが善人気質も持っている事は疑いようがない。
ただし、時夜自身は気付いていないし、指摘されても必ず否定する事だろう。全て自分の為になるからだ、と。
収入はあるのだが、北区画整理の為や時夜の遊興費・使途不明金によって割と常時金欠状態。
しかし時夜の性質と雨月の優しさから始まった区画整理や治安維持などの費用を出さないという選択肢はなく、同時に時夜が遊ばないという選択肢もない為、生活を共にする異牙ともども金欠状態が多い。その状態で遊びに行く時夜に異牙が切れるのは当然の事だろう。
ただ、実際は賭け事よりも別の理由で金がない事が多い。なんだかんだと言いながらで身内や敵ではない相手には面倒見がいいので、そこに金を使ってしまう(勿論、ギャンブルも影響しているが)。
例えば、棗が夜巖達の金欠状態に配慮し、ニュクスのお客さん常連として、稼いだバイト代でご飯やお酒を差し入れたりしてくれる事に対し、その差し入れ分に色をつけた額を別口座にプールしていたりする。
これは彼女が差し入れを辞めた時、或いは困窮したときに役立てて欲しいと思っての事でもある。
他に、かつてニュクス創設に手を貸したオルランドルが、後に代価として雨月自身を要求した時(正確にはニュクスの傘下入りか雨月自身で、雨月が自身の自由を代償にする事を選んだ)も、当時に彼が持っていた全財産、およそ1000億WCを叩きつけて、雨月に変わって十分な額で借りを返したりしていた。
そういった所で一気に金を使ってしまい、更に自分がそういうことをしている事に対する気恥かしさのようなものもあるのだろう。大体にして言い訳にギャンブルでスったと言い張るので、余計に周囲から白い目で見られたりする。
しかし時夜の性質と雨月の優しさから始まった区画整理や治安維持などの費用を出さないという選択肢はなく、同時に時夜が遊ばないという選択肢もない為、生活を共にする異牙ともども金欠状態が多い。その状態で遊びに行く時夜に異牙が切れるのは当然の事だろう。
ただ、実際は賭け事よりも別の理由で金がない事が多い。なんだかんだと言いながらで身内や敵ではない相手には面倒見がいいので、そこに金を使ってしまう(勿論、ギャンブルも影響しているが)。
例えば、棗が夜巖達の金欠状態に配慮し、ニュクスのお客さん常連として、稼いだバイト代でご飯やお酒を差し入れたりしてくれる事に対し、その差し入れ分に色をつけた額を別口座にプールしていたりする。
これは彼女が差し入れを辞めた時、或いは困窮したときに役立てて欲しいと思っての事でもある。
他に、かつてニュクス創設に手を貸したオルランドルが、後に代価として雨月自身を要求した時(正確にはニュクスの傘下入りか雨月自身で、雨月が自身の自由を代償にする事を選んだ)も、当時に彼が持っていた全財産、およそ1000億WCを叩きつけて、雨月に変わって十分な額で借りを返したりしていた。
そういった所で一気に金を使ってしまい、更に自分がそういうことをしている事に対する気恥かしさのようなものもあるのだろう。大体にして言い訳にギャンブルでスったと言い張るので、余計に周囲から白い目で見られたりする。
ABILITY
『エイトセンシズ(夜式超常八遊戯)』
八つの特殊能力を発現させる学園屈指の異能力の使い手。
ただし、一から八までの能力を順に発動していかないと最後まで使用できないという欠点を有し、いきなり四や五など、中途半端な位置からの発動はできない。
更に、能力行使を解除する(させられる)と、また一からやり直さなければならない。
能力発動後、五分ほど経過(使用)しないと次の力を発動することができない。
一度次のステップに進んでしまうと、前の能力を使用するには解除して一からやり直すか、一周するしか手段がなく、戻ることはできない。
八つの特殊能力を発現させる学園屈指の異能力の使い手。
ただし、一から八までの能力を順に発動していかないと最後まで使用できないという欠点を有し、いきなり四や五など、中途半端な位置からの発動はできない。
更に、能力行使を解除する(させられる)と、また一からやり直さなければならない。
能力発動後、五分ほど経過(使用)しないと次の力を発動することができない。
一度次のステップに進んでしまうと、前の能力を使用するには解除して一からやり直すか、一周するしか手段がなく、戻ることはできない。
第一能力
『魔神の瞳(サードアイ)』
黒い影のようなものを伸ばし、その上(上空限度はなし)にある幾つかの情報を手に入れる。
影は夜巌を中心として伸ばしていく形で、一気に限界距離まで広げたりすることはできない。
黒い影のようなものを伸ばし、その上(上空限度はなし)にある幾つかの情報を手に入れる。
影は夜巌を中心として伸ばしていく形で、一気に限界距離まで広げたりすることはできない。
最大で周囲3kmの情報を手に入れる事が可能。
ただし、ある程度よりも早い速度で動いている物体の情報は手に入らない。5秒以上静止している必要がある。
入ってくる情報は、そのもののパーソナルデータ。服装や外見情報、年齢や名前、性別、武装、所属、目的など多岐に渡る。ただし、心や思考、性格、更に意識的にしろ無意識的にせよ、強く隠したいという意志を持っていれば何も読み取ることはできない。
入り込む情報は全て文字情報。外見ですら文字で事細かに表記されて脳に流れ込む。
ただし、ある程度よりも早い速度で動いている物体の情報は手に入らない。5秒以上静止している必要がある。
入ってくる情報は、そのもののパーソナルデータ。服装や外見情報、年齢や名前、性別、武装、所属、目的など多岐に渡る。ただし、心や思考、性格、更に意識的にしろ無意識的にせよ、強く隠したいという意志を持っていれば何も読み取ることはできない。
入り込む情報は全て文字情報。外見ですら文字で事細かに表記されて脳に流れ込む。
流れこむ情報の奔流は凄まじいようで、最大規模で発動し、その全てを受け取ろうとすれば、学園最大知性と言われる彼でさえも発狂寸前に陥るという。
尤も、脳内で情報を区切り、必要なもののみ記憶して残りは放置という手段を用いることが可能なので、精神を壊す事はない。また、範囲を伸ばす事に得た情報の不要部分を捨てるということも可能。
発狂はあくまでも全情報をそのまま受け入れた場合の話だ。
尤も、脳内で情報を区切り、必要なもののみ記憶して残りは放置という手段を用いることが可能なので、精神を壊す事はない。また、範囲を伸ばす事に得た情報の不要部分を捨てるということも可能。
発狂はあくまでも全情報をそのまま受け入れた場合の話だ。
制限として、発動中は一歩も動けなくなる。また、発動終了から再度動けるようになるには3分の時間を要し、なおかつその3分は情報が入ってこない。位置情報がちょっと古くなるので注意が必要。
第二能力
『悪神の衣(アンチコート)』
相手の戦闘力に応じて自分の身体能力を変化させる。
相手が自分より強ければ強いほどに身体能力を強化させ、反対に弱ければ自身が弱体化する。
発動時は、夜巖の体が黒いコートのようなオーラに包まれるのでわかりやすい。
相手の戦闘力に応じて自分の身体能力を変化させる。
相手が自分より強ければ強いほどに身体能力を強化させ、反対に弱ければ自身が弱体化する。
発動時は、夜巖の体が黒いコートのようなオーラに包まれるのでわかりやすい。
単純に一対一の場合、数値化すると、相手が自分の2倍強ければ能力は1.5倍。4倍強ければ3倍、8倍強ければ6倍強化される。
弱体化の場合、相手が自分の二倍弱ければ能力は2,5倍、4倍弱ければ5倍、8倍弱ければ10倍で弱体化する。つまり、身体値だけでいけば必ず相手を下回る、厄介な能力。
弱体化の場合、相手が自分の二倍弱ければ能力は2,5倍、4倍弱ければ5倍、8倍弱ければ10倍で弱体化する。つまり、身体値だけでいけば必ず相手を下回る、厄介な能力。
ただし、相手の戦闘能力とは、相手が複数人いた場合でも一つに括られる。その為、一対多の時には重宝する。加えて、戦力差の基準は【夜巖対相手】という形になるので、味方がいても能力値変化に影響はないので、多対多で真価を発揮する。
けれど、アンチコート発動中は、意思表現が制限される。
まず、否定的表現が出来ない。どれだけの窮地に陥ろうとも、敗北を示唆する発言や行動は起こせない。味方に逃げろと言うことさえ出来ない。
また、どれだけ不利でもどれだけ有利でも、表情筋が嘘をつき続けるので笑顔が崩れない。ただ、爽やかな笑みになればなるほどに窮地に陥っている。
それ故、多対多であっても厄介な能力であり、あまり使いたがらない。
まず、否定的表現が出来ない。どれだけの窮地に陥ろうとも、敗北を示唆する発言や行動は起こせない。味方に逃げろと言うことさえ出来ない。
また、どれだけ不利でもどれだけ有利でも、表情筋が嘘をつき続けるので笑顔が崩れない。ただ、爽やかな笑みになればなるほどに窮地に陥っている。
それ故、多対多であっても厄介な能力であり、あまり使いたがらない。
第三能力
『神士の証(ジェントリィ)』
相手に向けた礼儀の分だけ、相手を弱体化させる任意発動と、状況や手法に関わりなく、相手が『礼を示された』と感じたら強制的に発動する自動発動の二種類がある。
後者は常に発動していてリスクはないが、その分だけ弱体の幅は少ない。前者は、夜識が意識的に示した礼儀(例えそれが慇懃無礼なものでも)を向ければ発動する。
例え相手が『これは罠だ』『これは能力だ』と考えても、心の底で、或いは知識の中の文化・風習で『これは礼儀を示す手段だ』と感じてしまえば発動する。
能力の下がり幅は大きいが、もしも相手が夜識の行動に礼儀を感じなければ、その分だけ夜識が弱体してしまう諸刃の剣でもある。
相手に向けた礼儀の分だけ、相手を弱体化させる任意発動と、状況や手法に関わりなく、相手が『礼を示された』と感じたら強制的に発動する自動発動の二種類がある。
後者は常に発動していてリスクはないが、その分だけ弱体の幅は少ない。前者は、夜識が意識的に示した礼儀(例えそれが慇懃無礼なものでも)を向ければ発動する。
例え相手が『これは罠だ』『これは能力だ』と考えても、心の底で、或いは知識の中の文化・風習で『これは礼儀を示す手段だ』と感じてしまえば発動する。
能力の下がり幅は大きいが、もしも相手が夜識の行動に礼儀を感じなければ、その分だけ夜識が弱体してしまう諸刃の剣でもある。
弱体する時間は自他ともに20秒と短いが、重ねて行使する事は可能。重ねれば重ねるだけ効果時間は伸びるので、一つの動作に複数の『礼儀』を載せれば、その分だけ効果時間と弱体率は上がる。
自動発動の場合は、相手が勝手に礼儀を感じれば勝手にかかる。
しかし、任意発動の場合、自分が意識して行った分でしか効果を及ぼさない。
また、上記のように礼儀を感じなければ効果は夜識に跳ね返ってくるので、複数の礼儀を重ねれば、その分だけ気づかれないリスクも増える。つまり、自爆するリスクも増える。
しかし、任意発動の場合、自分が意識して行った分でしか効果を及ぼさない。
また、上記のように礼儀を感じなければ効果は夜識に跳ね返ってくるので、複数の礼儀を重ねれば、その分だけ気づかれないリスクも増える。つまり、自爆するリスクも増える。
制約は特にないが、失敗したら自分が弱体化するというのが既に制約だろう。
第四能力
『神々の鏡(ミラージュ)』
相手の攻勢に対し、常に確実な防御及び回避方法をオートで行う能力。
その能力は限りなく絶対級。防ぎきれる分には確実に防ぎ、避けきれる分には確実に避ける。
身体能力も上昇している上、未来視をしているに等しい先読みが可能なので、一対一においては一切のダメージを受けないことも可能な超常能力。
『神々の鏡(ミラージュ)』
相手の攻勢に対し、常に確実な防御及び回避方法をオートで行う能力。
その能力は限りなく絶対級。防ぎきれる分には確実に防ぎ、避けきれる分には確実に避ける。
身体能力も上昇している上、未来視をしているに等しい先読みが可能なので、一対一においては一切のダメージを受けないことも可能な超常能力。
ただし、致命的な制約が二つある。
まず第一に、反撃は一切行えないということ。
攻勢は一切許されていない。能力発動中は、自分から相手に手を出すということが不可能になる。
絶対的な防御&回避が可能になる代わり、攻撃はゼロになってしまう。
まず第一に、反撃は一切行えないということ。
攻勢は一切許されていない。能力発動中は、自分から相手に手を出すということが不可能になる。
絶対的な防御&回避が可能になる代わり、攻撃はゼロになってしまう。
次に、この能力は一人の相手にしか効果を発揮しない。
相手が二人以上いた場合、対象に定めた相手に対しては意識せずとも防御か回避を行うが、もう一人に対して通常の反応はできない。
更に自動防御が優先されるので、複数相手の動き全てに対して最適な動きを取るということができない。対象からの攻撃は受けないが、それ以外の相手から見れば寧ろやりやすい相手となってしまう。
相手が二人以上いた場合、対象に定めた相手に対しては意識せずとも防御か回避を行うが、もう一人に対して通常の反応はできない。
更に自動防御が優先されるので、複数相手の動き全てに対して最適な動きを取るということができない。対象からの攻撃は受けないが、それ以外の相手から見れば寧ろやりやすい相手となってしまう。
最後に、どう考えても物理的に回避不可能な攻撃に対してはどうしようもない。
その際も最効率で最適な防御法を取って被害は最小限に抑えられるから気づかれにくいが、理論上どれだけ先読みできても対応できない攻撃というものがあれば、防ぎきれない。
その際も最効率で最適な防御法を取って被害は最小限に抑えられるから気づかれにくいが、理論上どれだけ先読みできても対応できない攻撃というものがあれば、防ぎきれない。
第五能力
『鬼神の盃(デモングラス)』
なみなみと液体で満たされた黒い盃を生み出す。その液体を飲めば、あらゆる身体機能が強化される。液体はウォッカの味であったりラムの味であったりと様々。けれどアルコール以外はない。味は選択できない。
因みにこれは夜巖以外であっても、飲むことさえ出来れば効果が発揮される。
『鬼神の盃(デモングラス)』
なみなみと液体で満たされた黒い盃を生み出す。その液体を飲めば、あらゆる身体機能が強化される。液体はウォッカの味であったりラムの味であったりと様々。けれどアルコール以外はない。味は選択できない。
因みにこれは夜巖以外であっても、飲むことさえ出来れば効果が発揮される。
強化率は事実上無限大で、飲めば飲むほどに強くなる。
その代わり、飲めば飲むほどに前後不明瞭になっていき理性を消失、最終的には本能だけで暴れるような状態に陥る。力が増える代わりに知性が下がると考えればわかりやすい。
その程度は、酒の強さに比例する。実際の酒を飲んだ時に、どのくらいで酔うかと同じレベル。
ただ、これを飲むと内臓機能も強化されるので、誰が飲んでもザルになる。しかも一種の麻薬効果があるのか、一杯飲んだらもう一杯飲みたくなる。酒好きなら特に。
その代わり、飲めば飲むほどに前後不明瞭になっていき理性を消失、最終的には本能だけで暴れるような状態に陥る。力が増える代わりに知性が下がると考えればわかりやすい。
その程度は、酒の強さに比例する。実際の酒を飲んだ時に、どのくらいで酔うかと同じレベル。
ただ、これを飲むと内臓機能も強化されるので、誰が飲んでもザルになる。しかも一種の麻薬効果があるのか、一杯飲んだらもう一杯飲みたくなる。酒好きなら特に。
その結果、上限なしということが災いする。この能力が発動すると、高確率で本来の目的以外にも大きな被害が起こる。
実践的な能力では髄一であるが、やむを得ず使った際は北区画の一部に致命的なダメージを与えてしまい、それ以来は一度も使っていない。
異牙たちにこってり絞られたという理由の他、自分の意志もなく、目的以外のものに被害を与えるような理性消失状態で勝っても意味はないと考えているからだろう。
実践的な能力では髄一であるが、やむを得ず使った際は北区画の一部に致命的なダメージを与えてしまい、それ以来は一度も使っていない。
異牙たちにこってり絞られたという理由の他、自分の意志もなく、目的以外のものに被害を与えるような理性消失状態で勝っても意味はないと考えているからだろう。
第六能力
『神者の杖(ルーラーワンド)』
支持者の数が増えれば増えるほど力を増す。 発動中は、夜巖の周りをくるくると黒い錫杖が廻っている。
『神者の杖(ルーラーワンド)』
支持者の数が増えれば増えるほど力を増す。 発動中は、夜巖の周りをくるくると黒い錫杖が廻っている。
これは周囲に仲間が存在していなくても、現状として支配下においている人数が正確にカウントされる。
ただし、結局のところ夜厳の把握している人数に左右されるので、こまめに組織をチェックしておく必要がある。
弱点は存在しなくなり不利な点はなくなる。しかし、デビルグラスとは異なり、身体能力の限界を超える動きは不可能。
能力の上昇は、あくまで人間の限界値を最高として設定されるらしい。そのため、戦闘能力ではデビルグラスがもっと強力となる。
発動時には、すべての能力がデフォルトで1.5倍になっていたらしいが、組織が拡大した今となっては、発動と同時に最高ランクの力が出せる状態にあり、初期能力値などに意味がなく なっている。
特別不利に働く欠点は存在しないが、第六解放までを行なうこと事態が困難である。
ただし、結局のところ夜厳の把握している人数に左右されるので、こまめに組織をチェックしておく必要がある。
弱点は存在しなくなり不利な点はなくなる。しかし、デビルグラスとは異なり、身体能力の限界を超える動きは不可能。
能力の上昇は、あくまで人間の限界値を最高として設定されるらしい。そのため、戦闘能力ではデビルグラスがもっと強力となる。
発動時には、すべての能力がデフォルトで1.5倍になっていたらしいが、組織が拡大した今となっては、発動と同時に最高ランクの力が出せる状態にあり、初期能力値などに意味がなく なっている。
特別不利に働く欠点は存在しないが、第六解放までを行なうこと事態が困難である。
第七能力
『法神の域(ジャッジメント)』
空間掌握系の能力。
決定するのはルールと罰則。ただし、ルール、罰則そのものが直接的に命を脅かすものであってはならない。
また、ルールと罰則はある程度のバランスが取れていなければならない。
このルールと罰則は、必ず口に出して宣言しなければならない。また、効果が及ぶのは夜識から半径20メートル以内にいる人物で、なおかつルールと罰則を聞かせなければならない。聞逃していたり、そもそも耳栓などで聞かないようにしていた場合は発動しない。
もし対象者が一人もいない場合は単に不発で終わるが、一人でも入れば能力は発動する。
『法神の域(ジャッジメント)』
空間掌握系の能力。
決定するのはルールと罰則。ただし、ルール、罰則そのものが直接的に命を脅かすものであってはならない。
また、ルールと罰則はある程度のバランスが取れていなければならない。
このルールと罰則は、必ず口に出して宣言しなければならない。また、効果が及ぶのは夜識から半径20メートル以内にいる人物で、なおかつルールと罰則を聞かせなければならない。聞逃していたり、そもそも耳栓などで聞かないようにしていた場合は発動しない。
もし対象者が一人もいない場合は単に不発で終わるが、一人でも入れば能力は発動する。
宣言したルールは、夜識本人も順守しなければならない。
また、一度この効果をうければ、夜巌が能力を解除する(解除させられる)か、夜識から1km以上離れるかをすれば開放される。
けれど後者の場合、夜識が能力を解除していない限り、再度1km圏内に近づけば再びルールを守らなければいけなくなる。
ただし、対象者全員が1km以上離れた場合は、夜識の意志に関係なく効果が消える。
更に夜識側のリスクとして、全員に逃げられた場合はまた第一能力からやり直しというものがある。
また、一度この効果をうければ、夜巌が能力を解除する(解除させられる)か、夜識から1km以上離れるかをすれば開放される。
けれど後者の場合、夜識が能力を解除していない限り、再度1km圏内に近づけば再びルールを守らなければいけなくなる。
ただし、対象者全員が1km以上離れた場合は、夜識の意志に関係なく効果が消える。
更に夜識側のリスクとして、全員に逃げられた場合はまた第一能力からやり直しというものがある。
知られていない事実ではあるが、夜識以外でも、最初の効果範囲(25m以内)にいて、なおかつこの能力の効果を受けた人物であれば、夜識と同じく一つだけルールと罰則を設ける事ができる。
その為には、夜識の宣言から1分以内に宣言しなければならない。
その為には、夜識の宣言から1分以内に宣言しなければならない。
第八能力
『人神の夜(ミッドナイトエンディング)』
空間創造系の能力。
発動すると、夜巖が対象と設定した人間全員が取り込まれる。取り込む人数に限りはないが、夜巖の視界に入っている必要がある。
『人神の夜(ミッドナイトエンディング)』
空間創造系の能力。
発動すると、夜巖が対象と設定した人間全員が取り込まれる。取り込む人数に限りはないが、夜巖の視界に入っている必要がある。
世界は双月が浮かぶ真夜中の世界。広さは無限だが、単純にループしているだけ。
この世界でのルールは単純だ。一切のミスティック、サイキック、近代兵器が否定される。というより世界の中に持ち込まれない。なお、近代科学の粋ともいえるサイボーグは、そのステータスを仮想シミュレーションによって人間に置き換えて取り込まれる。勿論、武装は解除した上で。
この世界でのルールは単純だ。一切のミスティック、サイキック、近代兵器が否定される。というより世界の中に持ち込まれない。なお、近代科学の粋ともいえるサイボーグは、そのステータスを仮想シミュレーションによって人間に置き換えて取り込まれる。勿論、武装は解除した上で。
槍や弓、剣などの古い武器は、全員の思うがままに想像し創造できる。言ってしまえばそれだけのバトルフィールドだ。
夜巖のステータスが上がるわけでもなく、相手のステータスを下げるわけでもない。単純に人間としての強さによって勝敗を決める戦場。それがミッドナイトエンディングだ。
夜巖のステータスが上がるわけでもなく、相手のステータスを下げるわけでもない。単純に人間としての強さによって勝敗を決める戦場。それがミッドナイトエンディングだ。
添付ファイル