正式名称〝Out Of Place Artifacts〟、略して〝オーパーツ〟、或いは単純にアーティファクトと呼ばれる。
世界的にも、超古代文明の遺産であり、現代に失われたオーバーテクノロジーの結晶だとされている。
その内容は、使い手と認められた者にのみ使用が可能となり、宝具と同じ物と考えられる。
ただし、この世界には効果の良し悪しはあれど、〝オーパーツ〟自体に悪性善性は存在しない。
これは、世界樹の存在しない世界に在って、マナが極限まで削減されていることが原因と思われ、マインドツールの意思も失われており、能力も本来ほどには発揮されない。
世界的にも、超古代文明の遺産であり、現代に失われたオーバーテクノロジーの結晶だとされている。
その内容は、使い手と認められた者にのみ使用が可能となり、宝具と同じ物と考えられる。
ただし、この世界には効果の良し悪しはあれど、〝オーパーツ〟自体に悪性善性は存在しない。
これは、世界樹の存在しない世界に在って、マナが極限まで削減されていることが原因と思われ、マインドツールの意思も失われており、能力も本来ほどには発揮されない。
オーパーツの使い手は〝ユーザー〟と呼ばれ、それぞれの〝ユーザーコード〟を所持し、それらを〝オーパーツ〟に認証させることで使用展開を可能とする。
〝オーパーツ〟は、この世界にわずかに存在するマナを吸収し、燃料として稼動するシステムだが、極端にマナの薄れた世界では、それぞれの〝オーパーツ〟の能力に合わせて限界時間が定められている。
これを超えると、空間湾曲と呼ばれる次元断層の裂け目が発生し、周囲二メートルあまりの空間を飲み込んで消滅するという現象が発生する。
更に、このときに〝オーパーツ〟とパスのようなものが結ばれている使い手は、どれほど〝オーパーツ〟から離れようとも共に消滅してしまう。
この現象は、マナの枯渇に伴って空間が食われているのだと推測されるが、そもそもこの世界では、マナの研究は発展途上であり、属性が存在することも解明されておらず、〝オーパーツ〟を稼動させる固有元素は〝エーテル〟と呼ばれている。
〝オーパーツ〟は、この世界にわずかに存在するマナを吸収し、燃料として稼動するシステムだが、極端にマナの薄れた世界では、それぞれの〝オーパーツ〟の能力に合わせて限界時間が定められている。
これを超えると、空間湾曲と呼ばれる次元断層の裂け目が発生し、周囲二メートルあまりの空間を飲み込んで消滅するという現象が発生する。
更に、このときに〝オーパーツ〟とパスのようなものが結ばれている使い手は、どれほど〝オーパーツ〟から離れようとも共に消滅してしまう。
この現象は、マナの枯渇に伴って空間が食われているのだと推測されるが、そもそもこの世界では、マナの研究は発展途上であり、属性が存在することも解明されておらず、〝オーパーツ〟を稼動させる固有元素は〝エーテル〟と呼ばれている。
〝オーパーツ〟は、枯渇しているマナを補うため、展開されているあいだは常に〝ユーザー〟の生命力などを喰い続けている。
〝ユーザーコード〟を設定するのも、常時解放していては〝ユーザー〟自身がもたないため、コード認証を行なうまで〝オーパーツ〟を待機状態にして、休止させておく意味がある。
〝ユーザーコード〟を設定しない場合、肉体や精神の無事は保証できない。
〝ユーザーコード〟を設定するのも、常時解放していては〝ユーザー〟自身がもたないため、コード認証を行なうまで〝オーパーツ〟を待機状態にして、休止させておく意味がある。
〝ユーザーコード〟を設定しない場合、肉体や精神の無事は保証できない。
使用リスクに関しては、それぞれの装備によって異なるが、使用限界時間は能力の大小によって決定され、力や能力が常識を逸脱するものほど短い時間設定となっている。
因みに、一度〝オーパーツ〟を展開した場合、安全性の上でも二十四時間以内での連続使用は、心身共に多大な危険を強いるため避けねばならない。
実際、二十四時間以内に二度目の解放を試みて、空間に飲まれた使い手は、実に七割を超える。
これは、上位ランクの〝オーパーツ〟ほど数字が顕著に現れるようだ。
〝オーパーツ〟のランクは、全部でA~Gの七ランク、更に〝-〟〝無表記〟〝+〟〝++〟の四つに分けられ、最上位にSというランクが存在するらしいが、未確認の情報である。
因みに、一度〝オーパーツ〟を展開した場合、安全性の上でも二十四時間以内での連続使用は、心身共に多大な危険を強いるため避けねばならない。
実際、二十四時間以内に二度目の解放を試みて、空間に飲まれた使い手は、実に七割を超える。
これは、上位ランクの〝オーパーツ〟ほど数字が顕著に現れるようだ。
〝オーパーツ〟のランクは、全部でA~Gの七ランク、更に〝-〟〝無表記〟〝+〟〝++〟の四つに分けられ、最上位にSというランクが存在するらしいが、未確認の情報である。
あらゆる〝オーパーツ〟に言えることだが、使用を続けていると、徐々に理性というものが失われていく。
その影響は、やはりランクが高位の〝オーパーツ〟に顕著に現れる傾向が強い。
ただし、ここで言う理性を失うというのは、単純に狂人へと変質するという意味ではなく、痛覚や恐怖、躊躇い、心の痛みなどの機微が失われていくことを意味している。
既に〝ユーザー〟となって十年以上が経過していると云われる宿彌などは、今や恐怖や痛みという感覚が失われ、躊躇いもあまり感じないという。
現在は、かつての自分を演じるように生きているが、心の機微にも鈍くなっていることを自身で理解しており、知識や記憶では解る他者の戸惑いや憂いが、感情の中で処理できなくなった自分に嫌悪感を抱いている。
〝オーパーツ〟自体が、この世界でも希少な存在であるため、通常と定義することは難しいが、ランクD~G程度の物ならば、二十四時間に一回の制限の中で多様を控えれば、一生を通しても心が失われていくことはないと云われている。
ただし、やはり恐怖や痛みの感覚、躊躇いなどは真先に消滅するようで、心の機微が消えるのは最後のようだ。
唯一、肉体にオド(マナの貯蔵領域)を有するミスティックだけは、〝オーパーツ〟使用に対する精神異常の耐性が多少なり存在するが、それも過剰使用が可能というわけではない。
その影響は、やはりランクが高位の〝オーパーツ〟に顕著に現れる傾向が強い。
ただし、ここで言う理性を失うというのは、単純に狂人へと変質するという意味ではなく、痛覚や恐怖、躊躇い、心の痛みなどの機微が失われていくことを意味している。
既に〝ユーザー〟となって十年以上が経過していると云われる宿彌などは、今や恐怖や痛みという感覚が失われ、躊躇いもあまり感じないという。
現在は、かつての自分を演じるように生きているが、心の機微にも鈍くなっていることを自身で理解しており、知識や記憶では解る他者の戸惑いや憂いが、感情の中で処理できなくなった自分に嫌悪感を抱いている。
〝オーパーツ〟自体が、この世界でも希少な存在であるため、通常と定義することは難しいが、ランクD~G程度の物ならば、二十四時間に一回の制限の中で多様を控えれば、一生を通しても心が失われていくことはないと云われている。
ただし、やはり恐怖や痛みの感覚、躊躇いなどは真先に消滅するようで、心の機微が消えるのは最後のようだ。
唯一、肉体にオド(マナの貯蔵領域)を有するミスティックだけは、〝オーパーツ〟使用に対する精神異常の耐性が多少なり存在するが、それも過剰使用が可能というわけではない。